ハイカーホリックの介護日記~機能訓練指導員の一日~
体の衰えは筋肉の衰えです。筋肉を復活させる事に全力を尽くします。
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字面だけ読んだら、呪文かなんかのようですが、「虫こぶ」の名前です。知り合いから教わって、丁度、ブナの木がいっぱいある山に行くことになっていたので探してみたら、いっぱいありました。今まで同じ時期に何度も訪れている山なのに、これまでは全く気がつきませんでした。

「虫こぶ」とは「虫癭(ちゅうえい)」とも言い、ウィキペディアによりますと、「植物の内部に昆虫が卵を産み付けることによって、植物組織が異常な発達を起こしてできるこぶ状の突起のこと」とあります。ですから、ほとんどの虫こぶは見た目が気持ち悪いものが多いのですが、この「ブナハアカゲタマフシ」という虫こぶは、とってもキレイでした。

「虫こぶ」は特定の昆虫が、特定の樹木に作る場合がほとんどで、これはタマバエという昆虫が、ブナの若葉の表側に作ってできたものです。

また、ネーミングがとってもストレートです。「ブナ・ハ・アカゲ・タマ・フシ」、つまりブナの葉にできる、赤い毛玉状の、タマバエが作る玉状の虫こぶ、という意味です。大きさは様々ですが、大きいもので7~8mmくらいでしょうか。この虫こぶの中で、タマバエの幼虫が成長し、羽化して旅立った後には、地面に落下するそうです。

★ブナハアカゲタマフシ






★羽化して落下していたもの


穴が開いているのがわかります。

これまでの「虫こぶ」のイメージが一変するような、とってもキレイな玉でした。

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