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五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

冥王星

2015年07月14日 | 日々のつれづれに
冥王星に最接近=米探査機、航行9年半―詳細な姿解明に期待
冥王星、英語名はプルートー。
ギリシア神話ではハデスといい、冥府の神様です。
そこからつけられた惑星の名前が冥王星。
今はその大きさ(月よりも小さい)から、惑星ではなく準惑星というカテゴリーになっています。

さて、地球から50億キロもの距離を9年以上もかけてNASAの探査衛星ニューホライズンズが最接近しようとしています。
冥王星発見のいきさつはアイザック・アシモフの著作「未知の衛星X」に出てきます。

海王星発見の後、それらの惑星の動きから太陽系のさらに遠い所に道の惑星があるはず、という理論に基づいて探した結果見つけたといいます。
そのクライド・トンボーという今から85年前に見つけたアメリカの天文学者の遺灰を積んでいるんだそうですよ、この探査衛星は。

発見後、この星にPlutoという名前を付けたのが当時11歳の女の子と言いますから驚きです。
さらに冥王星の惑星記号がその名前から「PL」となっているのですが、冥王星発見に力を注いだローウェル天文台(トンボーはこの天文台で見つけました)の創設者パーシヴァル・ローウェルのイニシャルと同じなんですね。
なかなかのお話ではありますね。
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桃の話

2015年07月13日 | 日々のつれづれに
桃の発送を頼みに行きつけのお店に出かけました。

県外の人に送るのは今年三回目。
そこの親父さんからいろいろと話を聞きました。

長雨が続いていたので、露地ものの桃は落下が多く、そのために全体として品質はあまり良くない。
その中で、早めに採ったものの出荷がピークを迎えており、価格的には昨年を下回っている。
例年ならば旧盆の頃まで出荷が続くはずなのだが、上記のような理由で今年は早めに無くなってしまうと思う。

だから今が買う時期らしい、ということでした。

ちなみに、山梨県人は一般的に皮ごとかじるような硬い桃が好みで、売り場にも硬めのものが並べられています。
ですから県外への発送の場合には、翌日到着でもまだ硬いので、少し置いて適当な柔らかさになった時に食べるようにすすめているそうです。

細やかな気遣い...。

ただし、中には手元に届くことに「食べごろ」を迎えるものもあるようで、その辺りの情報は送る側から届けてあげる必要があるみたいですね。
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祭りの翌日に

2015年07月12日 | 日々のつれづれに
昨日の祭り当日も暑い日でしたが、本日も引き続き暑い日となりました。

午前八時半に、祭典会場に集合し、前日の片付けを行いました。
テントなどを片付け、紅白の垂れ幕を片付け、社までの道に張り巡らせたしめ飾りを片付け、祭典本部のテーブルやいすなどを片付けました。
時間は大したことはありませんが、暑い中の作業で汗びっしょりになりました。

午後からはたばこ組合の人が集まって、町内の美化活動、ありていに言ってしまえばゴミ拾いを行いました。
こちらも暑い中(何せ集合が午後二時!)の作業だったので結構大変でした。
例年祭りの翌日、という設定になっていますが、こんな暑い中では日時の見直しが必要かとも思いました。

まだ梅雨が明けたわけではないようで、台風も来ていることでもあり、また天気は下り坂になっていくみたいです。
早くスカッとした夏の到来が待ち望まれます。
でも猛暑だけは勘弁願いたいのですが。
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今年の祭りで

2015年07月11日 | 日々のつれづれに
地元のお祭りである「祇園祭典」が開催されました。

昨日のブログにも書いた通り、私は音響係り。
カメラは家において、パソコンだけを持って会場に行きました。

なので、写真はスマホで撮ったもの一枚きり。
社から運んできた神輿を会場に据え付けて祭りの無事を祈願しているシーンのみ。

音響係としての仕事は無事に終わりました。
難しかったのは隣町から参加していただいたヨサコイソーランの方々の時、預かった6枚のCDを入れ替えながら再生するところ。
他の音楽はすべてPC内に納めてあるので、iTunesで再生するだけですから簡単なのです。

その音楽ですが、iPodに入れておいた「割と」新しい音源が使えなくなってしまったので、今年は手持ちの古いCDからの再生のみ。
昨年を知る方にとっては若干違和感がある選曲だったかもしれません。
私としては、できるだけ夏向きだったりお祭り向きだったりの曲を選んだつもりだったのですが。

一部をご紹介しておきましょうか。
「これをお祭りでかけるか!」という声が聞こえてきそうですが、一言「かけるんです!」。

 夏の日の1993(class)
 思い出がいっぱい(H2O)
 八月の空へ翔べ(NSP)
 CHE.R.RY(YUI)
 彩(サザンオールスターズ)
 涙の海で抱かれたい(同上)
 夢中さ君に(チューリップ)
 夏休み(吉田拓郎)
 PRIDE(今井美樹)
 時代(中島みゆき)
 潮風のメロディ(南沙織)

エンディングでは、
 さよなら(オフコース)
 祭りのあと(吉田拓郎)
 いい日旅立ち(谷村新司)
 さよなら大好きな人(花*花)
 さよならをするために(ビリーバンバン)

以上、独りよがりの選曲でした、あはは。

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祭りの前夜

2015年07月10日 | 日々のつれづれに
明日は地元の夏祭り、祇園祭典。
心配された天気も、何とかもつのでは?ということで胸をなでおろしているところです。

私の担当は今年も音響係。
踊りやパフォーマンスのためのCD・テープなどをかけたり、それらの合間に夏用の(というかお祭りにふさわしい)音楽をかけ、連絡事項などを放送する仕事です。

今年一番の大事件は、iPodが壊れてしまったので、中に入れておいたお祭り用の様々な音源が使えなくなってしまったこと。
昨年、元のPCが壊れた時にiPodから復元しておけば良かったのですが、実はこれがけっこうな手間になるのです。

詳しくは書けませんが、フリーのソフトを使ってやってできないことは無いレベル。

仕方がないので、オリジナルのCDからもう一度新しいPCの中にあるiTunesにデータを入れることにしました。
こちらは時間との勝負。
結局すべて元通りというわけにはいきませんが、ある程度のものは完了。

祭囃子や子供向けの唱歌といったものは手元にCDなどないので、ネットからのダウンロードに頼るしかありません。
昨日から今日にかけてはほぼその仕事に追われました。
で、夕方までかかって何とか準備が整いました。

明日は朝から飾りつけの準備、午後からは神事をはさんで放送設備の点検をして本番に備えます。
午後3時から夜10時までの長丁場になります。
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長雨

2015年07月09日 | 日々のつれづれに
毎日毎日飽きずに雨が降りますねぇ。

今日も予報では午後は50%くらいと聞いていたのに、買い物に出かけたらすごいどしゃ降り。
目的地で車から降りるのをためらうくらいでした。

いつになく、3つの台風が日本近海にあり、それらが梅雨前線を刺激して、普通以上の雨を降らしているのでしょうか。
相乗効果というのかな?
あまり良い意味ではないような。

土曜日には地区のお祭りの祇園祭典がありますが、大丈夫かなあ。
何年に一回くらいは、雨で神輿の渡御が中止になることもあります。
やはり、7月の第二土曜日辺りはまだ梅雨が明ける時期ではないですから。

ここしばらく、庭の草取りをしていなかったので、だいぶ伸びてしまいました。
草取りしたいと思っていても、いつも雨降りだもんなあ。

アジサイの写真も撮ろう撮ろうと思っているうちに、盛りを過ぎてしまいそう。
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参院の合区問題

2015年07月08日 | 日々のつれづれに
8県知事が合区反対=参院選改革で議長に提言

本質的に見て、参院がどれだけその地方の意見を集約する機能を持つかという点をまずは考えなければいけないと思います。
地元地元と言い出すと、衆院と差が無くなり、二院制の面から見ても衆院のコピーと言われてしまうのが目に見えています。

それならば、参院は道州制のブロックに沿った比例代表の構成にして、その地域ごとの問題を検討するのを一義としたものにするのも手ですね。
であれば、定数は100名くらいで十分でしょう。

また、党派に偏らない見識を持った方もいらっしゃると思うから、そちらの方には上位20名くらいを当選させるというのはいかが?
当然全員無所属、なおかつ比例区への復活当選は無し。

このくらい大胆な選挙改革をやって欲しいものですね。
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CD-Rの劣化?

2015年07月07日 | 私のPC
音楽データをCD-Rに焼く必要があり、手持ちのCD-Rを出して作業を始めたのですが、「ブランクディスクに代えてください」というメッセージが連続で出て焼けません。

結局連続4枚失敗。

ディスク自体がブランクディスクなのは明らかなのに、PCがブランクだと認識しません。
前日までDVDを焼いていたPCなので、ドライブが壊れたとも思われず、結局CD-Rの問題だろうという結論になりました。
少し前に購入して、そのあたりにほおっておいたのがいけなかったのか。

仕方がないので新しいCD-Rを購入してきてやってみたところ、何の問題もなく焼くことができました。
やはりCD-Rに問題があったようです。

考えてみると、10枚組ですが、何かすごく安く購入したイメージがあります。
あえてここではメーカー名、取扱代理店名は記しませんが、ネットで調べたところ不良品をたくさん出すので有名な製品らしいです。
始めから書き込めないことも多く、書き込めてもすぐにエラーになってしまうことも多いとか。

「安物買いの銭失い」

CD-RでDVD-Rでも、ディスクは名前の通った会社の製品を購入した方が良さそうです。
残った6枚のディスクは使わないで、鳥よけに吊るそうかな?
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フォント埋め込み

2015年07月06日 | 私のPC
盆踊り大会のために人に頼んでA2サイズのポスター出力をしてもらったのですが、Wordの生データを渡したもので、一部のフォントが化けてしまいました。

ああ、うっかりしていた。

相手のPC環境によっては使用したフォントがないと別のフォントで出力されてしまうのです。
使ったのがポスターなどに良く使われるポピュラーなフォントでしたのですっかり油断していました。
自分のPCで使っているからといって、「どこにでもあると思うな文字フォント」ですね。

今回は専門の業者ではなかったので、こういうことが実際に起きてしまいました。

こういう時は埋め込みフォント付きのPDFを使うのが一般的です。
こうしておけば、そのファイルの中で使用しているフォントをデータとして持つことになり、どんなPC環境に持って行ってもオリジナルと同じ表現をしてくれます。
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ル・マンの本

2015年07月04日 | ミニカー
ミニカーのブログを書く際にはネット以外にもいろいろな文献を参考にして書くのですが、ことレースの内容になると資料を探すのがけっこう大変です。

そういう中で見つけたのが、2012年8月発行の「ル・マン24時間耐久レース」。

副題に"栄光の時代'70~79"とあるように、私の好きな年代をすっぽりとカバーしてくれる本です。
10年間のル・マン24時間レースに参加したクルマを取り上げカラー写真と共に紹介しています。

表紙も70年のガルフカラー・ポルシェ917Kで格好いいです。
予選5位、決勝はわずか22ラップ、エンジントラブルでリタイヤと結果はイマイチですが、70年代冒頭に衝撃を与えたクルマに間違いはありません。
モデルはブルム製。

本書では優勝したクルマ以外のクルマも詳しく取り上げているので、また新たな視点からレースやクルマ(ミニカー)を振り返ることができるのがいいですね。
例えば、先日書いた「1977年のアルピーヌ」で取り上げた色違いルノー16号車は、ブログでは単に記録集どおりに「一周目にリタイヤ」と書いてありますが、本書では「ミュルサンヌストリートを駆け下りているときにオイルパイプの1本に繋がったジョイント部が外れ、ミュルサンヌコーナーに差し掛かったときには、エンジンルームが猛烈な炎に包まれていた」という記事とともに、車体半分が黒こげになった16号車の写真が掲載されているのです。
うーん、もう少し早く手に入れていれば...。


1972年のレースでは、ヨーストがエントリーしたポルシェ908の記事が載っています。
前年優勝したポルシェ917があまりにも強すぎてルマンから締め出されてしまったポルシェですが、多くの「ポルシェ研究開発センター」社員の協力で亡き、ジョー・シファートが1968年に搭乗したクルマをレストアし、サーキットに持ち込みました。

本書には、レース当日社員の半数が休暇を取ってフランスのサーキットに駆け付け60号車を見守ったとあります。
チーム名も「Siffert ATE Racing」。シファート好きの私からすると、涙なみだのエピソードであります。
モデルはスパーク製。

※別の資料には、シファート搭乗の31号車ではなく、総合3位に入った33号車だとする説もあります。


1974年のル・マンでは、3年目の挑戦になるシグマが日本の「ミスタール・マン」寺田陽次郎さんのドライブで走っています。
最後まで走り切ったものの、トラブルで規定周回数に到達せず、完走扱いになれなかったこのSIGMA MC74のロータリー車ですが、本書では大きく扱われています。

手元にあるビザール製のミニカーと並べて撮ってみました。
今まで何気なく見過ごしてきたミニカーの台座がル・マンのサーキットを模したものだということがよくわかりました。


1975年のル・マンで総合5位、クラス優勝したポルシェ911カレラRSR。
この年ポルシェのクルマは実に26台もエントリーしたのだそうです。
ルール改定で、1回の給油のたびに最低20周はしないといけないという制限と無関係ではないかもしれません。
結果として1975年のル・マンは予選最速タイム、レース中最速タイムとも70年代で最下位なのです。

グループ6や7好きの私なので、この手のミニカーはあまり買わないのですが、オークションで格安に出品されていたので、衝動的に飛び付いてしまいました。
その後、ドライバーとしてG.ヴァン・レネップがドライブしていたことを知りました。
何でこんなことをことさらに書くかというと、それは本ブログの最終節で。


1978年のレースで総合8位に入ったポルシェ935-78。
このグループ5のモンスターマシンには「モビーディック(巨鯨)」というニックネームが付いています。
ミュルサンヌの直線コースで時速336km/hを記録したこの怪物マシンでしたが、本番レースでは不運に襲われ、24時間のうち何と2時間46分もピットでの修理を余儀なくされ、クラス優勝すらできなかったのです。

本書のタイトルにもなった「不運のモビーディック」。
いつかブログで取り上げてみたいと思うマシンですね。
モデルはミニチャンプス製。


年鑑的な本なので、ブログを書く際に有用なデータもたくさん掲載されています。
リタイヤの理由、メーカー別出場台数、ドライバーの国籍や、年代別の走行データなど。
下記の写真は、各ドライバーの年別の記録です。

全ドライバー608名中、この10年間すべてに出走したのはたった4名。
72年から三連覇したマトラのアンリ・ペスカロロとポルシェ、ミラージュ、アルピーヌなどを乗り継いだデレク・ベルなどが目を引きます。

しかし、私が今回注目したのは先ほどご紹介したG.ヴァン・レネップ。
ル・マンは70年のポルシェ917K がデビュー戦でした。
このときはリタイヤでしたが、翌71年にはヘルムート・マルコと組み、マルティニカラーで有名なポルシェ917Kで見事初優勝を果たしています。

さらに翌72年はスウェーデン人ドライバー、ヨアヒム・ボニエと組んでローラT280で参戦。
しかしこのときは相棒のボニエが死亡事故を起こしたためリタイヤしてしまいました。

73年、ポルシェ911カレラRSRで総合5位(クラス優勝)。
74年、同じくポルシェ911カレラRSRで総合2位。
75年、三たびポルシェ911カレラRSRで総合5位(クラス優勝)。
そして76年、「ルマン・マエストロ」ジャッキー・イクスと組んでポルシェ936で総合優勝。

この1976年の優勝を最後にレネップはドライバーを引退してしまいます。
ですからこの70年代、彼はル・マンに七度しか出場していないにもかかわらず二度の優勝、そして総合5位以上の入賞を三回果たしたことになるのです。
引退当時34歳。
今のル・マンのドライバーからは考えられないくらい若くしての引退ですね。
モデルは左のポルシェ917Kがスパーク製、右のポルシェ936はトロフュー製です。
今回ご紹介したミニカーはすべて1/43スケール。

というわけで、色々な情報が手に入るこの本をご紹介しました。
オールカラー350ページ、発行元はSTUDIO TAC CREATIVEという会社。
モータースポーツ専門の出版社というわけではないようで、同社の販売リストを見ても、本書がとても唐突な感じすらします。

ちなみに、本の通販サイトで定価(5,000円)の半額で入手しました。
中古本とは思えない状態で満足です。
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カセットテープからPCへ

2015年07月03日 | 私のPC
最近来た仕事の依頼の一つ。
カセット・テープの音楽をデジタル化して、PCやMP3プレーヤーで聴きたいというもの。
町内には専門の業者さんがいるのですが、都合で対応できないので、ということで、私に話が回ってきました。

昔録りためたエアチェックの音楽などをデジタル化して音質が劣化しないようにしたい、などというニーズってあるんでしょうね。
今回の場合には、盆踊り大会で使う「炭坑節」とか「北海盆唄」、それに地元市川三郷町(さらには旧市川大門町)の盆踊りの歌などです。

ラジカセがあれば、そこからライン出力を取ってPCに入れることが可能かもしれないのですが、すでに我が家にはラジカセはありません。
いや、あるにはあるのですが、肝腎のカセット・プレーヤー部分が正常に動作しないのです。

仕方がないのでネットで調べたら、世の中には同じ悩みを持つ人が多いと見えて、カセット・プレーヤーの出力をPCで認識できるような形式に変換して取り込むデジタル機器がたくさんあることがわかりました。

で、結局その中から選んだのが写真に載せたサンワサプライ(懐かしい、その節はお世話になりました)のその名も「カセットテープ変換プレーヤー」。
PCのUSB端子からバス電力補給されて動作し、再生した音源をMP3、WAV、WMAにアナログデジタル変換してくれるというもの。

もちろん変換操作にはPCにインストールするソフトウエア「Cassette Mate」が必要になりますが、これは8cmのCDが附属されていました。
もう何年も8cmなんて使ったことが無く、最初はノートPCが認識しませんでした。
最終的には無事にインストールできましたが。

このソフトウエアの機能は結構便利で、複数曲の入ったテープを連続で流しても別トラックに分けてくれる機能(無音時間とレベルを設定可能)、ファイル中に埋め込むIDタグ情報の入力、録音の際のビットレートや音量の設定などもすることができます。

プレーヤー本体も、単三電池を二本入れれば、外でオートリバース機能搭載の携帯ステレオ・カセット・プレーヤーとして使用することもできるのです。
まあ、使うことはないでしょうが。

肝腎の価格ですが、この機種は色々なショップから販売されており、価格もそれぞれです(何でなのでしょう?)。
私はその中で、ほぼ中間値くらいのところの製品を購入しました。
ありていに言ってしまうと3,480円でした。

高いと思う人は型落ちのCDラジカセを買うと、テープからCDに変換してくれる機能付きのものがあるかもしれませんよ。


注意を一つ。
購入者のレビューを読みますと「安い割に良い性能!」と絶賛する人がいる反面「価格相応」とか中には「お金の無駄遣い」というものもあります。
内容を見ると、不良品も多く見受けられるようで、製品による当たり外れに泣かされる可能性が大きいかもしれません。
ちなみに「Made In C国」です。

とりあえず、盆踊りの曲は無事にデジタル化することができました。


私にも昔、山口百恵さんの引退コンサートをオープンリールで残してある音源がありますけど、これは素人では如何ともしがたいかなあ。
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「米露開戦」トム・クランシー

2015年07月01日 | 日々のつれづれに
少し前に買って積んでおいたトム・クランシーの遺作「米露開戦」(原題:COMMAND AUTHORITY、新潮文庫)全四巻を読了しました。

中古本を安く売る店がある昨今ですが、新作が出ると購入するのは今やクランシー作品だけ。
それにしても300ページ程度の文庫本が一冊630円(税別)。
四冊ではナント2千7百円を超えます。

いつの間に高くなったんだろう?
ブックオフが繁盛するはずです。

とはいえ、では面白くなかったかといえば流石に遺作だけあって(?)とても面白かったです。
ネタバレ防止の理由もあって、いつものように内容には触れませんが、ロシアのウクライナ侵攻を予言したとも言われている本作品なので(ネタバレじゃないか?いやいや帯に書かれているのでそうではないのでは?)。
最初の二巻がけっこう手強くて、次第に読むスピードが速くなり、最後は一気に読めてしまいます(少なくても私は)。

ただ、長いことクランシーの作品、それもジャックライアンものを読んできた読者でないと理解するのに難しい場面がたくさん出てきます。
ですから、事前に「クレムリンの枢機卿」「今そこにある危機」「レインボー・シックス」「デッド・オア・アライブ」などを先に読んでおく方がいいかもしれません。
その意味で敷居の高い本かもしれませんね(ジャックライアンものはそれが顕著かな?)

ちょっと気に入らないのがこのタイトル。
これまでも「日米開戦」や「米中開戦」等のタイトルが上梓されているので、その三番煎じを狙ったのでしょうがねぇ。
本書の原題の直訳は「指揮権」。
うーん、これもなあ...。

最後に朗報

クランシーの作品は今回の共同執筆者であるマーク・グリーニー(本には「with Mark Greaney」とあります)がこの後もジャックライアンものを書き続けていくようなので、楽しみは続きます。
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