五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

池宮彰一郎氏のこと

2007年05月09日 | 日々のつれづれに
脚本家であり作家でもある池宮彰一郎氏が6日亡くなりました。83歳。

このニュースは月曜日にウェブを見ていて知りました。実はこのとき私のバッグの中には、氏の小説家としてのデビュー作となった「四十七人の刺客」が入っていたのです。私が読む氏の作品としては「四十七人目の浪士」「義、我を美しく」につぐ3冊目のものでした。

氏が脚本家として自立したのは1952年ですから私が生まれるよりも早く、一方小説家としてのデビューは1992年、氏が69歳の時というのですから驚きです。
前出の2冊の作品を読んでも、言葉の端々まで作者の神経が行き届いていて、まさに「一言隻句をおろそかにしない」という言葉がぴったりの作品でした。それだけに今の「四十七人の刺客」にしても車内で軽く読み流すということができず、他の作品と比べ読む速度が極端に遅くなってしまうのは困り者です。読み終えた達成感・充実感を読者に強く感じさせる作風とでもいうのでしょうか。


GWが明けて

2007年05月07日 | 日々のつれづれに
今年のGWは9連休だったのですが、ある意味では充実した、言葉を変えるとイベントに追いまくられたGWだったかなと思います。本来ならばブログの主旨からいって毎日毎日できごとを書く予定だったのですが、ここで総括しておくことにしましょう。

28日(土)(前夜、東京からクルマで帰宅)
昼前に義弟家族(4人)が東京から来て、午後から甲府市小曲町にある観光イチゴ園でイチゴ狩り。ここ数年定例行事化している顔なじみのイチゴ園。午後3時過ぎにいったためか空いていて、ゆっくりと楽しむことができた。
その後、曽根丘陵公園(風土記の丘公園)に行き、二人の甥っこ(5歳、2歳)を遊ばせる。雨上がりというせいもあって遊具はほとんど貸しきり状態。思う存分楽しむことができたようだ。
夜は中学校時代の同級生数人と飲み会。ここ数年やっていない同級会の打合せ。例年ならば正月にやっているが、メンバーが固定化していることもあり、今年はお盆(8月)にやってみようということになった。

29日(祝)
中央市(旧玉穂町)で行われる「玉穂れんげ祭り」に行く。会場になった玉穂ふるさとふれあい広場付近は大渋滞。この日の目玉であるゲキレンジャー・ショーを見たあと、持参したおにぎり・サンドイッチでおなかを満たす。
子供たちが動物を見たいというので甲府市内にある市立動物園(入場料310円)に行く。象の水浴びを見たあとはレッサーパンダ(とても可愛い)、ペンギン、虎、ライオンなどの檻を見て歩く。二年前のサファリパークも良かったけれど、こんな近くでたくさんの動物を見ることができて良かった。
帰りに中央市(旧豊富村)にあるシルクの里公園に立ち寄る。特産品である繭(まゆ)を模した大きなエアードーム(二つの白い大きなエアードームの形から、地元では「おっぱい公園」と呼ばれている)の上で都会っこの子供たちが飛び跳ねるのをしばし見物。

30日(月)
義弟夫婦のリクエストで甲府市内にあるショッピングセンターに行く。彼らが買い物をしている間、甥っ子たちを店内の遊具で遊ばせる。
昼はみんなで石和町近くにある大きな回転寿司屋さんに行く。オーダーは液晶のタッチパネルで、注文品もおもちゃの列車で届けられる。新しい仕掛けに子供たちは大喜び。
甲府バイパスを東に走り、勝沼にあるJA直営のお店に立ち寄って山梨県物産の買い物をすませ、義弟家族と別れたその足で中央道に乗る。幸い渋滞にもあまり巻き込まれずに東京に戻ることができた。

1日(火)
午前中歯医者さんに行って虫歯の治療を受ける。
昼過ぎから家内と長女の3人で三鷹市にあるジブリの森美術館に行く(連休中のせいか、二日前でも予約が取れた)。大きなぬいぐるみの「猫バス」は別として、アニメーション製作に関するまじめな美術館、あるいは博物館、という印象を持った。野球の練習を終えた二男が途中で合流し、夕方までゆっくりと館内を見て歩く。粘土で作るクレイアニメの展示が面白かった。
この日は昼(三鷹駅近くのパスタのお店)と夜(荻窪駅西口近くの家庭料理のお店)外食になったが、連休ならではのことだ。

2日(水)
一日中マンションの部屋にいて、GW前半の疲れを癒す。考えてみると4日間外に出ずっぱりだったので、くたびれてしまうのも無理は無い。昔NHKで放送していたシャーロック・ホームズのテレビ番組のDVDをまとめて見る。
夕方、学校に行っていた長女の帰宅を待って再び山梨に帰る。甲府南のゲートを出たのは午後10時前だったが、八王子からの高速料金は半額だった。連休中は料金体系が違うのかわからないが、いずれにしろ大助かりである。

3日(祝)
午前中タバコの配送受け入れ(このためにわざわざ東京からいったん戻った)。連休中は普段売れないタバコがどっと売れたりする代わりに、常連客が来ないので全く動かない商品もある。
京都の長男が久しぶりに帰省してくるのを市川大門駅まで迎えに行く。社会人2年目の長男は少しやせたような気がする。家内がケーキを焼いて、5人そろって一日遅れの長男の誕生祝をする。ケーキに入れるフルーツがなくて、夜のコンビニを家内と探し回る羽目に。

4日(祝)
午前中、隣町の無人スタンドにトマトとキュウリを買いに行く。巨大なビニールハウスに隣接するこの店を知ってから、スーパーでの買い物ができないほど、新鮮さが違う。問題は人気が高いため、自販機にセットした直後に行かないと買いそびれてしまうこと。
午後甲斐市のバッティングセンターに二人の息子を置いて、響ヶ丘(旧双葉町)にあるショッピングセンターに出かける。メガネの安売り店で長女のメガネを購入したあと、5人で焼肉食べ放題の店で食事。

5日(祝)
早起きして再び東京へ移動。5人でカローラ・フィールダーは少々きつい。朝早く出たので渋滞には巻き込まれずにすんだ。談合坂で朝食。流行の「速弁」は発売時間が合わず残念。
昼から夜にかけて、阿佐ヶ谷の実家で過ごす。長女だけは課題の仕上げで家にカンヅメ状態。このあたりになるとだいぶ連休疲れがたまってくる。

6日(日)
朝から雨。どこに行く気も起きなくて、一日中家の中で録画しておいたビデオやDVDを見て過ごす。
京都に帰る長男を東京駅まで見送りに行く。ついでに新幹線改札近くの売店で、ここでしか買えない「東京ばなな、見ぃつけた」の黒ゴマバージョンを買う。
駅から外に出なければ入場券の扱いになるのか、私の定期つきSuicaは費用の発生は無し。ところが家内のPASMOは同じ駅から出ようとしたらエラーになってしまった。駅員さんに告げたら黙って出してくれたが、PASMO固有の不具合なのだろうか?(入場料金相当額は、最初に改札を通ったときに支払っている)