五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

ロックの日

2022年06月09日 | この一曲!

6月9日は「ロックの日」だとか。
ラジオを聞いていたら、そんなことを話してました。
で、リクエストが矢沢永吉さんの「ファンキーモンキーベイビー」。

私のロックの思い出は高校生時代、ずい分昔の話になりますが。

通学の電車の中で、同級生と深夜放送の話をするのが常でした。
英語の勉強と称して、ビルボードやキャッシュボックスのTop20などの曲を聴いてました。
そんな番組でよく聴いていたのが、ディープパープル、シカゴ、サンタナなどの様々なロックでした。

他にはイーグルス、チェイス、ショッキングブルー、CCR(クリーデンスクリアウォーターリバイバル)、ユーライアヒープなど、上げるとキリがありません。
レコードもたくさん持ってましたね。
今でも天井裏の箱の中にあるかもしれません。
プレーヤーやアンプはどうしたんだっけ?

今はネットで簡単にダウンロードして聴ける環境がありますが、レコードを聴こうと思ったら、それなりの準備をしなければなりません。
30センチのLP盤に針を下ろして、スピーカーから出てくる音を聴く瞬間の気持ちをもう一度味わいたいとは思いますが...。

それはともかく。

今日は「こむぎ」の体重測定の日。
結果は2,116グラム。
二週間前の前回測定と比べると、53グラムの増加でした。


「湖愁」と東京

2022年01月26日 | この一曲!

毎朝視ている朝ドラ「カムカムエヴリバディ」で、BGMとして松島アキラさんの「湖愁」が流れていました。
まあ、微かにですけれど...。

 かなしい恋のなきがらは
 そっと流そう泣かないで

著作権の問題もあって、ベタに歌詞を書くわけにはいかないみたい。
紹介するんだからいいんじゃないかとも思いますけどね。

番組で流れていたのは三番の歌詞だったでしょうか?
その中に、

 東京は遠いあの峰を
 越えてはるかな旅の空

というのがありまして。
私の好きな歌にはなぜか東京(あるいは都会)への憧憬を歌った歌が多い気がします。
だから「湖愁」が好き、というわけではありませんが。

話のついでに、東京を歌った歌で私の愛唱歌は、マイペースの「東京」、新川二郎さんの「東京の灯よいつまでも」、それにこの「湖愁」です。
ちなみに、太田裕美さんの「木綿のハンカチーフ」は、昔よく歌ったものですが、私の黒歴史ともいうべき苦い思い出のある曲なので、今は歌いません。

松島アキラさんが「湖愁」でデビューしたのが1961年9月といいますから、私の小学校一年生の時。
さすがにリアルタイムでは歌ってはおらず、懐メロの番組などで聞いて覚えたのでしょう。
同じような曲に、久保浩さんの「霧の中の少女」、井上ひろしさんの「雨に咲く花」、望月浩さんの「君にしびれて」などがあります(おや、みんなヒロシさんだ)。


葉山ツイスト

2021年04月22日 | この一曲!

まだカラオケで歌ったことはないのですが、今度機会があったら是非歌ってみたい唄のひとつです。

「葉山ツイスト」

ツイストのリズムに乗って、「キッスは目にして」のコニーさんが歌っているYoutubeの動画をよく見ています。
作ったのはあのクレージーケンバンドの横山剣さん。
ケンさんご自身も歌っていますね(彼が本家か?)。

 フェンダーミラーのセドリックでバイパスを飛ばそう
 葉山のシーサイドハウスでツイストパーティー

いいなあ!
コニーさんもケンさんの唄もいいのですが、ヒットパレーダーズという別府のバンドで、確かサンディさんという女性の方のヴォーカルが素敵です。

 バイタリスでスカっと決めてスカーフ巻いて
 軽いハンドルさばきでレーサー気取り、ゴー!

踊りもかっこいいし、ギターやサックスの方々も決まっています。
ぜひこちらは動画を探してみてください。

最後のリフレイン、「昭和へワープだ」が何とも言えずいいんですよね。

 昭和へワープだ
 昭和へワープだ


4時25,6分前

2020年11月13日 | この一曲!

今日は仕事を休んで二カ月に一度の定期検査の日。

富士川町の病院は、9月の時に比べるとずいぶんと人が多い印象を受けました。
検査結果は、前回とあまり変わらず、処方された薬の種類も同じ、でした。
「一般成人の基準外ではあるけれど、私の年齢を考慮するとギリギリ許容範囲内」というところだそうです。

メールのチェックをしながら、明日のテレビ会議用の資料を作成していた時、Youtubeで懐かしいMVを見つけました。
高校の時、よく聴いたChicagoというグループの「長い夜」という曲。
原題は「25 or 6 to 4」、直訳すると今回のタイトルの「4時25,6分前」ということになります。

Blood Sweat and TearsやChaseと同じブラスロックというジャンルのロックグループだったChicago。
デビューから三作連続で二枚組のアルバムを発表し、多くのヒット曲を出した同グループの中で初期の代表曲と言えば、この「長い夜」でしょうか。

夜が明けるのを待ちながら
言うべき言葉を探している
空に点滅する明かり
あきらめて目を閉じる

床に足を組んで座っている
今は4時25,6分前

詩の意味はいろいろと議論があって、ドラッグのことじゃないかという意見もあったみたいですが、受験生だった私は単純に徹夜勉強している我が身に置き換えて親近感を持った、という...。

ブラスロックの名前の通り、トロンボーン、トランペット、サックスのホーンセクションが特徴的な曲ですが、中間でテリー・キャスが弾くギターの音色が何とも良い感じで、繰り返しよく聴きましたね。
当時はMVなどはなく、レコードを聴くしかありませんでしたが(何度も来日したけどライブにも行けなかったし)、今は動画で、在りし日のテリーの演奏する姿を見ることができます。

Chicagoはその後メンバーの交代を繰り返し、曲調もずいぶんと変わってしまって、いつしか聴かなくなってしまいました。
今夜、久しぶりにアルバム収録版、そして二つのライブ収録版で連続視聴しました。
やはりいいなあ、「長い夜」。


落ち葉の季節

2020年10月13日 | この一曲!

大して実もつけないくせに、毎日葉っぱばかり落とす我が家の柿の木。
昨年もほとんど実をつけませんでしたが、今年も同様の「役立たず」です。

家内も私もそんなに柿好きではありませんが、採れないとさすがに腹が立ちます。
自分勝手なリクツ。

昨日の夕方、家内と二人で葉っぱを集めてきれいにしたのに、今日帰ってきたら昨日にも増して落ち葉が積もっていました。
柿の葉は、一枚が大きいので、たくさん落ちるとその「かさ」が半端ありません。
一枚いちまいは様々な模様があって、とても趣があります。
家内は「病気の葉っぱ」とミもフタもないことを言いますが...。

 病葉(わくらば)を今日も浮かべて
 街の谷 川は流れる

仲宗根美樹さんの唄を思い出します。
日曜日、カラオケに行ったんだけど、この唄を歌えばよかった、なんて思いました。

落ち葉(落葉、枯葉)にまつわる唄はけっこうありますね。

どうしてこんなに悲しいんだろう(吉田拓郎)
落ち葉の物語(ザ・タイガース)
終着駅(奥村チヨ)
色づく街(南沙織)

私のレパートリーから(笑)。


マモル・マヌーさんと「長い髪の少女」

2020年09月08日 | この一曲!

今日もいろんなことがありました。仕事でも、そして世の中のいろいろなところで。

自民党捜査選挙の告示が行われ、短期間の選挙に突入。
これが一番のニュースなのでしょうか。
もうほとんど勝負は決まっていて、あとはどちらがどれくらいの得票で2位になるか、が焦点らしいです。
ヘンな選挙だと思います。

某有名俳優が大麻を不法に持っていたとして逮捕されました。
つい先日までやっていたドラマ(家内も留守録して視ていました)にも重要な役どころで出演していました。
放送が終わるまで逮捕は待っていたのでしょうかね。
そこまで忖度するかなあ。

でも、個人的に一番のニュースは、ゴールデン・カップスのドラマーでありヴォーカルでもあったマモル・マヌーさんが亡くなったというニュースでしょうか。

実はここのところ、三日間ほどYoutubeで昔のグループサウンズ(GS)を視ていて、その中にマモル・マヌーさんが頻繁に登場していたものですから印象深かったのですね。
歌はもちろん「長い髪の少女」です。
デイヴ平尾さんとの「掛け合い」のような(失礼)ボーカルが何度も登場しました。

正直言うと、私はブルーコメッツ・タイガース・ワイルドワンズ系のGSが好きだったので、当時このような歌はあまり聴きませんでした。
初めて買ったレコード(ドーナツ盤)は「マリアの泉」です。
家内はタイガースの追っかけをしていたそうです(笑)。

ひと言お断りをしておくと、「このような」というのは、どのようなGSかというと、テンプターズ・ゴールデンカップス・シャープホークスみたいな感じでしょうか。
実は私の友人には、「このような」系のGSを聴いていた人間が多く、カラオケでも良くかかるので、本当に大人になってから聴くようになりました。
GS全集みたいなCD集を買ったりして、カーナビに入れて聴いたりもして...。

で、マモル・マヌーさん。

現役時代は知っていたのは名前だけ、実はドラムをたたいている姿もよく覚えておりません。
全員ハーフっぽい名前のメンバーの中でも印象的な名前でしたから覚えていた、くらいでしたが、Youtubeで視てからファンになりました。

大きな体ですっと立ったまま、目立つようなアクションも見せずに淡々と歌っている姿を思い出します。
もう、当時のお仲間もずいぶんとたくさん逝ってしまいましたね。
長い間ご苦労様でした。
ゆっくりとお休みください。

今度カラオケで歌う機会があったら「長い髪の少女」、久しぶりに歌わせてもらいます。


カラオケマイクとコロナウィルス

2020年03月15日 | この一曲!
今夜は、行きつけの飲み屋さんでの、月に一度の飲み会。
同級生やお店の常連さんなど、気の置けない人達との楽しい一夜なのですが、今回ばかりは少し思うところがあります。

それは、言わずと知れた新型コロナウィルス騒ぎ。
愛知県豊田市での飲食店(パブだったかな?)で感染者が座ったソファで従業員の女性が感染したケース、他人ごとではありません。

報道では、接客した従業員は感染せずに、ソファに座っただけの従業員の方が感染してしまったのだとか。
どうも、インフルエンザに罹患して病み上がりだったとの報道もあります。
一番悪いのは、感染者なのは言うまでもありませんがね、はい。

今回のウィルスは、特に高齢者と持病持ちの方は重篤になりやすいので「要注意」だそうです。
おいおい、それって私のことか?
まあ、もう少し年齢の高い方、でしょうか。

それでなくても、宴が盛り上がってくるとカラオケのマイクが回ってくる飲み会なのです。
毎回、数曲は歌うことが多いのですが、考えてみればカラオケマイクくらいアブナいものはないですよね。

何といっても他人が触ったマイクに触れるだけでなく、他人の飛沫に思いっきり近づいてしまう可能性があるのですから。
そうかといって、無碍に断るわけにはいきませんし。
歌う前におしぼりでさりげなく拭く、なんてこともしずらいかなあ、なんて思いますが、そんなこと言ってられないか。

まあ、今夜は気を付けて過ごしたいと思います。

光進丸

2018年04月03日 | この一曲!
加山さんのクルーザー火災 40時間超で鎮火 沈むおそれも

加山雄三さんの愛船(というのかどうか)である光進丸が失火、今日には無残に焼け焦げた姿になってしまいました。
原因はまだ不明なんだとか。


光進丸といえば、社会人になって間もなくある人(ここではあまり深く詮索しないこと!)からもらったカセット・テープの中に入っていた曲として思い出深い曲があります。
歌詞の中に、

 江ノ島、三崎、大島越えて新島、式根、三宅島まで

とか、

 御子元、石廊、遠州越えて 的矢、紀伊で黒潮にのる

とか、馴染みのない地名もあって、最初聴いたときは何を言っているのかわからなかった記憶があります(笑)。
こうして文字で書けば間違いようはありませんが。

自ら「相棒」と呼ぶ船を失くした悲しみの大きさは想像を絶するものではありましょうが、いつの日にか「光進丸四世」の姿を見られることをファンは願っておりますよ。

この一曲!君にしびれて[望月浩]

2017年06月08日 | この一曲!
Youtubeのいいところは、ある動画を見ると、関連する動画を次から次へとリストアップしてくれるところ。
時には、段々違う方向にずれて行ってしまうところもあるのですが、今回は昭和30年代の歌謡曲を聴いていたところ、望月浩さんの「君にしびれて」を見つけました。

望月浩さんといっても、知っている方は少なくなってしまったかもしれませんね。
かくいう私も、「君にしびれて」という歌を歌っている方くらいにしか存じ上げておりません。

叶修二さん(「素敵なやつ」でしょうかね、代表曲は)、川路英夫さん(こちらは「旨に飾ろう幸せを」かな)と並んで『アイドル三羽烏』といわれていたこともあるらしいのですよ。

ちなみに「光速エスパー(懐かしい!)」の主題歌も歌っていたとか。
このことは知りませんでした。
漫画では見たけれど、テレビアニメでは見ていません。

今回、望月浩さんをウィキペディアで調べたところ、こんな記述がありました(以下引用)。

1966年のビートルズの来日コンサートでは内田裕也、尾藤イサオ、ザ・ドリフターズらと共に前座を務め、ブルーコメッツをバックに「君にしびれて」を歌った。



さて、この「君にしびれて」、

周りにも知っている人はおらず、カラオケに行っても曲は無く。
さびしい思いでいたところ、先日行ったカラオケに置いてありました、「君にしびれて」。

はい、初めて歌いましたよ、この歌。
周りの人(同級生)はポカンとしていました。
少し年代が違うのかな?

ノリの良い曲なのですが、だれ一人知らない環境で歌うと、若干浮いた感じがするものですね(笑)。
今はオーディオ・プレーヤーに入れて、散歩の時に聴いています。

追記:
その後、公民館の役員をやっている知人(一歳上)が「君にしびれて」を知ってました。
なんだかすごくうれしいです。

この一曲!雨が空を捨てる日は[研ナオコ]

2016年10月13日 | この一曲!
昼前、同級生の葬儀(告別式)に出かけました。
斎場には十数人の同級生が集まって、故人のお見送りをしました。

彼の趣味は写真だったようで、いくつかの風景写真が飾ってありました。
元気ならばもっといろいろな作品を撮りたかっただろうに。
カメラの話もしたかった。

ちょっと気持ちが沈みます。
かといって騒がしい音楽を聴く気分ではないので、ライブラリから静かな音楽を探します。

「雨が空を捨てる日は」

中島みゆきさんの作詞・作曲であるこの曲は、もちろん彼女自体も歌っていますが、初めて聴いたのは研ナオコさんの唄でした。
研さんの唄は、原曲よりも若干歌謡曲っぽいですね。

 雨が空を捨てる日は
 忘れた昔が 戸を叩く
 忘れられない 優しさで
 車が着いたと 夢を告げる

 空は風色 ため息模様
 人待ち顔の 店じまい
 雨が空を 見限って
 あたしの心に のり換える

いつか歌ってみたいと思っていましたが、いつも行く居酒屋のカラオケにはこの曲が入っていません。

先日韮崎のとあるカラオケボックスにあるのを見つけて初めて歌ってみました。
が、中島みゆきさんのバージョンだったせいか、キーが違ってうまく歌えませんでした。

 雨が空を捨てる日は
 直しあきらめる 首飾り
 ひとつふたつと つなげても
 必ず終わりが見当たらない

 空は風色 ため息模様
 人待ち顔の 店じまい
 雨が空を 見限って
 あたしの心に 降りしきる

 空は風色 ため息模様
 人待ち顔の 店じまい
 雨が空を 見限って
 あたしの心に 降りしきる

Youtubeにはちあきなおみさんのバージョンもあって、こちらは研さんの唄よりもさらにド演歌な雰囲気があります。
が、このバージョンもなかなかいい感じでした。
色々な歌手が色々な味付けで歌える唄。

「雨が空を捨てる日は」

いつかまた挑戦してみたいと思います。

この一曲!黒いカバン[泉谷しげる]

2015年12月17日 | この一曲!
作詞家の岡本おさみさんが亡くなったそうです。

吉田拓郎とのコンビで名曲をたくさん産みだした岡本さんですが、泉谷しげるの歌う「黒いカバン」の作詞をしていたとは知りませんでした。
てっきり泉谷の即興で作ったものだとばかり思っていましたから。

受験生時代、深夜放送でこの曲を初めて聴いたときはぶっ飛びました。
冒頭に「こんなの歌じゃないんだから」みたいなセリフがあるのが驚きでした。
歌はそれ以上に驚きでしたが...。


いつもならここに詩を書くのですが、今回は止めておきます。
なぜって、「黒いカバン」は詩を読むものでは無くて泉谷の声を通して聴くものだから。

ですから、この曲ご存知の無い方は(そんな方はいらっしゃらないかもしれませんが)「黒いカバン」で検索して、Youtubeなどでお聴きください。


で、改めて聴き終えて「すごい作詞家だなあ」と思います。
もちろん「旅の宿」や「襟裳岬」もすごいですけど。

岡本さん作詞の拓郎の曲の中で一番好きなのは、いつかも書いたけど「祭りのあと」かな。
由紀さおりの歌う「ルームライト」も好きです。

最後になってしまいましたが岡本さんのご冥福をお祈りします。

※文中敬称略(岡本さん以外)

この一曲!流星[吉田拓郎]

2015年07月17日 | この一曲!
友人に頼まれて彼の高校のクラス会のムービーをつくっていたときのこと。
エンディングでクラスの名簿をロールで流すのですが、預かったエクセルの表を見ていて、その中に中学校の同級生の名前を見つけました。

残念ながら彼女は物故者の欄に載っていました。
そう、今年の二月に亡くなったばかりの同級生なのです。

長い間闘病中だった彼女は、私のブログを読んで還暦記念のクラス会に出席するのを楽しみにしていたのです。
私のブログの中に「この一曲!」を見つけ、私が吉田拓郎さんのファンだということを見つけて、メールを書いてくれました。
その中で自分の好きな曲の一つとして、この曲のことが書いてありました。

 たとえ僕がまちがっていても
 正直だった悲しさがあるから・・・流れていく
 静けさにまさる強さはなくて
 言葉の中では何を待てばいい・・・流れていく

 確かなことなど何もなく ただひたすらに君が好き
 夢はまぶしく木漏れ日透かす 少女の黒髪もどかしく
 君の欲しいものは何ですか


私の身の回りにもたくろうファンはいないのでうれしくて、「今度のクラス会の後のカラオケでたくろうを歌おう」って約束していたのに、ついおしゃべりに夢中でそのままになってしまいました。
今になって思うと、あのとき無理しても聴かせておけば(?)良かったと悔やむことになりました。
病が進んでいて、この先いつまた会えるかわからない状態だったのに。

 さりげない日々につまづいた僕は
 星を数える男になったよ・・・流れていく
 遠い人からの誘いはあでやかに
 だけどたずねさまよう風にも乗り遅れ・・・流れていく

 心をどこか忘れもの ただそれだけがつまはじき
 幸せだとは言わないが 不幸ぶるのはガラじゃない
 君の欲しいものは何ですか


今回、ムービーを作るにあたって、BGMで流す音楽を「制作者の特権」で選ぶのですが、さすがにこの曲は選べなかったなあ。
結局、無難な曲を選んでしまいましたが、この歌はもう少しカラオケで練習して、と思っています。
拓郎さん独特の「字余り」の歌詞なので、よく歌いこまないと歌詞を追いかけるのに精いっぱいになりますから。

 流れる星は今がきれいで ただそれだけに悲しくて
 流れる星はかすかに消える 思い出なんか残さないで
 君の欲しいものは何ですか
 僕の欲しかったものは何ですか

これからこの歌を歌うときは、必ず彼女のことを思い出しながら歌うことになるでしょう。
忘れられない曲になりました。

この一曲!岬めぐり[山本コータローとウィークエンド]

2014年11月08日 | この一曲!
今から34年前、会社のバス旅行で愛知県渥美半島の伊良湖(いらご)岬に出かけました。
旅行全体の企画を自分たちでやった関係で、車内で歌うための歌集も手作り、その中に私が入れた一曲がこの「岬めぐり」でした。

 あなたがいつか話してくれた
 岬を僕はたずねて来た
 二人で行くと約束したが
 今ではそれもかなわないこと

 岬めぐりのバスは走る
 窓に広がる青い海よ
 悲しみ深く胸に沈めたら
 この旅終えて街へ帰ろう

当時私は26歳、企画した20名の仲間の中に家内もいて、この二泊三日の旅行が結婚する(というかお付き合いを始める)きっかけになったともいえます。
それ以来、この「岬めぐり」は私にとっては思い出の曲のひとつになったわけで、今でもカラオケで歌うことがよくあるのです。

 幸せそうな人々たちと
 岬を回る一人で僕は
 砕ける波のあの激しさで
 あなたをもっと愛したかった

 岬めぐりのバスは走る
 僕はどうして生きてゆこう
 悲しみ深く胸に沈めたら
 この旅終えて街に帰ろう

今でもこの歌詞は覚えていて、スラスラと書くことができます(そんなことを自慢してどうする?)。
まあ、そのくらい親しみを感じている、ということで。

 岬めぐりのバスは走る
 窓に広がる青い海よ
 悲しみ深く胸に沈めたら
 この旅終えて街へ帰ろう

歌詞の内容は失恋っぽいですけどね。
山本厚太郎さん(作曲者の時は本名)の、せつないけれど明るいメロディに救われています。

女学生

2014年01月24日 | この一曲!
世の中には一曲だけヒットしてそのまま忘れ去られた歌手がいっぱいいます。
安達明という歌手もその中の一人。

 薄紫の藤棚の 下で歌ったアベ・マリア
 澄んだ瞳が美しく なぜか心に残ってる
 君はやさしい 君はやさしい女学生

公民館の役員会、二次会の流れの中で、一緒になってカラオケで歌いました。
いやあ、なつかしいなあ。

 セーラー服に朝霧が 流れていった丘の道
 赤いカバーのラケットを そっと小脇に抱えてた
 君は明るい 君は明るい女学生

安達明さんという歌手、最近(といっても2011年くらいに)亡くなったんですよね。
もう一度テレビで見たかったなあ、と思います。

 はるかな夢とあこがれを 友と二人で語った日
 胸いっぱいの幸せが その横顔に光ってた
 君はすてきな 君はステキな女学生


この一曲!祭りのあと[よしだたくろう]

2012年08月13日 | この一曲!
ロンドン五輪も終わってしまいましたね。

「ロンドン五輪まであと○日」なんて言っていた頃はずいぶんと先の話のような気がしていましたが、いざ開幕となると17日間があっという間に過ぎてしまったような気がします。

 祭りのあとの淋しさが いやでもやってくるのなら
 祭りのあとの淋しさは たとえば女でまぎらわし
 もう帰ろう もう帰ってしまおう
 寝静まった 街を抜けて

色々なドラマがおきて、いろいろな結末がありました。
泣いた人、笑った人。
たくさんの感動をもたらした大会は次のリオデジャネイロ大会までの4年間を過ごすことになります。
それぞれの選手たちは、またそれぞれの目標に向って歩みだしています。

 日々を慰安が吹き荒れて 帰ってゆける場所がない
 日々を慰安が吹き抜けて 死んでしまうに早すぎる
 もう笑おう もう笑ってしまおう
 昨日の夢は 冗談だったんだと

たくさん好きな歌があるよしだたくろう(吉田拓郎)さんですが、この歌も好きな曲のひとつです。
実は今年の夏祭りの最後にもこの曲を流したのですが、夏祭りというよりは一つのイベントが終わった区切りとして使いました。

※最近は「流星」という曲にハマッています。