五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

ミラージュ

2014年02月28日 | ミニカー
今回はフォードGT40やポルシェ917でル・マンを制したジャン・ワイヤーが作ったミラージュというレースカーを紹介します。

初代はフォードGT40の改造車(1967年)でしたが、ポルシェとの契約が切れた1972年に作ったものはグループ6というカテゴリーのプロトタイプ・カー(レース専用車)でした。
ミラージュのエンジンはフォード・コスワースDFV(3リッターV8)という当時のF1に使用されていたものでした。

ル・マン初挑戦は1973年、おなじみのガルフ・カラーに塗られた2台のミラージュM6は予選8位と9位の成績でしたが、決勝レースではともにリタイヤしてしまいました。
残念ながらミニカーは持っていません。

翌1974年、新しいミラージュGR7で挑戦し、予選3位と4位を獲得、うち1台が4位入賞を果たします。
このミニカーも探しているのですが見当たりません。
1972年から1974年までの3年間はフランスのマトラが三連覇を果たしたときで、ポルシェ、フェラーリといった大物が姿を消していることもあって、ミニカー自体もあまり種類が無く寂しい状況のようです。

1975年、ミラージュはさらに熟成させたGR8で三たびル・マンに挑戦し、見事に総合優勝を勝ち取ります。
それが冒頭の写真のクルマ、#11が優勝したジャッキー・イクスとデレク・ベルの運転によるもの、もう1台の#10はヴァン・シュパンとジャン=ピエール・ヤッソーのコンビで総合3位に入りました。
ガルフカラーが美しい2台は、陳列棚の中でも輝いています。
モデルはイクソ製、1/43スケール。

ただし、このときにジョン・ワイヤーがチームを率いていたのかは定かではありません。
スポンサーのガルフ・オイルではこの優勝を記念して(だと思いますが)同社の最高級エンジン・オイルに「MIRAGE」の名前をかぶせています。

1976年、ディフェンディング・チャンピオンとなったミラージュを待ち受けていたものはポルシェやルノーなどのターボ・エンジンのクルマでした。
前年に引き続いて3リッターV8エンジンでの参戦となったミラージュGR8は#10が総合2位、#11が5位に終わりました。

ちなみにこの年優勝したのはポルシェ936です。
この年のクルマはスポンサーが変わったのでガルフカラーではなくなりました。少し残念。
モデルはスパーク製、1/43スケール。

1977年、ル・マンはルノー対ポルシェのターボ対決となります。
ミラージュもルノーからエンジンの供給を受けて参加しますが、2台のうち1台(#10)が総合2位に入りました。

GR8のボディはスポンサーは変わらないものの、ルノーの影響を受けたカラーリングになっているのが興味深いです。
一応アメリカのチームということになっていますが、ほとんどフランスのレースカーの雰囲気ですよね。
4台出場したルノーのファクトリー・チームのバックアップの位置づけだったのでしょうか。
モデルはスパーク製、1/43スケール。

ミラージュはこの後、1978年と1979年にもル・マンに挑戦しますが、1978年の10位以外はすべてリタイヤという結果に終わりました。成績がぱっとしないからなのか、両年のモデルとも目にしていません。

次回はルノーを取り上げてみたいと思います。

PDFファイルの編集

2014年02月27日 | 私のPC
大学から急ぎの用事といって、PDFファイルが送られてきました。
3月で契約している仕事が終わるので、その後のことなどについてのアンケートのような、まあ調査用紙みたいなものです。

「すぐに記入してファイルで送り返してほしい、現物は今度大学に来るときに持参してください。」

ということでしたが、こういう場合どのようにして送り返すのがスマートなのか?

1)PDFを編集できるツールを使ってPDFに直接書き込む
2)PDFをワードファイルに変換して文字入力後、再度PDF変換する
3)PDFを出力して手書き入力した後で、スキャナで画像にしてからPDF変換する
4)PDFの元になったワードファイルを送ってもらう

残念ながら1)の目的にかなうソフトは持っていません。
2)の機能は手持ちのソフトで試してみましたが、変換がうまくいかず修正に手間取ることが判明しボツに
元のワードファイルをうまく作っておかないと、変換がスムーズにいかないらしいです。
4)は先方にワードファイルの存在の有無を確認する手間があったりで、急ぎの場合には現実的ではない

ということで、少し原始的ながら3)の方法を取ることにしました。
スキャナ機能付きのプリンタは持っているし、画像からPDFに変換するソフトは先日手に入れたばかりなので、返信用のPDFは簡単に作れました。

よく考えると、署名のところに捺印をする必要があったので、当面この方法しかなかったですね。
カラー画像でスキャナしたため、若干ファイルサイズは大きくなりましたが、実用上問題ない解像度で仕上げることができました。
それにしてもPDF変換ツールを購入しておいてよかった。

のし紙印刷

2014年02月26日 | 私のPC
3月2日の敬老会の準備に追われています。

25日の夜には公民館の役員が集まって招待者を含む出席人数、当日の役割分担、事前準備の予定などの最終確認を行いました。
で、主事の私の仕事は、当日配る紅白まんじゅうとお弁当に貼るのし紙の印刷。

先任の主事からの依頼で、朝から早速作業に取り掛かりました。
といっても、パワポ(PowerPoint)を使えばどうということのない作業です。

のし紙のサイズ(21.3×10センチメートル)の用紙設定を行い、「寿」の文字と公民館名をそれぞれ適当な位置に配置して試し印刷、バランスの調整を行ったら、のし紙をセットして本印刷に入ります。

ちなみに、写真の「寿」は《HG羽衣M》というフォントで80P、公民館名は《HGP白洲太楷書体》で20Pで印刷しました。

その数合計で実に375枚。
プリンタのインク残量を確認しながら何回かに分けて実行し、無事印刷が完了しました。

これを袋に入れて担当の副館長さん宅に届けました。
おまんじゅうとお弁当への貼り付けは業者さんにお願いすることになります。
数が数だけに実際の貼り付け作業は大変でしょうね。


ひとつ追記しておきます。

先ほど使用ソフトはパワポと書きましたが、実際には互換ソフトを使っているので厳密にはパワポではありません。
限りなくパワポの機能に近い、あるソフトとだけ言っておきましょう。
この手の仕事にはパワポが最適です。

PC購入の相談

2014年02月25日 | 私のPC
仕事関係で最近知り合った方のところで、パソコン購入の相談を受けました。

こういうの、難しいですね。
相手の方のパソコンスキルも知らないし、また私自身が最新のPC情報に通じているわけでもありませんから、そこにあったショップのチラシなどを見ながら、どのようなパソコンを買うべきかのアドバイスをさせていただきました。

今使っているのがWindowsXpということもあり、OSのバージョンから来る買い替えの要望とともに、4月に迫った消費税増税も念頭にあるのだと思います。
ポイントはずばり、最新OSのWindows8.1のパソコンを購入するかどうか。

一般論からいえば最新のOSにすることにためらいはないはずなのですが、Windows8やWindows8.1はユーザーインタフェースがずいぶん変わってしまっているので、長年Xpを使い続けてきた方には戸惑う点が多いと思うのです。

まずWindows8から始まったライセンス認証の問題、それもネットワークを使えない環境での電話による認証方法を執らなければならない場合の複雑さ、さらにカメラが趣味で画像処理ソフトを多用するということなので、そちらのバージョンとも合わせて考えなければなりません。

それやこれやを考えるとひとつ前(厳密にいうと二つ前)のWindows7のPCでも、とも思いました(ショップのチラシにも目玉商品で掲載されておりました)。

今回は小手調べみたいな相談でしたが、もう少しするとまた相談の電話がかかってくるかもしれません。

付け加えて言うと、消費増税前だからといってあわててPCを買う必要はないと思います。
確かに増税分3パーセントは少ない金額ではないかもしれませんが、4月以降に発表される新製品は、今の冬モデルよりも性能がいいことは間違いないでしょうし、「増税特需」で売れ残った旧モデルのPCは必ずや今よりは安くなっているでしょうから。

そういえば我が家にも壊れかけて、買い替えなければいけないノートPCがあることを思い出しました。
こちらもそろそろ考えなければなりません。トン死してからでは手遅れですね。

PDF作成ツール

2014年02月24日 | 私のPC
仕事でドキュメントのPDF化を頼まれました。

スキャナで複数の画像ファイルを作り、それをPDFに変換して、ホームページに掲載するというもの。
作るファイルは全部で11種類、それぞれが8ページモノのドキュメントです。

以前使っていたPDF変換ソフトのバージョンアップ版の案内が先日から来ていて、半額くらいで購入できるというのでダウンロード版を申し込みました。
ダウンロードしてユーザ登録すればすぐに使い始められるという手早さ、この手のソフトは使い方はどこも大体同じなので、マニュアルは見なくても(というかどこにあるのか探そうともしないで)使えてしまうのが良いところ。

以前このブログでも紹介したPDF作成の無料ツールを使うことも一瞬考えたのですが、何となく挙動がおかしいので使用するのは止めてしまっていました。
無料だからといって、インストール時にツールバーをセットしたり、IEのトップページを変更したり、他にもよくわからないツールをセットアップしようとしたりするものには、できる限り近づかない方が無難です。
やはり、只より恐ろしいものは無いことを知るべきかな。

無料ソフトだからといってひとくくりにすべてが悪いというわけではありません。
が、インストールする前にネットでその評判を調べてからにした方が良い、ということを記しておきます。

で、肝心の仕事の方は、というと、とりあえず2つのファイル(16ページ分)を作り、ホームページに仮に置いてみました。
依頼者の方にメールでURLを連絡して確認していただき、良ければ残りを仕上げるつもりです。

富士山の日

2014年02月23日 | 日々のつれづれに
2月23日は語呂合わせで「富士山の日」。県内各地で富士山にちなんだ各種のイベントを盛大に行う予定でした。

が、例の大雪でたくさんのイベントが中止に追い込まれてしまいました。
会場周辺の道路事情はまだ完全に回復していないし、駐車場などの確保もままならないところもあるでしょうからある程度仕方のないことだと思います。
肝心の富士山も今日は姿を見せませんでした(写真もありません)。

地元・市川三郷町で行う予定だったイベントも中止となり、私は自分が所属する団体の定期総会に出かけました。
甲府の私立大学をお借りしての総会でしたが、7階の会場から見渡すキャンパスにはまだ雪がたくさん残っていました。

総会が無事終了し、近くでお昼を食べた後、例の修理依頼をしていたノートPCを受け取りに南アルプス市に向かいましたが、その途中の道路にはまだまだ雪を積み重ねたものが大量に残っており、道幅も随分狭くなっているところが何か所かありました。
正直言って、地元の方が道路の雪かきは格段に進んでいると思いました。


今朝の天気予報ではけっこう暖かく、晴れの一日が続くといったような予報でしたが、夜になってからは雪が舞うようになりました。
まさか先日のように積もることは無いと思いますが、一寸雪を見るとトラウマになってしまう感じがしますね。
そういえば、甲府市内にもガレージが雪に潰されているところが何か所かそのままでありました。

もう雪はたくさんです。

ハードディスクドライブの救済

2014年02月22日 | 私のPC
知り合いの方のノートPCが起動しなくなったことは先日ブログに書きましたが、本日修理を依頼していた友人から連絡がありました。

残念ながらハードディスクドライブ(HDD)は物理的に壊れていて救済できず、中のデータ(膨大な写真データが入っていたそうです)は取り出すことができなかったそうです。

いや、厳密にいうとしかるべき工房かあるいはメーカーに送って処理していただけば何とかなる可能性もあるそうなのですが、そのためにはン十万円ほどもかかりそうなので、その旨知人に連絡してあきらめてもらうことにしました。

カメラを趣味としているその持ち主にしてみれば、簡単にはアキラメられないことかもしれませんが、パソコンを所有していると誰しも一度や二度はこういう目に合うものだと思います。

現在、私のパソコン(ノートPC)も同様のリスクを抱えているわけで、写真データだけは自動的にクラウドにバックアップを取る設定になっているものの、文書データを中心にノートPCにしか存在しないデータもけっこうあります。
今のうちに、データのバックアップ先を用意しておいた方がよさそうです。

今は外付けのHDDもけっこう安価に用意できるので、HDDにコピーを置くことを第一に考えたいと思います。

クラウドは...。
うーん、一時的な置き場としてならまだしも、やはり安全なバックアップ先として考えるにはイマイチでしょうかねぇ。

ベランダ修理の見積もり

2014年02月21日 | 日々のつれづれに
依頼していたベランダ修理の見積もりのために、業者さんが下見にやって来ました。
ここで出してもらった見積もりと共に火災共済の会社に損害補償の申告を行うのです。

先日の大雪のために、業者さんには多くの修理依頼がきているそうで、知り合いのサッシ屋さんへ電話したタイミングが良かったのか、その中では割と早めに見にきてもらったことになるようです。
ベランダに上がると業者さんは手早く寸法を測り、壊れている部分を確認して、およそ30分ほどで下見が終わりました。


やはり、屋根だけでなく、支柱自体も大きく曲がってしまっているので、全面的に取り替え工事をしなければならないようです。
今回のような雪が降っても大丈夫なように、耐雪構造にすることに加え、二種類の屋根材用の見積もりを提出していただくようにお願いしました。

肝心の火災共済の会社の方も、今猛烈に忙しいらしく、「雪が解ける頃には(見に行ける)」というような状態なので、修理自体がいつ始まるのかはまだ未定ですが、業者さんのアドバイスに従って、ぶらぶらになっている屋根材や支柱の固定をおこないました。

スペシャル・パッケージ

2014年02月20日 | ミニカー
ミニカーのスペシャル・パッケージというのは、名前の通り特別な箱に収めたミニカーのセットのことを言います。
ギフト・ボックスともいうようです。

2台あるいは3台のクルマがそろって良い成績を収めたような場合に、それを記念してひとつの箱にまとめたものが販売されます。
当然のことながら比較的高価であり、発売個数も「限定○○○個」というような売り方をするようです。
したがって、発売時に予約するなどして購入しないと手に入らず、また中古品市場にもなかなか出て来ないし、出たとしても手の届かないほどの値段の場合も多いのです。

ここ数年でそういったル・マン24時間レース関係のスペシャル・パッケージをいくつか手に入れました。
何個かはすでにご紹介しているものもありますが、今回はまだブログに書いてないものを二つご紹介したいと思います。

まずは1989年のル・マンで優勝したザウバーC9メルセデス。
シルバー・アローのレースカーが1952年以来久しぶりにル・マンの表彰台に立ちました。

3台エントリーしたC9のうち、63号車が優勝し、5周遅れの2位には61号車、そして62号車が5位に入りました。
箱の表書きにも「1-2-5」と書いてある通り、3台すべてが優勝を含む入賞、いや37年ぶりに優勝したことの記念モデルなんだろうと思います。

このセットは友人に依頼してオークションで入手してもらいました。
当初は1位と2位のモデルがあれば自分的にはOKだったのですが、結果的にはセットの方が割安で入手することができました。
入手後にアンテナの部品が欠品していることが見つかり、友人には先方との交渉などお手数をかけてしまいました。

モデルは先日ミニカーからの撤退を表明したhpiRacing製、1/43スケール。

もう1セットは、2002年のル・マンで1-2-3フィニッシュを達成したアウディR8の3台セット。
同一チーム同一ドライバーでの三連覇という離れ業で、しかもカーナンバー通りの1、2、3と並んでのゴールでした。
ただし、周回数は同一ではなく、2位はトップから1周遅れ、3位は同じく3周遅れのゴールでした。

パッケージもゴール・シーンをそのまま再現したもので、3台のアウディが写真の通りに配置されています。

実はこのセット、当初は購入する予定はありませんでした。
1位と2位のミニカーは入手済みで、3位のものを探していたのですがなかなか見つからずにいたところ、あるオークションの出品者の方からこのセットの情報をいただいて、購入することができたのです。
結果的に2台のミニカーがカブることになってしまったのですが、とにもかくにも表彰台の3台を揃えることができました。

オークションの出品者と落札者という関係だけでなく、こんな情報のやりとりもすることができるという新しい発見があったセットとなりました。
モデルはミニチャンプス製、1/43スケール。

以前のブログにも書きましたが、これらのスペシャル・パッケージのミニカーは、他のミニカーのように陳列棚に並べて飾ることができません。
ですからせっかく集めたミニカーですが、バラして飾るわけにもいかず、ほとんど部屋の隅でほこりをかぶって積んであります。
この状況を何とかしたいのですが、いい知恵はないものでしょうか?

雪の影響

2014年02月19日 | 日々のつれづれに
ここのところ、どうしてもテーマが雪の話になってしまいますが、今回も雪の話ですみません。

先日「市川三郷なび」というサイトを立ち上げた話をしました。
このサイトを使って、スマホを持って市川三郷町内を散策するイベントを企画したのですが、折からの大雪で町内のいたるところに雪の山、23日(日)に予定していたイベントは中止せざるを得なくなりました。

もうひとつ、明日21日に群馬県前橋市で、今回のICT街づくり事業の報告会があり、私もそこに参加する予定でいたのですが、こちらの方も山梨県・群馬両県とも災害特別本部が設置され雪害対策をしている最中なので報告会は中止(延期)になりました。

大学での定例会も交通事情等により中止と、今週予定されていたスケジュールはことごとく無くなってしまい、空いた時間はもっぱら雪かきに費やすことになったのです。

家の前の通行はほとんど支障がないまでになりました。
しかし、次男によると、いつもは15分くらいで着ける会社までの道のりが、今日も50分くらいかかったそうで、幹線道路の渋滞はまだまだ解消されないままのようです。

とにかく、道路沿いに積み上げられている雪の山がなくならない限り、本当の「正常」にはもどりそうもありませんね。

十年目に突入

2014年02月18日 | 日々のつれづれに
2005年2月18日。
今から10年前の今日、記念すべき(?)「五十の手習い足払い」がスタートしました。

以来、今日で1984本目。
大体年平均200本くらい書いている計算になります。

この間、五人の家族はバラバラに暮らし、今でも三か所に分かれての生活になっています。
離れて暮らしている長男と長女もそれぞれ、時には読んでくれているのでしょうかね?

ブログを始めた時、私は50歳。
ということで何気なくつけたこのタイトルですが、今年還暦を迎える私にとって、五十代はあと二か月足らずでしかありません。
60歳になったらタイトルをどうしよう?

と、ひと頃は思っていましたが、10年も続けてきたこのタイトルにも愛着があり、還暦を過ぎてもこのまま行くことにしています。
ですから堂々の年齢詐称!
まあ、ご容赦ください。

久しぶりに街中を歩いてみました。
大雪のせいでクルマが出せる状態ではないこと、駐輪場もかいた雪の置き場になっていて自転車を乗り出すこともできないので仕方なく。
町の他の箇所がどのようになっているか、まったくわからなかったせいもありますが。

歩いてみて、今更ながら雪の多さに驚かされます。
自分の家の近くにもまだまだ残っているのですが、他の通りにもまだ重機が入っていて除雪作業を行っていました。

銀行の駐輪場の支柱が折れている。
知り合いのタバコ屋さんの自販機の上にかかっている屋根が壊れている。
樋が外れている家がある。
信号機が完全に下を向いてしまっている。
本通りの街灯が途中から折れている。
カーポートが壊れている(幸いにもクルマは下敷きにはなっていない)。

などなど、ちょっと歩いただけでも色々な被害を見ることができました。
他にも雪の重みでシャッターが開かないなどという話も聞きました。

地震などとは比べるべくもないのかもしれませんが、被害は甚大なものがあります。
やっと鉄道やバス、高速道路などが通るようになって、山梨は陸の孤島から解放されつつあります。
しかし、本当の被害が明らかになってくるのはこれからかもしれません。

陸の孤島・山梨

2014年02月17日 | 日々のつれづれに
陸の孤島となった山梨県。
中にいる自分たちのとっては、なかなかその実感がありませんが、コンビニとかスーパーに行くと食料品の棚が空っぽで、「ああ、外界と遮断されているんだ」という気持ちになります。

朝から近くのスーパーとホームセンターを回って食料品と長靴とスコップを買ってきました。
開店直後に行きましたが青物野菜やパン類はほとんどなし、カップラーメンやお菓子などを買ってきましたが、すぐになくなりそうな雰囲気でした。

「パンが無いなら作ろう!」と思ったものの強力粉だけでなくホットケーキ・ミックスのようなものもほとんど売り切れ状態、誰しも同じことを考えるものです。

連日の雪かきで古い長靴が水漏れ(というのか?)を起こしていたのと、家内が「もう少し小さめのスコップが欲しい」ということで向かったホームセンターでは、開店前でしたが店長さんが店に入れてくれ、準備段階の売り場で運よく並べ始めた長靴を購入することができました。
家内の手に合いそうな小さな鉄製のスコップも数本あり、こちらもゲット。

雪が降って数日たつと、固くなった雪を割るのにはプラスチックのものではダメ、アルミのスコップもありますが大きすぎて振り回すのに大変なので、ちょうど良いサイズのものを購入することができました。

家に帰ってさっそく表に出て昨日の雪かきの続き。
勝手口から表に続く庭とか、店の前に残った雪の後片付け、向かいの家(どなたも住んでいません)の前に積もった雪の除去などをして一日が終わりました。

さすがに腰にきましたねぇ。
今夜はゆっくりと休みたいと思います。

ブログとかFacebookとかを見て、何人かからお見舞いのメッセージをいただきました。
ありがとうございました。
今夜、たまたまベランダにいた奥さんがつぶれた屋根の下敷きになって死亡した、というニュースを見て、あらためて危ない処だったという気持ちを持ちました。

今日、火災共済の会社から連絡があり、復旧に向けての相談をしました。
まあ、雪が消えてからのことになりますが、とりあえず第一歩。

雪かきの一日

2014年02月16日 | 日々のつれづれに
大雪から一夜明けた朝、山梨県は快晴。
絶好の雪かき日和となりました。

おりしも日曜日、二週続けての休日の雪かきとなりましたが、幸い雪が柔らかだったせいで午後3時くらいには写真のようにクルマが普通に通行できる状態まで回復しました。

しかし、こうなるまでには大変なこともありました。
深い轍(わだち)の中でクルマが底をこすってスタックしてしまい、近所の人たちで何度か救出する場面がありました。

中にはひどいドライバーもいて、近くの駐車場に行くからと言って、ノーマルタイヤで雪の中に乗り出してきた人もいました。
案の定、轍を外した瞬間に立ち往生してしまいました。
よほどあせっていたせいなのか、そういう人に限って助けてもらったお礼もしないで立ち去るんですよね。

強い日差しのせいか、積もった雪の「かさ」もずいぶん小さくなったような気がします。
あまりいじらないでそのままにしておいた方が返っていいのかもしれません。

ベランダが

2014年02月15日 | 日々のつれづれに
朝方、ドスンという音に目覚めてみると、南側のベランダが写真のような有様になっていました。

おそらく屋根に降り積もった積雪(おそらく1メートル以上はあったものと思われます)が滑り落ちてベランダの屋根を直撃して破壊してしまったのでしょう。


外から見ると雪の滑った跡がくっきりと残っています。
庭の駐輪場(鉄のフレームにビニール・シートをかけたもの)の方ばかり気を取られていて、まさかベランダが壊されるとは思ってもみませんでした。
いやいや、雪はコワイです。

永く山梨で暮らしていてこんなに積雪があったのは初めて。
それもそのはず120年の歴史がある甲府気象台始まって以来の積雪量なのだそうです。
山梨のベランダもこんな積雪は想定外だったのでしょうね。

雪はやっと止み、陽が出てきました。
急速に雪は解けると思いますが、家の周りでいろいろ壊れているんじゃないかと心配しています(まだ見に行くこともできない)。

両隣の家も、樋(とい)が壊れたり庇(ひさし)がゆがんだりと、色々な被害が出ているようです。
後遺症はまだまだひきずりそうな感じですね。

塩カルの威力

2014年02月14日 | 日々のつれづれに
山梨県では先日も40センチを超える積雪があったというのに、また今日もそれ以上の積雪がありました。
というより、現時点(午後10時過ぎ)ではまだ降り続いています。
甲府は68センチ、富士吉田が98センチだそうで、山梨県は豪雪地帯の仲間入りをしそうな勢いです。

天気予報が明日は雨に変わるといっているので、それに望みをつないでいますが、そうでなければまた雪かきをしなければならないので、暗い気持ちで床につかなければなりません。
電子フィギュアの結果も気にはなるところですが...。

それはそうと、昨日ホームセンターで塩カル(塩化カルシウム)の袋(25キログラム、1980円)を買ってきました。
で、雪が降る前に家の前や、横の細い路地にまいておきました。

こうしておくと路面の凍結を防ぎ、少しの雪ならば融かしてしまう、まことにありがたい話なのですが、今回の大雪にはさすがに敵わず、あたりは雪に覆われてしまいました。
それでもまかなかったところとの差は顕著で、もう少したくさんまいておけばと思わないでもありません。

この塩カル、先日の積雪の直後にはあっという間に店頭から姿を消してしまい、その後の中央道の閉鎖のおかげで、いつ入荷するかもわからない状況だったのです。
昨日やっと手に入れました。

その性格上、湿気に弱く(すぐ固まってしまう)、管理は大変ですが実績はお墨付き。
ただし、金属を腐食させるので、クルマの下回りの洗車は必須なのです。