用事があって、お寺の近くに行きました。
お寺の近くの道路が工事中、お寺のお墓の中でも二か所で作業中、こちらは新しいお墓を断てているような様子でした。
このあたりのお盆(旧盆)は8月15日。
どちらも、それに間に合わせるように工事をしているようでした。
15年前の今頃、我が家でも母の墓を急ぎで作ってもらっていたことを思い出しました。
亡くなる一週間ほど前に、母が私に両親(私の祖父母)が入っている墓ではなく、小さくてもいいから別の墓を建ててそこに入りたいという相談を受けました。
祖父母の墓はすでに弟が墓守となっていて、他家に嫁いだことのある自分が同じ墓に入るのをはばかったのかどうか、今となっては知る由もありませんが、軽い冗談で言っているのではないことを知った私は「うん、いいよ」と約束の返事をしました。
まさかそれから一週間ばかりで母が亡くなってしまうとは...。
母の葬儀が終わるとすぐにお寺へ行き、場所の確保をしてから懇意にしていた石材屋さん行って「急な話で申し訳ないが」とお願いをしました。
幸い、盆前の忙しい時期にもかかわらず請け負っていただき、四十九日の納骨に間に合わせるように手配していただきました。
そんなわけで新盆の直前に新しい墓が出来上がり、無事に納骨を済ませることができました。
墓の裏には本来私が建てたことを記すのでしょうが、上記のようないきさつもあったので母が生前に建てたことにしてあります。
母の名前には母の意志を込めた。
盆の時期、墓に彫られた母の名前を見るたびに、そんなことを思い出します。
お寺の近くの道路が工事中、お寺のお墓の中でも二か所で作業中、こちらは新しいお墓を断てているような様子でした。
このあたりのお盆(旧盆)は8月15日。
どちらも、それに間に合わせるように工事をしているようでした。
15年前の今頃、我が家でも母の墓を急ぎで作ってもらっていたことを思い出しました。
亡くなる一週間ほど前に、母が私に両親(私の祖父母)が入っている墓ではなく、小さくてもいいから別の墓を建ててそこに入りたいという相談を受けました。
祖父母の墓はすでに弟が墓守となっていて、他家に嫁いだことのある自分が同じ墓に入るのをはばかったのかどうか、今となっては知る由もありませんが、軽い冗談で言っているのではないことを知った私は「うん、いいよ」と約束の返事をしました。
まさかそれから一週間ばかりで母が亡くなってしまうとは...。
母の葬儀が終わるとすぐにお寺へ行き、場所の確保をしてから懇意にしていた石材屋さん行って「急な話で申し訳ないが」とお願いをしました。
幸い、盆前の忙しい時期にもかかわらず請け負っていただき、四十九日の納骨に間に合わせるように手配していただきました。
そんなわけで新盆の直前に新しい墓が出来上がり、無事に納骨を済ませることができました。
墓の裏には本来私が建てたことを記すのでしょうが、上記のようないきさつもあったので母が生前に建てたことにしてあります。
母の名前には母の意志を込めた。
盆の時期、墓に彫られた母の名前を見るたびに、そんなことを思い出します。