五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

病室の住人たち

2005年09月30日 | 一病息災
私が検査入院している部屋はよくある四人部屋です。シーツ交換のとき開く以外は閉ざされたままの薄いカーテンで仕切られています。

看護士の呼ぶ声で名前は知ることができるものの、入院患者同士の会話はまったくといっていいほどなく、顔すら満足に合わせることもありません。
似たような病気で入院している患者どうし、会話の内容はどうしても病気のことになりがちですから話したくはないのでしょう。

それでも、医者との会話、看護士との会話、家族との会話を聞いていると、だいたいの状況はわかります。狭い病室の中ですから、会話は筒抜けです。

向かいのKさんは何度も手術・入院を繰り返している方で、今回の手術の経過が良かったと見えて、昨日退院しました。
変わりに別の部屋から移ってきたTさんは、声から察するに私より若い方のようで、これから手術になるらしく、退院までには1ヶ月ほどかかるとか。

となりの重役タイプのNさんは手術したばかりで点滴中、「退院したら寿司を食いたい」と奥さんに言っています。お孫さんが高校受験で、奥さんと娘さん(お嬢さんのお母さんかな?)と三人で色々な高校の品定めをしています。

斜め向かいのおじいさんはベッドに寝たきりで、オムツの交換に来る看護士さんとは仲が良いものの、「早く帰りたい」と主治医にはあれこれわがままを言い続けています。



最近の病院では

2005年09月29日 | 一病息災
検査入院も3日目を迎えてやっと病院のシステムにも慣れてきた感じがします。

以前の入院時(約十年前)と違うのは、医療機材などは当然として、その他の細々としたこと、例えば入院患者はベッドを離れる時には、顔写真付きのカードを首からかけるのですが、そこには名前しか記載されておらず、こうしたものにつきものの生年月日とか血液型などの記述はありません。
これらの情報は患者IDのバーコードを読み取ることで容易にわかるからでもあり、個人情報の流出防止の上からも大切なことなのでしょう。

採血や機械での診断の際には必ず自分自身で名前を言うように促されます。これも個人を特定し取り違えを防ぐための方法のようです。


エコー検査時に体にゼリーのようなものを塗るとき、あるいはレントゲン検査で器具に体を密着させるとき、技師や看護士が我々の体に触れますが、こうしたときも必ず「体にさわりますよ」と声をかけます。
これらはセクハラ防止のためなんでしょうね。



検査入院始まる

2005年09月28日 | 一病息災
ほぼ十年ぶりに入院しました。一週間の検査入院とはいえ、外界と遮断された生活をすることに変わりはありません。

以前の入院の時と違うのは、携帯電話の普及によって公衆電話を使わなくても簡単に連絡できるようになったこと。もちろん医療機器に影響があるので、病室では使えませんが、場所さえ選べばこのようにモバイルでブログに書き込むこともできるのです。

私の場合、これまでの既往症と今回人間ドックで見つかった病気の双方をこの機会に調べてしまおう、ということらしいので検査項目が多くなるようです。主治医の話では、入院期間は若干延びるかもしれない、とのこと。
これまでに出された食事も、カロリー制限されている割にはそれほど寂しいものではなくひと安心、すき腹をかかえていなくても良さそうです。

差額ベッド代2,100円の四人部屋にはカード式の液晶テレビカシオ製)が備え付けてありますが、野球もつまらないし、夜はスペシャル番組ばかりなので見ることはありません。
携帯オーディオプレイヤーGigabeat とナンクロ雑誌、それに義弟が差し入れてくれた二冊の本「となり町戦争」「さおだけ屋はなぜ潰れないか」が当面の相手です。


がんばれ!駿高野球部:秋の県大会ベスト4進出ならず

2005年09月25日 | がんばれ!駿高野球部
秋季関東高校野球大会山梨県大会6日目、駿台甲府は準々決勝で塩山高校と戦い、2-11で敗れ、ベスト4進出はなりませんでした。

○準々決勝
駿台甲府 010 010 0| 2:望月浩-鶴田
塩山   205 004 X|11

1回裏、塩山の4番・平井君の2点本塁打で先制を許した駿台甲府は、2回表に鶴田君が左中間二塁打を放ち、捕逸で三進した後、犠飛で1点を返しました。
しかし3回裏、四球を足場に安打やエラーなどで5点を失い、大量リードを許してしまいました。
5回表、左前打の反田君を三塁において、望月浩平君が三遊間を破って、1点を返しましたが、6回裏に犠飛と本塁打でさらに4点を失い、敗れてしまいました。
二男は7番右翼で出場し、2打数ノーヒットでした。

県大会に駿台甲府の応援に来てくださった皆様に、この場を借りてお礼申し上げます。
秋の県大会3試合を戦い、選手それぞれの課題やチームとして不足しているものなどが明らかになってきたような気がします。今後の練習などで問題点を解決して、次の大会に向けて戦力を充実していってほしいと思います。

その他の準々決勝の試合の結果です。(10月2日・準決勝、9日・決勝の予定です)

■準々決勝
帝京第三 5X-4 富士学苑(延長10回)
東海甲府 11-4 甲府商業(8回コールド)

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駿台甲府は来月8,9日、一年生大会の地区大会に出場します。

がんばれ!駿高野球部:秋の県大会ベスト8決定!

2005年09月23日 | がんばれ!駿高野球部
秋季関東高校野球大会山梨県大会5日目、真夏日になったこの日、駿台甲府は3回戦で日川高校と戦い、3-0で勝ち、ベスト8に進出するとともに、来年春の大会のシード権を獲得しました。

○3回戦
駿台甲府 102 000 000|3:望月浩-鶴田
日川   000 000 000|0

駿台甲府は1回表、先頭の志村君が中前打で出塁すると植田君がバントで送り、捕逸で三進したあと、鶴田君が二塁に内野安打を打って先制しました。
さらに3回表、二死から高城君・鶴田君が連続安打で出塁し、この試合5番に入った一瀬健君が三塁線を破る二塁打を打って2点を追加しました。

先発の望月浩平君は、気合の入った投球でこの3点を守り、前回の市川戦に続き日川打線を無失点に抑え、駿台甲府は秋の大会5年ぶりにベスト8入りを果たしました。
二男は7番右翼で出場し、4打数ノーヒットでした。

その他の3回戦と準々決勝の試合の結果です。

○3回戦
塩山   4-3 都留
富士学苑 3-1 日本航空
帝京第三 5-3 甲府工業
甲府商業 5-2 日大明誠
東海甲府 20-1 上野原(5回コールド)

○準々決勝
大月短大 5-0 甲府城西

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駿台甲府は25日(日)9時、緑ヶ丘球場の第1試合で塩山高校と対戦します。

検査入院

2005年09月22日 | 一病息災
検査入院をすることになりました。人間ドックのエコーから始まって、CT、MRIとかかりましたが病名が特定できず、一週間の病院入りです。
ものごころ付いてからの入院はこれで3回目。うっすらと記憶があるものも他に1,2回あるのですが、この年になっての入院は、また別の感慨を覚えます。

入院まであと4日、いろいろなものを用意し始めました。
着替え、洗面用具、タオル、スリッパ、電気カミソリなど...。
パソコンの持込はたぶんだめだろうから、ブログの更新は携帯電話を使ってのものになります。ACアダプタを忘れないようにしないと。

それと、ナンクロ。知ってます?ナンクロ。正式名は「ナンバークロスワード」というのかな。普通のクロスワードのヒントがない代わりに、白いマスすべてに番号が振られているヤツです。

先月家内と倉敷まで新幹線の旅をしたときに、たまたま買ったナンクロの雑誌にはまってしまって、ここのところ暇さえあれば(ほとんどありませんが)クロスワードを解いています。
家族で外食に出かけたときも、待っている間、本のページをばらして、みんなに鉛筆を持たせて...。

入院中、どうせ暇だろうから、一冊まるまるやってしまう覚悟でいますが、果たして。

がんばれ!駿高野球部:秋季県大会の結果[9/19]

2005年09月20日 | がんばれ!駿高野球部
三連休の最終日、秋季関東高校野球大会山梨県大会の2回戦6試合と3回戦2試合が行われました。
シード校の山梨学院大附属が3回戦で甲府城西に敗れる波乱がありました。トーナメント表の左側、Aパートでは、シード校2チームが早々に敗れて本命なき大混戦。一方Bパートでは、シード校が順当に勝ち残っており、これにノーシードの甲府工業、甲府商業などの強豪校がからんで、こちらも混戦のまま、後半戦に突入します。


○2回戦
甲府工   8-1 甲府東(7回コールド)
甲府商   7-4 巨摩
帝京第三  5-0 石和
日大明誠  8-0 富士北稜(7回コールド)
上野原   7-6 甲府南   
東海大甲府 25-0 山梨農林(5回コールド)

○3回戦
大月短大附 4-3 甲府一
甲府城西  7-6 山梨学院附

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駿台甲府は23日(金)9時、小瀬球場の第1試合で夏の大会に敗れた日川高校と対戦します。

疲れた三連休

2005年09月19日 | 日々のつれづれに
初日、早起きして羽田から空路北海道へ。札幌で行われた父母会の懇親会に出席後、東京にとんぼ返り。夜8時半羽田着。東京の家について、休むまもなくクルマを運転して山梨の実家へ移動。ETC初の深夜割引の適用を受ける。3割引で少しうれしい。

二日目、二男の野球の試合のため、甲府市内の球場へ。応援の甲斐あって強豪チームに快勝し、長旅の疲れが少し回復。球場で次の対戦相手の試合を見ながら弁当を食べる。午後、学校のグランドに戻るが、文化祭をやっていて部室が使えず、しばらく待たされる。夕方、久しぶりに全員そろった家族にて夕食。一度家に戻った後、家内と深夜スーパーに買出し。

三日目、午前中グランドで二男の練習を見る。前日バザー会場になっていた部室の整頓。午後は親戚のおばさんのお見舞いに行った後、家内と買い物に出かける。夜9時半過ぎに娘と山梨を出発したが、中央道/環八は大渋滞。へとへとになって東京の家にたどり着く。

がんばれ!駿高野球部:初戦快勝

2005年09月18日 | がんばれ!駿高野球部
秋季関東高校野球大会山梨県大会3日目、駿台甲府は地区シード校の市川と戦い、6-0で勝ち、3回戦に進みました。

○2回戦
駿台甲府 001 001 400|6:望月浩-鶴田
市川   000 000 000|0

駿台甲府は3回表、一死から志村君が内野安打で出塁すると有賀君が送り、高城君が右翼線に二塁打を打って先制しました。
さらに6回表、二死一三塁から植田君が右前打を打って2-0とすると、7回表には無死二三塁から有賀君が2ランスクイズを決め(記録は安打)、さらに二死から返田君のタイムリー二塁打などでさらに2点を追加し、勝利を決定的なものにしました。
先発の望月浩平君は、3安打2四球の好投で市川打線を抑え、バックも無失策で守り立てて、秋の大会初戦を勝利で飾りました。
二男は6番右翼で出場し、3打数2安打(1打点)でした。

その他の2回戦の試合の結果です。
日川   1-0 吉田
都留   5-4 甲府昭和(延長10回)
塩山   10-0 北杜  (5回コールド)
日本航空 15-0 山梨園芸(5回コールド)
富士学苑 4-2 峡南

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駿台甲府は23日(金)9時、小瀬球場の第1試合で夏の大会に敗れた日川高校と対戦します。駿台甲府としては何としても夏の雪辱を果たしたいところです。

帰りもまた大混雑

2005年09月17日 | 日々のつれづれに
北海道地区の懇談会は無事終わり、私はプログラム最後の個別懇談が終わるのもそこそこに、東京に帰るため帰路につきました。
帰りはわかりずらい地下鉄を避け、ホテルの前からタクシーで札幌駅に直行しました。
タクシーの運転手さんがとても親切で、短い乗車の間に大通り公園や時計台などを案内しながら走ってくれました。

新千歳空港も大混雑。なにしろ600人近い数の人が乗り込むんですからね。
さあ羽田までしばし空の旅。

短い旅でも、おみやげの数は普通、いやいつも以上だなあ。



札幌の懇親会場に到着

2005年09月17日 | 日々のつれづれに
新千歳空港には20分遅れで無事に着きました。千歳は曇り空で、気温は20度以下だとか。
札幌まではJR北海道の何とかライナー(1,040円。ネットで調べた時は810円て出ていたんだけどおかしいな、間違えたかな?)という快速電車に乗り、札幌駅から市営地下鉄・東豊線に乗り換えました。こちらの料金は200円。
この乗り換えが大変!案内板にしたがって駅ビルのお菓子売り場や百均ショップの中を駆け抜けましたが、本当に正しい道順だったのかしら?
とにかく、豊水すすきの駅という果物の名前のような駅で下車し、目指すホテルにほぼ時間どおり着きました。風が強く雨が舞ってきました。

父母会の懇親会場となるホテルでは、全道からお集まりいただいた9組13名のご父兄に対し、父母会長・学部長の挨拶で始まり、昼食を一ご緒して懇談しながら、二人の教務主任の先生から学業履修や就職活動状況についての説明を受け、その後個別面談を行うことになります。

私は支部長として司会のようなものを担当することになるのでしょうが、果たして。



羽田は満員!

2005年09月17日 | 日々のつれづれに
中央線、山手線、モノレールと順調に乗り継いで羽田第2ターミナルに到着。自動発券機(というのかどうか)で予約しておいた航空券も無事手に入れました。

三連休の初日ですね。出発ロビーも搭乗口も大混雑。ここで羽田限定の「空弁」を買いました。姫松花堂弁当(焼魚)、680円。定刻より少し遅れて搭乗開始。


札幌へ日帰りの旅

2005年09月17日 | 日々のつれづれに
長男の学校の父母会の関係で北海道まで行くことになりました。当初は一泊してゆっくりと北の国の味覚を堪能してくるはずが、二男の野球試合(秋の県大会)と重なり、日帰りの旅となりました。

6時前の阿佐ヶ谷駅はラッシュ時と違い、ご覧のとおり静かなものです。ホームには鳩も歩いていました。
もっとも、東京行きの各駅停車の車内は本数が少ないせいか、あるいは連休初日のせいなのか、けっこう混んでいて新宿までは立ち通しでした。



内視鏡検査

2005年09月14日 | 一病息災
今年2度目の内視鏡検査を受けました。
いつもお願いしている病院での検査なので、慣れたものです。(毎月薬をもらいに行くので、看護婦さんともすっかり顔なじみ)

筋肉を緩める注射、胃の中をきれいにする薬、チューブがのどを通りやすくするためにのどの中を麻痺させるスプレイ、といつものようにすませて検査台の上に上がりました。

診ていただく院長先生は内視鏡操作がとてもうまくて、それに検査中「今、○○○を診ています」「あとどのくらいの時間です」ということを常に話してくれますので、苦しまないであっという間に終わってしまうような感じです。
私の場合は十二指腸の中まで診ていただくので時間がかかるのですが、文字どおりあっという間に終わります。
(内視鏡検査については、ほかの病院でも何人もの先生に診てもらっており、その中でもここの先生がピカイチ!)

ここでちょっと余談です。

検査結果を待っている間、院長先生は、後から来たジンマシンが出た患者さん(男子高校生)を診ていましたが、思いのほか重症と見えて、「専門医に診てもらいなさい」といって患者さんの家の近くの皮膚科病院への紹介状を書き、その病院に電話をして相手の先生に話をしてあげ、最後に会計のところにいって「向こうでもとられるんだから、うちのはサービスでいいから」とお金を取りませんでした。

へーえ、こんな先生もいるんだな、と思っていたら診察室に呼ばれました。
幸い、私の食道・胃・十二指腸には何の問題もない、ということを丁寧に説明していただいて安心しました。ただしばらくはまだ投薬が続きます。

普天王のブログ

2005年09月13日 | 日々のつれづれに
現役大相撲力士、小結・普天王(ふてんおう)関のブログ「現役力士「普天王」どすこい大相撲日記」 を見ました。
現役力士が自分のブログに自分の言葉で毎日をつづっているのは、非常に珍しいですが、これを読むと、いまどきの青年の言葉でありながら、実に素直で、良い性格の青年であることが伺えます。

いやあ、それにしても初日(9/4)に横綱・朝青龍を破ったときは、館内を舞う座布団がすごかったですよね。
このブログへの書き込みもすさまじかった。コメントが800件を超し(私も書かせてもらいました)、そのすべてに目を通しているんだそうで、なかなか見上げたもんですね。

残念ながら三日目に土がついてしまいましたが、その敗戦の弁も良し。残りの取り組みがんばってくださいね、応援しています。