五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

この一曲!なごり雪[イルカ]

2009年04月30日 | この一曲!
言わずと知れたイルカさんの曲です。
作ったのは正やん(伊勢正三さん)

 汽車を待つ君の横で僕は時計を気にしている
 季節外れの雪が降っている

 東京で降る雪はこれが最後ねと
 さみしそうに君がつぶやく

有名な曲ですし、「別れ」を強くイメージさせる歌なので
いろいろな映画やテレビドラマなどに使われているんでしょうが、
私は映画「幸せの黄色いハンカチ」の中で
桃井かおりさんが歌うシーンが印象的です。

 なごり雪も降る時を知り
 ふざけ過ぎた季節の中で

 今、春がきて君はきれいになった
 去年よりずっときれいになった

こいのぼりの竿にいっぱい黄色いハンカチが掲げられて、
風にはためいている感動のラストシーンに向けて
それを盛り上げるひとつのシーンです。

 時が来れば幼い君も
 大人になると気づかないまま

 今、春がきて君はきれいになった
 去年よりずっときれいになった
 

恐るべし、ETC割引の通行料

2009年04月26日 | 日々のつれづれに
24日、25日で京都に行ってきました。
中部横断道-中央自動車道-名神高速道路を利用してのドライブでした。

金曜日は割引なし、南アルプスIC-京都南IC間を8,310円。
それが土曜日はETC割引を使って、京都東IC-増穂IC間が1,050円。

うーむ、この差はすごい!
山梨-京都間がわずか1,050円とは!(なんで1,000円ではないんだ?)


本当は土・日で往復すれば、合計2,100円で済んだのですが、
それだと高速道路も混むことが予想されたので金・土にしたのです。

結果は行きも帰りもスイスイと走ることができて大正解!

おまけに土曜日は強い雨と強風で大変な目にあいましたから、
保津川渓谷のトロッコ列車にも乗れなかったと思います。

まあ、結果論ですがね。

新緑の保津川渓谷

2009年04月25日 | 日々のつれづれに

京都で就職した長男が東京に転勤になるので、新居(独身寮)で不要になるものを引き取りに24日、京都に行きました。

金曜日なので長男が仕事から返ってくるまでの間、嵐山に行って保津川渓谷をトロッコ列車に乗って走ってみようということになりました。

山梨から京都までは約400キロメートル。およそ5時間のドライブになります。

トロッコ列車の嵯峨嵐山駅に着いたのが午後3時、
指定券(大人1名600円)を買って列車に乗り込みました。

乗ったのは5号車と言うオープンタイプの車両。
天気が良かったので、開放感のある中で保津川の渓谷を眺めることができました。

春の桜の時期、秋の紅葉の時期はもちろん、新緑のこの時期も、山々の緑が美しくて、保津川の流れを下に見ながら25分間はあっという間でした。

新緑の保津川渓谷


帰りはJR在来線に乗って、元来たトロッコ列車の駅に隣接するJR嵯峨駅に戻りました。

五月待つ

2009年04月23日 | 日々のつれづれに
五月待つ花橘の香をかげば 昔の人の袖の香ぞする

古今和歌集だったか、詠み人知らずの歌ですが、
今の時期にぴったりの歌ですね。

残念ながら、写真はみかんではなく庭のボタンの花です。

ここのところの暖かさは、5月そのものです。
地域によっては真夏日(最高気温が30度以上)を記録するときもあり、
実質的な衣替えの季節となりました。

日中の時間も長くなりました。
夕方、会社を出るときの西日の強さもハンパではありませんね。

価格破壊の犠牲者

2009年04月20日 | 日々のつれづれに
長年使っているBRAunの電気カミソリの切れ具合が悪くなってきたので、
吉祥寺のヨドバシカメラに替え刃を買いに行きました。

事前にネットで型名を調べておきました。
残念ながら、内刃単品は販売中止。網刃とのセットは定価3,675円。

うーむ、高い!
この値段だったら安い電気カミソリが買えてしまいます。

BRAunの性能の良さは認めますけどねえ。
しばらくは買うのは延期して、メガネ洗浄機で洗ってみようかしら。

運転免許証更新

2009年04月17日 | 日々のつれづれに
山梨県の運転免許センターに普通免許の更新に行ってきました。
平日なので、免許センターは人数も少なく、受付も待たないでできました。

講習の内容はいつもと同じ。
最近の山梨県の交通事故状況と道路交通法の改正された点を中心に一時間。

ひと頃は200人を超えていた年間の死者が昨年は50人になったこと。
それでも人口10万人あたりの死者数では全国ワースト15位だとか。

酒酔い運転が、今は免停ですむけれど、今年の6月からは2年間の停止。

2年前の改正により、普通免許が中型免許になったこと。
(ただし、最大総重量・人数などの制限あり)

でも、次回の更新料が上がるんじゃないかな?



合羽橋商店街散策

2009年04月15日 | 日々のつれづれに
水上バスで隅田川を上って吾妻橋に着きました。
ここから雷門の前を通って合羽橋商店街に向かいます。

合羽橋商店街



ここは言わずと知れた厨房器具などの専門店街。

一見すると食堂か居酒屋としか見えない看板の専門店とか、
民芸品屋さんのような竹細工の容器を並べたお店など、
普通の商店街では見ることのできないさまざまなお店が並んでいます。

まるで民芸品屋さん



商店街というから、もっと幅の狭い道を想像していたのですが、
実際には車の通行量の多い道路に面した商店街でした。

通りを少し中に入ったところに立っている河童の像です。

河童



昔懐かしい、電気器具の広告看板が無造作に置いてありました。

古い広告看板



ここは一見、食堂にしか見えませんが、いわゆる「食品見本」のお店。
この商店街では結構見かけます。

食品見本のお店



樹脂でできたこの「食品見本」。
本物よりもはるかに高い値段で売られています。

私もお土産に餃子のキーホルダーを買いました。

隅田川を上る

2009年04月14日 | 日々のつれづれに

月曜日に休暇をもらい、家内と二人で水上バスで隅田川を上りました。
日の出桟橋から吾妻橋までの間、約50分の旅でした。

当日は天気がよく暖かかったので、潮の香りを楽しみながら、
周りの風景を眺めることができました。

一週間前だったなら、沿岸の桜並木がきれいだったんでしょうね。

すっかり葉桜になった桜の木の下では、昼どきということもあって
お弁当を広げるサラリーマンやOLなどの姿がたくさん見られました。

花粉症はまだ続く

2009年04月12日 | 日々のつれづれに
例年、桜の時期が終わると私の花粉症も終わりを告げるのですが、
今年はいつもと様子が違います。

どうやら、ヒノキの花粉にも敏感に感じてしまうようになってきたようで、
くしゃみや鼻のグズグズが止まりません。

鼻の粘膜がかなり弱くなっているみたい。

甲府市内では信玄公祭りが行われており、小瀬でも中田英のプロデュースする
サーカー試合が予定されています。

日曜日の今日は、春の高校野球山梨県予選、駿台甲府の試合を見に行こうと
思っていたのですが、都合でいけなくなりました。

家でおとなしく巨人-阪神のデーゲームでも見ていることにしましょう。

レーダー探知機

2009年04月11日 | 日々のつれづれに
先日、クルマのレーダー探知機が故障してしまいました。

本当ならば分解して直したいところなのですが、残念ながらお手上げ。
仕方なく、新たに購入することにしました。

で、近くのイエローハットに行って探してみることに。

行ってみて驚きました。

ほとんどのレーダー探知機は、液晶付きになっていました。
それにボイスでのナビゲーションつき。

さらに、単にレーダーを検知するだけでなく、事故多発エリアや
駐禁ポイントを教えてくれるというスグレモノに進化していました。

しかし機能向上にしたがって、お値段もグンと上がっているので、
結局、ごく普通のタイプのものを購入することにしました。

まあ、レーダー探知機などに頼らずともいいように、
交通ルールを守って安全運転につとめます。(ちょっと白々しい?)

そういえば、今年は免許更新の年でした。


アランモルトとラフロイグ

2009年04月10日 | お酒のハナシ
アランモルトの「ノンチルフィルター」を飲みました。
荻窪のバー「ききゅう」でです。

ノンチルフィルター(Non-Chillfiltered)というのは、
ウィスキーを熟成・保存させる段階で、冷却ろ過をしないものをいいます。

これにより、モルトの中の味わいに関係する成分がこしとられることなく、
複雑な味が残るのだそうです。

このアランモルト、蒸留所を開始(より正確に言うならば再開)してから、
まだ15年ほどなのですが、私の好きなモルトの一つです。

最近、いろいろなバリエーションのウィスキーを生産していて、
この「ノンチルフィルター」もその一つでしょうね。

普通のものに比べてフルーツの香りが強く、「ききゅう」のマスターによれば、
最後にシェリー樽などに入れ替えて、香り付けをしているのかもしれないとか。

シェリーによる香り付けというのは、よくあるそうなのですが、
最近飲む機会が多いですね。流行なのでしょうか?

ラフロイグ クォーターカスク



こちらは言わずと知れた「ラフロイグ」。
でも、「クォーターカスク」という名前が付いています。

「クォーターカスク」というのは、通常の四分の一のサイズの樽で熟成させたもの。
樽が小さい分、お酒に接する面積が多いので、樽の香りが移りやすいとか。

だから熟成年数が短くてすむので、値段も安い(のか?)

ラフロイグは、ピートの香りが強く(こげくさい!)、潮からい!
好きな人は好きだけど、全然受け付けない人もいるモルト。

8年前に、とあるバーで始めて飲んだときの驚き。
でも、けっこう好きですね。まあ、こういう味もあるということで。


アランモルト/ラフロイグ/スプリングバンク(ききゅう)


これも「ほうとう」の仲間か

2009年04月07日 | 日々のつれづれに

山梨の道の駅で見つけました。
「ほうとう」味のポテトチップスと柿の種。

「どちらも邪道じゃないか!」というなかれ。

とりあえず、柿の種を食べてみました。
家内はピーナッツを入れない「浪速屋」の柿の種のファン。
けっこう味にはうるさい。

この味噌かぼちゃ味の柿の種、
正直言って、あまり味噌の香りがせず、そう美味しくもない。
うーむ。

善福寺川緑地の花見

2009年04月06日 | 日々のつれづれに

善福寺川両岸の桜



日曜日の午後、山梨から帰ってくると、その足で善福寺川公園(緑地)に花見に出かけました。
少し前の予報では、「日曜日は午後から雨」でしたが、当日は晴れ。

善福寺川にそって両岸に植えられている桜は、おりしも満開!
いやあ、こんな風景は初めてです。

桜のトンネル



桜の枝は、その先を川の中央へと伸ばし、その下はまさに「桜のトンネル」です。

花見に集まった人々



それはそれは大勢の人々が花の下に集い、飲んだり食べたり歌ったり。
駐車場もほとんどないせいか、近場の人たちだけが集まる「知る人ぞ知る」の穴場なのかもしれません。

桜を求めて

2009年04月04日 | 日々のつれづれに
お花見の時期です。

山梨に帰って、家内とお花見に行きたいと思いましたが、
午前中は2台の車のタイヤ交換(スタッドレスからノーマルへ)と買い物。

午後から出かけたのですが、あいにくの天気。
それでもあちらこちらと桜を求めて車で走り回りました。

といいながら、最初は南アルプス市・西野にある桃畑。
このあたりは、スモモと桜、そして桃の花が、時期を少しずつずらしながら咲いています。



南アルプス市西野の桃畑



続いて来たのは、中央市(旧豊富村)のシルクの里公園。

この近くに「千本桜」という桜の名所があるのですが、
雨なのであきらめて、近くの大観寺というお寺に。

有名な仏像が安置されているお堂の前に大きな桜が咲いていました。


豊富シルクの里・大観寺の桜



農道をずっと回って、地元市川三郷町に戻ってきました。
市川中学校の近くは平塩の岡、という甲斐源氏発祥の地。
ここにある正木社(しょうのきしゃ)は老人会の花見が行われていたところ。

平塩の岡・正木社の桜



正木社から少し下ったところに市川小学校があります。
ここにも桜の木がたくさん植えられています。
すでに満開、来週の入学式まで保つでしょうか?

市川小学校の桜


入社式

2009年04月02日 | 日々のつれづれに
4月1日は私の会社でも入社式が行われました。

景気がこんな状況の中での入社式ですから、社長のあいさつも
けっこう厳しいものだったんじゃないかなと思います。

それで思い出すのが、自分の入社式の時のこと。
第一次オイルショックの後のころで、今とおなじ就職難でした。

毎年採用してくれる企業が募集ゼロ。それでもやっと内定を得て、
4月1日の入社式に臨みました。まさに希望に胸をふくらませて。

そんな私たちに人事部門の役員が言った言葉が忘れられません。
「本当は君たちを採用するつもりはなかったんだ」

会社は不景気で、2ヶ月前に一時帰休をやったことも後で知りました。
工場では作るものがなくて、全員で工場の清掃や草むしりをしたとか。

役員曰く「君たちがいないと年齢のギャップができてしまうから、
仕方なく採った。そのつもりでしっかり働いてくれないと困る」

その晩私たちは皆で集まってオダをあげました。
「おれたちは今の会社には必要ないのか」
「絶対に自分から辞めることはしないようにしようぜ」

あれから三十余年。

分社化などでほかの会社に行った仲間を除いて、当時の50数人のうち、
家庭の都合などで辞めたのはわずか3人。

ほかの年代にくらべても驚くべき定着率。

社長の話の内容はすっかり忘れてしまいましたが、
すべては、あの入社式のときの役員の話からはじまったことなのです。