ぼくらの日記絵・絵心伝心 

日々の出来事や心境を絵日記風に伝えるジャーナリズム。下手な絵を媒介に、落ち着いて、考え、語ることが目的です。

テレビがうるさい

2024年05月05日 | 日記

              満開のツツジ

 歳をとってテレビ漬けになる人がいるが、私は逆にテレビがうるさくてたまらない。音がうるさいのではなく、放送内容、編成の仕方がうるさい。
 例えば、バラエティ番組。出演者は大騒ぎをすればOKなのか。何やら剽軽なことを言っては、高笑いをする。女性がである。しかも大口を開けての大笑いである。
 ドラマもたまらない。演出は役者の顔を大写して誤魔化す。テレビの草創期でNHKの大河ドラマを演出していた和田勉は、映画との違いに触れて、テレビは画面が小さいから、情景ではなく主人公の大写しで対抗するしかない、と言っていた。当初はそれで良かったろうが、今でも延々と役者の顔を映すだけである。しかも、セリフが日常性丸出し。ドラマとは言ってみれば、日常に対する非日常であって、文章体のような役割をする。いわば、ドラマの根幹である。日常用語でドラマを見聞していても仕方ない。
 スポーツ番組も嫌だ。アナウンサーが応援団よろしく盛り上げる。なんのために解説者がいるのか。解説者ももっとスポーツの根幹を勉強してほしい。また、NHKはなぜ多くの時間を大リーグの放映に費やすのか。この放映権料は莫大だと思う。大谷がいくら活躍でも毎試合放送する必要がどこにあるのか。
 ニュースも同様。画像に囚われ過ぎて、実相が不分明だ。
 このように、ほんとにテレビはうるさいのだ。なら、テレビをつけなければいいのではないか、と思われるが、テレビは個人のものではない。家族と共有している。だから私は食事などが済んだら、別室に引きこもってドアを閉める。テレビが新聞などの活字メディアとの違うのは、読み飛ばしたりできないことだ。しかもSNSの画像と違って早送りできない。
 テレビとの付き合いが難しい。【彬】
 

 

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