はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

雑誌『ショパン』2015年10月号より 小林愛実さん記事

2022年01月13日 | 
2022/01/13
 
 
私の本棚には2015年10月号の『ショパン』があります。
 
表紙はアリス=紗良・オットさん
 
 
この雑誌を、ふと思い出して開いて見ました。
 
2015年といえば前回のショパンコンクールの年。
「ショパン国際コンクールまで、あと1ヶ月」とあります。
 
この雑誌を買ったのは、実はショパンコンクールではなく
「フィギュアスケートを彩るクラシック」を読みたかったからなのです。
 
 
ですが、今回ご紹介したいのは小林愛実さんのインタビュー
 
 
 
 
 
この当時の小林さんはカーティス音楽院に在学中でした。
 
「内田光子さんたち客員教授の公開レッスンが楽しいです」
とあります。
 
内田光子さんの公開レッスン!
 
 
「ピアノレッスンでは、広い会場のすみずみまで届く
深く響きのある音を出すテクニックや弾き方について、
また感性で弾くというより頭で考え哲学を持って弾くことを、
細かく学んでいます。」
 
「練習室にはスタインウェイが入っていて
24時間いつでも弾けます」
 
 
・・・・いつでも弾けるというのは、
モスクワ音楽院に留学していた反田さんが
練習ピアノが少なく、
夜中にピアノを練習しに行っていたという話を思い出しました。
 
 
その記事では、小林さんはノアンで演奏したと書かれています。
 
フランス中部のノアンは、ショパンとサンドが1839年から1846年にかけて、
共に夏を過ごしたサンドの実家があります。
 
 
「(コンクールの)その前にノアンに来られたことはとても幸せでした。
知らなかったのですが、
ショパンはこのジョルジュ・サンドの館で暮らし、
たくさんの曲を作曲したのですね。
その邸内にあるホールで弾くなんてとても光栄だと思い、
彼に失礼のないように弾こうと考えました。」
 
「特に《葬送ソナタ》などは、ショパンの気持ちになって
弾けた気がしています。
盛大な拍手でショパンコンクールの成功を祈っていただき感動しました。」
 
サンドゆかりのノアンには、「ショパン音楽祭」というものがあるそうです。
 
2015年のショパンコンクールの前の7月に
小林さんはショパン音楽祭で演奏されていたのですね。
 
これは、ショパンを知るうえで大きなプラスになったことでしょうね。
 
その他、バラード、スケルッオについても詳しく書かれていて
読みごたえがあります。
今ごろ読みましたが、興味深いことでした。
 
 
 
2015年当時は、もっぱらフィギュアスケート興味で読んでいました。
2015年はソチオリンピックの翌年です。
 
安藤美姫さん、福間洸太朗さんの対談とか。
 
 
 
 
音楽プロデューサー矢野桂一さんの記事とか。
 
 
 
 
いろいろ懐かしいなあ~と思いながら目を通しました。
 
 
 
 
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