2020/10/17
世界的にコロナが収まらないなかで、フィギュアスケートの試合も開催するかどうか、微妙なところです。
14日、グランプリシリーズ第2戦のスケートカナダ(10月30日~オタワ)の中止が発表されました。カナダでもオンタリオ州あたりは感染拡大地域です。
スケートカナダには、宮原選手とペアの三浦璃来・木原龍一組が出場を予定していました。宮原選手も三浦・木原組もカナダを拠点に練習をしてきたので、国内移動なのですが。
それに続いて、第4戦フランス杯(11月13~15日、グルノーブル)では、フランス連盟が競技時間の変更を発表しました。グルノーブルやパリなど8都市が、最低4週間は午後9時~午前6時の外出を禁じられたことで、午後9時までには競技を終えるよう修正したのです。
フランス杯には、宇野昌磨選手、島田高志郎選手、紀平梨花選手が出場予定となっています。
北京で開催のグランプリファイナルはすでに中止が決まっています。
そして今日、来年2月にオーストラリアで行われる四大陸選手権も中止が発表されましたね。
羽生選手は、今シーズンのグランプリシリーズは出場しない旨を既に発表しているので、開催か中止かの動きに振り回されることはないのですが、出場するつもりで準備をしてきた選手たちにとっては、予想したかもしれませんが、残念なことでしょう。
いっそ全部中止にしたらという意見もありますが、今伸び盛りの選手にとっては1年1年がとても大切で、ひとつでも多くの試合に出て、経験を積んでおきたいと思うでしょう。
23日からはアメリカ杯が、いまのところ予定通りに開催です。日本から出場する選手はいませんが、ネイサン・チェン選手、ヴィンセント・ジョウ選手、マライア・ベル選手、ブレイディ・テネル選手らが出場します。
日本では、NHK杯が大阪・東和薬品RACTABドームで11月27日~29日開催予定で、観客も入れての開催です。海外選手は出場せず、国内選手のみの大会となります。
私のところにも旅行会社のチケット付き観戦ツアーのメールが来ました。毎年くるメールですが、今年は、ちょっと意外な感じ。確かにGo Toキャンペーンも始まっており、ガイドラインに沿ったイベント開催ですから、驚くこともないのでしょうが。
まあ、私はテレビで楽しもうと思います。