はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

羽生結弦「RE_PRAY」ディレイビューイング感想

2023年11月07日 | フィギュアスケート
2023/11/07



11月4日にさいたまスーパーアリーナで
行なわれた羽生結弦さんのアイスショーの
ディレイビューイングを
TOHOシネマズ池袋で見てきました。


夕暮れの街はもうライトアップがされて
冬の到来を感じさせますね。
(実際は夏日なのだけど)




見た感想はいろいろあるのだけど
ここにうまく書けるかどうかわかりません。

ネガティブになりそうでもあるし
私の見当違いかもしれない分析を
書くことに意味があるのかどうか。

まあ、自分の心の整理
自己満足のため書くと云ったらいいでしょうか。


ファンの中には羽生さんのすることは
無条件に全肯定する方も多いので
そういう方には不快に思われるかもしれません。


私はアイスショーは
エンターテインメントだと捉えているので
高額チケットを幸運にも引き当てて
期待と楽しみでワクワクしながら
会場に足を運ぶ人々
(かつて私もそのひとりだった)には
笑顔と楽しい夢の時間を与えてあげて
と思うのです。

このショーを見て
「なにかを感じてほしい」のではなく
ただただ楽しんで、すっきりして
明日の活力にして帰ってくださいと
そういうショーにしてほしかった。

ずっと笑顔が見たかったし
リラックスしていてほしかった。
もう試合ではないのだから。

こちらもつられて笑ってしまうような
演技する側の喜びの伝染と
心のほどける感じを観たかった。


私がコンピューターゲームを理解できなくて
あのピコピコ音の電子音楽が大きくて
(映画館の音響にもよるのでしょうが)
あのBGMはもう少し音を絞って、
と思ったとしても許されるでしょうか。


さいたまスーパーアリーナも映画館も
ほとんど中高年女性だったけれど
中高年女性はどのくらいゲームをやっている人が
いるんでしょうね。


あのショーの内容を理解するために
これからゲームを勉強する
という人もいるかもしれません。

難しいことはいらない。
当惑させることもいらない。


これからは自分の好きなように生きて。
と私も思っていたのだから
好きなものをテーマにした羽生さんには
咎があるわけではありません。


私は1度ビューイングで見ただけなので
記憶も確かではありませんが
あのショーの内容には
2つのテーマがあったと思います。


自分はプレーヤーとして
キャラクターを意のままに動かし
危険な目に合わせ、生かしたり、殺したり
していること。

もうひとつ
人生は選択の連続である。
いつも我々はYES、NOを決めることを
迫られている。

それについてどう思うか?
と問うているのかなと思ったのですが。

見当違いかもしれませんが
もしそれを問うているなら
一つ目は「自分事として、人の痛みを感じよ」
というメッセージなのかもしれない。


2つ目は人生の岐路に立った自分が
「あなたなら人生の選択肢をどうやって選ぶ?」
と問うているような気がします。

後半でその解決はついたのか。

羽生さんはまだ闇を抱えている気がして
なりません。


エンディングが終わり
Tシャツ姿でマイクを持って出てきたときに
ほっとしたのか
初めて、笑顔が見られて
「あ、以前の羽生君はこうだった」
と思われたのです。

そして観客とのコミュニケーションが生まれて
空気が和んだように思われました。

この時私も初めて、見に来てよかったと
思ったのでした。


結婚しようが何しようが
ファンの応援は変わらないという確信を得て
大きなアイスショーをやり遂げた
という自信を得て
さぞほっとしていることでしょうね。








コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 息子の誕生会 | トップ | 東海道五十三次を歩こうかな »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

フィギュアスケート」カテゴリの最新記事