はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

国会中継を見ていて

2021年01月25日 | 政治

2021/01/25

 

今日は午後、NHKの衆院予算委員会の中継を「ながら」で見ていたのですが、立憲民主党の小川淳也議員の質問には注意を引かれました。

小川議員は昨年11月にコロナに感染し、回復して、今日の質問に立っているということでした。

まず、「菅総理は咳が止まらないとか、咳込むという報道が散見されるが、今日も声のかすれが気になるが、体調は大丈夫なのか?」という質問でした。

菅首相の答えは「喉が痛くて声が出ないだけで、いたって大丈夫です」

でも、注意して見ると、菅総理、声はかすれているようだし、目は虚ろで、どこかぼんやりとして元気のない様子です。体調が悪いのか、それとも、このところ批判を浴びて精神的に参っているのかはわかりません。常にこういう様子の人だったかしら。

ただ、それ以後も気になってしまって、ずっと注意して見てしまいました。

この第3次補正予算にはGoto予算が1兆円入っているそうです。批判の多いGotoですが、まだ1兆円の予算を組んでいるのですね。小川議員も指摘していましたが、この1兆円をもっと有効な使い方があると思うのは私だけでしょうか。

 

「石原伸晃幹事長がコロナに感染し入院したと発表があったが、発症日に石原幹事長は坂本地方創生大臣と会食・会合していたのは不謹慎である。そして坂本大臣が今日、この場に出席しているが、濃厚接触者ではないのか?」という質問。

坂本大臣は「初めての会合だったので出た。ただし2m以上離れていた。食べるときだけマスクを外した。PCR検査を受けたら陰性で、保健所からも濃厚接触者ではないと言われた」という答えでした。

それに対して、小川議員は「1日~2日ではわからない。だから濃厚接触者は14日間待機するのだ」と。

坂本大臣は職業上の責任から委員会に出席されているのかもしれませんが、まだ感染の危険があることを配慮しているようには思えませんね。

 

小川議員の自分の感染の経験から課題を見つけたことを話していました。ここでは省きますが、参考になると思いました。

(テレビ画面撮り)

 

そして、小川議員が発症した昨年11月16日は、田村厚生労働大臣をはじめ閣僚3人に陳情のため面談したが、マスク越しの会話だったので、田村大臣は濃厚接触者にあたらないとされたそうです。

質問は「田村大臣は濃厚接触者ではなかったが、PCR検査を受けたのかどうか答えてほしい」

私はこの質問をする意味がわからなかったのです。

受けていれば「受けた」、受けていなければ「受けていない」という単純な質問と思っていたのです。

ところが、田村厚労大臣の答えは「これは個人情報に当たるので答えられない。ここで申し上げることによって、国民の皆様で同じような状況の方がおられたときに、圧力がかかる。ワクチンについても打ったか打たなかったを聞くこと自体も圧力になると指摘されている。だから自分がここで言うのは適当ではない」という答えでした。

意外な答え。圧力とは何でしょう。

「受けていない」とは言ってはいないので、多分検査は受けたのでしょう。しかし、それは秘密にしなくてはいけないことなのでしょうか。

国会議員のような身分の人たちはすんなりPCR検査も受けられて、ワクチンも打って、入院もできるという優遇のことを言っているんでしょうか。

法で定められた濃厚接触者になると、公費でPCRが受けられますが、濃厚接触者と言われないと自費負担なのですね。

 

委員会中継をときどき見ますが、ニュースではごく一部しか伝えていないことも、実際に中継を見てみると、いろいろわかって面白いのです。

質問に立つ人の口調や、答える人のぞんざいな感じ、答えにならない答え、菅首相を指名して質問しているのに、議長が別の大臣に答えさせてもめるなど。

安倍首相の頃からですが、いろいろ??が多い世界です。

 

 

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