はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

行き過ぎた勝利至上主義

2022年07月09日 | スポーツ
2022/07/09


先週のNHKテレビ「おはよう日本」で
「勝利至上主義を脱却 変わる小学生スポーツ」
という特集をやっていました。

小学生の柔道の全国大会が
「行き過ぎた勝利至上主義が散見されるようになった」
という理由で行われなくなったのです。


勝利が至上の価値になってしまって
それ以外のスポーツの楽しみ方やよさが
見失われているところがあるというのです。

勝利至上主義は自分自身の価値は
勝つことで発揮されて、負けたら価値がない
という考えと、強く結びついてしまい
勝利が楽しいと思える心を奪ってしまうのです。


紹介されていた少年サッカーチームのコーチは
「教わってできるようになった子は
応用する力が弱いと思う。
目先の一勝ではなく将来への一歩を目指している」
と語っています。


柔道のコーチも
「スポーツに勝利以外の価値を見つけておくことが大事」
「人生をうまく生きるために柔道を使ってほしい」
と言っています。







日本にもこういう考え方の指導者が
増えてきていることが
本当に喜ばしいと思います。

これまでの運動部の精神論・根性論は
スポーツ科学的なデータが乏しいうえ
理不尽な体罰事件などを知るたびに 
体質が古いなと思ってきました。

為末大さんのコメントがありました。

子どもの頃から、コーチに





スポーツをやる目的は











(写真はテレビ画面撮り)

以前から為末大さんの考え方は
非常に進んでいるし深い、と思ってきました。

特に、小学生の場合は
スポーツを通じた人間形成の部分が
大きいし、大事ですよね。


楽しいからやる。
自分を知るためにやる。
これは技能を身につけるための他の分野
音楽、ダンスなどの活動でも同じですね。


 


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