2021/11/11
明日からフィギュアスケートのNHK杯が始まります。
出場予定だった羽生選手は欠場ですが、ショートの新プログラムが判明したとのことで、ファン界隈はその話題でもちきりのようです。
サン・サーンスの「序奏とロンドカプリチオーソ」だそうです。
以前に、ジョニーさん、プルシェンコさん、三原舞依ちゃんもこの曲で滑ったことがあるそうです。
もともとピアノとヴァイオリンの曲だそうですが、羽生選手は清塚信也さんにピアノで弾いてもらったとのこと。
9分近い曲ですが、ショートプログラムが2分50秒以内なので、その長さに編曲してもらったのですね。
You Tubeで探してみました。
Saint-Saëns-Debussy - Introduction and rondo capriccioso for two pianos (audio + sheet music)
聴いた感想は・・・「これは、ほぼショパンではないか!」
サン・サーンスの曲をドビュッシーが編曲したものだそうです。
後半は特にショパンらしい響きがあります。先月はショパン漬けの日々を送っていたので、それらしい響きを聴くと懐かしくてたまりません。
サン・サーンスはフランス人、ドビュッシーもフランス人、ショパンはポーランド人ですが、フランスで暮らしてフランスらしさを身につけた人でした。この曲の響きはフランス音楽の流れの中にあるのでしょうね。
ジョニー・ウィアーさんがこの曲で滑っている動画もありました。
Johnny Weir - 2004/2005- NHK Cup- Short Programme
ジョニーさんの滑りを見ていると、これは羽生選手ではないか・・・と感じる動きがあって、新しい発見でした。手のあげ方、スピンは特にそう感じました。
羽生選手はジョニーさんが好きで目標にしていたから、ジョニーさんの動きや振付を自分のなかに取り入れていたのでしょうね。
今年のNHK杯は紀平梨花ちゃん、ロシアのトゥルソワ選手も欠場だそうです。
トップ選手の欠場は寂しい感じがしますが、怪我はゆっくり静養していただきたいし、他の選手の活躍も期待されるところです。