2019/12/06
今朝、5時50分から中国のライストで観戦。
NHK杯の時のすばらしい演技を思うと、コンビネーションがつかなかったことはいささか残念ではある。
調子がよいと思っていても、ふとしたタイミングや何らかの条件でうまくいかないことってある。
羽生さん自身は、
「不安なら誰にでもありますが、特にそのせいでは無く、ちゃんと調整したと思います。ですが、本番ではうまく発揮できなかったです。」と言っています。
会見では。
Q.ミスの後、あまり集中していない瞬間はありましたか?
「そう見えますか? 結構良かったと思いますが。上半身の動きも丁寧にやったつもりです。しかし、それを伝えることができてないなら、仕方がないです。」
実はね、コンビの前に「あれ?」と思う動きがあったの。
冒頭の4Sと次の3Aは素晴らしくきれいだった。そこで安心して見ていたのだけれど、コンビネーションをやる前に、何か、音楽より微妙に速く、変な腕の動きがあって、「あれ?」と感じたのです。ためらいか焦りのように感じましたが。
ご本人は、「4Sも非常に素晴らしく、3Aも非常スムーズで、音楽ともよく合っていたと思う。また、感情を込めて滑りました。」と言っています。
確かに、この2つのジャンプの時はとてもよかった。でもコンビネーションを失敗した後は、ちょっと苦しそうに見えた。スピンもやや動きがぶれているところがあった。
私的には今回コーチが帯同していなかったのも、初めてのことで気になりますが。一人のキスクラは寂しいですよね。
「オーサーは忙しい。ジスランを連れてくる予定でしたが、彼はいくつか小さな問題を抱えていたので、来ることができませんでした」
〈いくつかの小さな問題〉が何なのか気になるところです。NHK杯でジスランのおなかを撫でていたのは、何か関係あるのかな。実は具合が悪かったとか? よくなれのおまじない? ・・・知らないのに推測はやめましょう。
97点は立派な点数ではあるけれど、ネイサンとの点差を考えるとなかなかにハードですよね。
注目度、背負っている期待の重さは、ネイサンのそれとは比べものにならないほど重いと思います。でも、挽回は十分に可能。
平常心で集中できますように。応援しています!
〈追記〉
ジスランコーチは、パスポート盗難にあい、カナダに戻ったとのこと。なんてことでしょう!でも病気でなくよかった。大変でしたね。