よし坊のあっちこっち

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映画三昧ーLakeview Terrace

2010年02月19日 | 映画
封切の時には、あまり見る積もり無く、たまたま何かの時に観て、意外と面白い、と言う映画がある。サミュエル・ジャクソンの「Lakeview Terrace」がそれだった。

サミュエル・ジャクソンは、主役もあるが、脇というか、主役の敵役も非常に多く、そのせいか、出る映画本数では、ハリウッドのベスト3に入るのではないと思う。従って、稼ぎも相当いい俳優だ。

このLakeview Terraceはテーマが面白い。アメリカは差別の国だから、それをテーマにする映画は事欠かない。この映画は、黒人警官が、隣に越してきた白人男性と黒人女性のカップルに差別嫌がらせをする話で、Iこの映画を離れても、Interracial marriageに対する、やっかみから差別に行くことは有るだろうなと思う。おなじInterracial marriageでも、白人女性と黒人男性の組み合わせは、受ける差別はもっときついはずで、映画の中でも話題として出ていた。

映画のテーマから離れるが、このアメリカ、アメリカ人といえば、もともと白人と黒人を指す(もちろん、出だしは主人の白人と奴隷の黒人ではあるが)。そこに黄色いアジア人や、やや褐色の中南米人(もちろん中には、白い肌も居るが)が入ってきて、先住黒人アメリカ人を蹴落として、白人の次に居座ってしまった。最初のオリジナル・アメリカ人のうち、黒人がボトムに押しやられるという現実は、考えさせられる。