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よし坊のあっちこっち

神出鬼没、中年オヤジ、いや、老年オヤジの何でも有りブログだ!

マンチェスターユナイテッドに微笑んだ女神

2008年05月22日 | サッカー
今しがた、試合が終わった。そして、欧州チャンピオンリーグはマンチェスターユナイテッドがものにした。

しかし、その功労者はキーパーのバン・ダ・サール(写真)であることには誰も異存はないだろう。

前半1-1で終わったが、チェルシーが同点にしてから動きが俄然良くなり、後半はチェルシー押せ押せの展開となったが、延長戦。しかし、延長戦で思わぬ揉め事が起こり、チェルシーのエース、ドゥログバがレッドを喰らい退場。攻勢のチェルシーに何やら予感が。

PK合戦で、マンUのロナルドがまさかの失敗。これでチェルシーかと思われた最後、あのテリーがこれまた失敗。PKはサドンデスの第二ラウンドへ突入。

最後はアネルカのボールをバン・ダ・サールが弾き飛ばし、チェルシーから女神が離れていった。

テリーがうずくまって泣いている。

大詰めのチャンピオンリーグ予想

2008年04月19日 | サッカー
いよいよ、欧州チャンピオンリーグも来週から準決勝へ突入で大詰めを迎えている。それにしても、準々決勝までのところでは、ジーコ率いるトルコのフェネルバチェが頑張ったのは立派と言うほかない。

さて、準決勝だが、バルサとマンチェスターU 、リバプールとチェルシー。バルサの場所に昨年はミランがおり、覇者となった。今回はACミランが早々と消えてしまったが、このところのミランは明らかに戦力が落ちているからやむを得ない。

バルサと言えばアンリの加入でロナルディーニョがどうかなと思っていたら、やはり移籍、それもミラン行きとなったから面白い。

今年の決勝はマンチェスターとリバプールとみた。バルサはこのところ全体のまとまりに欠けているように思うので、ロナルド、ルーニーに軍配が上がるのではないだろうか。リバプール対チェルシーは昨年同様再びの準決勝だが、力はリバプールが上だろう。


よくやった なでしこジャパンと 危うい岡田ジャパン

2008年02月19日 | サッカー
サッカーの試合は、殆どランキングどおりの結果になるらしい。そして、たまに金星があり、それをテコに這い上がっていくのだろうと思う。

さて、大ブーイングの中で、男子は北朝鮮と辛うじての引き分け。相手は憎っくき北朝鮮。日本国民はサッカーフアンであろうと無かろうと、息を殺して注目しているわけだ。結果は”情けない”の一語に尽きる。
ブーイングなんか無いとでも思っていたのだろうか。中国と北朝鮮を相手にする限り、未来永劫(大袈裟だが)ブーイングはあると思わなきゃいかん。しかもランキングは100位以下の相手だ。それがやっと引き分けとは。気になる事がある。この前のチリ戦だ。日本がランキング35位でチリが40位あたりだから、実力伯仲ではある。試合終了後の岡田の発言「今日はちょっと寒かったから」はいただけない。それならチリの選手はアウエーの上にこの寒さ、どうすりゃいいの、と言いたい。こんな言葉を監督が吐いてはいけない。どうも岡田ジャパンは危ういと思うのは、よし坊だけだろうか。

と思っていたら、なでしこが、格上の北朝鮮に澤の劇的逆転シュートときた。世界ランキング6位で、アジアの覇者と11位の日本。大いに溜飲が下がる思いだ。

もちろん、格下の相手であろうと油断は禁物で、一戦一戦大事に戦うのは当然だが、どうもオトコのチームには自覚が足りない。サッカーと言うのは今も昔も、国というか民族を背負って戦っているスポーツといったら、過言だろうか。だから、サッカーで戦争も起こった。他のスポーツではまず有るまい。

サッカーのホープ達

2008年02月12日 | サッカー
サッカー界、現在進行形で言う注目選手は、何と言っても 2007年のベストプレーヤーに選ばれたブラジルのカカを筆頭にアルゼンチンのメッシ、ポルトガルのクリスチアーノ・ロナルド、それとブラジルのロビーニョだろう。この辺が世界のサッカーを引っ張っている感がある。いずれも年齢的に20~25歳あたりだ。

しかし、既にその次のホープが出始めている。U-20以下での活躍で花形チーム入りした連中だが、その中で言うと、バルサのジオこと、メキシコのジョバンニ・ドス・サントス(写真)とミランに入った、ブラジルのアレクサンドレ・パトなんかがいい。


いずれスターになる選手というのは、それなりの実力が無ければならないのは当然だが、それにプラスされる何かがないといけない。その一つは、勝負強さというか、例えば起用されていきなり点を入れるとか。このインパクトは強烈だ。

例えばジョバンニ。バルサの相手チームが何処だったか忘れたが、後半も残りあと15分位のところで、ロナルディーニョかメッシと交代したと思うのだが、いきなりのシュートで、勝利だ。ミランのパトは、デビュー4試合で3ゴールを決めている。

7日にヒューストンでアメリカとメキシコの試合があった。結果は2-2のドローで終わったが、メキシコが押し気味のいい試合だった。最後の10分のところで、ジオが出てきたが、彼が入った途端、メキシコの動き、パス回しが抜群に良くなり、ゴール前に怒涛の如く押し寄せる。点こそ入らなかったが、これがサッカーの醍醐味だろう。

若いホープとは言えないが、ドイツに移った小野が2アシストでデビューを飾った。最初のインパクト。これが大事。小野よ頑張れ!

オカダ ジャパン

2008年01月28日 | サッカー
オカダジャパンのタイトルでジーコの写真はちとおかしいと思いの諸兄、最後にちょっとだけジーコの話を。

さて、南米のチリが日本で試合をするというので、ここアトランタのスペイン語チャンネルで今日こちらの日曜日に録画の放映が珍しくあった。

結果が0-0とわかっているのだが、日本の選手がどう戦うか、という興味から観戦したのだが、相変わらず課題は多い。

前半は全く面白くない試合運びで、エキサイトするシーンはゼロ。高原なんか、居るんだか居ないんだか、さっぱりの印象だ。両サイドからの攻めでのセンタリングも殆ど無し。コーナーキックのチャンスも生み出せずで、格下相手に苦戦といった感じだ。

後半、高原に代わった大久保がハッスル、ハッスルで、生き生きと動き、全体の動きが俄然変わった。点こそ入らなかったが、今回の試合は後半で漸く普通の試合になりかけたと言ったところだろう。サイドからの攻撃が多くなればチャンスも生まれようというものだ。ということは、全体の戦いを組み立てる司令塔が居ないと言う事に他ならない。

今時、アフリカン・カップなんかも相当面白い。欧州サッカー、南米サッカーに加え、アフリカ勢もエキサイトする試合が多い。エジプトなんか意外と強いのだ。あと面白いのは、あのジーコが移ったトルコのフェネルバーチェは好調だ。たまに試合のハイライトを観るとジーコが小躍りしている。

お見事、ブラジル

2007年09月28日 | サッカー
勝負と言うのは分からない。女子ワールドカップの準決勝は、ランキング1位のアメリカが8位のブラジルに、まさかの4-0大敗である。

それにしても、ブラジルは見事と言うほかない。パスワーク、レシーブ、カウンターアタックの早さ、どれを取っても圧倒的にアメリカを上回っていた。一方のアメリカは、これが、世界ランキングのトップなのかと、思わず目を覆いたくなるほどの惨めな戦いぶりだったように思う。

それにしても、思うのだが、オープニングのアルゼンチンも最初のオウンゴールのあと、なだれの如く点を取られ、もう一つの準決勝、ドイツ対ノルウエーも ノルウエーがオウンゴールしてから、あっという間に更に2点献上してしまった。

今回のアメリカも、まさかのオウンゴールで、全く動きが止まったような感じだ。それだけ、オウンゴールは心理的インパクトが大きいのかもしれない。

さて、日曜日はドイツ対ブラジルの決戦だが、ここまで来たら、是非ともブラジルに勝って貰いたいのだ。
さてさて、男子のブラジルも強いが、アメリカとヨーロッパに牛耳られてきた女子サッカー界に、南米の波が寄せ始めているのかもしれない。

世界の壁は厚いのだ

2007年09月18日 | サッカー
なでしこジャパンは予想通り、ドイツに負けた。これはしょうがない。勝てというのが無理と言うもの。実力の差が大きすぎるのだ。それでも、番狂わせがあるかも、と思ってしまう同国人としての哀しさ。

データを見れば一目瞭然である。ドイツのシュートは日本の倍。18-9。日本の9本は、そんなにシュートしてたか?と言うほど印象が無い。コーナーキックは8-0。要するに敵陣へ攻め込めていないから、こうなるのは当然。面白いのは、ボール占有率がドイツ49%に対し日本は51%。
大体、どんな試合でも勝ちチームのボール占有率が高い。試合を観ていると分かるのだが、日本の占有率が高いのには理由がある。兎に角ディフェンスから中盤のラインでのボール回しがやたら多いのである。占有率は高くなる道理だ。それでいて有効なスペースが作れず、逆にボールを取られて一挙に攻め込まれる。

スペースが作れないというのは実は正確ではない。スペースは出来るが、そこに走りこんでいく味方の選手が誰もいないということだろう。将棋で3手くらい先を読むようなものである。一流のチームはこれが随所に見られるが、日本のチームには難しい。ボールを出そうと思っても居ないから、又後ろに回して時間稼ぎをする。これは男子チームにも言えることだ。

前回の男子ワールドカップ予選で、ミッドフィルダーのヒデが何回か空いたスペースにボールを送ったが、誰も走り込んでおらず、彼は首を傾げていたのを覚えている。何故来ないんだ!と。彼と他の日本の選手の間では、技量に相当の開きが有ったといわざるを得ない。

強いチームは、ボール回しが早い、カウンターアタックが早い、点を取られた後の取り返そうという激しい意思表示がプレーに出る。

レベルが違う事を再認識させられた今回のワールドカップである。

なでしこジャパン、攻撃せよ!

2007年09月12日 | サッカー
昨日から中国で女子ワールドカップが始まったが、オープニングのドイツ対アルゼンチンは11-0と記録的大差となってしまった。

今日は早朝5時からアメリカ対北朝鮮、続いて日本対イングランドを見たが、その感想を書いてみた。

まず、北朝鮮がかなり手強い。アメリカと互角か、ボール占有率ではやや上回っていたのではないかとさえ思う。両チームも早いボール回しと、スピード感あるアタックで、譲らずドローとなった。

日本とイングランドの試合も、ドローとなったが、内容は、日本はやはり負けていたと言わざるを得ない。試合前に、アメリカの解説者が、今日の試合で日本が勝てば次へ進めるだろうが、イングランドが勝つかドローの場合はイングランドが次へ進むだろうとの予想をしていたが、そんな予感がする内容だ。

既に初戦を終えたチームを見ると、ドイツ、アメリカ、北朝鮮、そしてイングランド共に皆 極めて攻撃的なサッカー(攻撃しなきゃサッカーじゃないのは当たり前だが)をしているのに比較して、日本には、はっきり言って、それが無い。イングランドの2点はいずれも、激しい攻撃から点に結び付けているが、日本の2点は全てフリーキックが入ったもの。

男子チームにも言えることだが、中盤からディフェンスラインでの横のボール回しが非常に多い。途中からそれを読まれ、再三ボールを奪われ、あっという間にゴール前に攻め入られている。ラッキーなクリアが続いたから2点で終わった感じだ。

イングランドは、ボールを奪ったあとの攻撃が非常に早く、怒涛の如くゴールを狙うという図だ。これが日本には無いのだ。フォワードのアタックが数えるくらいで比較にならないのだ。解説者が言っていた。「日本というチームは、非常に組織的に訓練されているのだが、それが強すぎるせいか、個人のクリエイティブなプレーが出て来ない」。ま、日本社会そのものとも言えるのであるが、国際社会で上っていくには難しいキャラクターだろう。

攻撃的サッカーが出来なければ、いつまでたっても今のレベルだろう。ドイツに大敗したアルゼンチンは、イングランド、日本に捨て身で来る。日本はアルゼンチン戦を取りこぼすかもしれない。そんな予感がする。

女子サッカー

2007年09月05日 | サッカー
サッカーのワールドカップはいつも大フィーバーだが、女子のワールドカップも見逃せない。

いよいよ、中国で開幕だが、優勝争いはアメリカとドイツであろう。これにスエーデンがどこまで喰らいつくか。日本は、決勝ラウンドへ行ければ大成功だろうと思う。それと、手ごわそうなのが実態がよく分からない北朝鮮。世界ランキング5位くらいだから実力はあり、そして不気味だ。

それにしても、男子サッカーの盛り上がりがヨーロッパ、南米、日本に比べ相当低いアメリカだが、殊、女子サッカーに関しての底辺の広がりは相当なものだ。小・中・高校生の女子サッカー人口は日本を相当上回っているはずだ。

2001年、アメリカに女子プロサッカーリーグが誕生した。我が地元アトランタには、アトランタ・ビートが名乗りを上げ、そこには、澤 穂希(現なでしこジャパンの10番)がいるではないか。そして、最初のアウェイの試合で、最初のゴールを決めた。やはり何事も最初のインパクトが肝心だ(写真はアトランタビート8番の澤)。

リーグは当時の国際的な選手があっちこっちから参加して、極めて国際色溢れるリーグであった。今回のワールドカップがらみで印象深い選手の一人に、ドイツのプリンツがいる。大きな体に走る速さ、それとボーイッシュな髪型で、強烈なシュートを放つ。ディフェンスもたじたじとなるので、観客が差別のブーイング。「このおとこ女!!」。顔を見ると実に愛くるしいのに。よし坊もワイフも最初はホントに男かと思ったが。アメリカはプリンツの突進をどう阻むかが見もの。

アメリカの女子プロリーグも2004年に資金難から消滅してしまった。復活を今か今かと待ち続けて、もう3年が経った。

サッカー、冬の時代になる前に

2007年07月29日 | サッカー
「日本惜しくもベスト4」「実力出し切れず」。恐らくこんな見出しが紙面を躍るのかね、日本では。

”「実力出し切れず」? 冗談じゃありませんぜ、旦那。どこに今の日本に実力があるとおっしゃるんです? Jリーグが生まれて15年、熱狂的なサポーターに支えられ、ここまで来たのはよいけれど、今だに地方の草サッカー。
こりゃ、いっぺん振り出しに戻らにゃ、拉致が開きませんぜ。その一つ、そろそろサッカー協会に老害が出ているのじゃござんせんか。上から下まで総リシャッフルしないと、次のワールドカップ出場なんぞは到底夢のまた夢。”
こんな声が聞こえてきます。

このまま行ったら、サポーターもソッポを向き、気が付いたら今のプロ野球のように人気が落ちていた、何て事にもなりかねない。負けたときが仕掛け時。手を打つのは今しかない。

まず、監督。Jリーグ監督、或いは経験者からの日本代表監督はダメ。どうしても良く知っている自分のチームの選手に目が行くもので、今回もジェフ偏重が言われている。ジーコも柳沢を使って肝心なところでミソをつけた。色の付いていない監督となると、外国からの招請となるが、そうすべきだろう。色の付かない冷酷な目で人選を任せるべきだ。

次にマスコミ。内容の悪い試合には、間違っても「惜敗」等という言葉を使ってはいけない。「何をやってる、日本」とか、「無様なプレー日本」とか、容赦なく叩きつけなきゃ薬にならぬ。知名度のある選手にも遠慮は要らぬ。例えば俊介。「左が泣くぞ」とか、「右でも打て」とか。兎に角スポーツ記事には、諂い記事が多く、記者のセンスと観察力を疑うものが多い。

日本の実力は何処にあるのか。正直なところ、ワールドカップに出場するにはおこがましいレベルだろう。過去アジア杯二連覇したのは、サッカーブーム昂揚に押された幸運に恵まれたようなもの。アジア圏では、伝統的に強い中東勢、北朝鮮、韓国と強豪がおり、更にオーストラリアがいる。他国もこれからはもっとレベルが上がるはず。

アジアのサッカー王国として環境に恵まれているのにも関わらず、その実力は一向に上がらぬ。Jリーグ15年。一皮剥けていいはずが、剥けるどころの話ではない。寒い冬が来ぬ前に、、、、。