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よし坊のあっちこっち

神出鬼没、中年オヤジ、いや、老年オヤジの何でも有りブログだ!

待ちに待った、US女子サッカープロリーグ(WPS)

2008年09月25日 | サッカー
アメリカの女子サッカープロリーグが来年再開の運びとなり、うれしい限りだ。今回は国際プレーヤーのドラフトに、日本からは一巡目に澤が指名された外に、3人の選手も指名されて、いよいよ日本の女子サッカーも一段とレベルと人気が出ることを期待したいものだ。

オリンピックでも沸かせたブラジル選手も軒並み一巡目で指名リストに入った。マルタ、ダニエラ、クリスチアン、フォーミガ等。

前回のプロリーグは資金難から3年で頓挫したが、今回は再開に向かって4年のマーケティングを費やしたことになる。

地元アトランタからは、2010年の参加になりそうだ。地元にも女子のアトランタ・シルバーバックスというチームがあるが、おそらくこれがチームの母体になるはず。前回は大企業Home Depotがスポンサーとなりアトランタ・ビートというチームの誕生となったのだが。
南部は熱狂的なメキシコ人も含めヒスパニックが相当いるので、人気は相当高いはずなのだが、男子サッカーも含め、アメリカ南部はまだまだ後進地域であることは否めない。やはりバックアップする企業が少ないのだろう。

何はともあれ、来年から又”熱狂”だ。

裾野が広いアメリカ女子サッカー

2008年09月20日 | サッカー
ちょっと前に、アメリカのサッカーがベッカム効果もあって燃え始めていることを書いたが、その下地を築いたのは紛れも無く女子サッカーだろう。

アメリカの女子サッカーは、今回のオリンピックを見るまでも無く、強いのだ。アトランタ五輪から登場した女子サッカーで実力どおりの優勝、常に世界のベスト3にいる。

女子に人気のサッカーだから、子供が女の子だとサッカーへ放り込む。しかも、4歳くらいから放り込まないとモノになりそうも無いくらい競争が激しく、途中でついていけずに脱落する。知り合いの日本人の奥さんによると、子供を6歳から放り込んだが、ついていけず、2年でやめざるを得なかったそうである。中学高校へ行っても、4部リーグくらいまであるから、相当な競争だし、その分層が厚い。

男子のベッカムと同様、女子にもスタープレーヤーがいた。ミア・ハムという大人気の選手で、今は引退してしまったが、当時ゲームに行くと観客席は、HAMM9のジャージが圧倒的に多かった。 今回の五輪サッカーも優勝したから、女の子は益々サッカーにのめり込むという寸法だ。

今回の五輪サッカーは大砲ウォンバックが直前の怪我でどうなることやらとおもっていたら、さすがに層が厚いと言うか、最後は強豪ブラジルを倒して、トップに返り咲いた。

野球、バスケ、アメフト、アイスホッケーが4大スポーツと言われるアメリカ。ここに5番目のメジャースポーツとしてサッカーが加わることになるとしたら、紛れも無い功労者は、女子サッカーである。

アトランタの再現だ!

2008年08月20日 | サッカー
事実上の決勝戦とも思えたサッカー男子のアルゼンチン対ブラジル。3-0でのブラジル敗退で、決勝はナイジェリアとブラジルと言うアトランタ五輪の時と同じではないか。

1996年、ワイフとよし坊はアトランタから一時間一寸のアセンズ(日本的に言うとアテネ。ジョージアにはアテネもあるがローマという町もある)にあるUGAという大学のサッカー場にいた。ナイジェリアとアルゼンチンの決勝である。我々は、有名なアルゼンチンではなく、新興国ナイジェリアを応援したのだが、何と優勝してしまったではないか。これ以降、カメルーンだとかのアフリカ勢が世界のサッカーに躍り出てくるのである。アフリカ勢にとっては、正にアトランタがサッカー元年であった。
ブラジルはと言うと、準決勝でナイジェリアに負け、結局3位の銅メダルとなったが、決勝戦の後の表彰式には彼らの姿はなかった。さっさとお国へ帰ってしまった。

この時の大会は日本も頑張った。フロリダでブラジルに1-0で勝った、あの「マイアミの奇跡」だ。グループ予選では、ナイジェリア、ブラジル、日本とも2勝1負だったが得失点差で涙を飲んだ。

さて、今回の決勝、ナイジェリアはスピード感があり、中々のチーム。アトランタのよしみで、ナイジェリア応援といこうではないか。

ブラジル 強し!

2008年08月18日 | サッカー
ドイツ対ブラジルの準決勝、予想外のドイツの大敗だ。

ブラジルは本来の足技とコンビネーションの良さで、いつものドイツの重戦車のような攻撃を完全に封じてしまった。前回の覇者ドイツ、さすがのプリンツも先行一点を入れたものの、その後は不発。引き換え、ブラジルはストライカーのマルタとクリスチアンがしっかり仕事をした感じだ。特にマルタは、足技、スピードとも抜きん出ているような気がする。
しかし、ブラジルの本当の強さは、8番を付けたMFのフォーミガの存在だろう。彼女が機能して他が生き生きとしてくる。
さて、アメリカとの準決勝で大敗した日本。二度目の番狂わせを期待したが、点差には不満が残るが、やむを得まい。ドイツとの3位決定戦、足技とコンビネーションで突破口が開けるかもしれない。前頭がたまには大関を倒すこともある。

アメリカよ、お前もか

2008年08月14日 | サッカー
男子サッカー、アメリカがナイジェリアに負けて予選ラウンドで敗退した。決勝ラウンドを棒に振った全ては、オランダ戦にある。

2-1で勝ってた後半終了5分。アメリカは時間稼ぎのボール回しを始めた。明らかにこれで逃げ切りたいと言う作戦だ。おいおい、そりゃないぞ、やられるぞ、と思っていたら、必死のオランダ、最後の賭けで、ボールをポンポンとゴール前に落とし始めた。そのうちゴール前のドサクサで同点シュートが出た。

攻撃こそ最大の防御なり。誰が言ったか忘れたが、改めてこの試合はその事を教えてくれた。残り時間が少ない状況で、逃げ切りたいのは分かるが、そう思った瞬間から、どこか、穴が出来るのだろう。見事にその穴を突かれたわけだ。

攻撃してこそ突破口が開かれるのであって、防御からは生まれない。競技の原点だろう。

あきらめるのは未だ早い、なでしこ!

2008年08月13日 | サッカー
やってくれました、なでしこジャパン。男子サッカーより、余程応援のし甲斐があるというもの。

それにしても、優勝候補の一つ、アメリカが緒戦で、ノルウエーにまさかの2-0負け。今度はそのノルウエーに5-1の大差で日本が勝つと言う、まぁ、番狂わせがあったわけだが、こういう番狂わせが、強くなっていく一里塚とも言える。

男子サッカージャパンもたまには大金星を挙げて欲しいが、これは、望むほうが酷と言うものか。あの、大釜本が、言っていた。日本には点取り屋がいないから勝てるわけが無いと。スポコンとチームプレイも結構だが、それで勝てなくて幾星霜。あのメキシコ五輪の銅メダルが今でも燦然と輝くのは、うれしいような、しかし、悲しい。

なでしこ、次の相手は、最近はやや力が落ちているとはいえ、伝統的に強い中国との準々決勝。二つ目の金星を挙げてもらいたい。

日本人初、サッカー メジャーリーガー 

2008年08月07日 | サッカー
日本のJリーガーも、海外となれば、普通ヨーロッパを目指す。本場だから至極当然だ。どうせやるなら本場で勝負。かつての奥寺に続き、中田、小野等など。現在も何人かがヨーロッパに散らばり頑張っている。セルティックにも中村俊介がいる。俊介が出始めた頃、アナウンサーが名前をうまく読めず、「ナカミューラ」と連呼してたのを思い出す。さすがに最近はそんなことは無く、きちんと「ナカムラ」と連呼されている。これと似た面白い話があって、昔ゴルファーの青木が米国ツアーに参戦した頃、アナウンサーが彼の名前を「エイオキ、アイサオ」と紹介していた。確かにAOKI ISAOは、英語式に読むとそうなるのだ。程なく本来の名前で呼ばれるようになったが、恐らくいつも傍らに付いている英語に堪能な奥さんが文句を言ったのだろうと思う。

さて、人気が少しづつ高まってきているアメリカのサッカーメジャーリーグに日本人が居るから力が入る。コロラド・ラピッツにいる27番の木村光佑だ。
日本のサッカー少年は、高校卒業ープロというのが規定の路線となっているから、大学卒のプロは少ない。
逆にアメリカは、他のスポーツも同様だが、殆ど大学卒の世界。木村は友人からその話を聞いたらしく、イリノイの大学にチャレンジし、大学サッカーですぐ頭角を現し、ドラフトでのピックとなった。日本人初のメジャーリーガーの誕生だ。

さて、そういう話なら、応援せねばなるまいと、放映を待っているのだが、コロラド・ラピッツの試合が殆ど放映されないのがちと残念。チームもどちらかと言うと下の方だから、已む無しか。気長に待つしかない。木村光佑よ、頑張れ!

燃え始めたアメリカのサッカー

2008年07月25日 | サッカー
ワイフとお揃いでベッカムのTシャツをオンラインで買った。買ったらいつでも着ればよいものの、最初にいつ着ようかとお互い初着のタイミングを模索中なのである。アホな話だが。

先日、アメリカのサッカーが上昇の風に乗り始めたとのニュースがあり、うれしい限りである。日本もJリーグが出来るまでは苦節何十年だったが、アメリカもここに来て漸く「始まった」というところだ。その原動力は二つあると思う。ひとつはサッカー気違いの中南米の、所謂ヒスパニック連中のアメリカ流入だろう。政治的には非合法移民の問題もあるが、それはさておき、間違いなく彼らが増えたから当然ファン層が増えた。もうひとつは、なんといってもデイビッド・ベッカムが来たとこだ。

通常の試合でスタジアムが一杯になることは無いのだが、ベッカム所属のギャラクシーの試合は何処へ行っても殆ど埋まる。ベッカム効果は抜群だ。

アメリカのスポーツは野球、バスケ、アメフト、それにアイスホッケーが加わって4大メージャースポーツとして、アメリカ人が熱狂している。アイスホッケーが何故そんなに人気があるのか、いまだに分からないが。これらは、はっきり言って頭打ち状態。バスケでは、国内ドラフトを振って、イタリアなどの海外チームと契約する選手が出てくる始末だ。

スポーツ業界も、これからはサッカーと踏んだのか、人気盛り立てに工夫をしている。例えばケーブルでスポーツ専門のESPNというチャネルがあるが、このオンラインTVで世界中の主だった試合が見れる。Jリーグも見れるし、オリンピックの為か、中国リーグも見れると言う寸法だ。誠に重宝している。

思えば、70年代だったか、神様ペレと皇帝ベッケンバウアーを招いてニューヨークコスモスというプロチームを作り、アメリカでサッカーを根付かせようと試みたが、当時は残念な結果に終わった。しかし、ナショナルチームとしてのアメリカは決して弱くなく、世界ランキングでも大体20位前後。日本よりは実力は上だ。そして、何よりもアメリカのサーカー熱を支えてきたのは、世界をリートしてきた女子チームである。小中高の女子サッカー層は非常に広く、リーグ戦も活発だ。女子ワールドカップでは常にドイツと白熱のチャンピオン争奪戦を展開しているのだ。

さて、10月始めにオハイオにベッカムのギャラクシーが来るので、車を飛ばし(10時間くらい掛かるが)行くつもりをしている。Tシャツはその時まで着るまいか。どうもワイフも同じ考えらしい。

もうひとつのドラマが始まった

2008年06月22日 | サッカー
今日、21日、もうひとつのドラマが始まったようだ。ランキング25位が10位を食ったのだ。優勝候補にもあげられていたオランダがロシアに3-1で敗れた。内容から入っても完敗である。昨日のトルコといい、ドラマが続く。

今回も延長戦に入っての後半、それも時間が迫っての、オランダにしたらまさかのロシアの2点。折角1-1で延長戦に入ったのに。

しかし、試合開始からロシアは終始押し気味で、ボールキープ力を圧倒し、オランダボールの奪取も実に上手い。しかし、再三ゴールを脅かすも中々点が入らない。延長戦の後半で又又ドラマが起こったのだが、今日はロシアの試合であった。

これで、トルコ、ドイツ、ロシアに明日のスペインーイタリアの勝者が4強だ。ここまできたら、決勝はトルコとロシアでやって欲しいもの。

それにしても、ロシアの監督は、あのヒディンク。韓国、オーストラリアを押し上げ、今ロシア。たいしたものである。

トルコ行進曲はまだ終わらない

2008年06月21日 | サッカー
トルコ行進曲と言っても、音楽の話ではない。ユーロ2008、サッカーの話である。兎に角、このヨーロッパ国別選手権が終わらないと仕事も手につかぬ有様で、今日金曜日は、準々決勝のクロアチア対トルコの試合が今終わったところである。

サッカーの試合には色々なドラマがあるが、今回はトルコが「行進曲」を演奏し続けている。
予選リーグの対チェコ戦。2点先行され、漸く1点返して、そのまま行くのかと思いきや、終了間際に誰が2点も追加点を想像したか。FIFAランキング6位の強豪をランキング20位のトルコが食ったのである。まさかのドラマだ。

そして、今日。クロアチアは最初から丁寧な攻めで再三チャンスを作るが、中々点に結びつかない。一方のトルコはゴール前までは行くが、その先に入り込めず、段々荒っぽいサッカーになっていった。流れはクロアチアに分があった。

前後半終了して、延長戦となったのだが、そこからトルコが変わった。丁寧な攻めに戻ったのである。流れがトルコに傾いたのだが、攻めきれずに延長戦も終了間際の1分を切ったところで最初のドラマが起こった。クロアチアが1点を押し込んだのだ。誰もがPK合戦を頭に描いていたから、これでPKで決めなくて済んだ、と思った。
ロスタイム2分と出た。トルコは当然ゴール前へのロングパス戦法に出た。ロスタイムも1分を切った時、ゴール前に飛んだロングパスから劇的な同点が生まれた。

こうなったら、流れはトルコ。5本打ち合う前にケリがついた。

昨年のチャンピオンリーグで、ジーコ率いるフェネルバチェが決勝ラウンドまで進出したのを見ても、トルコのチームは中々強いのだ(日本チームに彼らの爪の垢でも煎じて飲ませたいのだが)。ユーロカップ4強入りは初めてだが台風の目になると面白い。