
△四角形に掘り起こされた地面
腐葉土作りの木枠近くに11本目の畝を作ることにした。
実際は、四角形の小さな畝になりそうなので、正確には「畝」と
呼ぶには問題がありそうだ。縦横1.5mくらいにはなるだろうか。
この一角は昼以降は家の影になってしまうので日当たりは悪いし、
条件的にはあまりいい場所とは言えない。
しかし、使わないまま遊ばせて置くのももったいない気がしたので、
畝作りを始めたのだ。どっちにしろ、雑草取りはしなければならない
のだから・・・。

△ミニ畑作りの第一段階
今はまだ地面を掘り起こしたばかりの段階だが、今年の梅雨前
までには、何とかサツマイモでも植えられる状態にもって行ければ
と考えている。
週末を前に、さっそく、職場の落ち葉捨て場で「腐葉土もどき」に
変化していた土を少しもらって帰って来た。

△職場で手に入れた「腐葉土もどき」
新しいミニサイズの畝に混ぜるためだ。
今後、菜園周辺部から土を移したり、苦土石灰や鶏糞を加えたり
して行くつもりだ。
(終わり)
もらって帰って来た。

△最初にもらって帰った3袋分の落ち葉たち。
菜園横にこしらえた木枠はもう落ち葉でいっぱいになっているので、
土を盛っている木の根元近くにあらたな空間を作り、そこに埋める
ことにした。

△土を盛っている木の根元に空間を作る
この空間の中に落ち葉を詰め込み踏み固め、米ぬかを混ぜた上に
水をかけ、さらに土を薄くかぶせた。そして、その上にまた落ち葉を
重ねて行き、最終的には3層にした。
大型ビニールで約4袋分の落ち葉たちが、この土の中で順調に
発酵してくれるのかどうか、全く自信はない。

△この下に落ち葉が眠る。奥には木枠も見える。
最悪でも1、2年経てば何とか土には帰ってくれることだろう。
(終わり)
野菜には水を


△菜園で最古参の畝2つ。
現在、菜園の中で遊んでいる畝は西側の2つのみ。
数年前に菜園を始めた時、初めてサツマイモを植えたのが、この
2つの畝だったと記憶している。
あの時、サツマイモの栽培に失敗していれば、「長男」の菜園の
今日(こんにち)はなかったかもしれない。
そう思うと、この2つの畝にはいくら感謝してもしたりないくらいの
恩がある。実に思い入れの深い2つの畝なのだ。
今日、その2つの畝に鶏糞堆肥を撒き、備中鍬で耕した。
最近、ずいぶん畑の土らしくなって来てはいるが、まだまだ石ころも
多く、土がゴロゴロしている。
この春、もうしばらく遊ばせておく間、せいぜい備中鍬でていねいに
耕してあげるつもりだ。
(終わり)
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備中鍬で菜園の畝を耕し始め、今更ながらに気付かされたのが
石ころの多さだ。
もともと宅地用に埋め立てられた雑種地なのだから、ある意味では
当然の話だ。それに、無料で借りている立場でもあり、贅沢が
言えた筋合いではない。
菜園を始めて以来、畝から出てくる石ころは、畑の周辺部などに
捨てていたが、最近は、花壇の外側周辺に捨てることが多い。
ただ、問題は各種のガラス片だ。これはけっこう危険なので、
油断ができない。
毎年、子どもに芋ほりをさせる時など、特に神経を使っている。
今日も、畝をいじりながら数個のガラス片を見つけた。
上の写真を撮った後も、別の畝でかなり大きな破片を見つけたが、
さすがにこれには驚いた。
今後とも、細心の注意を払いながら菜園の土をいじっていくしか
ないだろう。
決して楽しい記録ではないが、これもまた「長男」の菜園の
一つの現実だ。
(終わり)
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長男の菜園のオフシーズンとも言える季節が冬場だ。
その冬場の楽しみ(?)の一つとして、今年から腐葉土作りに
取り組んでみることにした。
ホームセンターや農協で売られている腐葉土は、鶏糞堆肥や
牛糞堆肥に比べかなり割高なのでとても手が出せたものではない。
もし、自家製の腐葉土作りがうまくいけば、ほとんど無料に近い
経費で「高級」堆肥が手に入ることにもなる。
△職場で手に入れた最初の落ち葉二袋
落ち葉のシーズンはとっくに終わっているが、さいわい、この時期に
なっても「長男」の職場の植木の根元周辺には、まだまだかなりの
量の落ち葉が残されていた。
腐葉土作りに向いた落ち葉なのかどうかはわからないが、
とりあえず、この冬は職場の植木の落ち葉を使ってみることにした。
職場なら休憩時間等を利用して簡単に落ち葉を掻き集めることが
できる。
△地元の農協で買った米ぬか(1袋80円)
落ち葉さえ確保できれば、後の作業は単純だ。
即製の木枠の中で踏み固め水を含ませた落ち葉の上に鶏糞
堆肥と米ぬかを撒いて掻き混ぜ、薄く土で覆う。そして、その上に
また落ち葉を重ね同じ作業を繰り返すだけだ。
△落ち葉の上には鶏糞堆肥と米ぬか
そうしてできるサンドイッチ状の落ち葉の層が、木枠の上限にまで
達したのは、作業開始から約1週間後。
使った落ち葉は合計で10袋(45ℓビニール袋)ほど。
△即製木枠いっぱいになった落ち葉
木枠は、見ての通り主に廃品を利用したいい加減な作りだが、
本人なりにはけっこう気に入っている。
テーブルクロスの廃品もりっぱな「雨よけ」として活躍することに
なった。
△雨よけは(元)テーブルクロス
今後、たまに水を加える必要があるが、後は、ただただ発酵を
待つだけだ。
はたして落ち葉たちはうまく発酵してくれるのだろうか?
実に楽しみである。
(終わり)
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知り合いの家から運よく平鍬と備中鍬をもらってきた。
その昔、家庭菜園用に購入した農具らしいが、菜園の方が計画
倒れで終わってしまい、使わないまま仕舞い込んでいたものだと
言う。
△10年の眠りから覚めた農具
今度取り壊した車庫の隅っこで10年以上眠っていた間に、鉄の
表面は錆だらけになっていた。
しかし、まだまだ十分に使える代物(しろもの)だ。実際、備中鍬の
錆は、菜園の畝を耕しているうちに完全に取れた。
△平鍬(左)と備中鍬(右)
それにしても、備中鍬は優れものだ。畝を耕しながら小さな感動さえ
覚えてしまった。スコップよりも断然、楽だし効率的だ。
今更ながらに備中鍬の威力を知った「長男」であった。
(終わり)
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