
2023年夏のプサン。街を歩いていて、非常に珍しい光景を目にした。
1軒の中華料理店の前に、6箱もの出前箱が重ねて置いてあった。

いまだに、その意図を図りかねている。
まさか、店のアピール(宣伝)?
(終わり)
釜山駅の海手側(東口)で進んでいる大規模工事。
個人的には大して関心はないのだが、草梁洞の
高台に上ると、嫌が上にも視野に入ってくる。
ついに草梁にも、高級感溢れるオシャレな街が
登場するのであろうか?
2019年冬の状況を写真で記録しておく。
(終わり)
2019年冬のプサン訪問は3泊4日(フェリーでの1泊除き)の
非常に短いものだった。
しかし、その短い間にも、人間存在の非正常な在り方を
何度か目にした。
人通りの多い歩道にわざとのように寝転んでいる人。
地下の商店街に2人で座り込み、大声で怒鳴り合う
ように談笑しているホームレス風の男性2人。
明らかに非正常な世界が、私たちの住む正常な世界の
裂け目から視界に飛び込んでくる瞬間だ。
迷惑と言えば迷惑な行為だが、「ヲタク」も含め、
皆、見て見ぬふりをして通り過ぎていくだけ。
関わりたくないのである。
△誰も近づかない非正常なベンチ
この写真は、釜山駅前のバス停のベンチ。
ワザとのようにベンチにタンを吐きタバコを
もみ消し、ガムをこすり付けた上にタバコの
吸殻を2本押し付けている。
さらにベンチの上にジュースをこぼし、空き缶は、
置き捨てたまま。
一体、心にどういう闇を抱えれば、こういう
行為が平気でできるのか?
しばらく、考え込んでしまった「ヲタク」である。
(終わり)
△釜山駅前スペースの工事は完成間近
2019年夏のプサン駅では、以前から行われていた駅前スペースの
工事に加え、新たに駅裏(東口)でも工事が行われていた。
大きな建造物が道路を蔽う形で、工事が進んでいた。
△釜山駅裏手3階デッキから道路上に延びる建造物
目下、プサン駅舎は前後とも工事中ということだ。
△駅前の建造物
さて、この工事でプサン駅がどういう変貌を遂げるのか。
△釜山駅内の様子
完成が楽しみである。
(終わり)
2019年夏のプサン訪問中、プサン駅前のバス停で、何気なく街を
見ていた「ヲタク」の目が、ロシア文字をとらえた。
△プサン駅前バス停から市街地を望む
ロシア語学習者の「ヲタク」ではあるが、知らない単語だった。
△建物の名は「マリナレジデンス」
調べてみると、「短期賃貸」の意味だった。
今回のプサン訪問でも、草梁洞界隈で多くのロシア人を見かけた。
中には少年少女もいたし、赤ちゃんまでいた。
釜山で暮らすロシア人が増えているのだろう。
(終わり)
2018年冬のプサン訪問では、宿泊したホテルの前の公園で小規模な
集会が開かれていた。
通りすがりに2,3曲の歌を耳にした。
かなりの大音量である。雰囲気的には、屋外のカラオケ大会に
似ていた。
ヘバラギのサランウロを歌った男性は、高音もよく出ていたし、
なかなかいい声をしていた。
△鄭撥(チョン・バル)将軍像前の公園
警察による物々しい警備の隙間からは、かろうじて「民衆党」なる政党の
赤い旗などが見えた。
市民団体の集会だったようだ。
ところが、その日の夜だったか。
ネットニュースを通じて初めて、その集会が、釜山日本領事館前の
慰安婦像横に新たに徴用工像を設置しようとする人々が開いた集会で
あったことを知った。
(終わり)
2018年夏のプサン訪問でも、帰国当日、「ヲタク」は釜山駅構内の
手荷物預かり処を利用した。
△プサン駅構内の手荷物預かりセンター
駅近くのホテルをチェックアウトし、釜山港国際ターミナルに向かう
までの3、4時間、段ボール箱1個とスポーツバック1個を預かって
もらった。
料金は8000ウォン。日本円にして約800円。
決して安くはない料金である。
△シャトルバスのプサン駅前停留所と「ヲタク」の荷物
一方、その日、「ヲタク」が利用したターミナルまでのシャトルバスに
しろ、市内バスなら1200ウォン(日本円で約120円)あれば乗れる。
△ターミナルに到着したシャトルバス
公共交通機関やタクシー料金は、韓国の方が日本より明らかに
割安だが、それ以外の物価は、ほぼ日本と同じか場合によっては
韓国の方が高い。
△帰国する「ヲタク」の荷物
それが、「ヲタク」の実感である。
(終わり)
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2017年冬のプサンでは、自慢のNikon以外に、iPhoneでも写真を
撮影した。
特に画質にこだわる必要のないシーンや目立たずこっそり(?)撮影
したい場面などを中心に、耳障りなシャッター音の抑制(裏技)に
気をつけながら、あちこちでiPhoneカメラのシャッターを押した。
例えば、プサン駅前の人通りの多い街頭で見かけたこの看板。
写真を撮ること自体が恥ずかしくなるような場面でも、iPhoneなら
さりげなく撮影できてしまう(ただし、バカでかいシャッター音の
抑制にはくれぐれも注意が必要だ)。
それにしても、2017年冬のプサンでは、草梁洞のみならず、
南浦洞でも、非常に多くのロシア人を目にした。
プサンで白人を見たらロシア人と考えてもいいくらいだ。
<追記>
iPhone7カメラのバカでかいシャッター音対策については、無料・
無音のカメラアプリ「Microsoft Pix」の使用がいいのかもしれない。
現在、検証の最中である。
(終わり)
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2017年夏のプサン訪問では、非常に珍しい経験をした。
△プサン駅前の食堂「のり巻き天国」
ある夜のプサン駅前の食堂での出来事だった。
ここで食べたトンカツについては、すでに報告済みだ。
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その夜、「ヲタク」が店に入った時、1人の先客がいて、見ると
妙齢の白人女性が右手奥のテーブル席で食事していた。
何の下心もなかった「ヲタク」だが、とりあえず、彼女が視界に
入る位置には座った。
彼女は、時々、自分が食べているミルミョン(冷麺の一種)を
スマホ(カメラ)で撮りながら、耳にはイヤホンをさし、いわゆる
ビデオ通話を楽しんでいた。
彼女の話す言葉はロシア語だった。
そうこうしていると、今度は地元の韓国人とおぼしき若い女性が
店に入ってきた。店員とのやりとりから、彼女が聴覚障がい者で、
常連客か、あるいは店員の知り合いらしいことがわかった。
△「ヲタク」の記憶にもとづく店内図
彼女はレジ近く、「ヲタク」から見て右手のテーブルに座った。
しばらくすると、彼女が胸の前で忙しく両手を動かし始めた。
何をしているのか気になって、それとなく見ると、テーブルの
上には横向きに立てておかれたスマホがあった。
彼女もスマホのビデオ通話機能を使い、画面に映し出される映像を
見ながら、誰かと夢中で手話通話をしていたのだ。
かくして、小さな店内で、しばらく年齢も国籍も文化も違う3人の
男女が、決して交わることのない同じ時間を過ごした。
目の前にはトンカツ。正面から聞こえてくるのはロシア語。右から
視界に入ってくるのは、忙しく動き続ける両手。
実に印象深いプサン駅前での一夜の出来事だった
(終わり)参加カテゴリ:地域情報(アジア)