今日も会社で凹むことありました(またかよ(^^;)ゞ)
午後から外出、用事が早く終わったので渋谷でパティ・スミスの映画を見ることに。
今日が最終日。映画館、前回は迷いましたが今回はチャンと行けました。
シアターNってユーロスペースだったのね。な~んだ。ここなら行ったことある(笑)



内容はパティ・スミスの活動、プライベートを11年に亘って追ったもの。
90年代半ば、ライブ活動を再開した辺りから始まる。
パティは元祖パンクの女王。でも「反抗・暴力」的な言動は丸で無い。
家族を愛し、先達を尊敬する。極めて「まともな普通人・おとな」。
ボブ・ディラン、アレン・ギンズバーグ、ウィリアム・バロウズについて
目を輝かせて話す。62歳というのに、丸で少女のようなピュアさ。
アメリカに永年流れてきた「アート」を確実に継承している。
「芸術の素晴らしさ」を自分の身を持って伝えようとしている。
ライブ前、「どきどきする」と無邪気に笑う。
でもステージにあがると。叫ぶ、踊る、ギターをかき鳴らす。
美しい雄々しいその姿。思わず泣きそうになる。
「私の役割は人々を目覚めさせること」
「私には歌がある、声がある、だから伝える責任がある」
「私はブッシュを告発する!彼は政治と宗教を混同してイラクを攻めた」
「彼は貧困者を見捨てた、ニューオリンズを見捨てた」
「アメリカ人は中東をアラビアンナイトの御伽噺の世界と思い込んでる」
「アメリカをこんな国に墜としたブッシュを私は糾弾する!」
次から出てくる激しいコトバ、怒り。特にブッシュに対する非難は凄まじい。
アメリカで大統領を名指しで非難するなんて相当のことじゃないだろうか?
下手したら命がけ。
パティはともかく客をアジる。アジるだけでなく反戦デモにも参加する。
家庭での優しい母親とはあまりに違うその姿、使命感に燃えた姿。
62だろ?アンタ、なんなんだ?そのパワー、そのピュアさ。
まるで落着いてないじゃん。逃げて無いじゃん、闘ってるじゃん。
辛くないのかよ?イヤにならないのかよ?
実はパティは多くの大切なヒトを失ってる。夫、弟、バンドメンバー、大親友。
最後パティは「夫はいつも私といる。死は眠りではない。生の夢からの目覚めだ」
と云って笑って旅に出る。そこで映画は終わった。
見るんじゃなかった・・・
あまりのパティの力強さに自分のダメさを思い知った。情けなかった。
現在(いま)のオレは逃げてる、闘ってない、吠えてない。
安全な道ばかりを選んで顔を伏せて黙り込んでる。
それじゃイケナイと思いつつ、楽な道を選んでる。
そのうち「何もしない評論家」に成り下がるだろう。自分が一番キライな大人に。
映画を見終わった後、カラダが熱くなってる。熱が醒めない。
矢鱈歩いた。カフェでお茶を呑んだ。
頭の悪そうな学生がウエートレースに怒鳴ってた。
さて、どーする?「パティ凄い」で終わってたらドウシヨウモナイ。
このパワーに触れて・・・テメェは何をする?どうしたい?
今のままでやり過ごすか?ずっと逃げるか?傷つくのを覚悟でもう1度吠えるか?
いや、そもそも自分にとって仕事って、会社って・・・何だ?
「生活費(カネ)」を得るための手段にすぎないのか?
それとも「実現したい夢や目標」でもあるのか?
そこまでオマエは仕事を好きなのか?今の場所を愛してるのか?
それ以前にオマエは何をしたいんだ?どうなりたいんだ?
・・・答えなんか無い。ずっと考えてきて見つからなかったもの。
ホント見るんじゃなかった。いろんなものを突きつけられたな。
幾らでも時間はある。ゆっくり考えよう。
とりあえず・・・しばらくサボってた勉強を・・・もう1度はじめよう。
午後から外出、用事が早く終わったので渋谷でパティ・スミスの映画を見ることに。
今日が最終日。映画館、前回は迷いましたが今回はチャンと行けました。
シアターNってユーロスペースだったのね。な~んだ。ここなら行ったことある(笑)



内容はパティ・スミスの活動、プライベートを11年に亘って追ったもの。
90年代半ば、ライブ活動を再開した辺りから始まる。
パティは元祖パンクの女王。でも「反抗・暴力」的な言動は丸で無い。
家族を愛し、先達を尊敬する。極めて「まともな普通人・おとな」。
ボブ・ディラン、アレン・ギンズバーグ、ウィリアム・バロウズについて
目を輝かせて話す。62歳というのに、丸で少女のようなピュアさ。
アメリカに永年流れてきた「アート」を確実に継承している。
「芸術の素晴らしさ」を自分の身を持って伝えようとしている。
ライブ前、「どきどきする」と無邪気に笑う。
でもステージにあがると。叫ぶ、踊る、ギターをかき鳴らす。
美しい雄々しいその姿。思わず泣きそうになる。
「私の役割は人々を目覚めさせること」
「私には歌がある、声がある、だから伝える責任がある」
「私はブッシュを告発する!彼は政治と宗教を混同してイラクを攻めた」
「彼は貧困者を見捨てた、ニューオリンズを見捨てた」
「アメリカ人は中東をアラビアンナイトの御伽噺の世界と思い込んでる」
「アメリカをこんな国に墜としたブッシュを私は糾弾する!」
次から出てくる激しいコトバ、怒り。特にブッシュに対する非難は凄まじい。
アメリカで大統領を名指しで非難するなんて相当のことじゃないだろうか?
下手したら命がけ。
パティはともかく客をアジる。アジるだけでなく反戦デモにも参加する。
家庭での優しい母親とはあまりに違うその姿、使命感に燃えた姿。
62だろ?アンタ、なんなんだ?そのパワー、そのピュアさ。
まるで落着いてないじゃん。逃げて無いじゃん、闘ってるじゃん。
辛くないのかよ?イヤにならないのかよ?
実はパティは多くの大切なヒトを失ってる。夫、弟、バンドメンバー、大親友。
最後パティは「夫はいつも私といる。死は眠りではない。生の夢からの目覚めだ」
と云って笑って旅に出る。そこで映画は終わった。
見るんじゃなかった・・・
あまりのパティの力強さに自分のダメさを思い知った。情けなかった。
現在(いま)のオレは逃げてる、闘ってない、吠えてない。
安全な道ばかりを選んで顔を伏せて黙り込んでる。
それじゃイケナイと思いつつ、楽な道を選んでる。
そのうち「何もしない評論家」に成り下がるだろう。自分が一番キライな大人に。
映画を見終わった後、カラダが熱くなってる。熱が醒めない。
矢鱈歩いた。カフェでお茶を呑んだ。
頭の悪そうな学生がウエートレースに怒鳴ってた。
さて、どーする?「パティ凄い」で終わってたらドウシヨウモナイ。
このパワーに触れて・・・テメェは何をする?どうしたい?
今のままでやり過ごすか?ずっと逃げるか?傷つくのを覚悟でもう1度吠えるか?
いや、そもそも自分にとって仕事って、会社って・・・何だ?
「生活費(カネ)」を得るための手段にすぎないのか?
それとも「実現したい夢や目標」でもあるのか?
そこまでオマエは仕事を好きなのか?今の場所を愛してるのか?
それ以前にオマエは何をしたいんだ?どうなりたいんだ?
・・・答えなんか無い。ずっと考えてきて見つからなかったもの。
ホント見るんじゃなかった。いろんなものを突きつけられたな。
幾らでも時間はある。ゆっくり考えよう。
とりあえず・・・しばらくサボってた勉強を・・・もう1度はじめよう。