アウトドアライフの記録

四季それぞれに あちこちの山に登ったり、桜や紅葉の写真、および南の島の記録を写真とともに整理して、ブログにまとめました。

上越山旅2013秋 その1雨飾山 Part1

2013-11-11 14:38:13 | 冬の山歩き
上州と越後の山旅をしてきた。
山の麓は紅葉真っ盛りだったが、登るにつれて木々は葉が落ちて裸。
そして山の上は どの山も雪化粧した世界だった。

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雨飾山1963mへは 雨飾り高原キャンプ場から往復した。

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Part1 登山口から笹平尾根まで。

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前夜小谷温泉の宿では一晩中雨が降り続いていたが、今朝はなんとか
雨が上がった。キャンプ場管理建物の前に 広い無料駐車場がある。

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きれいに色づいた山道を歩いて行く。

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湿地帯が続くが 木道が整備されている。

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木々の葉は落ちているものが多い。

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カサコソ音を立てて 落ち葉の絨毯の上を歩く。

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約1時間弱で「ブナ平」到着。そのまま歩き続ける。

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道は次第に険しくなる。急坂が続く。

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そして雪が現れだした。昨夜の雨は山では雪だったのだろう。

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登山道には道票がつけられていて、自分がどのあたりにいるのか
推測できるる

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「荒菅沢(あらすげざわ)」を見下ろすところまで来た。
よく見ると沢の辺りで人が見える。

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昨夜同じ旅館に泊まって、今朝私より早く出発したグループだ。
駐車場には彼らの車と私の車の2台だけだった。
あそこへ降りるのにもう10分以上かかるだろう。

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周りの山は雪で白く、雲がどんどん湧き上がっている。

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荒菅沢へどんどん下がっていく。帰りが大変だろうなあ。

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ついに追いついた。やはり今朝がた旅館で声を交わした人たちだった。

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東側谷向かいの「火打ち山」、「焼山」はかなり白い。

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登りながら時々頭上に白い山が見えるが、雨飾り山がどれか
よく分からない。

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時々ちらっと見えるあの高い山が雨飾りなのかもしれない。

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道に雪が次第に多くなる。もちろん先行者はいない。

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振り向くとキャンプ場の駐車場が小さく見える。

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望遠レンズを通すと、車が増えているのが分かる。

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急な斜面に梯子が連続して設置されている場所に来た。
一つずつ ゆっくり慎重に登る。

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横を見ると樹氷の先に白っぽくなった紅葉の谷や尾根が見える。

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ようやく笹平到着。雪はかなり深い。15センチから20センチある。
向こうに見えるのが雨飾山だろう。

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次は Part2 笹平から山頂へ

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ススキの穂が揺れる和歌山生石高原と山里の秋風景 2013年11月2日

2013-11-07 19:32:13 | 秋の風景
和歌山県紀美野町の生石(おいし)高原へ行き、ススキの穂の揺れる山頂を

歩いてきた。

生石高原は山頂付近のススキが有名で、しかも山頂直下まで車で

行けることから、お年寄りから家族連れまで、簡単にいけると言うので 

人気の山だ。

最高地点は生石が峰の865mと、我が家の裏山 岩湧山と同じくらいだ。

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駐車場周りは、一面のススキ野原だ。

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沢山の観光客が行きかう。ちょうど大型観光バスが着いたところだ。

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別の観光バスには、沢山の人がお土産を買い込んで帰っていく。

次の観光地へ行くらしい。

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駐車場のすぐ上に 生石神社がある。

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山頂へ歩いて行く。ススキの穂が光に反射してとてもきれいだ。

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あれが「傘石」か、標識がまるで無い。

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正面に見えるのが山頂らしい。

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途中に大岩がゴロゴロしている。

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紅葉の始まった蔦の向こうに山頂。

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広々として、歩いていても気持ちがいい。

我が家の裏山の岩湧山に似ている。

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30分足らずで山頂だ。お弁当を食べている人もいる。

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三角点の向こうは 紀ノ川方面だが、霞んでいてほとんど見えない。

支那大陸から飛んできた煤煙のせいだろう。晴れているのに残念だ。

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南側は 紀伊山地の山々が続くが、これも霞んでいて護摩壇山方面は

まるで見えない。まして世界遺産大峰奥駈道方面は全く見えない。

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駐車場と「山の家」があるところへ戻る。

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南側には牧場らしき建物が見える。

大型トラックに沢山の牛を満載したのと、先ほど山道ですれ違ったのは

あそこから出てきたのだろう。

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駐車場と山の家が見えてきた。

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オートキャンプ場もある。バーベキューの火をおこしているようだ。

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山の家の入り口だ。中は広くてレストランと土産物売り場がある。

沢山の観光客が、お土産を買い込んでは バスへ帰っていく。

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お昼になり、お腹が減ったのでレストランで食事をした。

ゆで卵をココナツミルクでペースト状にして、スリランカカレー風に

仕上げた「卵カレー」は美味しかった。カレー専門店で作り

ここまで運んできているらしい。

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生石高原に咲いていた花

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山頂のいたるところに 竜胆(りんどう)が咲いていた。

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野紺菊もあちこちで満開だった。

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竜脳菊もススキに混じって負けてはいない。沢山咲いている。

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秋の麒麟草もまだまだ咲いている。

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野薊ではなく、吉野薊だろうか、あちこちに咲いている。

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山母子は盛りがすぎ、元気が無い。枯れ枯れだ。

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クリスマスの飾りに良く使われる「野葡萄」の実。
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生石高原近くの山里の風景

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清流 貴志川沿いの山里風景。木々も少し色づき始めている。

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色づいた葉は、この地方特産の「山椒の木」だ。

このあたり 山椒畑が多い。

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色づきはじめた銀杏の葉と赤い実。

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取り忘れられた柿の実が寂しそうだ。

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モミジも日当たりの良いところはかなり赤い。

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帰りに通りかかった「たまゆらの里」に立ち寄った。

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貸しコテージが立ち並んでいる。

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施設の中心には イタリアンレストランとバーベキューコーナーがある。

沢山の家族がバーベキューを楽しんだり、レストランで食事していた。

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珈琲とラズベリーケーキのセットを頂いた。

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生石高原周りの山里も 木々が色づき始めて、いよいよ紅葉シーズンだ。

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亀甲白熊(きっこうはぐま)に会いにダイヤモンドトレイルを紀見峠から岩湧山へ 2013年10月27日

2013-11-02 00:01:50 | 秋の山歩き
岩湧山仲間から「ダイトレで今 亀甲白熊(きっこうはぐま)が咲いているよ」と

教えてもらったので、早速出かけた。

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ダイトレ紀見峠にバイクを置いて、岩湧山へ往復した。

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紀見峠には 遅ればせながら きれいなトイレが出来ていた。
これだけ女性ハイカーが増えたのに、トイレ作るのが遅かったなあ。

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ここがダイトレの岩湧方面入り口。ダイトレは国道371号線の
旧道で分断されているので、金剛山方面と、岩湧山方面の入り口が
少し離れている。

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1時間ほど歩くと「ボ谷池」がある。今は水は無い。
この少し前でダイトレに合流しているボ谷林道から御夫婦が登ってこられて
御一緒する。

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しばらく歩くと「葛城経塚28宿代17番経塚根古峰」がある。
このすぐ先で、「砥石谷林道」からの道が合流する。

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こんなところまで、バイクに乗ってきた奴がいる。
この先は階段が多いから 多分ここから歩いていったのだろう。
まったく日本人とは思えない頭の構造をした奴がいるもんだ。

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山頂トイレの前は順番待ちの列。このあたり、
いつもひっそりとしているのに、今日は秋晴れの日曜日なのだ。

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萱の穂が揺れる 山頂直下は凄い人の群れだ。
山頂でこんなに人間を見るのは初めてだ。猪の親子はたまに見るのだが。

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山頂も沢山の人だ。

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あいにく今日は晴れてはいるが、遠くは霞んで見えない。

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山頂のあちこちで 竜胆がたくさん咲いている。

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センブリもようやく開きだした。

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高野箒も沢山咲いている。

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帰路は千石谷を「五つ辻」まで歩く。少し紅葉も始まっているようだ。

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関電の送電鉄塔まで帰ってきたら、紀見峠は近い。

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ここが紀見峠。大阪府と和歌山県の県境だ。

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ここは昔宿場町だった。「高野山女人堂へ六里」と道標が立っている。

※昔女人禁制だった高野山の入り口七箇所には「女人堂」が七箇所あり
それらを結ぶ「紺屋七口女人道」が整備されていた。
そこを歩いた記録はこちらから。

http://yochanh.blog.ocn.ne.jp/outdoordiary/2013/01/2013110_bbad.html

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この宿場町で かの数学者「岡 潔先生」は生まれたのだ。
生誕の地の石碑が建っている。

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亀甲白熊(きっこうはぐま)は キク科の植物で白熊とはヤクの尻尾の毛

のことで、仏具の払子(ほっす)のことを言う。

「葉が亀の甲羅の形をした 白い毛のような花」の意味だろう。


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直径1センチに実満たない小さなかわいらしい花である。

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これが亀の甲の形の葉っぱ。

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紀見峠から岩湧山山頂まで3時間。

帰路は2時間半かかった。

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