アウトドアライフの記録

四季それぞれに あちこちの山に登ったり、桜や紅葉の写真、および南の島の記録を写真とともに整理して、ブログにまとめました。

冬の宇治 改修後の平等院 2016年2月23日

2016-03-24 09:16:03 | 京都の四季
改修工事の終わった宇治の平等院鳳凰堂を見に行きました。
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お昼過ぎに着いたので まずはお昼ご飯。
駐車場の隣の「観月」へ。「カレーライスと小鉢のお蕎麦」を頼みました。
カレーとお蕎麦は なかなかよく合いました。
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入場料600円なりを払い中へ。
平等院は修学旅行の人気場所らしく沢山の修学旅行の生徒達で賑わっていました。
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沢山の人が並んでいます。建物の中へ入る順番待ちだそうです。
向こうの人たちは 既に中へ入ったり歩き回っている人たちで、順番待ちの人は手前に並んでいます。
料金は別に300円必要です。さすが京都は やる事がえげつない。
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改修終わった平等院鳳凰堂。

なんか朱色の感じが暗くてがっかりです。もっと明るい朱色を希待していたのに。

昔神社建築に関係した事があり、そのときに京都のK美術研究所から先生と学生さんたちが来て
神社の彫り物の色付けをしていただいたのですが 先生は「平安期の朱色は 目の覚めるような
朱色がほとんどです」と仰っていた事を思い出しました。
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正面の姿を写すには修学旅行の生徒達が 移動した隙を狙って撮影します。
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瓦はすべて新しくなっています。昔のように焼いたのでしょう。
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鳳凰もキンピカの姿が新しくなっています。
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橋の朱色は 外部にあり屋根がないせいか、若干明るく感じました。

平等院は 藤原道長の別荘「宇治殿」をその子の藤原頼通が寺院としたものです。
天皇制を食い物にして数々の陰謀策略で幾多の貴族を殺して 私腹を肥やした藤原家の
富の象徴です。

その後明治にいたるまで 藤原家の子孫たちは 天皇制を食い物にして生きながらえて来たのですから凄いですねえ。
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庭園の木々は 春遠く寒々としていました。
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梅の花もまばらです。
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塔頭のひとつ最勝院へ行きました。
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綺麗な生け花とおもいきや、すべて根がついた植木鉢でした。
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こちらの梅の花は満開でした。
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源頼政のお墓だそうです。当初のこの建物の持ち主の宇多天皇の孫「源の重信」の墓と勘違いしていましたが
説明文を読むと平家追討の兵を挙げた源の頼政が宇治川で平家に破れ平等院境内で自害したそうです。
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この寺に展示してあった「船に乗った観音様が浄土へ漕ぎ行く」仏像です。
変わった構図で初めて見ました。
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宇治川沿いを散歩しようとしましたが、歩道や宇治川に架かる橋の工事のためあちこちで通行止めに
なっています。春の観光シーズン前に 痛んだところを観光客の少ない今のうちに早く直して
春に がっつり儲けようという魂胆です。
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と言うことで宇治側沿いの散歩もままならず 福寿園でお茶を飲むこととしました。
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店内はお土産用のお菓子も売っています。また気に入ったお菓子を買って店内で食べる事も出来ます。
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堤防の上の遊歩道から店に入りましたが 川沿いの道からも入れるようです。
寒風吹きすさぶ川沿いの道を散策するのもいいですが、暖かい店内でお茶を楽しむのもいいですねえ。
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ちなみに私は抹茶の和菓子と熱い抹茶を頼みました。
店内は空いていましたが 休日には大変混むそうです。
家族へのお土産も買いましたが お昼ごはんより はるかに高くつきました。
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http://yochanh.sakura.ne.jp/kisetsu/index.html
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