怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

がっくりな発言

2011-04-11 22:40:30 | ニュースから
「パチンコ我慢、自販機なくても」石原氏が持論(読売新聞) - goo ニュース

持論というほどのものではなくて、嘘、またはデマの類いといってよく、悪い冗談といって捨て置けるものでもない。

東電の発電量は、1時間あたり約4000万キロ・ワット。
そういう数字が見えていると、1000万キロ・ワットというのは、一見とても魅力的かもしれない。

だって、単純には(1000万/4000万)×100=25%だもの。
ああ、ずいぶん節電になるのねって誤解を生じかねない。

この1000万キロ・ワットって数字は1時間あたりではなくて1日の総量でしょう。
1時間あたりでいえば42万キロ・ワット。
(24/4000)×100=0.6%

ということは、実質、自販機とパチンコを全て止めても1%に満たない節電ということになる。
パチをやらずに、暇な人が自宅で使う家庭内電源、パチ屋の経済波及効果などを考えれば、本当に効果的な節電といえるのか?と問いつめたくなるレベルだ。

また、この石原の放言を、「生活の見直しをしよう」という話にすり替えたとして、だ。
それにしてもパチンコをやり玉にあげるのはどうなんだろうと思ってしまう。

ま、これもいつもの石原センスなんだろうと、マジョリティには確認をとるまでもないのだろうけれど、マイナーな私としては、がっくりな発言といわざるを得ない。

(以下、引用)
「パチンコ我慢、自販機なくても」石原氏が持論
読売新聞2011年4月10日(日)21:17

「パチンコ我慢、自販機なくても」石原氏が持論
(読売新聞)

 東京都知事選で4選を確実にした石原慎太郎氏は10日夜、都内の事務所で報道各社のインタビューに応じ、東京電力福島第一原子力発電所の事故による電力不足について、「パチンコと自動販売機で合わせて1000万キロ・ワット近い電力が消費されている国は日本以外にない。こういう生活様式は改めたほうがいい。(節電のために)国は政令を出せばいい。パチンコする人は我慢なさい、自販機がなくても生きていける」などと持論を展開した。

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