怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

そんなあんたも必要だけれど、いらなくもあるのだよ。

2006-09-29 07:24:26 | 戯言
「自分に向かない」…校長・教頭の降格申し出が激増(読売新聞) - 9月24日16時39分更新(yahooニュース)

>文部科学省によると、全国の公立小中高校などで2005年度に自ら降格を申し出た管理職は71人。
>01年度の26人から3倍近くに増加した。

制度の導入、権利の公表、普及に伴う部分もあるのだろうが、やはり、それなりの覚悟がないと管理職は勤まらないのだろう。

教師世界の階層を上がっていくと、子どもの育む活動へダイレクトに触れられなくなるというイメージを私はもっているが、どうなのだろう。聞いてみたいものだ。

管理職は老兵的な部分があってほしいとも思う。
人生の先輩として、相談にのれるような人でなければ、結局は信頼できないと、個人的には思う。
ま、そんな心意気をもった人はマイノリティだろうが・・・。
現在の管理職に求められる力はそんなものではないのは承知でいっている夢想なのだが・・・。
思わずね・・・。

はっきりいって、端から見ていて、今の管理職には夢も希望のかけらも見受けられないよ。

私の周りにいる人で、
「えらくなって、教育を変えてやる。校長になって、好きかってやってやる。」
そう息巻く人がいるが、冗談だとしか思えない。
そんなことできないからだ。

「自分の指導も古くなったし、年齢も感じる。管理職へ・・・。」
そう。それはわからないではない。
でもね。そうでなくやっている人もたくさんいる。
ロートルとして「勝ち組」を目指すのはいいが、校長室にこもって出てこない人になってほしいよ。
逆に言えば、現場の苦労はわかっているのでしょう?

指導主事あがりだよん!研究員あがりだよん!困難校を変革したよん!自治体首長の肝いりだよん!
そうですか。他でやってください。あんたのための現場じゃないですよ。


管理職は、所詮、お役所の上役でしかない。
渉外活動も、人員配置も、報告書も、市役所のそれとほとんど変わりないように思える。
もちろん、そういった仕事をこなせる人がいるから学校が動くというのは否定しないし、ありがたいとさえ思うこともある。

(でも、今まで、そんな仕事さえ不適格な人もやってこられたようにも思えるのだが、・・・つまり、現場教諭では立ちいかない人が昇格していた・・・あ、これは個人攻撃か・・・。)

ま、そんな感じ。そんな人だったら、私には無関係の人だねぇ。
「降格希望が増えた」っていうけれど、その裏には何があるのかねぇ。


そういや「統括校長」って、上級役職ができるのだったっけ。校長クラスも平と御上ができるのねぇ。
そりゃ、はっ!喰らわば皿まで!
歴もきいてくるだろうねぇ。
(保護者のみなさん!そういう校長に、ぜひ協力してください!あなたのことなんて踏み台扱いなんですから!)


これって、よくある上司批判?(笑うしかないねぇ)
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2 コメント

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冴えてる (今日)
2006-09-30 06:44:42
降格希望が増えた」っていうけれど、その裏には何があるのかねぇ。・・・・・・・・・・・・



学校現場の、ひどさだよ。

息が出来なくなってしまったのだよ。



泥水の中で、掻き回された泥鰌だよ。





はっきりいって、端から見ていて、今の管理職には夢も希望のかけらも見受けられないよ。・・・・・・・・・



僕の時代も、そうでした。

殆どが、教育からはなれたところで、物を考えていたね。



でも、このブログに登場している校長さんは、骨があるね。

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コメントありがとうございます (yo)
2006-09-30 09:59:59
現任校に退職直前の副校長(前の教頭)がいます。

私と同じ体育部所属の管理職です。



先日、市の教育研究会(体育部)の研究授業がせまり、同じ研究部の人たち(わずか数人ですよ)に、事前の授業を見に来てほしいとの連絡を(同市内の)当該学校にFAXを流そうとしたところ、彼からダメ出しを受けました。

一瞬、どういうことかわからず絶句しましたが、彼がいうには、

「今はそういう時代じゃあない。そんなことで出張命令が出ては、相手先の学校が迷惑だ。しかも、授業時間中じゃぁないか。相手先の校長と、我が校の校長の人間関係がものをいうから、それはやめなさい。」

とのこと。



私は、前任校で、そんな出張命令で困ったなんて話を聞いたことがなかったので、そのことを言うと、

「相手先が格が上の校長だったら頼みにくいのは当然だろう?」

の一点張り。

この人は正直に話す人だなと思いつつ、そんな妙なシステムで既得権である「研究する義務や権利」が侵されるのだなと思った。

つまりは、我が校の校長は、少しの瑕疵も作りたくない人なのだ。



校長会で、決して弱みをみせず、学校改革を鳴り物入りで継続中と噂される校長だ。端から見ていても、市報にその実践が毎年いくつも載るし、昨年度の研究発表では、同時期に行われた研究発表校に対して「勝った!」を連発していたっけ。



この副校長も、主な仕事は主幹職に預けて、最近ではしょっちゅうタバコを吸いに玄関先に出、池の魚のためにえさを細かく砕いたり、子どもが拾った怪我した鳩を大事に飼ったりしている。

隠居するのはかまわないが、私にとっては、今回のようなことがあると、複雑な気持ちになる。



お返事が雑事の報告になってしまった・・・。でも、今、そんなkとを思ったのです。
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