ベネッセのサイトにカラさんの記事が載っていた。
『「不適格教員」の免職、4月から可能に』という記事だ。
教育再生会議の影響で「教育公務員特例法」がいわゆる三法改訂時に変わり、法的な部分がより強化された結果なのだが、記事の指摘通り、すでに指導などは行われている。
これは「教育改革(東洋出版)鈴木義昭2006.11」などでも明らかだが、物理的な限界や、全てを研修という場で行うことの困難さを無視している。
また、教員が自己改革を行う場所は現場であり、そこのOJT改革がセットで行われず、環境ばかり悪化していく現状では、こういった強硬的な手段ばかりがあらわになるのは、カラさんの記事でいう「現場教師を萎縮」のみならず、今後の大きな課題である若手の育成へ大きな負の影響を与えかねない。
個人的にはこのブログですでに言及している部分もあるのだが、特に、若手の育成は非常に将来危ぶまれる部分がある。
それを念頭におくとき、こういったことというのは、逆効果が見通せて、寒い話だと感じる。
だれも救われない。
そういう話。
まだまだ寒い日が続くので健康に気をつけたい。
今日も調子が悪く、早帰りしてしまった。
明日は雪が少し降るとか降らないとか。
不良教員の私は生きて4月の門をくぐれるのかなぁ・・・。
『「不適格教員」の免職、4月から可能に』という記事だ。
教育再生会議の影響で「教育公務員特例法」がいわゆる三法改訂時に変わり、法的な部分がより強化された結果なのだが、記事の指摘通り、すでに指導などは行われている。
これは「教育改革(東洋出版)鈴木義昭2006.11」などでも明らかだが、物理的な限界や、全てを研修という場で行うことの困難さを無視している。
また、教員が自己改革を行う場所は現場であり、そこのOJT改革がセットで行われず、環境ばかり悪化していく現状では、こういった強硬的な手段ばかりがあらわになるのは、カラさんの記事でいう「現場教師を萎縮」のみならず、今後の大きな課題である若手の育成へ大きな負の影響を与えかねない。
個人的にはこのブログですでに言及している部分もあるのだが、特に、若手の育成は非常に将来危ぶまれる部分がある。
それを念頭におくとき、こういったことというのは、逆効果が見通せて、寒い話だと感じる。
だれも救われない。
そういう話。
まだまだ寒い日が続くので健康に気をつけたい。
今日も調子が悪く、早帰りしてしまった。
明日は雪が少し降るとか降らないとか。
不良教員の私は生きて4月の門をくぐれるのかなぁ・・・。
なんかやたらと「優秀な教員」という物言いに出くわすんですけど、優秀な人材ってのは医療にも政治にも経済にも行政にも司法にも文化にも、あらゆる世界の中核に必要なわけで、そういう人材は就職戦線よろしく「取り合い」になるわけです。そうなると学校現場はまず勝ち目がないですね。待遇は悪いわクレームは来るわ責任は思いわ、東京だけとはいえ歌うたわないと処分だもの。
不適格教員は去りました、後がまもイマイチでしたというのがオチになりそうな気がします。
とってもまともじゃないです。
まぁ、冷静に考えれば他の職業の方へいける人はそっちになるのじゃないかな?
火中の栗を拾ってどうというのは、よほどの馬鹿か勇者、あるいはマジシャンでしかないでしょう。
もちろん、それ以上の魅力はないことはないけれど、万人向けじゃぁないです。
それはそれとして、アメと鞭ではないけれど、能力給と不適格教諭ばっさりというのは、全然魅力的ではないです。
人材確保のセンスがない連中を断首してほしいものだと思います。