怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

家庭学習

2004-12-29 11:03:50 | 教育
岸本さんの著書を出さずとも「家庭学習」は大切だ。
今日から教師の冬休みだが、昨日一昨日は気になる子どもを呼び出して補習した。
この子の場合、とてもお母さんが頑張っていて、学校の勉強と家庭学習の相乗効果はいい形ででている。
もちろん、この子への配慮は長期的な見通しが必要で、冬に呼び出したのはそれが第一の理由だ。
加えて、お母さんの熱意に応えたいということも大きい理由だ。
家庭学習とは、本来学校教育とタイアップしているものだと思う。

「学力は学校でつけてくれ」とはよく聞く言葉だが、学校だけで身につくものはたかが知れている。
家庭での学習とその習慣づけを無視しないで発言してほしいものだと思う。
私はそういった意味をこめて、「宿題は毎日出す」をモットーにしている。
(実際にはこれはたいへんなことで、子どもから返ってくるもの全てを消化しようとすると首が回らない。
いろいろ(いい意味で)手をぬくのだが、それでも青息吐息。)
でも、そうやって家庭と教育の一端を担ってもらうことで、
学習の質や子どもの格差の解消は保障されていくようなきがする。
家庭学習は学校にとってありがたいものだけでなく、子どもに返っていくものだと思う。

勘違いされると困るので、先に言っておくと、
子どもを塾に通わせなさいといっているのではない。
塾は家庭学習ではないと根拠ある暴言をはいておこう。
因みに、「進学」を目指した塾で、子どもらしい少年少女期を過ごせなかった子ども、
いや、性格や行動をゆがめられた子どもをたくさん見て来た。
生き地獄である。
そういった子どもの家庭も、そんな簡単な事が理解できないくらい歪んでいるのだが・・・。

話がずれてきたので、この件はまたいつか別記しよう。

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