怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

この夏のボランティア

2005-07-29 06:28:57 | 教育
この夏に前任校の臨海学校の手伝いにいく。
異なる市区町村から、大っぴらに手伝いにいけなくなって久しいが、休暇をとって、自分の所属自治体と校長に頭をさげてのボランティアだ。
それも来年度は校長から厳重にダメだしをくらっている。
たいへんな教育効果のある臨海学校なので、ぜひ伝統を守る意味でも続けてほしいのだが、こうもクビキがきつくなるとやれなくなりそうである。
私の諸先輩も、所属自治体によってはボランティア参加ができない状況である。
同じ都職なのに。こんなバカな話ってあるのか!
「子どもの育み主体」感覚のない、お役所的な考えがホントまかりとおっている。

そんな気持ちはさておき、今年度は、私が初めて担任をした学年の臨海学校。
成長がとても楽しみで、今からウキウキしている。
これも伝統だが、遠泳、浜遊び、スイカ割り、星の観望、その場所ならではのレクなどなど、どれも同列で扱われ、海を満喫させる工夫が満載の臨海学校。
教師はまさにホスト役のように奔走する。
最初は、え?ここまでやるの?と大人の立場を疑ったが、今では、子ども達を魔法にかけるような時間を作り出し、全員、大きく一つよい実感をもたせ、大きく成長させるためにはこれしかないという確信をもっている。
この自治体は各学校さまざまなのだが、こういった取り組みのできなくなってきた学校が多く、そういった学校との格差が気になる。
ま、とりあえずは、「この学校の6年生でよかったね。」と連中に言ってやりたい。

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