怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

当然といいたいが、それ以上に

2011-05-29 22:01:50 | 教育
子どもの被曝量、年間1ミリシーベルト以下目標 文科省(朝日新聞) - goo ニュース

当然の配慮だろう。

それ以前に、東北地域の人たちの避難移住を考えたとき、そこにかかる保障コストよりも、現状維持の上での保障コストの方が安いかどうかという議論があるのだそうだ。

人道的な見地から言えば、コスト云々よりも、さっさと避難した方がいいと思っている。

無論、地元が、人間関係が、残される財産が、様々なものに関わる感情的な問題はあるのだけれども、ここまで危険視され、しかも危険であるかどうかの情報が操作されている可能性のある状況で、行動的には何ができるのだろうか。

逃げるという選択肢が有効の時期にそうするべきだと私は思っている。

こういうのをファシズムという

2011-05-29 21:46:41 | 教育
国歌起立条例案に大阪府教育長は「反対」 知事と食い違い(産経新聞) - goo ニュース

東京都の石原の場合、教育長を自分の肝いりをおき、通達という形で強制を行った。
橋下の場合、条例化という方法をとった。

どちらが教育に対する政治的な介入として筋が通せるかといえば、明らかに前者だ。

土台、条例によって教育に関わる活動に対して政治介入ができるものではない。
それがあった場合、それこそ上位にある法の精神として、それを推進下側の瑕疵が問われる。

教育への政治不介入は、戦後の教育の精神だ。
政治による介入を許した教育を行えば、それは社会の刷新が不可能になり、迎合的な人格を生み出す危険性を多いにはらむ事になる。

橋下はたぶんそれがわかっているだろう。

つまり、これは政治パフォーマンスとして喧伝されることを目的としているきらいがある。

本来、教育指導要領の政治性も問題なのだけれども、それさえもオーバヘッドしてしまう条例は不可能だろう。
これを黙認するとしたならば、全国的な反対運動がおこらねばならないだろう。

なんにつけ、こういう形で教育を犠牲にしていく大阪府のやり方というのは、他の闇を覆い隠してはしまわないか、心配だ。

橋下支持者が多いように見える大阪府。
アホなことをやっていないで、正常な倫理観のある人にやってもらった方がいい。
そのための努力や、そういった方向への賛同を広げてほしいものだ。