怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

はっきり言った方がいい

2011-05-08 20:36:47 | ニュースから
大気の放射線量、4県で平常値上回ったまま(朝日新聞) - goo ニュース

経済活動のみならず、このままでは継続的な暮らしができないと。

民が動かないと公が動かない図式もあるかも知れないが、責任を公が負うと言うか言わないかが政治的な話なのではないだろうか。

私も自信をもっていっているわけではないのだけれど、言っていかないとならない気がしている。

土壌汚染はやっかいだ

2011-05-08 10:45:31 | ニュースから
校庭の放射線量、再び基準値超す 福島の中学校1校(朝日新聞) - goo ニュース

大気や海洋、河川などの汚染は、いわゆる化学物質などの公害汚染においても、結局は流出していってしまう部分が多く、具体的にフィルタリングしたり専断したりという物理的な対応でやりすごすことができるものも多かったが、土壌や地下水などの汚染は、その挙動が不明瞭だったり、残留するものが多かったりで、具体的には汚染された部分を廃棄しなければならない物理的な問題が大きい。

しかもやっかいなのは、その汚染源が放射性物質だということだ。
さらに、未だに降り積もってくる可能性が高いので、単純除去だけでなく、専断しなくてはならないのだけれど、そのどちらも物理的な問題が大きい。

個人的には、土壌を廃棄するよりも、人間が動く方が効率的だとは思う。
無論、感情的な部分の問題が残るのだけれども、放射線などを浴びていないで、はやい決断が求められる気がする。

大学が始まってみたら、人がいなくて定員割れとか、大学機能が働かないので、別な場所に移転して開始なんてところの話を聞く。
だれかが残ろうとすれば、それにともなって残らざるを得ない人もいるのだ。
そういった人たちの被害は自己責任では済まされない部分もあるだろう。

「場当たり的だ」という評価もあるだろうけれど、ことは最悪の状況なのであって、長期的な見通しに立って大ナタをふるっていく判断をくださなければ、「場当たり」は続くだろう。

一番の問題は、そういった見通しを許さない東電側の問題と、そういう方向のコンセンサスを得ようとする活動に関わる見通しづくりのなさなのじゃないかと思っている。

先の大学は、すでに5年間は戻らないとしている。
それって大学の学生的には一回り以上だ。
それくらいの判断は今すべきじゃないだろうか。