怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

学校図書館の充実は蔵書だけでない

2007-02-10 21:30:54 | 教育
我ながらニュースレスのブログになりさがりつつあるな。(爆)

「もっと予算つけろよ。」も批判点になるだろうけれど、司書教諭の配置や読み聞かせボラやセミプロの養成、普及などにも手当がほしいところだ。

「読解力つけろ。」なんて言っているだけでなくて、もっと形にしてほしいものだ。

ないものねだりか?

否、教育予算は少ないよ。(諸外国比)
加えて、今の学校図書館の廃れ具合はひどいものだよ。

学校って、もっともモダンなものである必要があるのではないだろうか?

にほんブログ村 教育ブログへ

文科省、学校図書館を充実 もっと本をと1000億円(共同通信) - goo ニュース2007年2月10日(土)17:09

 子どもの活字離れが問題になる中、読書環境を充実させるため文部科学省は10日までに、全国の公立小中学校の図書館蔵書購入費用として今後5年で計約1000億円の地方財政措置を取ることを決めた。過去5年の計約650億円から大幅増額。文科省はうち400億円を蔵書を増やす費用に、残り600億円を古い本の買い替えに充てることで学校図書館蔵書の標準冊数に達することが可能としている。

八郎

2007-02-10 20:03:28 | 教育書
その体裁は低学年でも読めそうな絵本なのに、東北なまりのキツい文章でよせつけない趣のある作品。

小さいころの私などは、東北の語感はなじみが合ったので、ぜんぜん問題がなかったのだけれど、子ども達に読み聞かせると如実に表情がこわばるのである。
「え?なんていったの?意味わからない。」
ってね。

にほんブログ村 教育ブログへ

話は分かりやすい。

だいだらぼっちのような大男の身を挺して村人を守った話。
「滅私を人の人情として美点とすること」に繋がる思想が斉藤作品にはあるが、一方で、「半日村」に代表される階級闘争的な部分、さらに団結の象徴を巨人に置き換える嗜好も見え隠れする。

同様な作品に「三コ」があるが、まさに同質異像。

白土三平のカムイ伝を思い浮かべる人も多いのではないだろうか。

命をかけて子どものためにと村を救う八郎は、広大な干潟を残す。
今は無き「八郎潟」の伝説なのだが、行く末無き強大な力をもつものの末路を暗示しているようにも思える。

八郎が海に飛び込み、沈みいく姿は心を揺さぶるシーンなのだが、読み手(聞き手)の子ども達にはそこに自分を映すよりは、残された村の子どもに投影している気がする。

大人として読むと、想像するだに強大な者の一つの命に感動をする。

イメージの齟齬は当然あるものだ。

がんばれスーパーティーチャーズ

2007-02-10 14:10:11 | 教育
何が優秀で何が劣等なんだか。
いい感覚しているよ文科省。

きっとスバラシイことをした教員さん達なのだろうから、それはそれでいいけど、そんなことを目指している人たちではないんだろうな。

この人たちにたいへんな仕事はおっかぶせていいってことにはならないだろうし、なーんもかわらんだろうな。
飴だって?かーんけいないじゃん。

うちらは野球選手みたいなもんなんだろうな。
この人たちにとっては。

にほんブログ村 教育ブログへ

「優秀教員」765人を表彰 文科省が初実施(朝日新聞) - goo ニュース2007年2月9日(金)19:59

 文部科学省は9日、06年度の文部科学大臣優秀教員を発表した。国が「優秀教員」を認定するのは今回が初めて。選ばれたのは、都道府県と指定市の教育委員会から推薦された765人。教育再生会議で指導力不足教員への「ムチ」について議論が続く中、教員のやる気を引き出す「アメ」として実施された。

 文科省は今回、教職経験10年以上で35歳以上の管理職以外を対象に、(1)学習指導(2)生徒指導、進路指導(3)体育、保健、給食指導(4)部活動指導(5)特別支援教育(6)その他――の6分野で推薦を依頼。表彰制度がなく選出が間に合わなかった島根県と、裏金問題で「自粛する」と回答した岐阜県を除く全教委から推薦があった。

 教育再生会議では、指導力不足教員について「免許取り上げ」を含む厳しい対応が必要と提言している。一方、9日にあった自民党の教育再生特命委員会では「がんばっている大多数の教員が自信を持つことができる対策も必要だ」という意見も出ていた。

指導力不足教員ってどんな人?

2007-02-10 11:00:54 | 教育
免許更新制度とセットで語られる「指導力不足教員」。

大学出て免許を取得しても、私立なんかだと10年講師生活なんてよくある話。
「更新しろよ」といわれても、忙しくしているうちに失効なんてね。

ま、なんでも自己責任の時代だ。

教員の質がどうなろうと、自分の子どもの教育環境を守るのは保護者の責任なのだろうから、ヒラメ教員やら、当たり障りない対応しかできない教員に出会ってもおこらないことだ。

研修?
そんなもの効果を見込んでやられている事実なんてないですよ。
今までも。
これからも。

にほんブログ村 教育ブログへ

指導力不足教員の認定や研修を義務づけ 全国基準作成へ(朝日新聞) - goo ニュース2007年2月10日(土)06:09

 文部科学省は、これまで各都道府県・政令指定都市の教育委員会がそれぞれ仕組みを定めていた「指導力不足教員」の認定や研修について、国としての基準を定める。9日あった自民党の教育再生特命委員会で、今国会に提出予定の教育公務員特例法の改正案の骨子を示し、了承された。

 授業を成立させられないなど指導力に欠ける教員については、人事権がある都道府県と指定市の教委すべてで認定や研修を行っている。05年度は全国で506人が「指導力不足」と認定され、このうち342人が研修を受けている。

 しかし、認定の基準については、「児童または生徒の心を理解する能力や意欲に欠ける」(宮城県)といった6項目の基準を定めている教委もあれば、「児童生徒を適切に指導できない」(愛知県)と抽象的な表現にとどめる教委もある。また、認定後の研修の内容も、研修期間の上限が「1年」(京都府)だったり、「上限なし」(佐賀県)だったりと、ばらばらの状態だ。

 文科省はこれまで、指導力不足対策について「任命権者である教委が決めること」という姿勢だった。しかし、政府の教育再生会議が対応の厳格化を求めたこともあり、全国統一の基準が必要と判断した。具体的な基準は、法改正を教委に通知する際に明記するなどして示すという。

 骨子では、このほか、教員免許更新制が導入された際には、(1)指導力不足で研修中の教員は、研修終了まで免許を更新しない(2)研修でも改善が見られない場合は、分限処分などによって学校現場から排除する――などの方針も示している。