一般社団法人EIGC(エイジック) ♪♪ニュース英語・ビジネス英語の部屋

一般社団法人EIGC代表理事のブログ/ ニュース英語 北千里教室(大阪府吹田市)

ストーリーをつかむヒント~接続詞と前置詞

2011-10-23 08:25:00 | ニュース英語・英語学習
C1クラスでは、前期に学習したSyntaxを再度復習しながら、
前置詞や接続詞に注目していますね。

文の中では、接続詞や前置詞は脇役ですが、
これらをきちんと聞き取ることで、
ストーリーとしてニュースが聞けるようになります。

最重要ワードではありませんが、全体の流れをつかむ上で
キーワードになっていることがよくありますので、しっかり聞き取るように意識しましょう。

前週のC0.7およびC1で学習したリスニングから、前置詞や接続詞を確認します。

台風12号のニュースから抜粋~

The weather agency says the rainfall topped 1,000 millimeters during a
78-hour period in the hardest-hit region.


気象庁は、最も被害の大きかった地域で雨量が78時間で1000ミリを超えたと発表。

during が聞き取れていないと、78時間の間に、という意味にたどりつかない可能性が高いですね。

It warns that the slow-moving typhoon may cause more flooding and landslides.

このゆっくり進む台風は、さらに洪水や土砂崩れを引き起こす恐れがあると、気象庁は警告している。

The prefectural governments say police and firefighters have begun
to search for the missing, but villages over a wide area have been cut
off by landslides and damaged roads.


各県は、警察や消防が行方不明者の捜索を始めたが、
土砂崩れや寸断された道路により、広い範囲で村落は孤立している。

この文も、非常に長いのですが、途中の接続詞、 but が聞き取れると、
その次に、逆説的な内容がくることが分かります。
すると、予測がついてそれ以降の聞き取りに大きなヒントとなるため、
長くても楽に聞けるようになります。

接続詞や前置詞は小さい音なので、音だけでとろうとしても難しいことも多いですが、
ストーリーを追いながら聞けていると、多少音が小さくても
聞き取れる(推測できる)ものです。また、
これらがわかると、ストーリーが生き生きと伝わってくる、という大事な役割を果たしています。

復習時には、どんな前置詞、接続詞が使われ、それらによって
文全体にどういう効果が出ているのか、意識してみてくださいね。


6月に掲載した記事も合わせてどうぞ。
http://blog.goo.ne.jp/ykhattori/e/f559721d64ecbe6a3a41d291d2021cca
「接続詞や前置詞をしっかり聞き取る」


クリックで応援、よろしくお願いします!

にほんブログ村 英語ブログ 英語で仕事へ 
にほんブログ村 英語ブログ 英語講師・教師へ

ニュースで鍛える 国際社会で通用する英語力
茅ヶ崎方式英語 北千里教室