ニュースなどで使われている生の英語には、実は、分詞構文が使われるケースが
とても多いです。
茅ヶ崎英語では、syntax(文の構造)をきちんと理解することを大切だと考えていますが、
私も、英語力をスムーズに伸ばしていく上で、これが最も重要なポイントだと考えています。
そのため、クラス1(初級)で使うBook1は、各ユニットで品詞や文法をテーマに掲げ、
それぞれのsyntaxに、1週間から3週間くらいかけて、学習していくことになっています。
4月からの授業は、ユニット1からスタートですが、
3月の体験は、2月頃に勉強することになる、ユニット37(過去分詞)と38(動名詞)がテーマです。
この過去分詞は、中学生で学ぶ受動態のほか、高校生で習う「分詞構文」で使われることが非常に多い動詞の形です。
実は、この分詞構文、ニュースや会話、書類上でもたいへんよく見かける、とても使用頻度の高い構文ですが、
いろんなパターンがあって、少し複雑です。
でも、これをきちんと理解していないと、英語を読んだり聞いたりしても、なぜ、
そういう英文になるのか理解できないので、
いつまでも、「何となく」読んだり、書いたりしてしまう、という状態に陥ってしまいがちです。(私もそういう時期がありました!)
The student needs 120 thousand yen a month, housing and electricity expenses included.
出典:茅ヶ崎教本Book1 Unit37 NO.16
後半、カンマで文章をつなぐことはできないのに、つないぐことができるのは、分詞構文のおかげです。
The student needs 120 thousand yen a month, and housing and electricity expenses are included.
中学生英語までの文章の形では、こうなりますが、分詞構文では、この and とare が省略されて
いるというわけです。
本来、分詞構文は、主文と従属文の主語が同じで、その場合は、従属文の主語が省略される、という
パターンがよく知られていますが、この例では、主語が異なるため、省略されていません。
(主文の主語は、"the student"で、後半の主語は、"housing and electricity expenses")
分詞構文を、自分で正しく書けるようになると、読むときもすぐに、気がついて、とても
読みやすくなります。
また、使い方を修得すると、文章を簡潔にできて、とても便利なことにも気がつきます。
4月に予定している補講では、この分詞構文をとりあげる予定です。
北千里教室の3月体験申し込み受付中です
ブログランキングに参加しています♪
クリックで応援、よろしくお願いします!