現代視覚文化研究会「げんしけん」

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暴走!物欲アニメ番長。スクラン二学期 OP「せんちめんたる じぇねれ~しょん」/時東ぁみ

2006年04月19日 22時06分54秒 | 暴走!物欲アニメ番長
 今、アニメイト渋谷では、AV祭りの後夜祭という催しをしています。旬の時期を過ぎたアニメ作品のグッズを貰って来ました。本当の目的は『TV スクールランブル二学期』OP「せんちめんたる じぇねれ~しょん」【時東ぁみ】さんのCDを購入する事と5月分のDVD予約でした。しかし、通常盤のDVDが付かないのを買おうとしたが、なぜか?レジにて「DVD付初回限定盤」になってしまった。これは運命だったのかもしれないです。まあ、裏ジャケットがメガネをかけた【八雲】なので、それだけで嬉しいです(笑)。ちなみに、アニメメイト特典は「トレカ」でした。
 特に、OPの「せんちめんたる じぇねれ~しょん」はノリノリで良かったです。そうですね。【つんく】さんが作りそうな感じのロックなソングでした。歌詞自体もまあまあだと思います。ですが、2曲ともボリュームに関しては物足りなさを感じております。全て4曲のカラオケまで含めて、収録時間11分位は短いかなと感じました。

 『女子高生』のDVDBOX①を予約してしまった。

ラブゲッCHU ミラクル声優白書 第3話 「桃子、アルバイト始めますっ!」

2006年04月19日 11時25分59秒 | アニメ・映像全般
 この『ラブゲッCHU』は、放映回数、収録時間との差はありますが、同じ声優業界の厳しさを描いたアニメ作品『REC』とのアプローチの違いは明確になると思います。確かに、アニメ作品としての全体的な評価は高いものではありません。だが、描いている声優世界の現実は少なからず表現していると感じ取れる。職業は「声優」に誰だってなれる。しかし、その上のステップへ、更なる実力があり、息の長い声優になり活躍できるのは、一握りの世界でもある。その厳しさは描けていると思います。第1話で印象に残っているのは『遅刻すると3年仕事が来ない』。現に、養成所に入るだけでもオーディションが必要だと。第2話では、その養成所内での厳しい生存競争などのリアルな現実も描かれていた。特に【桃子】たちを担当する【武宮 美津子】講師。実際の役も【野沢 雅子】さんが声をし、業界の厳しさの演出と説得力に磨きをかけている。今回の第3話は主人公【桃子】がアルバイトを探すお話です。彼女の声優としての目覚めも感じ取りながら観たい作品です。
 
 『ところで、みんなは生活費どうしてる?』

 【桃子】の下宿先の「武蔵野館」の朝。この武蔵野館の管理人【成田 留奈】(以下、留奈さん)が朝食の支度中。【桃子】はその風景を眺めています。【留奈さん】のお願いで【桃子】は毎朝、下宿している住人さんたちをあの甲高い声(超音波ボイス)で起されているようだ。まさに騒音ですね(笑)。でも、声優として大きな声はかなりの武器になります。
 みんなが食堂に集まります。しかし、一人足りません。それは【真栄田 アタリ】。本日も席にはいない、もう四日も帰って来ていないらしい。その事を聞き【アタリ】を心配する【桃子】。これが、リアルな制作現場の現実なのだ。一週間も戻れないとか・・・。
 【桃子】の携帯が7時30分を告げている。急いで朝食を食べて「声優事務所・ラムダエイトの養成所」へ向います。【留奈さん】の笑顔で出発です。養成所に早く行こうとする姿勢、例え動機が不純でも【桃子】に成長の後がうかがえた。それはみんなも一緒だった。【佐々木 祐理花】と走って競争し、【小野寺 翼】はインラインスケートで走りぬけ、【大原 天音】はいつもの高級車でと、みんな友人であり、ライバルなのだ。みんなは養成所の前でもみ合っている。そんな【桃子】たちを尻目に【鈴木 りんか】はマイペースに建物に入って行くが、結局は大混乱でなだれのように教室へ。もちろん、教室のドアは破壊されました(笑)。
 またも、怖いと恐怖する【武宮】先生に怒られてしまう。レッスンが始まる。【祐理花】との柔軟体操中に話をしていて、またも【武宮】先生に注意されてしまう。内容は「スケラブ」の雨宮役の【大門 エリ】も【武宮】先生の教え子で、その他に何人も有名な声優を輩出しているとの事。
 【武宮】先生の授業は続きます。【武宮】先生がある台本を手に持ちながら、授業の趣旨を説明している。

 『良いですか、ここに書かれている文字をただ読むだけでは声優とは言えません。台本の中の文字は眠っています。その目を覚まさせ、命を与える・・・それが声優の仕事なんです。』

【桃子】たちも一番前の席に座り【武宮】先生の説得力ある言葉に耳を傾けていた。すると【桃子】たちに前に出るように促す。

 『これから、読み上げる漢字を書きなさい』いきなりの漢字の書き取りだった。

【武宮】先生の「漢字書き取り」が本格的なレッスンなのか?その真意とは。【桃子】と【天音】は全然、書けなかった。【祐理花】【翼】【りんか】の3人はそれなりに書けているようだ。頭を抱える【桃子】。その【桃子】と【天音】に【武宮】先生は『台本を読む基本的な力がない】と言われてしまうが、でも【武宮】先生は笑顔になる。

 『それで良いのです。自分が何をできないのか?それを知る事が大切なのです。できなければ、できるようになれば良い。自分の実力を知り、努力する事こそ、成長への一番の近道なんです』

と言う。【武宮】先生は「漢字の書き取り」を通してこの事を伝えたかったと思います。もちろん、その事は【桃子】の心に残り、響いたようである。
 【アタリ】の勤めるアニメ制作会社。【アタリ】がやっとの事で時間を作り寝る為に一時帰宅をする準備をしている。同僚の【熊野 唯志】に【桃子】を彼女と揶揄されながらも帰る事に。
 その頃、【桃子】たちは書店にいた。目的は「漢字ドリル」の購入です。【りんか】の進めで「萌える漢字ドリル 超モエかん DVD・フィギュア付」を手にしているが、定価7500円に高すぎて買えない【桃子】だった。逆に【天音】は沢山買っていた。

 『小さな一歩でも、一歩は一歩なんだから』

と980円の漢字ドリルを買う事にするが、財布にはお金がなく、銀行口座にも1000円だけだった。【桃子】はあまりのショックに青ざめてしまう。
 【桃子】たちは、カフェで談笑している。【桃子】だけお金がなく「お水」だけそんな【桃子】を見て【祐理花】が『バイトでもしたら、みんなやっているわよ』とパフェを食べながら言う。【翼】はデリバリーのバイト、【天音】はグラビアのギャラ、【りんか】は同人活動かな?【祐理花】は実家なので苦労なし。みんなの養成所以外での行動も見て取れた。
 「武蔵野館」の食堂。アルバイト雑誌を読んでいる【桃子】。まだ東京の事情に詳しくないので悩んでしまう。【留奈】さんも心配している様子。そこへ【アタリ】が帰って来る。【留奈】さんから【桃子】のアルバイトの事で相談を受けるが【アタリ】も知っての通りの【桃子】のドジぶりに『自分の仕事が増えるだけだろ、今は人手が足りている』と嘘を言い断る【アタリ】だが【留奈】さんの優しさに、責任を持って一緒に探す事を約束するのだった。
 【桃子】と【アタリ】は外に出ている。2人で座りながらアルバイト雑誌を見ていた。【アタリ】はバイトの時給の高さに驚いていた。アニメ業界は夢と情熱を作る仕事だが、現実は甘くなく時給に直すと涙モノの世界なのだ。
 気になるのは【桃子】のバイト歴。京都にいる時には「本屋」と「ラーメン屋」の経験があるらしいが、どちらも「スケラブ」関連で一日でクビになる惨状だった。【アタリ】のため息をつく気持ちも分かるような。すると、雑誌を見ていた【桃子】が突然、ある求人募集に目を輝かせるのであった。

 『これが、制服~かわいいっっっ!!!』と、どこかに行ってしまう。

 後を追う【アタリ】。行くと「ねこちゃん」と言うお店だった。喫茶店であるようだが・・・何と「メイド喫茶」だった。

 『お帰りなさいませ~ご主人様~』とメイド服姿の【桃子】。

その接客する【桃子】の姿を、新聞紙とマスクとサングラスで変装した【アタリ】が見ていた。しかしながら、なかなかさまになっている【桃子】。すると【アタリ】の席に【桃子】が「オムライス」を運んで来る。慌てる【アタリ】。どうやら【アタリ】は「オムライス」を注文したようだ。【桃子】は「萌え!燃え!メイド喫茶マニュアル」を読みながら【アタリ】に接客してくれる。「ケチャップ」で「オムライス」にハートマークを描くまでは良かったが、【アタリ】の隣に座って『フ~フ~あ~ん』と食べさせてくれるサービスに戸惑ってしまう【アタリ】。しかも【桃子】からだから尚更だと思います。逆に【アタリ】は引いてしまう。すると再びあのマニュアルを読み出して、今度は甘える【桃子】。少し強引すぎた接客に「オムライス」をこぼしてしまい、ズボンを拭こうとしてアクシデントが発生し【アタリ】を押し倒してしまい、一日でクビになってしまう【桃子】。
 そんな【桃子】はとても残念そうだった。【桃子】は彼女なりに考えていた。
『演技の勉強になる良いアルバイト。メイドとして仕え、自分にないキャラを演じる事ができるアルバイト・・・声優の仕事に活かせそうでしょう』として捉えていた。【アタリ】も【桃子】を見る目が変わったかもしれないですね。
 【桃子】たちは「あにめや」というフィギュアのお店の前で足を止める。ショーケースに飾ってある「スケラブ」のフィギュアを見つけ「スケラブ」を【アタリ】と語り合う。【アタリ】はアニメーターのはしくれでもあるので、作画面でのアツい語りをする。【アタリ】が尊敬し目標とする人物「スケラブ」の【鍵本】監督が独立した会社にいるのだった。しかし、「スケラブ」の監督が作った会社と知った時の【桃子】の行動を危惧して、話の続きをはぐらかす【アタリ】。そこに「あにめや」から出て来る【熊野】。予約していたフィギュア「マジカル モエちゃん」を引き取りに来ていた。【熊野】から【アタリ】の勤めるアニメ会社が「スケラブ」を作った事を知り、街を破壊するほどに驚く【桃子】。
 【桃子】たちは、ファーストフードのお店へ。【熊野】から詳しい事情と【アリタ】も「スケラブ」が好きで今のアニメ会社に入った事を聞く。【アタリ】は【桃子】の隣の席で耐え切れずに寝ていた。【熊野】と談笑している【アタリ】の携帯が激しく鳴る。【桃子】が出ると仕事に関する急用だった。
 夜。【アタリ】の勤めるアニメ会社。ソファーで目覚める【アタリ】。【熊野】がおぶって運んでくれたようだ。時間を見ると20時過ぎ・・・。慌てる【アタリ】だが、【鍵本】から新しいバイトが入り、今、回収に行っていると言われる。しかし、楽は出来ない。朝までにこなすだろう動画の山を渡される。
 そこに【桃子】が『ただいま、戻りました~』と入って来る。新しいアルバイトは【桃子】だった。しかし、違う会社の回収をしてくる【桃子】。【アタリ】の苦労は増えるのだった。
 またも帰れない【アタリ】を心配しつつ「漢字ドリル」を解いて行く【桃子】。しかし、ドリルに出題された漢字の読み方も間違ってばかりだった。【留奈】さんの指摘により発覚するのだった。「生憎(なまぞう)雑魚(ざつぎょ)有象無象(ありぞうなしぞう)」と全て直訳気味に答える【桃子】でした。【桃子】の有り得ない程の叫び声が夜空に響いていた。

 『桃子ちゃん、ガンバッ!』と優しく見守る【留奈】さん。