現代視覚文化研究会「げんしけん」

アニメ・ゲーム・漫画の視覚文化が日本を元気する!
コラボカフェ☕大好き❤️で2020年にブログ復帰します‼️

極上生徒会 最終回 「今日も極上日和」

2005年09月29日 21時16分44秒 | 極上コンテンツ
  ついに、私のオススメアニメ『極上生徒会』が最終回を向えました。最後の最後まで嫌味のない強引さを描いた展開でした。【プッチャン】が【蘭堂 りの】の実の兄【蘭堂 哲也】でいきなり「当主」になるとか、【桂 聖奈】が【金城家】の後押しを受けて「V機関」の執行主席者になり【神宮司】の一族を黙らせたり、卒業した【神宮司 奏】【桂 聖奈】【シンディ 真鍋】が「宮神学園」に残り理事長と特別講師になったりと驚きの展開だったと思います。その中でも【聖奈】の幼少期の【奏】に対する想いなどの心情面もしっかりと表現されていた。意外とラストにて【聖奈】の事を多く語っていたと感じます。「宮神学園」で一番に怖いのは【桂 聖奈】だと思います(笑)。
 アニメ劇中もいきなり【桂 みなも】にやられた感じですね。前回のエンドから始まり、黒服にピストルで撃たれる【りの】が描かれていたので、驚きの展開かと思っていたら【みなも】の想像し描いた絵だった・・・アニメ自体がラストでもあるのでそんな展開も有かもと期待しちゃいました(笑)。【りの】がドジっ子だからとか、「インパクト、どんでん返し、神をも恐れぬ超展開」など言われて、泣いている【りの】が可愛かった(萌)。【金城 奈々穂】【銀河 久遠】【市川 まゆら】の執行部3人の会話で、実家に乗り込んで騒ぎを起こし、国家機密に相当する「神宮司の能力」を知ったのにも係らず、みんな無事に帰って来たのは【奏】会長のお陰と【奈々穂】は言うが、やはり【久遠】の言うとおり、いくら当主でも一族の意向は覆す事はできない。その答えが【奏】が【神宮司の一族】に詰問される場面で描かれています。当主とは飾りであり、能力行使の為の執行承認機関「V機関」が望む時に能力を使用し、下した決定に忠実である存在であると言われる所で【奏】が怒りを表したセリフを言った場面で【聖奈】がその場に入って来る。そして「お黙りなさい!」と「V機関」執行主席者の証の印籠を掲げ、いきなり【奏】を当主の地位を剥奪した。その【聖奈】の言葉に【神宮司の一族】は【奏】以上の能力者がいるのか?との問い掛けに「もちろん、存在します!」と出て来たのは、何と!【プッチャン】だった。そして【プッチャン】の衝撃の正体が明かされる。【蘭堂(神宮司)ちえり】の息子にして【りの】の兄の【蘭堂 哲也】である事が描かれている。この場面で好きなのが【神宮司の一族】の「人形じゃん」ってツッコミが最高に笑えました。それと【プッチャン】のセリフですね。「自由が大好きなフリードールだから勝手気ままに生きる」と「もちろん、思っているさ!だってよ、俺はプッチャンなんだぜ!」は観ていて素直にカッコイイと感じた。若干、前後しますが、屋上のシーンで【りの】【和泉 香】【桜梅 歩】の3人がそれぞれの会長に対する想いを抱えながら待っている場面で印象に残っているのが、【香】の「私も考えている。いっぱい、いっぱい考えている・・・」セリフが【奏】会長への気持ちが込めてあって好きです。次に【奈々穂】と【久遠】の2人の会話シーンです。【奈々穂】は次期会長として、【久遠】はエージェントとしてのお互いの立場を浮き彫りにしている場面です。【久遠】は【奏】の願いの為に学園から立ち去る事を決意するシーンでもある。【矩継 琴葉】は【奏】ではなく、【りの】を調べれば学園に残れると言うが、2人は【奏】の【りの】に対する想い(同じ運命を歩ませたくない)を理解して今の答えを出した。そんな答えを出す2人に【琴葉】は「何て、不器用な人たちなんだ。会長も、あなたも」と言った。このセリフもこの場面の雰囲気と3人の心情を描いた良い演出だと感じた。また一方では【奏】と【聖奈】の2人が車で「宮神学園」に向うシーンで【聖奈】の「執行主席者」になった想いと経緯が描かれる。この場面では【聖奈】のなかなか表現されない心情面が描かれている。幼少期に懐いた【奏】に対する想いと能力の有無に関する立場の違いなどを【聖奈】は告白し自らの「贖罪」であるとし、この立場を受け入れた。【奈々穂】とは違った方法で【奏】を救う為にと、もう一つは「極上生徒会」に居場所を与えてくれた事と楽しい仲間たちとの出会えた事へのお礼の兼ねている。そこに【りの】の「逢いたい・・・」の心の声が生徒会を含めた全校生徒の響いた。確かに、待っているのは「極上」のメンバーだけではなく、宮神学園の関係者全員が待っているといった演出が良かった。もちろん、【久川 まあち】も待っている(笑)。
 【奏】会長が戻って来て、季節は秋から冬へと巡り「クリスマス」「お正月」「スキー」「かまくらでお餅を食べている楽しく過すみんなのシーンが描かれています。そして【宮神学園】の卒業式がアニメ劇中にて表現されます。【奏】【聖奈】【シンディ】が卒業する。そこで、卒業生代表で答辞を読むシーンでの【奏】が壇上で「あーあーテスト、テスト」とマイクテストをするボケっぷりには感動しました(笑)。【奏】のセリフと一緒に、みんなとの思い出が各「極上」メンバーのセリフと場面と共に描かれるシーンがとても良かった。卒業式らしく最終回にふさわしい演出だと思います。今まで観て来た色んな想いが、私自身にも込み上げて来て泣きました。ここからが「極上」らしさがどんどん描かれますよ(笑)。桜の季節になり入学式シーンで、会長は【金城 奈々穂】、副会長は【銀河 久遠】、新しく副会長には【和泉 香】、理事長に【神宮司 奏】、特別講師に【桂 聖奈】と【シンディ 真鍋】といった感じに紹介されます。ラストは【奈々穂】会長が「宮神学園」の究極の自治を新入生に力説している所で、【角元 れいん】と【飛田 小百合】が入って来ます。「緊急で!大変で!エマージェンシーです!」と。その理由は【岩桜 龍平太】率いる親衛隊が侵入して来たのだった。その事に困った姿をした【奏】理事長を見て【奈々穂】会長の目が輝き!【久遠】副会長が「極上生徒会規約 第一条 第九項」を発動して対応する事になる。最後にみんなの雄姿をみせる演出に関しても評価しています。【小百合】は剣術で(眼鏡は取れる)、【れいん】はトランプ投げ、【まゆら】は泣きながらそろばんで、【香】がド派手な体術で(ウインクする所が可愛い)、【聖奈とみなも】はピコピコハンマーで応戦、【シンディ】は車での足止め、【まあち】はおたまでたたく、【琴葉】と【アユアユ】は飛び道具で、【久遠】は合気道、【奈々穂】はヨーヨー攻撃、それを見ている【奏】【伊丹 ゆきみ】【平田 わかな】、ラストは【りの】と【プッチャン】の攻撃「プッチャン!!!ダイナミック!!!」で【岩桜 龍平太】を撃破した。最後の「ミスターポピット」に宛てた手紙風で終わる所も、このアニメの始まりが手紙の書き出しで、読み終えた感じの終わりで、何か手紙を読んでいる感覚での終わり方は良かった。また、違った形で『極上生徒会』に逢いたいなあと素直に思っておりますね。

かみちゅ! 第12回(TV放映最終回)「小さな一歩で」

2005年09月29日 04時23分42秒 | アニメ・映像全般
 今回は、【一橋 ゆりえ】と【二宮 健児】の2人の恋の行方を純粋に表現し、一方では【ゆりえ】に対する【四条 光恵】と【三枝 祀】と【タマ(貧乏神)】を含めたクラスメイトたちとの友情も描いた作品になっています。今回でTV放送は終了なので【ゆりえ】の可愛らしい仕草と表情が観れなくなるのは残念ではありますが、【ゆりえ】と【健児】の恋に関する進展の表現は上手く描けていたと思っております。私としては、この放映回でここまでのレベルの高い作品を提供したと感じております。
 全体の内容としては「バレンタインシーズン。【健児】に手作りチョコを渡し、告白することを決意した【ゆりえ】。しかしバレンタインデー当日、自宅にチョコを忘れてきてしまう。【ゆりえ】の為にチョコを取りに行く【光恵】。【健児】を足止めする【祀】…。みんなの応援を受けた【ゆりえ】の恋の行方は…!?」といった感じで展開して行きます。やはり、最初の場面での【ゆりえ】【光恵】【祀】の3人のバレンタイン話のシーンでの【ゆりえ】は去年はチョコを買ったが渡せず自分で食べた事と【光恵】に「今年は渡してみたら・・・」【祀】の「どんな意味か分からなくても・・・」など色々と言われるシーンでの【ゆりえ】の様々な表情の変化が良かった。特に、リコーダー甘噛みして弱弱しく吹く仕草が可愛かった。そこに【健児】が来て、【祀】の「2月14日は何の日?」の問い掛けに【健児】が「煮干しの日」と答えて、【光恵】が「ライバルは煮干しか・・・」と言って、3人で残念そうな表情の描きも心情面が良かったです。やはり、外せないのが【三枝 みこ】と【八島様】会話シーンだと思います。【みこ】「八島様はチョコは好きですか?」と言うと【八島様】は「はい、大好きです。軽くあぶって味噌で食べるといけますね」の返答に、微妙な表情をして、ほうきにほっぺたをよせる【みこ】ちゃんが可愛いです。アニメ劇中では【ゆりえ】のクラスメイトと住んでいる地区の人々たちの励まし等の応援も数多く描かれていたが、やはり【光恵】と【祀】の2人の応援するシーンはおさえて置きたい所。2人の【ゆりえ】に対する友人としての気持ちの描きに関してもよく伝わっていた。【光恵】に関しての印象に残った場面だと、3人での台所シーンでの【光恵】のセリフ「神様ではなく、女子中学生として渡さないと・・・」と忘れたチョコを取りに行く出発するシーンでの「告白の文句でも考えておきな」と言う所が【光恵】の【ゆりえ】に対する気持ちが一番に出ているセリフだと感じました。次に【祀】だと教室で【ゆりえ】を見守るクラスの女子たちの場面での【ゆりえ】との会話シーンが印象的です。悩んでいる【ゆりえ】に対して「どう?決心はついた?」「じゃあ、今のままで良いの?」「みんな、そう言う風に悩んでいるのよ・・・そんな時、神様お願いって言いたくなるんだわ」「今、ゆりえがどんな気持ちか知っているから、あなたと同じよ。でも、最後の勇気は自分で出さなくっちゃ」「そう!神社の娘は凄いのよ」など【祀】のセリフに準じた応援も彼女らしさが出ていて良かった。もちろん【タマ】の陰乍らの応援も忘れてはいけないですね(笑)。あの【タマ(貧乏神)】の話し方や仕草などの親しみ易さは何とも癒されます。
 そして、このアニメ作品で最も重要で、一番に描きたかった場面が【ゆりえ】が【健児】に対する告白のシーン。この場面で印象に残っているのが、2人で向い合っている所で【ゆりえ】が「二宮君、私ずっとあなたが好きでした、良かったら付き合って下さい」とチョコを差し出す場面での【ゆりえ】のチョコを持つ両手が震えている描きが【ゆりえ】の勇気と緊張を上手に表現したと思います。【健児】自身も【ゆりえ】の告白により自分の気持ちに気付いて、【ゆりえ】からチョコを受け取ります。この場面で好きなのが、やっと書く字のイメージが浮び「恋」と書くのですが、この時に【健児】が「ゆりえちゃん、読める」と問い掛ける所があるのですが、名前で呼ぶ所が何ともお互いの気持ちが通じ合ったって感じがして好きな演出です。それと【健児】の【ゆりえ】を好きな理由も「ゆりえちゃん、変だし」や「一緒に居ると刺激的だよね」などが笑えます。その好きな理由を聞いて、微妙な表情から「うん」と【健児】を理解した【ゆりえ】の明るい表情も好きです。やはり、ラストは2人の様子を見ていた【光恵】のセリフ「うるおっているな~」は絶対に外せないですね(笑)。

極上生徒会 PS2版

2005年09月22日 21時24分06秒 | ゲーム全般
 早いもので『極上生徒会』のゲームが発売して一週間が経ちました。
このゲームにハマってしまって、アニメの記事が書けませんがお許しを・・・。
その分、このゲームに関してはかなりの攻略が進む事ができましたよ。
ゲーム自体もよく仕上がっていると思います。『極上』のアニメがお好きならば飽きないです。
簡潔に言えば、ゲームとしては難しくはないですが、選択肢と好感度に気を付けないといけない事がこのゲームの注意点です。それと好きな女の子の為に非情な選択肢を選ぶ覚悟も必要かと。キャラクターの作画面もバッチリです。とても可愛く描いてありますね。それとアニメとは違った【実習生】の男性に接する『極上』メンバーがすごく良かった。あの女の子の違った一面が満載に表現されていますよ。
今の現時点で、攻略していないキャラクターは【神宮司 奏】【シンディ 真鍋】【伊丹 ゆきみ】【平田 わかな】の4名です。しかし、このゲームは意外とよくできていると思うのは、1人のキャラクターに2つ以上のエンディングを見ないとクリア後のお楽しみが完全には楽しめないって事なんですよ。まあ、グッドエンドのみでも好きな女の子とは最高のエンドを迎える事はできますが、好きな作品ならば行く所まで行ってみたいと・・・(笑)。私のオススメコンテンツは「特殊ボイス」と「声優インタビュー」ですね。この2つのコンテンツはグッドとノーマルエンドをクリアするのが条件です。特に「特殊ボイス」は、クリアした女の子に<ご主人様>と<お兄ちゃん>と喋らせる事ができます。そうですね。【桂 みなも】ちゃんは良かったかな~それと【銀河 久遠】さんは面白い反応をしますね(笑)。
今は「おまけシナリオ」ってコンテンツも追加されていますね。クリア後のお楽しみが良くってツイツイ遊んでしまいますよ。

極上生徒会 第24話 「あなたに会いたくて」

2005年09月15日 22時37分01秒 | 極上コンテンツ
  今回は、最終回に向けて【蘭堂 りの】と【奏】会長の運命の歯車が動き出した放映回です。
【りの】たちは【奏】会長に逢いたい気持ち、【奏】会長はみんなとの「宮神学園(極上生徒会)」を【りの】を守りたい気持ちがよく表現されていた。感動的な場面、印象に残る場面が多く描かれていたし、心情的もキャラクターたちが【奏】会長に逢いたい想いが伝わり、感情移入してしまいました。ラストのバスで【奏】会長の実家に向うシーンでバックに流れていた「偶然天使」の歌は気持ちを高ぶらせましたし、極上生徒会のみんなが一致団結して行く姿に感動し心が打たれました。
 前半Aパートでも見所が多くありました。「宮神学園体育祭の準備」に追われる極上生徒会メンバーが描かれています。今作のコミカルさが表現されている場面はこの準備シーンあたりが唯一ですね。開会式で【奏】会長が読む原稿を【桂 みなも】が「超・力作」と言って書いたが【銀河 久遠】に却下されたり、しかし、どんな原稿を書いたのか知りたいですね(笑)。【プッチャン】が女子生徒の体操着の魅力を大いに語る所では「生徒全員が体操着なのがポイント」だと言っていた。【りの】はドジっ子だから手伝わない方が良いという事で【桜梅 歩】と砂山の棒倒しをしていたりなどが描かれています。会長室の【奏】会長のシーンで、【りの】が出した「ミスターポピット」宛の手紙が机の上にある事と【奏】会長の「最後の体育祭・・・」ってセリフも印象深いです。「ミスターポピット」の正体が分かっていても寂しい場面ですね。夜の極上寮シーンでは、【みなも】ちゃんが身体が弱くて、出場できないで膨れている所で【桂 聖奈】にフォークダンスを楽しみにしていると言われて笑顔の【桂】姉妹が可愛くて好きです。大体、ここまでがコミカルさと萌えに関する描きが表現されている所です。そして、前半の最大の見所が、月の下で会話する【奏】会長と【金城 奈々穂】の今後の宮神学園に関する事と神宮司本家の異変(当主である祖父の死去)から【奏】会長の突然の「自主退学宣言」を描いた場面まで。特に、演出面では天候が綺麗な月が懸かっていた場面から雨が降り、雷がなる所までの変遷が表現されている。暗雲が立ち込めて何かが起こる前兆的な演出が上手いと思う。この数々の場面の中で【奏】会長が心情的に良かった描きをしていた。寝室で【りの】の寝顔を見ながら頭を撫でたり、倒れる当主の祖父シーンでの「聞こえた・・・今、祖父様の声が・・・」と本家の異変を感じ取る所、【聖奈】と【矩継 琴葉】から本家から連絡があったと言われて、全てを悟っているて一人で泣いている所が【奏】会長の様々ことに関する想いが表現されていた。
 後半でも、【奏】会長を含んだ「極上生徒会」のメンバーの心情的な表現が心を打つ描きがあります。【奈々穂】が【奏】会長に「自主退学」の理由で詰め寄る所、【奈々穂】の退学して【奏】について行くと言ったりする場面などが良かったですが、ここでは【奏】会長の「夢」に関する【奈々穂】とのやり取りが好きですね。最初は、学校に行きたいだけで、本家から離れる為、自分の居場所を作る為だったが、みんなと出会い、触れ合って、一緒に過ごしている内に、私の中の考えが変わって行って「この学園に居続けるより、この学園を続けて行く方が大切だと思えるようになった」と語る。【奏】会長のみんなの事を大切に想っている場面が描かれる。もちろん、それでも【奈々穂】は納得しない。【奈々穂】の夢は【奏】を自由にする事だから。【奏】会長も【奈々穂】に一緒に来て欲しいし、一緒に居たいが・・・それは、できないのだった。何故ならば、【奏】会長の「この学園には、もう一人の私が居るから・・・」との意味深なセリフ。【奈々穂】の「誰?」の質問に、【奏】会長は「それは・・・。」と聞こえないないが、口元から【蘭堂 りの】しかいないです。だからこそ、本家に行ってしまって【りの】を守る事ができないので【奈々穂】には学園に残って欲しいと考えたと思います。ここまで聞いたら【奈々穂】も納得しなくても、納得しないと行けない。その事が、生徒会室で「体育祭」の後始末を冷静に話す【奈々穂】の姿になったと感じます。それでも、極上のみんなは【奏】会長が心配で気になっている様子。その中でも冷静を装って「会長は実家に戻られた、家庭の事情で宮神学園を自主退学をした」と話した。その言葉を聞いて【和泉 香】が「何、何それ、何なのよ!それは!そんなの全然説明になってないじゃない!」と【奈々穂】に詰め寄る。まさか【香】が【奈々穂】につかみ掛かるとは・・・【香】は幼い頃から苦労をしているし、状況も周囲も見える女の子なのに、そんなに感情を高ぶらせるとは。やはり【奏】会長を目標に尊敬しているからこそ、あそこまでも熱くなれると思います。ますます【和泉 香】が好きになりました。もちろん、【奈々穂】だって納得はしていないし、みんなだって納得してないし、できないと思う。出て行く者、泣く者、動揺する者などみんな様々な反応をしている。そして、【金城 一博】の運転する車内での【奏】会長と【蘭堂(神宮司) ちえり】さんとの回想シーンで【ちえり】さんが神宮司の人間である事が明かされる。自分の死期を悟った【ちえり】さんが【奏】会長に【りの】を託す所と【りの】の能力に関する事が語られる。そして、改めて【奏】会長は、【ちえり】さんの取った行動ではなく内側から神宮司を変え、【りの】が自由で居られる様に、会長自身も・・・と誓うのだった。【りの】は【奏】会長に逢いたい気持ちで逢いに行く決心し、【久遠】も退学届けを【琴葉】に渡すが来ると思うし、【香】も弟たちに言い聞かせて【奏】会長のもとに向う決心をします。朝早く駅前で【りの】と【プッチャン】が居た、そこへ【香】【れいん】【飛田 小百合】【市川 まゆら】がやって来ます。みんな【奏】会長に逢う為に・・・しかし、実家の場所が分からないで途方にくれていると【奈々穂】が【聖奈】【みなも】【シンディ】【久川 まあち】をバスに乗せて待っていた。そのバスに乗り込むみんなの姿を【久遠】【琴葉】【アユ】が見ている。どうなる!極上生徒会は?!「極上生徒会!動くぞ!!!」

かみちゅ! 第10回 「ふしぎなぼうけん」

2005年09月15日 10時10分34秒 | アニメ・映像全般
 神無月。「神様コンベンション」に出席する為、【一橋 ゆりえ】は1ヶ月間出雲へ転校することになった。転校先の中学で他の生徒の輪に入れず居心地の悪いを感じる【ゆりえ】。寂しさからホームシックになってしまった!?だが神様の国で【弁天様】に勇気づけられ…。
今回は、【ゆりえ】自身も遠慮し、気を遣っていた。お互いに友達になりたい気持ちはあったが、その周囲の疎外感により、【ゆりえ】は自分からアプローチをする事にも気付かない状態。ですが、【四条 光恵】と【三枝 祀】の2人が居ない中で一人で悩み、考えて、頑張っている姿には【ゆりえ】の成長もうかがえたと思います。その中から人間関係の構築の難しさを学び、【光恵】と【祀】との友人関係に置いても2人を改めて「大切な存在」であるといった気付きもしたと感じております。
 アニメ劇中では、黒板には「一橋 ゆりえ様」、呼び名は「一橋様」、担任とクラスメイトにも拝まれて、机は「神棚」みたいですし、どうして良いか分からない状況だと思いますね。【ゆりえ】もため息と苦笑するしかないですね(笑)。私が好きなシーンは【八島様】と【ゆりえ】との出雲への出張を勧められる回想シーンでの【光恵】と【祀】の焚き火を囲んでのやり取りが面白いです。【光恵】はうちわで、【祀】はほうきで火から出た「煙」をお互いで激しくぶつけ合っていた。2人の微笑ましくて可愛い場面。屋上で【タマ】と昼食中シーンでも可愛い所の描きがありました。【タマ】は自分の背丈よりもあるサンドイッチを大きいのでわけて食べている所が可愛いです。【ゆりえ】もクラスみんなの態度が冷たいと中間試験を受ける事にブルーになっていた。そこに来た女生徒3人が【ゆりえ】を見て、すぐに行ってしまうが、この場面で【タマ】が「触らぬ神にたたりなし」の話をしたら、【ゆりえ】が「たたりなんてしないよ」と指をかむ仕草が可愛すぎた(萌)。同じ頃に【光恵】と【祀】も昼食シーンが描かれているが、この場面でも2人の話題は【ゆりえ】。しかも、2人とも制服が「冬服」になっている。これは気付きたい所です(笑)。そこに【二宮 健児】が来て3人での会話シーンになります、【光恵】と【祀】に【ゆりえ】の「出雲への転校」を聞いている場面での「一橋さんが居ないと何か物足りない気がして・・・」のセリフが好きですね。鈍感の【健児】君に認識されているかな(笑)と感じます。そして、舞台は放課後になり「神様コンベンション」会場へ【ゆりえ】は向います。
 後半の「神コン」会場でも面白い所が多く表現されています。【タマ】と姿がゴスロリ風の【死神】との会話と紙テープについネコの習性が出てしまった所と【弁天様】の応援グッズを買っていた【八島様】の2人が性格が出ていて良かった。それに【死神】さんが意外に可愛いですよ。この辺りは【ゆりえ】の新人神様研修と中学生との両立に関する様々な心情的な描きがかなりあります。遅刻し寝ている神様たちを横切る時に「良いなあ。神様は学校が無くて・・・」と本音が聞け、学校では机の下に落ちえいたパスケース(みんなの写真入り)をはずかしくて取り上げる形になってしまったり、【ゆりえ】を「おしるこ」に誘う手紙を気付かずに、どんどん自分の殻に閉じこもって行ってしまう所などが表現されています。その新人研修の中で【ゆりえ】が「二十一世紀のおみくじはどうなってるのか?」の講義(?)をしている場面での「超大吉・大吉(松)・プチ吉」が有り得なくて笑えます。そして、注目の中間試験で【ゆりえ】は最下位(108位)になり、屋上で一人で泣き、周囲の環境が合わず「帰りたい・・・」と言うシーンが印象的です。【タマ】のなぐさめの言葉もフォローにならない程ショックになる【ゆりえ】。その【ゆりえ】に【弁天様】が話しかけて来ます。【弁天様】に死神を間違われたり、信じてくれる人の為に明るく、神様は神頼みができないなどの様々な会話をしますが、最後の「まあ、最後に頼りになるのは、自分と友達だよ」って言葉が好きですね。【ゆりえ】もそのセリフに救われたと思いますし、何かに気が付いた良い場面です。また、この【弁天様】がネコミミで意外と可愛いのです(萌)。
 ラストに、心に響いて来る感動的なシーンが描かれています。【ゆりえ】が一ヶ月の出雲出張が終わりクラスのみんなに「お別れの挨拶」を言うシーンと【ゆりえ】が帰って来ると駅に【光恵】と【祀】が待っているシーンです。どちらも凄く良い場面だと感じます。初めのみんなとの「お別れ」シーンでは【ゆりえ】がいきなり「ごめんなさい!」と頭を下げて、自分の「心の弱さ」と「素直な今の気持ち」を話ます。その心からの言葉はクラスのみんなにも届いて、やっと「クラスの一員」になれたと思う。それに、みんなの前で言うには凄く勇気がいる事だと思います。この場面からも【ゆりえ】が人間的にもかなり成長した事が分かります。また、【光恵】と【祀】との再会シーンでも【光恵】の「おかえりー」【祀】の「何とか一人で帰れたみたいねえ」と言われると【ゆりえ】が「光恵ちゃん、祀ちゃん」と泣きながら抱きつき「会いたかった!」と言い【光恵】「あんたの事だから一人で寂しかったんでしょう」と言われて【ゆりえ】が「ううん、そんな事ないよ、そんな事ない」って自分に言い聞かせる様に言う所では、私は心が打たれて泣きましたよ(泣)。みんなからの寄せ書きの色紙がその事を物語っています。「友人関係とかけがえのない存在」と「人とのつながりの大切さ」を表現した優れた放映回だと思います。

ぱにぽにだっしゅ! 第拾一話 「人間万事 塞翁が馬」

2005年09月13日 12時47分51秒 | アニメ・映像全般
 今回は、【鈴木さやか通称6号さん】の【五十嵐】先生に対する「恋」ではなく「憧れの存在」を描いた物語として内容がありました。
【6号さん】の言葉足らずの態度とまっ赤になる表情がとても可愛かったですね。そんな煮え切らない【6号さん】の可愛い態度が【1-C】と【レベッカ 宮本】(以下、ベッキー)の勘違いを引き起こす展開も面白くて良かった。【6号さん】って本当に優しく、良い子の見本的な女の子ですね。【1-C】の【橘 玲】【片桐 姫子】【桃瀬 くるみ】【一条さん】からの頼まれた買い物を断らないし、笑顔で「普通ですよ」と【ベッキー】も呆れる程の女の子。その4人はバトミントンをやっていた。ここでも【一条さん】が凄い離れ技「トルネードスマッシュ返し」で地面に穴を開けるとは・・・。この場面では、みんなに買って来た物を渡す所で【6号さん】のちびキャラを使っての渡し方に可愛さの工夫があって良かった。でも、【姫子】は【6号さん】にクロスワードをさせて喜んでいたが相変らず訳が分からない女の子です。【6号さん】が用事があり教室から出て行った後に【ベッキー】が4人に怒る場面があり、【6号さん】とみんなの為に「何でも頼むな!自分の事は自分でやれ!」と言う所が先生らしくて好きですが、しかし【玲】には勝てず、頭を撫でられて手の平の目に怯えてカーテンに隠れて泣いていた。怒っている顔の【ベッキー】も可愛いが、カーテンに隠れている【ベッキー】も愛おしいです。そして、【五十嵐】先生のオープンカーを待っている【6号さん】。このシーンの【6号さん】の表情が楽しみな感じが印象的ですね。本当に【五十嵐】先生とのドライブを楽しみにしている感じが伝わります。何だか、いつも優しくて、良い子の【6号さん】がカッコイイほどに勇ましい【五十嵐】先生に憧れるのも理解できます。その2人のドライブを【メディア】が目撃します。次の日「桃月学園」の校舎内にあのオープンカーが停まっていて、生徒たちの注目を集めていた。【一条さん】の「見えない屋根がついてますねー」ってセリフが彼女らしくて好きです。【メディア】に彼氏らしき人物と乗っていた言われて、【1-C】メンバーに詳しく聞き出されそうになるが「違います!」と否定して逃げ出す。その後、【玲】【上原 都】【くるみ】【一条さん】が刺激をしないようにとして、無言の圧力を【6号さん】にかけていたにもかかわらず、【姫子】が直接、聞いてしまいみんなに撤去される(笑)。聞かれてはずかしがる【6号さん】すごく可愛いですね(萌)。
 次に【ベッキー】は自室の研究室でみんなとの会話シーンが描かれる。【ベッキー】自身は【6号さん】の相手を知る事に否定的だったが【玲】の「相手が先生の一人かもしれないと・・・」と口車に乗せられる。この時の【玲】の悪魔の様な表情が最高に良い・・・逆らえない(汗)。みんなで車の持ち主を捜す為に職員室に行きますが、このシーンでの【ベッキー】の「あ~疲れた、疲れた。外に停まっているオープンカーって、誰のなんですか?乗ってみたいな~」と乾いた笑いでわざとらしく演技しますが・・・車のキーを持っていたのが、何と!【ジジイ】先生だった。そして【ベッキー】が真意を確める為に【ジジイ】先生と車に乗る事を決意する。そのオープンカーに乗ろうとすると、そこに「オオサンショウウオ」が先に乗って居て運転する真似をしますがそれが凄く可愛いです。【ジジイ】先生とのドライブ描かれますが、【ベッキー】の呆然とした表情がまた可愛いですが、その【ジジイ】先生の40年ぶりの運転が凄い事になり、南極まで行って「マンモスの氷河」に激突ですから・・・【ベッキー】が青ざめて、以後車を見ると怯え乗り物恐怖症に・・・車を見て、電柱に隠れてアウアウしている【ベッキー】表情が愛らしく可愛いです(萌)。また車の持ち主が【五十嵐】先生と判明し、【6号さん】の恋の相手も【五十嵐】先生だと知ったみんなのちびキャラを使ったそれぞれの反応が面白いですね。【一条さん】の禁断の恋、グーとグーなどの訳の分からない例えも炸裂していて笑えます。そこへ【6号さん】が息を切らせて走って来て「みなさん、勘違い・オブ・ジ・イヤーです!」と言う。そこで【6号さん】の【五十嵐】先生に対する憧れの気持ちが描かれます。【五十嵐】先生が【6号さん】の肩に手をまわす所が良かったですね。良き先生と生徒との関係を築いている感じで感動的な演出でした。しかし、ラストで【一条さん】がフラスコで沸かしたお湯を注いだカップお味噌汁から「味噌汁の精」が現れて、【メソウサ】をワシントン条約規定の保護動物に願うとは・・・妖精さんの「しても、無駄ですよ」ってセリフも痛々しいですが、あの聞き覚えのある呪文で【メソウサ】の耳がなくって終わるとは・・・さすがですね(笑)。

ふたりはプリキュアマックスハート 第29話 「ウソマジホント?ポルンの子守り大作戦!」

2005年09月11日 23時22分06秒 | アニメ・映像全般
 今回は、【ポルン】と【ルルン】の引き離してはいけないお互いの関係をアニメ劇中に出て来た【アリサ】ちゃんと兄との兄妹関係を通して、強調しつつ描きながらお互いの「大切な絆」と「存在」を表現した大変に意義のあるアニメだと感じました。内容的にも【ルルン】と【ルミナス】が同調し合って新たな力への覚醒も表現されていた。最近【キュアブラック】と【キュアホワイト】の2人が「スパーリングブレス」でパワーアップしたので、若干、戦う事に関しては【ルミナス】の出番も少ないと感じていたので、何かで彼女もパワーアップするだろうと思っていました。それで前回のおばけ騒動での【ルルン】の登場がありましたので、これは【ルミナス】が強くなる事を確信しました。後半の闇の住人【ウラガノス】と【ザケンナー】との戦いの場面で、【ザケンナー】の光線攻撃が【ルミナス】と【ルルン】に向って、爆風で飛ばされベンチに身体を打ち付けて【ウラガノス】に捕まる状況で、【ルルン】が【ポルン】と【ルミナス】の危機を感じて、感情の高まりにより【ルルン】の首にしている球体が光を放ち、【ルミナス】とシンクロして【ルミナス】自身も光を放って【ウラガノス】から逃れる場面が描かれています。まだどんな力かは謎の部分が多いですが、きっとそれは光を放った【ルミナス】も分からないと思います。劇中ではかなり不安そうな表情していた所を観るとそう感じ取れます。
 劇中でも観るべき所や面白い所が多くて、飽きる事なく観れるのもこのアニメの特徴ですね。
あの闇の住人3人の会話シーンって、いつも面白いと思います。【サーキュラス】と【ビブリス】が真面目に【プリキュア】への対策を話しているのに、2人の話を聞いていない【ウラガノス】が笑えますね。「新しい仲間はどこだー」とか「小さくて、デカイやつ・・・」って、あのセリフ、なぜか笑えますね(笑)。それと今回は【美墨 なぎさ】の何気ない所が可愛かったですね。【なぎさ】のたこ焼きを美味しそうに食べている所、自室のテーブルで寝ている所、食べている幸せそうな表情と寝顔が可愛いですね(萌)。その【なぎさ】の可愛さに負けていなかったのが、あの【アリサ】ちゃんですね。無くした「クマのぬいぐるみ」をお兄ちゃんが探している間、【九条 ひかり】が面倒を看る展開なのですが、お兄ちゃんと離れるのが嫌で寂しがったり、【ひかり】がジュースを持って来ても元気なく泣いてしまいますが、【ウラガノス】を撃破した後に、お兄ちゃんが「クマのぬいぐるみ」を持って来ると表情が明るくなり笑顔になりますが、その【アリサ】ちゃんの表情がとても可愛いですよ(萌)。【アリサ】の描きに関しては全体的に「感情」の部分での表現が上手かったですね。居なくて寂しい感じが観ていて伝わりましたし、再会後の笑顔などの表情の描き分けも凄く良かったので可愛く観る事ができました。
 それと、今作での印象深いのは【なぎさ】の部屋で大泣きする【ルルン】が【シークン】との出会いで泣き止むシーンですね。何かお互いに感じるモノがあるといった場面でした。ラストでの【雪城 ほのか】の【アリサ】と兄を見送るシーンでのセリフ「世界で一番、頼りになる存在」が、この作品で伝えたい事が詰っていると思います。それは【なぎさ】と【ひかり】にも当てはまる良いセリフですね。

苺ましまろ 第7話 「海水浴」

2005年09月11日 04時49分18秒 | アニメ・映像全般
 今回は、5人の水着姿がメインで可愛いとは思いますが、展開的に夏休みの初日から最終日までの時間経過をこの「第7話 海水浴」の一話に凝縮した感じで描いた為に、若干ですが全体的に中途半端な印象を受けました。放映回数の関係上もありますが、時間内で5人の個性と魅力もあるキャラクターを表現する難しさを感じます。今作では、前半Aパートは海へ行く前フリで、後半Bパートは実際に海に遊びに行く所を描いていますが、前半から海に行っても良かったと感じております。その方が「5人の水着」のメインな部分をもっと観る事ができたと思います。それと、夏休みと海の重要なファクターをもっと盛り上げる演出が欲しかった。劇中でも、田舎に遊びに行ったり、軽井沢の別荘、宿題、学校のプールなどの描きはありましたが、前半で各キャラクターの夏休みの予定で使ってしまった為に、後半の海で遊ぶ場面でのみんなの描きに関する部分では区切り過ぎて、キャラクター自体の魅力を惹き出せなかったと感じています。欲を言えば、海で遊んで帰って来た後の5人の「日焼け姿」も表現して良かったし、みんなのまっ黒に日焼けした姿も可愛いと思いますね。この『苺ましまろ』は何も考える事なく頭を空っぽにして観る事ができる作品なだけに、登場する5人全員の可愛い魅力(仕草・表情)を最大限に惹き出す工夫をしないといけないアニメだと改めて感じます。
 今作の全体的な部分では【松岡 美羽】(以下、みっちゃん)のハンディカメラでの人間観察(伊藤姉妹の観察日記)という夏休みの自由研究と【アナ・コッポラ】がかなりの日本通な女の子だという所を描いていた。もちろん、後半の5人の水着姿に関しても後で書きたい。やはり、今回も【みっちゃん】は凄いの一言ですね(笑)。前半では、夜に【伊藤 千佳】の部屋に入って来て【千佳】ちゃんの寝相をビデオで撮っている場面ですね・・・あれは不法侵入かな?しかも【千佳】のパジャマに2体のぬいぐるみを入れて「千佳ボイン」を完成させるし、学校のプールに行くシーンではビデオのズーム機能で曲がって来る車が近くに見えて、道路わきの壁にぶつかり、間一髪だった表情をしたりする【みっちゃん】が可愛かった。【桜木 茉莉】と【アナ】ちゃんの田舎のお土産話を一生懸命に話す【茉莉】ちゃんと軽井沢の別荘からのビデオレター内で着ていたフリフリ衣装の【アナ】ちゃんも可愛いです。特に【アナ】ちゃんのビデオ内で英語を話す事に満足気な表情が彼女らしさが出ていたし、そのビデオレター後の【アナ】ちゃんの和食を食べている映像に動揺する所も笑えました。「その昆布巻きを・・・」ってセリフが良かった。今回の【アナ】ちゃんはかなり日本の事が詳しい女の子であると描いています。カミナリが鳴ったら「おへそを隠す」とか「日本のことわざ」なども劇中内では披露していました。金髪美少女【アナ】ちゃんはお婆ちゃんの知恵袋並みですね(笑)。【茉莉】ちゃんとの「おへそが取られる」と2人でおへそを隠している姿が微笑ましい。
 そして、後半ではみんなの水着姿が描かれています。【千佳】ちゃんと【茉莉】ちゃんの2人はスクール水着。【みっちゃん】は赤地に白の水玉、フリル付きのセパレート。【アナ】ちゃんは緑、白、赤のセパレートと緑のパンツ。【伸恵】は白地に黒のストライプのビキニで音符がワンポイント。うーん、みんな可愛いですね。ぽっこりオナカの【みっちゃん】もイイし、【アナ】ちゃんの活発的な感じも良いし、スクール水着の【茉莉】ちゃんと【千佳】ちゃんも可愛いので迷いますね(萌)。この海の場面でも【みっちゃん】の傍若無人さは休む事を知りません。【伸恵】の水着を取り上げて上半身があらわになったり、罰として砂浜に顔を出している状態でも「ノーボインシスターズ」と言ってり、【千佳】ちゃんのすいか割りのナビゲートをしているのに焼きとうもろこしを買わせようとしたり、一生懸命に泳いでいる【茉莉】ちゃんの頭を押えたりと恐るべしなイタズラ娘を発揮していますが、【伸恵】に手を引いて貰って泳いでいる場面で気が付いたら一人で泳いでいるシーンでの「あれ?お姉ちゃんは?」ってセリフは誰かのモノマネなのかな?気になりますね。それと海の夕日シーンの【茉莉】ちゃんと【アナ】ちゃんの会話シーンで「土用波を語る」所の海を見つめてる【アナ】ちゃんの横顔がホッとする可愛らしさがありました。
 ラストは【みっちゃん】の自由研究「美羽ちゃんの総合ニュース」です。となりのお姉ちゃんが禁煙でイタリアに旅立ったとか、泣き虫な友達は田舎で河童と仲良し、英語の話せないイギリス人は別荘で名探偵ごっこ、キャラの薄い友達はロマンとお宝とバストアップを目指して大海原にと内容はめちゃくちゃなのに銀賞を貰っているとは・・・やはり、【千佳】ちゃんの写真で金賞だったかもね(笑)。

極上生徒会 第23話 「怪傑少女探偵団」

2005年09月08日 20時09分49秒 | 極上コンテンツ
 今作もかなり面白かったと思いますよ。前半のAパートでは、極上寮の管理人さん【久川 まあち】の謎の行動をコミカルに描き、後半のBパートでは、その【まあち】の行動の真実と【和泉 香】の心情面が表現された良い放映回でした。前半で観て置く所は【香】が何故か?学校を休んでいる事に注目しないといけません。その事が後半への重要なキーポイントになります。ですが、前半では【まあち】の謎の行動をしていて、隠密部の【矩継 琴葉】と【桜梅 歩】でも追跡できず、【プッチャン】が「探偵団」を立ち上げるまでに行くといったコミカルな展開が後半になると、【まあち】を心配した【りの】のいつもの良い「おせっかい攻撃」が始まり、【まあち】が【香】の弟たちの面倒を看ている事と【香】の本心までも見つけてしまう所まで描くとは、後半は感動的な展開が心を打ちますね。
 やはり、【りの】の「おせっかい」は可愛くてイイですね。【まあち】の事がどうしても心配で、「私が何をしているのか?を聞いて来ます!」と自分からわざわざ捜しに行ってしまう所、必死に町中を走る姿、見つけたい気持ちがよく伝わるシーンだと思う。この時に【りの】の「心の声」が【まあち】に届いたのも【りの】の秘められた力なのかもしれないですね。【りの】は【香】が家に入るのを見つける。ここで【まあち】の行動の真実が描かれます。【香】が新聞配達のアルバイトをしている間、【香】の弟たちの面倒を看ている事が表現されます。私が好きなワンシーンが【まあち】と【香】のこの場面での会話シーンです。【まあち】はアルバイトと生徒会の仕事で忙しい【香】の事を想い「海の星第2小学校」を休んで弟たちの面倒を看ている。【まあち】も一人ぼっちなので、嬉しいし、好きでやっている事を言っていた。その言葉が【香】を楽にさせていたと感じます。そこで【まあち】は【香】を極上寮に弟さん達と一緒にと誘うが・・・【香】は「同情されてくないの」と言う・・・このシーンでは、【香】の感情を上手に表現している所があります。それは【香】の正座している膝の上に乗せている「こぶし」を更に強く握る所です。彼女の同情して欲しくない感情がよく表現されているし、今までに受けた色々な事に対する感情の表れが描いてあったと思います。たとえ、みんなが同情をしていないと思っても、彼女自身がそう感じてしまい自分が弱くなると・・・そうしたら、弟たちを守る事ができないと【香】は思っている。両親が居なくて、苦労しているが毎日を楽しんでいるし今を不幸と思っていない、「宮神学園」に入れて、極上生徒会のメンバーになれて【香】は心から楽しんでいると感じます。【まあち】の「香さんは強いですね」の問い掛けに、【香】は「結構、どん底を味わっているからね」のセリフは説得力があります。【りの】はその2人の会話のやり取りを家の外で聞いていて、大泣きをし、2人の前で思いっきり泣いてしまいます。【りの】は同情している訳ではなく、水臭いと怒って泣いているのだった・・・凄く良い子ですよね【りの】は。勝手に心配して、勝手に暴走して、勝手に頑張っている。そんな【りの】が私は好きです。
 所々で【奏】会長が言っていた事「それを、和泉さんが望んでいるから・・・」と「それが、私の願いなの、りのに見つけて欲しいの」の真意が理解できます。【奏】会長は【香】の「心」をもっと解かそうとしていたと思います。【りの】は打算的ではなく、真っすぐで、素直で優しく、同情なんか泣かない子。そんな【りの】だからこそ【奏】会長は【香】の本心を見つけて欲しかったのだと考えています。【香】は極上寮には、弟たちの事、甘えに対する弱さなどがあり、部屋を用意しても住まないし、拒否ををするでしょう。【香】はどこかで無理し過ぎている事を感じていたと思う。【香】は色んな辛い体験をしているし、涙も見せないからこそ、頑張り過ぎてしまう所がある。一人で弟たちの為に頑張るのも良いが、もう少しみんなを頼って、甘えても良いと思います。「極上生徒会」のメンバーは裏切るって言葉を知らないから・・・。【奏】会長もきっとそう思っている。

かみちゅ! 第9回 「君に決定」

2005年09月08日 10時35分48秒 | アニメ・映像全般
 今回のお話は【三枝 祀】は強制的に【一橋 ゆりえ】を生徒会長に立候補させることにした。強引な展開に困惑する【ゆりえ】と【四条 光恵】だが、【二宮 児】のためにも立候補を決意する!?一方候補者の【西村 受】は【ゆりえ】にライバル心むき出しだ。選挙活動に気合を入れる【祀】たち。神様VS人間の選挙戦の行方は…!?といった感じに物語は進んで行きます。
 やはり、今作のアニメ劇中では【四条 光恵】の【ゆりえ】に対するシーンで印象深い場面が多かったですね。
「2人で下校する夕日シーン」と「応援演説するシーン」の2箇所で良い場面がありました。まず、【ゆりえ】と【光恵】が下校する所での会話シーンでは、【ゆりえ】が【西村】との「お悩み相談室」でのやり取りを気にして【光恵】に相談します。【ゆりえ】が「神様が困っている人を助けるのは当たり前?神様の義務?」との問い掛けます。その問いに【光恵】は「お願いは叶ったら嬉しいし、楽だけど、そうしたら、みんな何もしなくなっちゃう。今位の不便さが良いんだよ。私たちには・・・」と答えます。【光恵】の【ゆりえ】に対する心配する表情が表現されていたし、背景が夕日なのも盛り上げる良い演出していたと思います。もう一つの【ゆりえ】の応援演説シーンでは、【光恵】が【祀】と一緒に書いた原稿用紙をあえて閉じて、自分の言葉で、正直に、等身大の【ゆりえ】の事を壇上で語ります。【光恵】が「人の事で一生懸命になれる子」との紹介しますが、よく【ゆりえ】を見ている友人だと感じました。そして【光恵】の言葉は、凄く生徒のみんなの心に響く応援演説だと思うし、【祀】と【ゆりえ】にも届いたと感じます。【ゆりえ】の緊張をときました・・・手と足が同時に動いていたし、マイクにおでこをぶつけていたけど(笑)。ラストでは、一時的には【ゆりえ】は生徒会長になりますが、選ばれた事が嬉しくて、「石浜中学」を「巨大なプリン」「巨大クマ」「お菓子の国」のモノノケワンダーランドに改造し、神様パワーを使い切って寝てしまい。結局は、生徒会長は【西村】になります。この場面の【光恵】と【祀】の会話でのやり取りが面白く、ダラダラな感じが出ています。しかし、【祀】があれほど、強引に【ゆりえ】を生徒会長にしたかった理由が「生徒会室を来福神社支部にする」ためだったとは・・・かなりのやり手ですね。2人でバケツを持って、プールいっぱいのプリンをかき出しに行く所での【祀】のセリフ「早く起きてよーゆりえ!!!」が笑えました(笑)。
 【祀】は【ゆりえ】と【光恵】をいつも巻き込んで行きますが、あの強引さで突っ走る所がありますから、その【ゆりえ】も非常に調子に乗り易いので、【光恵】のブレーキ役は必要だと思いますが、やはり【祀】も【ゆりえ】には必要な友人なんですよ。後半の相談室シーンで【西村】の相談に困る【ゆりえ】を脳天チョップで助けたり、「努力とお賽銭なしのお願いなんて叶う訳ないのよ!!!」と言って、逃げる【西村】を勝ち誇った表情で見たりと【光恵】には決してマネができません。それと、3人で屋上で昼食を取る場面では、【健児】に対して、【光恵】が「やっぱり部室が欲しい?便利でしょ?」と聞いて、【祀】も【もうすぐ誰かがプレゼントしてくれるかもよ」と言って、【光恵】が「もう少し身近な人・・・」と言う場面でも分かるように、【ゆりえ】の恋のサポート役でも【光恵】と【祀】は必要な友人ですね。また、そのみんなの会話がはずかしくってまっ赤な顔をした【ゆりえ】の反応を楽しんでいる2人も好きですね。
 久しぶりに【三枝 巫女】ちゃんが出ていましたね。お悩み相談室シーンで【西村】に対して立ち向かう【祀】を【巫女】ちゃんが憧れの眼差しで見つめる所と「お姉ちゃん、カッコ良かった」ってセリフが良かったですね。照れる【祀】も可愛いですよ。