現代視覚文化研究会「げんしけん」

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ARIA The NATURAL  第3話「その 流星群の夜に・・・」 Aパート

2006年04月17日 16時53分36秒 | アニメ・映像全般
 今夜は、ネオ・ヴェネツィアに夜空を彩る流星群が舞い落ちる。みんなのお願い事は叶うのでしょうか?今回は【藍華】と【アル】のお話しです。【藍華】は、気なる存在【アル】にどんどん惹かれていきます。アクアに重力で引かれる隕石のように・・・。【アル】の見せる子供でも大人でもない魅力に、年上の魅力にドキドキしてしまう【藍華】。屋根の上で2人きりになり【藍華】の鼓動は聞えてしまう位に身体を熱くする。2人だけの時間がそこにあり、確かに流れていた。【藍華】の気持ちは【アル】に伝わり届いたのでしょうか?お互いに惹かれ合うように・・・。
 
 【灯里】と【アリア社長】はゴンドラに乗っています。【アリア社長】は水面に映る姿を見て楽しんでいる様子。【灯里】は【アイ】ちゃんへのメールをノート型のパソコンで作っている。春の足音はまだ先のようですが、本日は寒さの残る日。【藍華】と【アリス】も一緒です。【藍華】はこの寒さで肩が張り【アリス】に肩を揉んでもらっている。とても気持ち良さそうです。【藍華】はこの寒さを【暁】こと「ポニ男」のせいだと言っている(笑)。
 【灯里】は、アクアのこの天気がお気に入りのようだ。

 『気まぐれな子供みたいで・・・』

と言う。もちろん、いつもの【藍華】のツッコミもあります。それでも、寒さを訴える【藍華】。『昨日より暖かいよ~』と【灯里】はパソコンのお天気情報のコンテンツを開く。すると【灯里】の表情が明るくなった。そのお天気情報から流星群の立体映像がスクリーンで表示された。【灯里】の声に【藍華】と【アリス】も見る。表示された画面には、満天の星空に流れる無数の星たち。【灯里】の胸をトキメキさせるのだった。その画面では、ネオ・ヴェネツィアの風景と流星を紹介している。その画面をみんなで覗いていた。
 地下からエレベーターで上がる【アル】。ウンディーネにも負けない位のオール捌きで街の方へ。

 『地上は、まだ寒いですね・・・』

【藍華】の提案でその流星群を見に行く事にする。【灯里】は、カイロ、温かい飲み物を持ってと夜の寒さ対策によねんがありません。すると【アリス】が『先輩方、流星群が何で見られるのか?知っていますか?』と【灯里】と【藍華】に聞いて来る。そこで【アリス】は以前に雑誌で読んだ雑学を披露しようとしたが思い出せない様子。見習い3人でのコミカルな沈黙が続いていると、そこに【アル】が話しかけて来る。【アル】が【灯里】たちに会うのはかなり久しぶりな感じだった。【アル】は買出しが終わって、かなりの荷物を持っていた。【藍華】が流星群と重力の関係を詳しく教えてもらいたいと言うと【アル】は笑顔で教えてくれる。すると少し考えて、【灯里】たちを食事に誘う。【アル】は昼食を取りながら、説明してくれるようであった。【アル】の突然のお誘いに戸惑いを隠せない【藍華】。【アル】曰く、静かで落ちつけるお店のようだ。【灯里】と【アリス】も大歓迎でその誘いを受ける事にします。みんなで行くとのれんには『名物・きのこなべ』とある。
 【灯里】と【アリア社長】は、そのきのこ鍋屋さんに大はしゃぎだが、【藍華】と【アリス】はかなり複雑な表情をしていた。確かに、ネオ・ヴェネツィアでは大変に珍しく、レトロで、純和風な門構えだった。【アル】の行きつけのお店でもあるらしい。しかも、このお店での支払いは【アル】の奢りという事になる。【アル】の女性に対する紳士的なふる舞いも見て取れる。今更ながら、【アル】が【灯里】たちよりも年上である事に気づかされる。
 早速【灯里】たちは、鍋を囲んで座布団に座り食事を取る事にする。【アル】は『寒い日は鍋にかぎる』『五臓六腑にしみわたる』など、かなり親父くさい所がある。その事は【藍華】も承知している。その「きのこ鍋」が煮えるまで【アル】が重力に対する説明を目の前の「きのこ鍋」を例に使って説明します。【アル】が続けて、流星群の事を説明しようと「舞茸」に箸をのばすが【藍華】に『早い者勝ちよ!』と取られてしまう。かなり残念そうな【アル】と【灯里】。今は、難しいお話よりも目の前で煮えている「きのこ鍋」の魅力には勝てない彼女たち。【アリア社長】も「椎茸」を食べている。猫舌ではないのかも・・・(笑)。【灯里】たちも大満足な昼食となったようだ。【アル】も楽しい食事を終えて、買い物も終わっているので『それじゃ、僕はそろそろ失礼しますね』と一礼して帰ろうとするが。

 『あっ・・・あのさっアル君』と【藍華】が呼び止める。

そこで、照れながら

 『今夜、流星群が来るの知ってる?』 もちろん【アル】も知っている。

その言葉を聞き、話を続ける【藍華】

 『観測会をみんなでしようって言ってたんだけど・・・一緒に行かない!』と誘う。
彼女としては、食事のお礼がしたいらしい(笑)。【アル】も『流星群ですか、面白そうですね』と興味を示していた。すると【灯里】が【暁】と【ウッディー】を誘おうと言うが【藍華】に『却下!』と言う。【藍華】のこの態度に【アリス】が『アルさんだけ、でっかいひいきなんですね』と言われると【藍華】が慌てて、【灯里】を揺さ振りフラフラにし、【アリス】には取ってつけた理由で納得をさせようとする。【アル】も苦笑い気味だった。

 『いいのよ。年下の女の子からの誘いをするってだけで十分にお礼なの』

と強引に集合時間と場所を決める【藍華】だった。
 夜。ARIACOMPANY。【灯里】は温かい飲み物「カフェオレ」を魔法瓶に入れて【アリア社長】と出発します。【灯里】がとても楽しみにしている感じが伝わりますね。
 【藍華】も待ちきれない様子。どうやら【灯里】と待ち合わせをしているようです。【藍華】は自分が映った窓で、前髪を整え、笑顔も可愛く決めていると、その後ろには『おまたせ~藍華ちゃん』と【アリア社長】を頭の上に乗せた【灯里】の姿が・・・。【藍華】の悲鳴が響くのだった。【灯里】と一緒になり【アル】との集合場所に向う。【アリス】がいないのは『おねむで、今日はパスだって』と【灯里】。その事を聞いて【藍華】『まだまだ、お子様ね。夜はこれからよ』と言い、【アル】と3人で笑うが・・・。いきなり、いる【アル】にまたも悲鳴をあげる【藍華】だった。以外に怖がり屋さんでもあるようだ。
 【灯里】たちは、サンマルコ広場へ行く。広場では、大勢の人々が集まり、屋台も出て、すでにお祭りムードだった。【灯里】たちも屋台で『いか焼き』を買っていた。なかなか見られない天体ショーを楽しみにしているが、この広場では街灯など多く、明るくてあまり見られないかもしれないと【アル】。すると【アル】から『僕たちだけのベストスポットを探しに行きませんか?』と【灯里】たちを夜のネオ・ヴェネツィアに招待したいと考えている。もちろん、【灯里】も【藍華】も行く事にする。夜の街並、路地を歩き、談笑しながら楽しく最高の観測ができる場所を探す。【アル】の無邪気に喜ぶ姿を見て【藍華】は、彼の違った新たな一面を、魅力を発見する。

 『アル君って、オヤジくさいって思ってたけど、意外と子供みたいな所もあるんだね・・・』

 すると【アル】が『流星群を求めて彷徨う僕たちは、星の探検隊ってとこですね』と言う。【藍華】は『はぁっ・・・はぁっ・・・』と【アル】には突っ込めない。そこに【灯里】が『なるほど、探検隊の隊長はアル君だね』と【灯里】と一緒ならツッコミが言える【藍華】だった。