現代視覚文化研究会「げんしけん」

アニメ・ゲーム・漫画の視覚文化が日本を元気する!
コラボカフェ☕大好き❤️で2020年にブログ復帰します‼️

ARIA The ANIMATION  最終回 「その まっしろな朝を・・・」 

2005年12月30日 13時41分34秒 | アニメ・映像全般
 第13話の心、温まるラストストーリーは「【水無 灯里】が「アクア」に来て、2度目の大晦日です。ネオ・ヴェネツィアでは、家族でクリスマス、大晦日はみんなで年越しが主流。だから、街中のみんなが外に出てとっても賑やか。【灯里】も、【アリシア】さんに【藍華】に【アリス】に【晃】さんに【アテナ】さんなどなど一同で、“みんなで年越し”です。でも、ふと見ると【アリア社長】がどこかへ行くようです。このままじゃ、みんな一緒じゃなくなる。その後を慌てて追う【灯里】ですが・・・え?【アイ】ちゃんも。みんな、総出演ですよ~」という展開で描かれます。
 今回の見所は、待ち望んだ【アイ】ちゃんとの再会です。ラストの【灯里】と【アリシア】さんとの2人っきりのゴンドラで話すシーンでは、新年への新たなる出会いと幸せな年への期待が込められていた。今作が最終回ではありますが、涙でのお別れではなく、みんなの笑顔で終わっているのが良かったですね。
 もちろん、【灯里】【藍華】【アリス】の3人でのOPトークも最後になりますね。【灯里】「今年も素敵な一年だったねぇ」【アリス】「やはり、今年の最後にあれを決めときますか」【灯里】「へぇ?」【藍華】「決める?」【アリス】「素敵だった、一年が終わってしまいます・・・」【灯里】「アリスちゃん・・・そう考えると寂しいけど、でも心にしまった素敵はいつまでも消えないから・・・」【藍華】「はずかしいセリフ(強調)禁止~」【灯里】「えっ~」との見習い3人のダラダラトーク、いつも良いですね。冒頭は【灯里】が【アリア社長】とコタツに蜜柑の冬定番で一緒に過ごしています。カレンダーは24月31日ですよ。【灯里】は外の様子を確める様に、窓を開けます。「はぁ~さぶいけど・・・空気が気持ちイイですねぇ~」と【アリア社長】に語りかける。もちろん、【アイ】ちゃんへのメールは忘れていません。今から新年を祝う為に【アリシア】さんと「サンマルコ広場」に行く為にお出かけの準備をしています。【アリア社長】は毛糸の帽子がかぶれないでいたけど(笑)。「どうしよう、アリシアさん・・・今年もとってもワクワクです」と全身で喜んでいる【灯里】。その「サンマルコ広場」では【暁】さんと【ウッディー】さんが場所取りをして待っていました。テーブルに座り、新年になりつつある今の広場の状況を【アイ】ちゃんにメールを打ちながら「アイちゃんにも見せて上げたいなぁ・・・」と見上げている。そんな【灯里】に広場で賑わう人々の間をぬって走る女の子の姿が・・・【アイ】ちゃんです。【アイ】「うん、だから見に来ちゃったよ~」と【灯里】「はひ?今、アイちゃんの声が聞えた様な・・・あれれ?」「灯里さん、来ちゃいました」とテーブルの下から可愛い笑顔を見せてくれます(萌)。【灯里】もこれにはかなり驚いたようですね。「わ~い!アリア社長、久しぶり~」「えっ・・・アリシアさん、知っていたんですか~アイちゃん来るの?」【アリシア】さん「え~灯里ちゃんをビックリさせようと思って黙ってたの」「アリシアさんともお友達だから」と【アリア社長】を抱きながら無邪気に言っている。【アイちゃん】とも一緒に年越しをする事になります。やはり【アイ】ちゃんと言えば、あの小悪魔ぶりですよね(笑)。【灯里】とのメールのやり取りで出て来た人達との出会いを喜んでいるみたいですよ。【灯里】もタジタジになっていました(笑)。【暁】さんのお兄さんに会って、「これで3人目、ゲット!」「アイちゃん、ゲットって?」「灯里さんのメールに出て来た人との出会いをゲット~何か嬉しい~」と大はしゃぎだった。今まで『アクア』に居なかった自分を補っている感じがしました。その【暁】さんの兄から色とりどりのヴェネツィアンガラスで作った豆を貰います。『マンホーム』のイタリアの習慣を受け継いだ『ネオ・ヴェネツィア』。豆はお金の象徴、福を呼ぶとされている神聖な物であるとアニメ劇中では表されていた。そこへ【藍華】と【晃】さんもやって来ます。【藍華】「えっ!アイちゃん!何でここに?」と驚いている。「みんなで年越しをしたくて来ちゃいました~」と話していると【晃】さんに「あなたが鬼教官の晃さん・・・これで4人目ゲット~」しかも指差しで・・・。しかも「ノーム」の【アル】さんには「あの・・・つかぬ事をお伺いしますが、藍華さんの事・・・」と言い掛けて、「はい!そこまで」と【藍華】に口元をふさがれる【アイちゃん】。またも【アイちゃん】のはしゃぎっぷりにタジタジな【灯里】だが「私のメールでしか知らない人と会って、まるで小説の登場人物に、直接会えたみたいで嬉しいんだよ」と【灯里】自身も何か嬉しい様子だった。そのウットリした表情を見れば理解できますね。またもゲスト登場。【グランマ】と【アリス】と【アテナ】さんの3人もやって来ました。「あ~あの人がグランマ、素敵~これで6人目だよ、灯里さん」と抱きつく。すると【アリア社長】が広場の人達の中に入ってしまう・・・。【アイちゃん】「あ!待って~アリア社長~」、【灯里】「アイちゃん・・・すぐに戻ります、アイちゃん、待って~」と2人で【アリア社長】を追い掛けます。しかし、入り組んだ街の路地で見失いますが・・・【灯里】が「大丈夫だよ!ほらっ」と【アリア社長】の足跡を発見。「行こう!アイちゃん」「うん」と再び追い掛ける・・・偶然、雪の上にガラス豆が落ちるのだった・・・「うわぁ・・・真っ暗・・・」「足跡は、この中へ続いているよ」と2人でソロリソロリと歩みを進めて行くと・・・【灯里】と【アイちゃん】にあの『鈴の音』が聴こえるのだった。その狭い路地を抜けると・・・そこは、昔の『ネオ・ヴェネツィア』。
 【アイちゃん】「ここは・・・」【灯里】「あっ!」と見ると民家の扉が開き、一匹の猫が出て来た。「ねこ?」「あのねこは・・・?」と2人で近寄ると【アミ】と【明子】さんの言葉がふと思い出された。そして響く鐘の音により、現実へ・・・。【アイちゃん】「今のって・・・もしかして昔のアクア?」「うん・・・たぶん」と2人はなぜか、不思議な懐かしさを感じていた。人の心情に対する『心の原風景』を描いた部分だったと思います。「もしかして、私、アクアに歓迎されたのかなぁ?・・・だったら、嬉しいなぁ~」と2人で笑顔だった。2人は【アリア社長】の鳴き声と落としたガラス豆を拾いながら戻る事にします。【アリス】は相当に心配していた。【藍華】「どこ行ってたのよ~」と質問すると「えっと、あの~」と2人で迷い、笑顔で見合って「アクア」と声をそろえて答えます。【藍華】「はぁ?何言ってんの、アクアはここ」、【アリス】「でっかい意味不明です」と言うが、この事は【灯里】と【アイちゃん】のい2人だけの秘密って事になりました(笑)。
 すると【アリシア】さんが「そう言えば、アイちゃん何か投げる物は持って来た?」【アイちゃん】「投げる物?」【晃】さん「ネオ・ヴェネツィアの年越し最大のイベントは新年の午前零時に、一斉に何かを投げる事なんだ」【アテナ】さん「去年、使っていた物ならば何でもイイのよ」と教えてくれます。【アイちゃん】「灯里さんは何を投げるんですか?」との質問に「私達、ウンディーネはこれっ」と帽子を手に取る。「じゃあ、あたしは・・・これっ」と赤いリボンを手に取ります。【アイちゃん】は以前に来た時につけていたリボンを投げる事にする。アニメ劇中では新年へのカウントダウンが迫っていた。【灯里】「アイちゃん、新年の挨拶はアウグーリオ・ボナーノだからね」「アウグーリオ・ボナーノ?」「うん、アウグーリオ祝賀のかけ声で、ボナーノは新年おめでとうの意味だよ」と勉強になりますね(笑)。その【灯里】はみんなの表情を見ながら思いをはせる「今年も本当に色んな事があった・・・素敵な出会い、かけがえのない大切な時間・・・そんな一年・・・宝物のようにキラキラ輝いてた一年が、もうすぐ終わっちゃうんだなと思ったら、何だかとっても名残惜しいです」【藍華】「はっはずかしい・・・」と突っ込めない状態だった(笑)。実際にカウントダウンが始まります。年が明け、【灯里】の帽子、「アイちゃん」のリボンが空を舞った。多くの花火が夜空を彩り、みんなで『おしるこ』を食べて、【アテナ】さんはジュースをこぼし、【アリア社長】は【まぁ社長】に『もちもちぽんぽん』を噛まれていた(笑)。その大騒ぎな行事は過ぎて行った・・・。その静かな海で、みんなで『初日の出』を待っていた。【灯里】と【アイちゃん】は寝ていて、目を覚ますと【アイちゃん】のお姉さんも来ていた。そのお姉さんが抱いていた赤ちゃんの名前は【アクア】。素敵で奇跡な星の名前と同じ。それも一つの感動であった。【アクアちゃん】と遊ぶ【アリア社長】をみんなで微笑ましく見守っていた。そこへ『初日の出』が上がって来ます。その新しく、力強いお日様の光にみんなが包まれて行きます。【アイちゃん】「初日の出・・・」【灯里】「心の奥まで、温めてくれる気がします」もちろん、【藍華】の「はずかしいセリフ、禁止」が出ます(笑)。みんなが今年への抱負を言っている所で【藍華】が「アリシアさん、私、一人前のウンディーネになる為に今年も頑張ります」と言いますが・・・【晃】さん「藍華、そう言う事はあたしに言え」と言います。絶対に言う相手を間違っていますね(笑)。その『初日の出』が昇り・・・「全身でお日様を感じる・・・とっても眩しくて、真新しく、真っ白な世界」【アリシア】さん「そうね、できたてホヤホヤの真っ白な一年の始まりね。これから先、どんな色に染まって行くかは、私達次第・・・」「はひ~」と【灯里】と【アリシア】さんとの会話シーン。何だか観ている人に問い掛けている感じがしたシーンでした。朝になり【アイちゃん】ともお別れになります。
 最後に【灯里】と【アリシア】さんとのゴンドラに乗ったシーンが描かれている。2人で【アイちゃん】のお姉さんの赤ちゃんの話をしていますが、印象に残っているのが【アリシア】さん「えぇ・・・再会したらお互いに家族が増えていたなんて素敵・・・」「ですね・・・はへ?お互い・・・あっ」としている【灯里】を見て頷く【アリア社長】・・・これでもう分かってしまうのだった・・・。そんな【灯里】に「うふ・・・灯里ちゃん、アウグーリオボナーノ・・・」と、【アリシア】さんに「あっ・・・アリシアさん、アウグーリオボナーノ」と・・・【アリシア】さん「今年も宜しくね」、【灯里】「こちらこそ、宜しくお願いします」とお互いで改めて新年の挨拶を交わします。【アリア社長】もそう言っているらしい(笑)。【灯里】「この素敵な星を作った人達に、この素敵な星で同じ時を生きる人達に、この素敵な星『アクア』に、そしてこれから出会うあなたに、心いっぱいの感謝を込めて・・・アウグーリオボナーノ・・・「これから、始まる一年が幸せに包まれますように・・・」と願う【灯里】と【アリシア】さんだった。

 『Welcome To ARIACOMPANY』
また、春頃に成長した彼女たちに会える事を信じて・・・。

きらめき☆プロジェクト Vol.4 『オヤジと少女。きらめきの接近遭遇』

2005年12月29日 14時46分16秒 | アニメDVD野郎!
 今回は、シリーズ中で一番面白かったですね。やはり、見所は【カナ】と【大矢】との会話シーンだと思います。【カナ】ちゃんが「ビックマイティ」に関する疑問点を【大矢】に矢継ぎ早に聴く所が凄く良かった。こんなに【カナ】ちゃんってアツくなんだと・・・可愛かった。そして【大矢】も自分の娘【桃子】と【カナ】をダブらせて見ているのも、なかなか会えないお父さんの気持ちが表れていた。アニメ劇中では【カナ】ちゃんが14歳なんですが、【桃子】の12歳と同じ位だと【大矢】に言われて膨れていました。若干【カナ】ちゃんは同年代に比べると幼い感じはしますからね(萌)。
 物語は、いきなり「ジェネりん」対「ビックマイティ」との再戦シーンから始まっています。そして出る最終兵器「ゴールデン・マッハ・トルネードパンチ」が炸裂するはずだったが・・・また負けてしまう。しかも【大矢】が自分を犠牲にして「ビックマイティ」を撤退させた。あの右手の『サムズアップ』カッコイイと思います(笑)。その回収された右手の内部を調べたいと【カナ】は自らの「ジェネりん」地下格納庫へ運ばせる。その内部には【大矢】が気を失っていた。その姿を発見した【カナ】は周囲に気付かれぬ様に自室にかくまうのだった。そんな中【ネネ】は【カナ】の部屋から「男の声がする・・・」と不審者呼ばわりをして大混乱、【リンクル】も知ってしまい大騒ぎになってしまう・・・助かった【本田】【松下】【中島】のオヤジ軍団も【大矢】を救出しようと城内に侵入して大事件に発展して行きます。
 その頃、助け出された【大矢】は自分の娘との思い出を夢として見ていた。目覚める【カナ】の部屋だった・・・。そして「ジェネス王国」の紋章入りのペーパーナイフを見つ手に取る。確か【大家】も紋章入りのネクタイピン?を持っていたが・・・【大矢】とこの王国の関係も次回の最終巻で明かされると思います。そこへ【カナ】がお茶を持って入って来て、【大矢】とのロボット談議に花を咲かせます。【大矢】と【カナ】は楽しい一時を過します。2人で地下格納庫へ移動して、【カナ】自身が「ジェネりん」を製作した事、お互いのメルアドを交換などが描かれている。そして楽しい一時はオヤジ軍団の侵入して終わりを向えます。その時の【カナ】の「責任を持って守ります!」と【大矢】に言う所が良かった。そんな2人を見ていた【クローネ】の対応も良かった。【リンクル】の変形により無事、4人は城を抜け出すが・・・その負けを知った【島田】は最後の切り札「ザ・パーフェクト」で王国へ乗り込んで来るのだった・・・。

あまえないでよっ!!喝!!

2005年12月28日 21時07分19秒 | アニメエキスプレス
  『あまえないでよっ!!』の続編『あまえないでよっ!!喝!!』の放映が近づいて来ました。第1期『あまえないでよっ!!』では物語の終盤で現れた【里中 逸剛】を覚醒(い)かせようとする【右近】【左近】のコンビ、【河原 浄徳】と話していた謎の僧侶2人と今後の謎を残しつつ終わりましたが、この第2期『あまえないでよっ!!喝!!』が放映されると聴き、嬉しかったですね。この作品の持つ、雰囲気とノリが好きで、女の子キャラクターも個性があり、しかも可愛い。特に「煩悩」炸裂のシーンは最高に良かった。ちなみに、私が好きなキャラクターは、【阿刀田 結子】と【為我井 陽】の2人です。
 第2期から新キャラ【上野 一希】も加わり、ますますお色気度がパワーアップする事は間違いないですね。この【一希】は、なぜ、尼僧見習いなのに【逸剛】にどんどん迫るのか?陰の霊力を目覚めさせようとしているか?何か秘密がありそうです。この点も気になる所ではあります。実は第12話にちらりと出ていたのですがわかりました?
 『あまえないでよっ!!』のDVD第5巻に収録された。特別編『休まないでよっ!!』の内容が凄かった。クイズ番組で温泉旅行をゲットした【逸剛】たちは旅館へ向かいのですが・・・その旅館でのみんなのはしゃぎっぷりは最高です。特に後半では、みんなでドラム缶風呂に入る所、夜中の寝ぼけたみんなの行動など見所が満載でした。【陽】の姉【さくら】は冷蔵庫をアサって食べていたし、【結子】はいきなりファイティングポーズで襲って来るし、【春佳】は抱きついて来るし、【陽】は下着・・・姿でした。しかも【陽】ちゃん以外はモロ見えですよ・・・。これ以上は書けませんので観て下さい!
 それと、勢いでブックマークに『あまえないでよっ!!喝!!』公式サイトを作ってみました。今、『あまえないでよっ!!喝!!』のオープニングとエンディングのムービーを観る事ができますよ。 

ぱにぽにだっしゅ! 第二拾六話 「一寸先は闇」 最終話

2005年12月26日 20時03分19秒 | アニメ・映像全般
 初めに、この『ぱにぽにだっしゅ!』の全体的な感想を書きたいと思います。今回で、一応アニメ映像としての夢の終わりとなった『ぱにぽにだっしゅ!』ではありますが、これだけ他のアニメ作品・テレビ番組を新旧織り交ぜて、インスパイアしたアニメ作品はないです。OVAではありかなと思いますが、一般視聴作品では例がないかもしれないですね。アニメ劇中に登場するキャラクターもすごく魅力的で、内容に関しても毎回、読む事ができなかった。その為に気になり飽きることなく観れた作品でもあります。意外とこういったアニメでは、飽きが出てしまい途中で観る事を止めてしまう作品も多いと思うが、この『ぱにぽに』は最終回まで面白さを持続し観る事ができましたね。毎回の悪ノリもイキイキとしていて、各キャラクターへの愛情みたいなモノが感じ取れた。オマージュに関しても、何の作品のどこを真似ているかも知らなくても楽しめたのが良かった。もちろん、知っていれば倍以上に面白くなるとは思います。それにお気に入りのキャラクターを探せ出せたのも大きかったです。私は【レベッカ 宮本】(以下、ベッキー)も捨てがたいが、やはり【べホイミ】と【メディア】の2人にはかないません。最後に「魔法少女」での姿を観れなかったのが残念で仕方がないですね。2人の衣装を交換する場面は最高に良かった。
 テレビ最終話である第二拾六話「一寸先は闇」のストーリーは「地球の危機も去り、いつもと変わらぬ平和な日々が再び訪れた……かに思えたが、この前の猛吹雪がウソのように、今度は真冬ながら38度という猛暑に襲われる桃月町。このまま平穏無事で最終回を迎えることができるのか?・・・あの爆弾事件は?あの「一条さん」って呼ばれた男の正体は?ドジラVSロボ子の戦いは?」という内容です。
 「物事の終わりは思えば人生の恩師である。 桃月学園校長」
いきなりの暑さが「桃月学園」を襲っていた。C組のみんなもかなりのバテ気味だった。特に【片桐 姫子】はとけ切っていた。そんな【姫子】に【一条さん】が「姫子さん、特大のアイス大福ですよ」と【メソウサ】を差し出す。【姫子】は食べてしまう程にダラけていた。【ベッキー】もグッタリして「そんなわけで、授業は中止しま~す」と授業を放棄しかける始末。その中でも【上原 都】は「あ~もう!みんなへちょいわね!暑さくらいなによ!ベッキー、ちゃんと授業やってよ!」と言うが、みんなの関心はその「へちょい」だった。本人的には「へなちょこ」の意味らしいがみんなには理解されず、興奮して暑さで倒れて、逆に【ベッキー】に「へちょい奴」と言われる始末だった。【姫子】は衣装部から浴衣を借りてきて、涼しい気分を演出しようとドライアイスを水槽に入れてみる。そこに【メソえもん】がやって来る。どう見ても「コロ助」なりだが・・・(笑)。「パパラパッパパ~!どうも、メソえもんです」と自らテーマを歌いながら出て来る所が痛々しいかった。耳もどっかに行っちゃっているし・・・。【メソえもん】は「ぱぱらぱっぱぱ~ ドライアイス~」と冷え冷えグッズを出すが、バケツいっぱいのドライアイスを放り込み、煙は教室いっぱいに。とたんに鳴り響く非常ベル。【姫子】と【メソえもん】は「ルパン」並の逃げ足で居なくなり、【桃瀬 くるみ】だけが一人残され【五十嵐先生】と【早乙女先生】に怒られてしまう。
 次に【べホイミ】と【メディア】がお互いの衣服を交換して出て来ます。【べホイミ】が「なぁ、メディア・・・お前キャラとか考えたことあるか?」と質問します。「え?ないですけど・・・」とそれは【メディア】の天然さが考えての行動だったら・・・。「やっぱ合う合わないってあるんだな~」とキャラクターの適性を考えていた【べホイミ】。【メディア】は「私は下がスースーしてちょっと恥ずかしいです」とモジモジしていたが「なんかこういう女の子らしい格好ってドキドキしますね・・・ちょっと好きになってきました~!ひらひら~!」と制服のスカートなびかせながら【メディア】がはしゃいでいた(萌)。一方【べホイミ】の方は「初めて女装した男の人ってこんな気分かもしれない」と味わった事のない感覚を体験していた。【メディア】のホワホワなイメージは萌えの極みである。【べホイミ】の緩み切った表情を観て頂きたい。メイド服姿の【べホイミ】もなかなかだった。もし、魔法少女の姿の【メディア】だったら・・・妄想、全開!!!図書室での【都】と【犬神 つるぎ】の会話も良かった。【犬神】の「旅行へ行くならどこがいい?」の問い掛けに【都】は「そうねぇ。あ、木更津とか・・・」とても現実的だと思う。職員室では【ジジイ先生】が手品をしていたし、【綿貫 響】【宮田 晶】【来栖 柚子】の3人が諜報部のミーティングをしていた。『なるほど!・ザ・ワールド』と『トランプマン』のネタが・・・。トランプギャルこと【芹沢 茜】乱入し、トランプを使用しないでマジックをする力技に打って出る。【芹沢】の顔が「コブラ」になっていた(笑)。【綿貫】「トランプは?」のツッコミのタイミングも良かった。宮本研究室でTVゲームをプレイ中の【ベッキー】の元に【秋山 乙女】が身長の悩みで相談にやって来る。学園の制服がサイズに合わずに、ダブダブの大き目だった。これはこれで良しと思うが・・・(萌)。もう一人は【都】だった。【都】は受験と就職などの将来像の悩みで相談に来るが、そのやる気が起きない原因は【ベッキー】本人にあるらしい。「私のせいかよ!?」と【ベッキー】がムッとしていると、そこにC組のみんなが【ベッキー】と昼食を取ろうと誘いにやって来るが【ベッキー】は「今日は暑くて食欲ないから。これでいい・・・」とお昼をケロリーメイトで済まそうとする。「きつねうどん180円」VS「ケロリーメイト210円」との対決が・・・【一条さん】「ブルジョアですか?」と言う(笑)。その時、突然旧校舎が揺れ始め、中庭を見下ろすC組のみんなの目前に、なぜか巨大プールが地下から出現した。そこには【校長】と水着姿の校長(代理のタヌキ)の姿があり「午後の授業は全て休講。プールで自由行動とするでやんす!」と告げる。歓喜に沸く「桃月学園」。そこで【くるみ】「校長最高!(パチン)」と【橘 玲】「(パチン)イケてるぞ!校長!」の2人が指パッチンをして喜びを表現するが、【ベッキー】はできずに泣いてキレていた。そんな「ムキー」な【ベッキー】に「へちょい」とみんなで言う。その頃、宇宙では【エイリアン艦長】と【部下】が本星からの入電を読んでいた。「本星が・・・、地球を・・・攻撃する?」といった驚愕の内容だった。
 午後になり、皆プールで遊び始める。イルカのエアマットに乗ってくつろいでいた【ベッキー】は、現われた【一条妹】にエアマットの栓を抜かれそうになり、「空気抜いたら沖の毒島に置いてくるぞ!」と【一条妹】を威嚇した(笑)。「一条さんが「おや、こらまた失礼しました。頭取・・・ではお奉行」と言うと【ベッキー】は「それはもう終わった!」と言った。不意に第弐拾四話を思い出して笑えた。神様として悩む【ネコ神様】に【オオサンショウウオ】「君全裸だよ」と悩みもバッサリと斬り捨てた。今度はプールサイドで露天を開く【ジジイ先生】。「何を売っているの?」と言われて「これじゃ」と手には何も無いが【白鳥 鈴音】には見える様で【鈴音】「きれいだなー」と注文し食べてしまう。確かに「青いの・・・」って何?食べて熱そうだったし・・・。その背景で踊っている【メディア】、【ベホイミ】、【芹沢】の3人の踊りが可愛かった。ウォータースライダーを勢いよくすべり降りる【メソウサ】がなぜか?昇って来た【一条さん】とすれ違うが逆に、下から上がって来たのか、やるな。【ベッキー】がプールサイドに戻ると、いきなり【姫子】が「血沸き肉踊るバイオレンスでスーパーアクションなドラマが必要」と言い出し、ロボット人形と某金髪人形をぶつけて一人バトルを始めた。しかし、途中で金髪人形の髪がロボットに絡まり首が抜けてしまったのを見た【姫子】は【ベッキー】に泣き付くと「お前の首もねじ切ってやろうか?」と【ベッキー】に怖い事を言われてしまうのだった。プールでは【南条 操】が優雅に楽しんでいたが、そこへドジっ子【宮田】が「大変です~」と走って来て、バナナの皮で滑ってプールに飛び込んでしまう。【五十嵐先生】が二日酔いにも関わらずプールで泳いだ為にダウンしたとの事を聴いて【南条】が「カメ代スクランブル」と行く事になるが・・・【宮田】「歩いたほうが早いです」と言われてしまう。何と!「亀仙人ジジイ」が亀に乗ってる(笑)。日焼けした【鈴音】と【乙女】。日光浴をしている【桃瀬 修】に近づき、顔にいたずら書きをする【柏木姉妹】。【桃瀬】は「起きてるんだが・・・」とバレバレだったが、【優麻】「書いたのは優奈ちゃんよ」と言い張る。そこへプールサイドを歩き回る「ロボ子」(中身は【芹沢】)が来て、【桃瀬】と【柏木姉妹】に心配されるが、「太陽ハ私ノエネルギーナノダ」と、太陽に向かって両手を掲げて、そのままのポーズでオーバーヒートしダウンした。【桃瀬】暑さでが倒れた【芹沢】の「ロボ子」のスーツを脱がそうとして、【柏木姉妹】の妄想スイッチがオンになった(笑)。【姫子】と【乙女】はお互いに浮き輪に乗って満喫していると空の雲がカニに見えて、ヨダレをたらしたりする【姫子】。そして「白鳥人形劇場」が登場する。観客は【犬神】【南条】【べホイミ】【ズーラ】の4人。【メディア】は人形劇にオオカミ役で出ているので居ない。「マジカル鈴音」がオオカミをチョップで倒すと、オオカミから食べられたお婆さんが、桃太郎が、まろまゆの猫が次々と出て来た。その劇を見ていた【べホイミ】「マジカル概念が間違っているっす・・・納得できないっす」と泣いていた。
 C組のみんなはプールサイドでジュースを待っていた。【鈴木 さやか/6号さん】がみんなの飲み物を持って来る。スクール水着のネームが「6ごー」ってイイね。可愛いです。【ベッキー】はオレンジジュースを飲みたいと言うが、【玲】に飲まれてしまう。それを見て【くるみ】が青汁をあげると【ベッキー】に言う。地味な上に健康的な【くるみ】。【来栖】【宮田】【綿貫】【姫子】の水着の4ショット。「平和だから超能力で空を飛ぶ練習をする・・・今、ちょっとだけ浮いた気がするかな・・・?」と言う。続けて「次は、ジュースの瞬間移動させるぜ」と念じていると思っていたが寝ていた【姫子】だった。諜報部トリオの「平和ね~」「本当ですね~」「これからもず~っとこうだといいな~」と寝そべっている。平和ってイイね・・・との楽しげな感じが伝わった。しかし、地球総攻撃の危機が迫っていた・・・?【艦長】「宮本さんは・・・天才過ぎたんだ・・・」と言うと、宇宙船内に【ベッキー】が現れて「いやいやいや~、およびでない、およびでない、こりゃまた、失礼致しました~」とズッコける大道具スタッフ達・・・最後まで笑いを忘れない。
 ラストは、【メソウサ】が宇宙へ旅立ちます。そして最後のC組のみんなの出席が取られて【ベッキー】「「ほい、じゃあ今日も張り切っていってみようか、愚か者諸君!」と【ベッキー】らしいセリフが表現されていた。黒板に目が現われ【ベッキー】がカーテンに隠れて「はうはう」します!ラストは食堂でうどんを食べているとC組のみんなが「ベッキー!」と駆け寄って、「ごめんさよならだ」と・・・アニメ冒頭でのみんなとの集合写真が・・・涙は似合わない作品、それが『ぱにぱにだっしゅ!』だと思います。笑って!マホっとね!
  

舞-乙HiME 第13話「茜色の空に・・・」の予告かな・・・。

2005年12月26日 12時53分53秒 | アニメ・映像全般
 この『舞-HiME』シリーズの真骨頂が、第13話から始まる予感ですね。この作品の見所でもあるのが、彼女たちの「恋と夢」ですからね。やはり、その不幸な女の子のトップバッターは、前作同様に【日暮 あかね】こと【アカネ・ソワール】になりそうです。『舞-HiME』シリーズ自体は、とても楽しい作品ですが、物語が進めば「悲しき別れ(裏切り&想い人の死)」と「恋に悩む」彼女たちの姿が描かれている作品でもあります。その中での【アリカ】と【ニナ】がどのような行動を取り、展開されるのかにも注目ですね。その点に関しては意外と奥深いアニメだと思います。第12話での【舞衣】の恋と夢との件はこの伏線だったのかも。
 第13話では、なぜか?元気のない【アリカ】だが・・・恋をしたらしい!?そして、【アカネ】がフロリンス国王付きのマイスターオトメに推薦される事件が起きる。しかし、【アカネ】には大切な想い人である【カズヤ】が居て、マイスターオトメになれば、別れる事は確実になる。男性と結ばれたオトメはその資格を失う・・・恋との両立は決してできない。恋と夢の狭間で揺れ動く【アカネ】。果たして彼女はどちらを選ぶのだろうか?
 アニメ劇中では、おめかしをしてデートをする【アカネ】の姿も描かれるらしい。これが【カズヤ】とのラストダンスになってしまうのか!?
 
 「どうして・・・恋なんか、しちゃうんだろうね・・・。どうして・・・夢だけ追っていられないんだろ・・・?」

舞-乙HiME 第12話「仮面舞踏かい?」

2005年12月25日 16時29分47秒 | アニメ・映像全般
 第12話のストーリーは「ジパングの王子である【鴇羽巧海頭忠頼】を出迎えることが、仕組まれた外交(お見合い)であることを耳にした【マシロ・ブラン・ド・ヴィントブルーム】は、その道中で車から飛び降り、逃げ出した。だが、木の上でカラスと格闘して落下した【ミコト】が直撃し気絶してしまう。【マシロ】を介抱したのは、外国からやって来たという自分を「アキラ」と名乗る少年。彼は【マシロ】とともに街の中を見て回ることになる。しかし、実は【アキラ】の正体は、ジパングの王子【巧海】だった。お互いの立場を知らないまま、一時、楽しい時間を過ごす【マシロ】たちだったが・・・。【巧海】と【尾久崎 晶】は今シリーズでも相思相愛で、「ジパング」を巡る「ヴィントブルーム王国」・「アルタイ公国」を含めた他国の思惑、【巧海】が捜す『炎珠の紅玉』と呼ばれるマイスターオトメでもある【鴇羽 舞衣】の名の登場、お互いに身代わりになった【アリカ・ユメミヤ】と【晶】の面白さなどが、今作の見所だと思います。その中でも注目したのが、一国を治める君主として、女王としての【巧海】と【マシロ】の王たる資質の描きに関する表現が良かった。【マシロ】にとっては国を治める者としてどうあるべきか?の方向性を【巧海】の姿勢を通して感じて、どのように受け止めるのかに今後の期待している描きになっていた。
 風華宮に「ジパング」の一行が到着し、【マシロ】が居なくてどうするかを考えている【サコミズ・カージナル】と【アオイ・セノー】。そこへ【アリカ・ユメミヤ】と【ニナ・ウォン】が来る所から物語は始まる。仕方がない状況になり【サコミズ】が切腹の仕草、【アオイ】が【マシロ】の身代わりなどの意見が出るが・・・「おバカではなく、天真爛漫さを真似る者・・・」と言って、3人で【アリカ】を見た。【アリカ】は訳が分からずに「えっ?・・・なんですか?」と言うだけだった。そのアニメ劇中では、いきなり有り得ない設定が描かれる。【ナギ・ダイ・アルタイ】「君の為なら死ねる!」と言われて、顔を赤くする【マシロ】からいきなり、表情が一変し「わらわの為に、死んでみせよ!ナギー!」と【ナギ】も「あ~ん、もっと~」ともの凄い『夢オチ』が表現される。いきなりだからかなり笑えました。目を覚ますと【ミコト】と遊ぶ一人の青年が見えた。その頃、王宮では【アリカ】が扮した【マシロ女王陛下】が登場していた。【アリカ】の姫様としての格好は、ピンク色を基調にしたお姫様らしい格好ですね。髪型も普段とは違っておろしています。とても可愛いと思います。「ジパング」の王子【巧海】(影武者の【晶】)を目の前にして「わっ・・・わらわがマシロじゃ、くるしゅうないぞ・・・うん、くるしゅうないぞ、くるしゅうないぞ」とガチガチで、ドキドキの表情と仕草が面白かった。その【アリカ】の態度を見兼ねて強力な「肘打ち」をする【ニナ】が「私は、マシロ女王陛下のオトメ、アリカ・ユメミヤでございます」と言う。その事を聴いて驚く【アリカ】に更なる「肘打ち」が・・・。この場面で良かったのが【チエ・ハラード】と【アオイ】との会話ですね。お互いが仲の良さを表現している。【チエ】が得意の宝塚歌劇団の男役のような風貌と言動も【アオイ】に効果なしな所が良かった。【チエ】と【アオイ】の2人が内面での繋がりの強さも同時に感じる事ができるシーンだった。
 その【マシロ】が目を覚ました所は、バラック小屋の並ぶ水路脇だった。もちろん「ヴィント市内」であるが・・・【マシロ】「どこなのじゃ?ここは・・・」とい周囲を見渡す。「ヴィント市!そんなはずがあるか!・・・わが国にこんな汚い・・・」言って、自分の住む王宮を見て「あっ・・・あれは、わらわの・・・では、やはりここは・・・」と言葉が少なくなる。ここでは、今の【マシロ】は自国の内情も知らない無能さが強調されていた。【巧海】が、温かい食べ物を手に持って来るが、手をつけずに【ミコト】に上げてしまう。このシーンはお互いが偽って自己紹介をする。【巧海】「僕は、えっと・・晶、尾久崎 晶です・・・君は?」と聞かれ、【マシロ】「わらわか?わらわは・・・アルタイの・・・そう!ニナじゃ!ニナ・ウォンじゃ」とのやり取りがある。【ミコト】はガツガツ食べているだけだった(笑)。
 民衆、国を挙げて【マシロ】の誕生日を祝うパレード。その車中では【アリカ】「無理だよ~マシロちゃんのマネなんて」【ニナ】「今更、何言ってんの・・・」「だいたい、何で自分が「アリカだ。」何て言ったの?」「例え、お芝居でもニナ・ウォンがマシロ女王のオトメになるのが嫌なの」と言われて、意気消沈の【アリカ】だったが、次の【ニナ】の言葉で「それに、あながち嘘ではないでしょう。あなたマシロ女王ともう契約しちゃっているんだし」「どっ!どうして知っているの?」とショックを隠せない【アリカ】。「お願い!みんなに内緒にして!マシロちゃんと約束してるの!」と必死にお願いする。その【ニナ】からは今までの出来事を忘れる事と言われた。下着になって川を泳ごうとしたり、【セルゲイ・ウォン】への恋心など。すると【ニナ】は街並みに【マシロ】の誕生日を祝う肖像画のたれ幕を発見し【アリカ】と慌てるのだった。さて【マシロ】は【巧海】に正体を明かそうとするが、そのたれ幕が片付けられてしまい「なっなぜじゃ・・・わらわの誕生日だというのに」と聞いて【巧海】が「ニナさん、誕生日なんだ」とお花屋さんを見つけて走り出す。同時期に【晶】「まだ、見つからんのか?」【伊織】「残念ながら・・・」と聞き、「ちっ!そろそろお薬も切れるだろうに・・・あの方は優し過ぎるから・・・」と心配する【晶】。そして、【巧海】「はいっお誕生日、おめでとう」と一輪の花をプレゼントする。「これを、わらわに・・・」と【巧海】の優しさに触れて惹かれて行く。所持金を全て使って買った事を聞いて「お人好しじゃな」と言われて【巧海】は、同じ事をよく言われて怒られた姉【舞衣】を想い出して笑っていた。【マシロ】は自分が沢山のプレゼントの山に囲まれた姿を回想する。一輪の花とのギャップはあるが【マシロ】の心を捉えた。その花を【マシロ】の髪に飾って上げる【巧海】の何気ない所も良い感じですね。
 その「ジパング」一行が視察先の「ガルデローベ学園」に到着し、出迎える【ナツキ・クルーガー】と【シズル・ヴィオーラ】。なぜか【セルゲイ】も一緒に居た。ここにも各国の思惑を窺い知る事ができる場面と言える。【シズル】は【晶】の身体つきを見て「女の子」だと直感した(笑)。それと【アリカ】と【セルゲイ】の会話を黙って聴いている【ニナ】の仕草と表情が良かった。義父である【セルゲイ】を好きと想っている【ニナ】。微妙な女の子の展開に対しての期待感が高まります。
 一方、【マシロ】と【巧海】は公園の縁日みたいなフェスティバルで、楽しい一時を過していた。その中で【巧海】が薬を飲むシーン。最後の一錠だったらしい。この事を【晶】は心配していた。【マシロ】「そなたは、何をしに来たのじゃ?」と聴くと「僕は、この街に人を捜しに来たんだ・・・って言っても、もうここに居ないのは分かっているんだけどね・・・」と【舞衣】の住んだ街並、見たり感じた物を共有する為に来たと思えた。ほのかな恋心を抱く【マシロ】は、その捜している人が気になる様子だが、その相手が【巧海】の姉と聴いて、表情が明るくなった。学園内を見て回る【晶】たち、その姿を見ていた【アカネ・ソワール】と【ジュリエット・ナオ・チャン】も面白かった。【ナオ】の将来の人生設計を語っていた。やはりお金持ちとの出会いを模索しているらしい(笑)。【アカネ】と【カズヤ・クラウゼク】の中にも言及する【ナオ】も最高ですね。そろそろ【アリカ】にも疲れた見えて来ていた。そんな【ニナ】の容赦なき二段攻撃がヒットする。しかし、その疲れは【晶】にも言える事だった。お互いに、慣れない女王と王子の役をしていたので、当たり前に疲労があるだろう。【晶】は【巧海】の姉へのベッタリなのが羨ましいらしいとの本音が見え、言動などから【巧海】への家臣以上の想いが伝わる。【伊織】に笑われて顔を赤くするのだった。【晶】が一人になり、汗を流す為に衣服を脱ぐと・・・全体的にしなやかな女の子らしい身体と晒し姿が・・・その時「やっぱり、おなごはんどしたか」との【シズル】の声。【晶】は苦無(クナイ)を出し周囲の気配を探るが【シズル】に捕まり事情を聴こうとすると、そこへ【アリカ】「あの・・・デェナーのお誘いに・・・」と入って来る。それを見た【シズル】の一瞬の隙を見逃さず、煙幕はり脱出をする【晶】。既に「忍者装束」だった。【シズル】にローブ姿にして貰い、【晶】を追跡する事になる。
 夕方になり【巧海】「そろそろ、帰ろうよ」と言う、【マシロ】はそれを何とか引き止めようとする。それと【巧海】は【晶】や【伊織】に対して迷惑を掛けている事も十分認識していた。この場面で【マシロ】の女王としての資質を問われてしまう決定的なシーンがあります。【マシロ】「どうじゃった?良い国じゃろ?」と言われて【巧海】は「そうだね・・・ニナちゃん・・・」と言うが、こうも続けた。「でも、誕生日で街中がお祭り騒ぎをしたり、お城の改築とかする前に・・・この国の女王はやる事があるんじゃないかって、そう思った・・・」その言葉に対して【マシロ】はどう思っただろうか?表情は戸惑っている感じだった。【巧海】は続ける「君が目を覚ました場所・・・あそこの人たちの事とかも」と言う。【マシロ】は「あんなの働かぬやつが悪いのじゃ!」「働けないんだよ、仕事が無くて明日食べるパンにも困って、盗みに手を出す子までいる・・・」その【マシロ】は「パンがないのなら・・・菓子を食えば良い!」と手に持っているキャンディーを前に出す。その【マシロ】を見て「君は幸せなんだね」の一言を言われる。何か悔しい【マシロ】だった。だが、これが2人の国を想う差が如実に表れた場面である。【マシロ】が今後、この言葉をどう感じ、受け止め、治める者としてどう行動を示すかが楽しみであります。その直後、【巧海】は胸をおさえて苦しみ出す。【アリカ】は【晶】と一戦、交えるが【巧海】を上空から見つけて、「若に何をする!」と【マシロ】に向って行く。そこに【ニナ】もローブ姿で登場。そこで【晶】が家紋入りの印籠を出し、【マシロ】も「そなたが・・・」と【巧海】の正体を知る。苦しむ【巧海】に口移しで薬を飲ませる【晶】だった・・・その後、2人で抱き合っているのを見ていた【アリカ】【ニナ】【マシロ】は驚きを隠せないでいた。【アリカ】「男の子だよね・・?2人とも・・・」との問いに【シズル】「これも、一つの愛の形どす・・・」と【晶】が女の子だと告げない所もさすがですね。【マシロ】のほのかな恋心が終わった瞬間でもあった(笑)。
 【ナツキ】と【巧海】との学園長室での会話シーン。【巧海】の「巧海頭忠頼」として、ジパングの将軍家の嫡男としての「オトメ」に対する否定的な発言と見方がアニメ劇中では表現されていた。そして【巧海】から「ならば、『炎珠の紅玉』。彼女の事はどう説明されるのです」と言われて【ナツキ】の表情が変わり言葉に詰る。「彼女は、恋と夢に引き裂かれた、強い人だとみな思っていた。なのに・・・」とのやり取り。【アリカ】には理解できない様子で「ねぇ?炎珠の紅玉って何?」と小声で聴くが・・・【ニナ】の肘打ちが・・・【アリカ】のおさげで感情表現がされていた(笑)。【巧海】は「ジパングは今後、しばらくの間、この西方諸国に対しての不干渉を貫く」とした。具体的な国名はないが「アルタイ公国」もコンタクトを取って来た多くの国の中にいた事は描かれている。【マシロ】は【巧海】に言われた言葉を思い返していた。【巧海】に貰った一輪の花に手を伸ばす・・・そして、あの歌を歌うのだった・・・【ナツキ】も自身の学生時代(ローブ)の集合写真を見ていた。楽しげに写る【舞衣】と【ナツキ】の姿が・・・。
 そうして【巧海】と【晶】たち「ジパング」一行が帰るシーン。【マシロ】は体調不良の為に見送りに来れないと告げられる。そんな【マシロ】に気を遣ったのか「陛下には申し訳ない事をしました。楽しかった。良い女王になって下さいとお伝え下さい」と言う。【ナツキ】は「はい・・・あの殿下は・・・舞衣の・・・」と言われ、頷くだけの【巧海】。「さよ~なら~またね~」と手とおさげを使って、お別れをする【アリカ】。【巧海】も「そうだね・・・また来る事になるかも・・・」と意味深な発言をするのだった。行方不明の【舞衣】の登場が待たれますね。その時、また【巧海】に会う事になるとは思いますが・・・。

桂正和 I's(アイズ)

2005年12月24日 10時10分47秒 | アニメ・漫画書籍
 完結してから5年の時が経っておりますが、未だに色あせない作品ですよね。この【桂正和】氏の『I's(アイズ)』って作品は。今年は完全版コミックに、新しくDVDアニメになり、当時の感動が蘇ります。今、リリース中の『I's Pure』も欲しいとは思いますが・・・何とも。今回は監督に【神戸 守】氏、『苺ましまろ』『コメットさん』などに参加されています。【葦月 伊織】役も【伊藤 静】さんだから、まあそれなりに良い作品を仕上げて来そうではありますが、この『I's Pure』の以前にアニメ化した時の作品の酷さが残っておりまして、この『I's Pure』を買えないのです。原作が凄く良かっただけに、美しい想い出はそのままの方が良いかもしれないとは、思いながらも欲しく観たいアニメ作品ではあります。
 特典映像の【一貴】の妄想日記が凄そうですね(笑)。2006年1月27日発売の第2巻では「女湯のぞき編」らしいですよ・・・。

ああっ女神さまっ Special

2005年12月23日 10時14分40秒 | アニメ・映像全般
  本日、23日発売された『ああっ女神さまっ Special』を観ました。
今作品は、地上波テレビ作品の第24話のその後のエピソードを描いた内容となっております。25話「ああっウルドの小さな恋物語っ」と26話「ああっドキドキって大人の味っ?」の未放映2話と第12話放映後の総集編が収録されています。
 「ああっウルドの小さな恋物語っ」では、「恐怖の大王」との激闘の末に、システムダウンした「ユグドラシル」の影響により子供の姿になった【ウルド】と公園で出会った少年【吉田 昌平】との恋物語。【昌平】の【ウルド】に対する純粋な気持ちに、いつかは一緒に居られなくなり、別れる事になるのに心を痛める【ウルド】だったが・・・。もう一つは【ウルド】との接する事になる【昌平】の成長も描かれています。建設途中の工事現場であんな事をするなんて・・・(笑)。アニメ劇中で見せる【ウルド】の子供らしい笑顔は観て損ないですね。でも、いくらパワー不足だからって、子供の姿で「酒の一升瓶」を手に持って街中を歩くとは、さすがは【ウルド】ですね。
 「ああっドキドキって大人の味っ?」では、システムダウンの影響で【スクルド】は逆に大人の姿になります。いつも【ウルド】に子供扱いされていたので、この大人への変化は大喜び。【螢一】を誘って街にデートに出掛ける事にしますが、【青嶋】の誘いに乗り食事をするが・・・怖くなり逃げ出す事になります。そして気が付く【螢一】への淡い恋心に・・・惹かれて行く【スクルド】はどうなってしまうのか!【ウルド】は「酒」でパワーを補うが【スクルド】は「アイスクリーム」です。業務用のでっかいアイスを平らげて大満足の【スクルド】がアニメ劇中では描かれています。ラストの元の姿に戻る時に【螢一】とキスをしようとしますが・・・。大人の姿になった【スクルド】も魅力がアップして最高ですよ。

ARIA The ANIMATION  第12話 「その やわらかな願いは…」

2005年12月22日 18時25分08秒 | アニメ・映像全般
 第12話のストーリーは「街が真っ白に染まった日。いくらネオ・ヴェネツィア一番の人気といっても、こんなに寒くてはゴンドラに乗って街を観光しようという人は少なく…アリアカンパニーも開店休業。思いがけないお休みをもらい、【水無 灯里】は【アリア社長】とお出かけです。日頃行くことのない、水路から離れた場所にある観光スポットが今回のお目当て。それは、開拓時代に作られたネオ・ヴェネツィアで一番古い橋。いろんな人の思いを、往来を支えた橋でした・・・。」という再び【アリア社長】との時を越えた放映回になっております。今回は、主に橋で出会った【星野 明子】さんとの会話シーンで構成されており、【藍華】、【アリス】、【晃】さん、【アテナ】さんはアニメ劇中では出て来ません。ですが、4人の担当声優さん達はしっかり出演しております。【明子】先生の教え子たちの声優さんとしてちゃんと出ています(笑)。内容としては、第4話「その 届かない手紙は・・・」に近い仕上がりになっていますね。「アクア」の開拓時代の人々との交流、その人々の想いの伝達、繋がりと言った所でしょうか?その「アクア」が人との共存を始める瞬間に立ち会う事になるのが【灯里】だったと思います。水路に徐々に水が満ちて行くのを見て、感動しキラキラの表情をする【灯里】に注目ですよ。
 その12話でのOPトークは【灯里】が主でした。やっぱり【藍華】と【アリス】が居ないと何か寂しいですね。「ここってどこなんでしょうか・・・ネオ・ヴェネツィアですか?」「アクア・・・なんですよね・・・今は冬なんですか?」「あなたは誰なんですか?」「どうして、水路の水が枯れているのですか」「とっても不思議な所ですね・・・」と今作の内容がだいたい推測できますが、私はそんな真っすぐな作りをするアニメが愛おしいです。ひねらないから感動があると思います。
 物語は【灯里】と【アリシア】さんが「アリアカンパニー」の周囲の雪かきをしている場面から始まります。「ふぅ・・・」と一息の【灯里】。「ご苦労様、灯里ちゃん疲れた?」「いいえ、全然」とスコップを持ちながら空を見上げると「また降って来ましたよ」「あらあら・・・今日は予約も入ってないし、お休みにしちゃおうっか?」と【アリシア】さん。こうも続けます「灯里ちゃん、昨日行きたい所があるって言っていたわよね」と。【アリア社長】は肉球で雪を食べようとしているのかな~。「はい、ネオ・ヴェネツィアで一番古い橋です。」もちろん【アリシア】さんも行った事あるが、最近では行きたいお客様も居ないので行っていないらしく、今は誰も行かなく、何にもないただの橋と言われる。その事を聞いて「えっ・・・昨日、本で写真を見て素敵な橋だなぁ~と思ったんですけど・・・」とガッカリする【灯里】だったが、【アリシア】さんが「他の人には、ただの古い橋だったとしても、灯里ちゃんには素敵に見えるかもね」と笑顔で答える。そして「行って来たら?・・・どうぞ」と言ってくれる【アリシア】さん。【灯里】はその言葉に甘えて、その古い橋に向う事にします。もちろん、【アリア社長】も一緒に・・・。ここから、【灯里】に素敵な奇跡の出会いが待っている事はまだ知るよしもなかった。顔をまっ赤にしながら、その橋に到着します。「ありました。アリア社長・・・これ・・ですよね」とあまりの古さに本のコピーを出して確める。その古き橋を渡っていると突然、【アリア社長】が何を感じ取ったかのように走り出します。追い掛ける【灯里】。その暗闇の橋内で無数の光が・・・【灯里】も何かの視線を感じて立ち止まるが、【アリア社長】が向こうで呼んでいるらしく「あっ!アリア社長、今行きます」と渡る。すると「あれ?雪が積もってない・・・それにいつの間にか、すっかり雲が晴れましたねぇ~」と橋の向こうとこっち側で天気が全然違う・・・季節は春なのかも。【アリア社長】に促され歩き出すと「あっ・・・誰か居る」と撮影機材を落として慌てる女性【明子】さんの姿が目に入った。近づき声を掛ける【灯里】「あの・・・」【明子】さん「へっ?あ・・・すみません、騒がしくて」と話をします。この2人の会話はどこかかみ合っていない所が多かった。それは【灯里】と【明子】さんとの「時間軸の差」があったからですね。またも【灯里】は【アリア社長】の不思議な力を借りて、開拓時代の「アクア」に来てしまったのです。アニメ劇中では、ここが『過去のアクア』だと気付かせる要因がかなり描かれていた。そんな2人の会話は続きます。「変わった服ね」「あっこれアリアカンパニーの制服なんです」「アリア・・・カンパニー?」「はいっ、私のその会社のウンディーネで、こちらがアリア社長です」と紹介するが「ネコが社長?それにウンディーネって」と【灯里】の言っている事が理解できない様子からも想像がつきますよね。お互いの自己紹介を済ませて、【明子】さんの家にお茶を誘われます。【明子】さんの家に行くと、その家にもネコの【ピート】が居ますが、もちろん初対面の【アリア社長】はお約束で嫌われてしまう(笑)。【灯里】と【明子】さんもどこか似ている感じがありますね。のんびり屋で、ドジで、名前が似ているかは何とも言えないですが・・・(笑)。それと【灯里】が「はずかしいセリフ、禁止・・・って誰かに突っ込まれた事ありませんか?」と【明子】さんに聞いたり、外の天気が良く暖かいので、野外でお茶する場面では、【明子】さん「ポカポカのお日様が当たる陽だまりのカフェへようこそ・・・心のリフレッシュしたい方は大歓迎みたいなぁ」と言うと【灯里】も「メニューは真心と安らぎですね」とのやり取り。そして2人で「はずかしいセリフ、禁止」とコミカルな表情で向かい合いながら2人で笑ったりと面白い描きが多くありました。
 物語は、庭で育てたキャベツを使って「ロールキャベツ」を【明子】さんが昼食をごちそうしてくれる事になります。【灯里】は汲んで来た水を移し替えていると「わざわざ、町のはずれまで水を汲みに行く苦労も今日までね」と【灯里】を被写体にして機材で映している【明子】さん。今日は水路に水が来る日だとも付け加える。「これこそ、アクアの常識じゃないの?」と言われて、「そうなんですか?・・・すみません」と恐縮しっぱなしの【灯里】だった。その【灯里】が木の柵に寄り掛かるとそのまま庭の方へ倒れてしまう。直立だったけど(笑)。その柵を修理したのに、今度は【明子】さんも一緒に庭の方へ、しかも「ロールキャベツ」も少し焦がしてしまう。【灯里】にも負けない位に【明子】さんも天然さが炸裂していました。食卓に並んだ自家製のパンを食べて「あっ!こっちは本当に美味しい」と素直な感想を述べる【灯里】。「こっちはって事は・・・」と汗ジトの【明子】さんだった。2人のコミカルなやり取りも良かった。【灯里】に水先案内人(ウンディーネ)の仕事の内容を聞いて「それって仕事になるの?」と言う。まだ想像もできないと思います。「アクア」が水に満ち溢れた素敵な星になり、ゴンドラが交通の中心となり、アイドル的な職業のウンディーネまで誕生するとは・・・。そして【灯里】は気付き始める。橋の向こう側とこっち側での天候の事、新しいはずの「カードレコーダー」の存在、「カードレコーダー?・・・あっ・・・それ、データカード・・・普通に使ってるんですか?」と質問すると「もちろんよ」との返答する【明子】さん。「浮き島」の形も違うと「ここってやっぱり・・・きっと・・・」と謎の少女【アミ】の事を思い出す。【灯里】と【明子】さんが水路に来ると、町の子供たちや人々が集まっていた。【アリア社長】はその子供たちの餌食になりました(笑)。もちもちポンポンで和んでいる子、【藍華】と【晃】さんに似た子、【アリス】ちゃんに似た方などがいました。みんなで水路に水が来るのを待つ事になります。夕方になり【灯里】「ここは、昔のアクア・・・水が町を潤す前のアクアなんだ」と確信します。水が来るか?来ないか?で話をしている人達に「大丈夫ですよ。大丈夫です。アクアは必ず、水に包まれた素敵な星になりますよ」と語りかける。「あっ・・そっか・・・アクアが手作りの星なんですよ・・・数え切れない程の人達の手と汗と想いが作った星・・・」「そうね、無数の失敗にも諦めず、幸せに満ち溢れた星を作ろうとした人達・・・その願いに応じるように、いくつもの奇跡が起きて、そして今のアクアがあるのよね」と2人で会話します。そして「水がくるよ!」と子供の声が聞えると、水路に少しずつ、少しずつ水がやって来ます。【灯里】はこの光景にキラキラした表情で感動しています。「凄い・・・水が満ちて行く。何だか心の中までどんどん満たされて行くみたい・・・ここがはじまり・・・この人達の願いがアクアのはじまり・・・全ての素敵な出来事のはじまり・・・」とこの「アクア」に来て、ネオ・ヴェネツィアで過した一年半の間の出来事、出会った人々【アリシア】さん、【晃】さん、【アテナ】さん、【藍華】、【アリス】などの今まで事を思い出す【灯里】。「どうして、こんなにも心を潤す事ができるんだろう・・・私、アクアに来て良かったです」と優しさと奇跡の星「アクア」の誕生の瞬間だった。
 そして【明子】さんとの別れが近づいていた。【灯里】「それじゃ・・・そろそろ」【明子】さん「え・・・」「明子さん、お元気で」「灯里ちゃんもねぇ」「はい」と別れの挨拶を交わす2人。【アリア社長】も【ピート】と交わしている。そして【明子】さんが「ネコは過去と未来を繋ぐ動物と言われている・・・だから、アクアではネコを飼う人が多いのよ。過去と未来を繋ぐ為に・・・」「あぁ・・・」「さようなら・・・私のアッペニーレ(未来)」と・・・別れるのだった。【灯里】は【アリア社長】と『今のアクア』に帰って来た。こちらでは夜になっていた。「おそいわね・・・灯里ちゃん」と心配する【アリシア】さん。「あっ・・・あらあら、お帰りなさい。灯里ちゃん、アリア社長」と優しく出迎える。「心配しちゃったわ」すると「アリシアさん!ただいま」と言って抱きつく【灯里】。「あらあらあら・・・どうしたの?」「いいえ、別に」と言う。笑顔でどんな時でも優しく受け止めてくれる【アリシア】さん。そんな【アリシア】さんが嬉しくて、胸に飛び込んだと思います。言葉ではなく態度(気持ち)で示したのかもしれないですね。 静かに、雪が降り続くのだった・・・。

スクールランブル OVA 一学期補習  

2005年12月21日 11時07分54秒 | アニメDVD野郎!
 本当は、明日の22日が発売日ではありますが購入して来ました。
私個人として、このアニメ作品のテレビ放映が終わった後も何となくですが、まだキャラクター達が暴れ足りていないと感じておりましたね。何とか続きを思っていたら、OVAでの話を聞きまして、これは買わないと素直に思いました。この作品の全体的なノリが好きなんですよね。それに各女の子キャラクターも可愛いし・・・。ちなみに【沢近 愛理】が好きなんです(萌)。しかも!温泉ラブコメと聞いては買うしかないですよね。本編2話分が収録されていますが、価格¥7140円(税込)は若干高めかな・・・。