現代視覚文化研究会「げんしけん」

アニメ・ゲーム・漫画の視覚文化が日本を元気する!
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練馬大根ブラザーズ 第3話+第4話「俺のカラクリ刑事(デカ)いでしょう」

2006年01月31日 20時24分49秒 | アニメ・映像全般
 今、旬なアニメ『練馬大根ブラザーズ』。第3話「俺のお注射お尻にクラッシュ」では、【イチロー】がホストクラブの出勤中に何者かに襲われ、病院に運び込まれる。駆けつけた【ヒデキ】も何者かに襲われ、無理やりに入院させられ医療行為をしたと嘘を付くのだった。その病院は「自分の患者は自分で作る」がモットーのあくどい院長とチーフの女医、サービス過剰の女性看護師軍団が、患者から金をふんだくる悪徳医院だった。【マコ】は院長にスカウトされて看護ギャルになり、看護師軍団のナンバーワンとなるが・・・その待遇に不満であった。そして【マコ】は、院長と女医率いる看ギャル軍団に捕まってしまうのだった。【マコ】の【ヒデキ】【イチロー】たちを裏切り、女院長には裏切られの大活躍が見どころですね。いつものレンタルのおやっさんにお願いする歌と踊りのシーンは【マコ】がいないので、張りぼての【マコ】で代用する所、【マコ】のナース姿は可愛かった。【マコ】が客引きしている姿を見た【ヒデキ】の呆れぶりも良かった。【マコ】にそんな事をして欲しくないって気持ちが表れていました。最後は、その総合病院に【ヒデキ】と【イチロー】の2人で乗り込みます。もちろん、武器は「練馬大根」です(笑)。追って来た院長が乗っていた巨大注射器に、大根とレンタルした「自動追尾浣腸」が炸裂して、病院を爆破し周辺を汚染して解決します。
 第4話では、このアニメでは無駄にセクシーなカラクリ刑事【ユキカ】が登場します。やはり、私は【マコ】の方が好きですね。これで内容にもメリハリが出ると思います。追われる者『練馬大根ブラザーズ』と追う者【ユキカ】との関係も楽しみですし、小悪魔【マコ】とセクシー【ユキカ】との女性としての戦いも描かれると尚、面白いと感じます。
 ドームでコンサートを夢見る【ヒデキ】。【イチロー】【マコ】といつものステージで「練馬大根ステーキ」を食べていた。【マコ】「肉が食べたい!肉、キボンヌー!!」と叫びを上げている(笑)。そこへ、大根畑に回転灯を付けた自転車に乗った女性が現れる。その女性こそ【ユキカ】。カッコ良く決めのポーズをしているのに【ヒデキ】「今年のは、甘みが出てて良いんだよ」と【ユキカ】を無視して大根のデキの話をしている所が笑えた。【ユキカ】は今まで練馬で起きた一連の事件を追っていた。【ユキカ】の3人への追求に動揺する【ヒデキ】たち。【マコ】「なんでかなぁ~マコ、脳みそSサイズだからわかんにゃい・・・」とボケていた。【マコ】は【ユキカ】の事が気にくわないらしい。【ユキカ】に「セリフが長い」などを言うと【ユキカ】の警棒変形ムチが炸裂し【マコ】は地中に逆さまにされてしまう。更なる追求をしようとしたら、【イチロー】のホストクラブの出勤時間となってしまった。【ユキカ】「お待ちなさい!話はまだっ!」と近寄ると、なぜか?【ユキカ】に異変が起き、自転車に乗って帰ってしまうのだった。【ユキカ】はカワイイモノを見ると、コーフンする性格だった。
 ホストクラブ。【イチロー】を指名する謎の社交界の【デブ夫人】。もちろん、この【デブ夫人】は【ユキカ】のハリウッドばりの変装だった。【イチロー】と【デブ夫人】との会話は面白かった。「喉が渇いた・・・」「飲むな」「オードブル・・・」「食うな」「カラオケ・・・」「歌わん」とホストの仕事をさせてくれないので、ソファーの端に逃げてしまう【イチロー】に。「耳よりな話がございましてよ」と、警察と暴力団との黒い関係、警察署にある暴力団のプール金と金庫の事、そして、警察署の見取り図も手に入れた。明らかに【ユキカ】の罠だったが・・・。【ユキカ】本人もこの事が本当になろうとは思っていなかった。
 その話を【イチロー】から聞いた【ヒデキ】と【マコ】「暴力団と手を組むなんて悪い警察だわ、私たちが汚いお金をキレキレに使った上げよー」と【ヒデキ】たちは国家権力に立ち向かう決意をする。いつものレンタルショップへ・・・【マコ】「これっマジヤバ・・・」と借りた物を見て、驚く【ヒデキ】たちだった。その物は、『巨大掘削ドリルマシーン』だった。意気揚々と乗り込む3人だったが・・・。その金庫前には【ユキカ】と機動隊が既に居た。金庫内で逃げる【ヒデキ】たちに、容赦ない【ユキカ】の無数の鎖手錠が迫る・・・しかし、手元が狂い、金庫のシステムを壊し、電子ロックが開いてしまう。その金庫内部には、料亭風の場所が現れ、署長と組長が多額な現金のやり取りをしていた。その現場を見てしまった【ユキカ】も署長と組長を見逃す訳には行かない。すると、署長と組長の命令により、機動隊と組員たちが【ユキカ】を捕まえようとする。【ヒデキ】たちは、この混乱に乗じて逃げ出す。【イチロー】「サランヘヨ~」。たくさんのトランクを持って、掘削マシーンで脱出をするが、公園でガス欠してしまい、多くのパトカーと組員たちに囲まれてしまうのだった。絶体絶命の大ピンチに「お黙りなさい!」と一つのトランクケースが動き出す・・・【ユキカ】だった。【ヒデキ】たちを巻き込んで大乱戦が展開される。署長と組長も仲たがいを起し、【ユキカ】も【パンダイコン】を見て、コーフンしてみんなやっつけてしまう。【ヒデキ】たちは笑顔で逃げてしまう。【マコ】「また収穫なしっ!」【ヒデキ】「仕方がねぇだろう」【イチロー】「コーフンした女性、怖い・・・」【マコ】「あ~ん、コーフンしたい!」【ヒデキ】【イチロー】「はいっはいっ」と逃走してしまう。
 夜中にいつものように歌おうとして、近所迷惑と怒られてしまう【ヒデキ】たち。その3人の姿を見ていた【ユキカ】「いいわ・・・せめて今だけは、存分に歌いなさい、バカをやってなさい。でも、あなたたちが練馬大根ブラザーズである限り、私がユキカである限り、必ず逮捕して差し上げますわ・・・」と笑みを浮べていた。【ユキカ】の頭に近所から投げられた大きな缶が当たっていたが・・・(笑)。

暴走!物欲アニメ番長

2006年01月28日 06時36分11秒 | 暴走!物欲アニメ番長
 毎月、月末はアニメ週間ですね。今回は、新作のアニメCDを購入して来ました。今週は「アニメイト」渋谷店が2店舗になったグランドオープン記念のキャンペーンも開催しているので、ご祝儀がわりに行ってみました。新館もコミック館も広いです、新館はDVDとCDよりもアニメ関連グッズが充実している印象を受けました。

『TV あまえないでよっ!!』 さんとら 冬盤
『TV かしまし~ガール・ミーツ・ガール~』 OP「恋するココロ」/eufonius
『TV 地獄少女』 OP「逆さまの蝶」/SNoW

 特に『TV あまえないでよっ!!』のサントラは、第2期のOP&EDが収録されています。それに2曲のトランスバージョンも収録されてます。CD内のジャケットもエロ萌えですよ(笑)。【千歳】脱ぎすぎだよ~

暴走!物欲アニメ番長。

2006年01月25日 09時55分01秒 | 暴走!物欲アニメ番長
 今年では、初めてのアニメ関連商材に関する購入でした。
『TV 極上生徒会 Vol.7』
『OVA 魔女っ娘つくねちゃん DVD 6』
『TV 魔法少女リリカルなのはA’s Vol.1』
『TV 苺ましまろ Vol.5』
『TV 灼眼のシャナ I』
『TV かみちゅ! Vol.6』
『TV ToHeart2 第2巻 初回限定版』
上記の7タイトルを購入して来ました。
 この中では、『TV かみちゅ! Vol.6』に収録されている。TV未放送エピソード第11話「恋は行方不明」が気になります。DVD 第4巻に収録された第8話「野生時代」以来の未放映なので期待も高まりますね。『極上生徒会』は、私、個人的には2005年のリスペクトアニメ作品なので全巻購入とさせて頂きました。2月9日にはコナミのフィギュメイトシリーズから『極上生徒会』のフィギュアが予定なので購入したいです。高等部の制服を着た【蘭堂 りの】もカスタマイズです(笑)。

舞-乙HiME 第16話「約束だよ!」の予告かな・・・。

2006年01月24日 16時39分41秒 | アニメ・映像全般
 いよいよ上級生たちの卒業が近づき、パール代表とコーラル代表で行われる卒業記念舞闘の選考が行われる。コーラル代表に選ばれた者は無条件でパールに進級できるとあって、大いに奮い立つコーラルたち。中でも【マシロ】とどちらが早く夢を叶えるかを競争する【アリカ】は生まれ変わったかのような奮闘を見せる。【アリカ】は代表戦で【トモエ】と戦う事になる。果たして、コーラル№2の【トモエ】に勝てるのか?・・・そして、選考後に呆然とする【トモエ】。波乱はあるのか!?【マシロ】もまた、良い女王になる為に真面目に国政に取り組むようになり、全てが良い方向へ向っているかのように見えた。その卒業記念舞闘は・・・中止になる?・・・量産型スレイブたちの襲撃により、ヴィント市内が戦場になってしまうのか?」

 『約束だよ!3人で、きっとマイスターオトメになろうね!』

陰からマモル! 第3話 「忍の里から来た少女」

2006年01月23日 20時50分11秒 | アニメ・映像全般
 【マモル】の母【陰守 桜子】の伊賀の里から来た元気少女【服部 山芽】が登場する第3話のストーリーは「【山芽】は幼い日の記憶にある、「かっこいいマモル兄ちゃん」に会いに上京。しかし、ダサダサマモルにショックを受け逃げ出してしまう。傷心に浸っていると、運悪いことにアニマル拳の継承者【珍・班字(ちん・ぱんじ)】に捕まってしまい・・・。」という展開が描かれる。
 見所は、やはり【山芽】の初登場ですね。個人的には【沢菓 愛里】が大好きなので、トイレに行っている【ゆうな】を待っている時の【マモル】と【愛里】との会話シーンが良かった。その場面では【愛里】の【マモル】に対する男の子を意識した気持ちの心情面が描かれています。
 日曜日、時間は午前10時を少し過ぎていた。まだ、自室では【マモル】が寝ていた。母【桜子】が洗濯が片付かないと起しに来る。それでも起きない【マモル】に【桜子】の「忍法・かつらむき」が炸裂する。やっと起きた【マモル】は【紺若 ゆうな】と【愛里】と待ち合わせをして遊びに行く。場面は地元の商店街に移る。【ゆうな】は商店街を行き交う人たちを見て「やっぱり、たくさんの人を見ると~今日は休みなんだなぁ~って良いよねぇ~人があんまり居ないとなんか休みじゃない日に遊びに来たみたいで、後ろめたい気分になるもん」と少し困った顔をする。【愛里】は「何もなくても、ゆうなが居れば満足よ」と言って【マモル】を見て「メガネのアホは必要ない」と言うと【ゆうな】はその「メガネのアホ」を探して、周囲をキョロキョロと見渡して「そんな人いないみたい良かったね。愛里」と笑顔だった。そんなボケボケの【ゆうな】にもメゲル事なく【愛里】は「どこ行きたい?」「何食べたい?」「何見たい?」と質問する。事前のこの日の為に調べて置いた様子。【マモル】に「その努力を勉強に向ければ、学年順位が下から数えて、一ケタって事はない」と言われて、怒り出す【愛里】は【マモル】の頭に登って、首を絞めて、頬をつねっていた(笑)。「それで、どこ行きたい?ゆうな」ともう、一度聞くと「う~んと、う~んと、う~んと、あっトイレ!」と笑顔で言う。さすがは【ゆうな】です。期待を裏切りませんね(笑)。私はそんな【ゆうな】に癒されます。
 その【ゆうな】を【マモル】と【愛里】で待っているシーン。【愛里】「あ~ゆうなと2人っきりだと思っていたのに、何でアホルまでついてくんのよ~あんた、ゆうなに誘われたらどこへでもついて行くわけ」と言われてしまう。【マモル】は例え【ゆうな】に誘われていなくてもついて行くと心で思っていた。「だいたい、休日に幼なじみが一緒にお出掛けなんて聞いた事ないわ。世の中の青少年は、彼氏とか彼女とかとお出掛けするもんでしょう。まあ、彼女なんかいないあんたには無理でしょうけどねぇ~」と【マモル】はそれは【愛里】も同じ事だと言う。それに対して「あんたと一緒にしないでよ!こっちはモテんのよ。言い寄って来る男を全部フッてるだけなんだから」と言う。【マモル】からは高望みし過ぎだと言われる。「逆よ!こっちはこれでもかって位、レベルを下げてっ!下げてっ!下げまくって上げているのに、言い寄ってこないんだからぁ・・・」と【愛里】の不器用さが出ている言葉に可愛さを感じます。そして【マモル】が「誰が?」と振り向くと【愛里】と視線がいきなり合ってしまい固まってしまう【愛里】が顔をまっ赤にし、【マモル】を思いっきり殴って「何っ言わすのよっ!ちょっとコンビニ行って来る」と行ってしまう。
 一人になった【マモル】の前を一人の少女が通り過ぎる。その子が持っていたバックから『かえるの財布』が落ちた。「ねえ?これ君のだろ?」とその女の子に話し掛ける。「あっ!それっあたしのサイフ!」と慌てて取る。「あたしのサイフ、どうするつもりだったのよ!」と言われる。【マモル】「今、君が落としたから・・・」と言っても取り合ってくれない。「あっ!サイフを拾ったフリをしてナンパするつもりね!」「へっ!」「あんたのこんたんなんてお見通しよ」とバックから新幹線で読んで来たと雑誌を取り出す。「上京したての女の子必読。都会には危険がいっぱい!」との記事を見せる女の子「田舎もんだって
バカにしないでよね!」と行ってしまう。【マモル】が「何だ、あれ」と頭をかいていると【ゆうな】が来る。順番を何度も変わって上げて、しかも、【ゆうな】自身は済ませていなかった。みんなの安心した姿を見て、自分の事を忘れてしまう【ゆうな】であった。
 夕方。【マモル】が疲れて自宅のお風呂に入ろうとすると、さっき会った女の子がなぜか先にお風呂に入っていた・・・。しかも、身体を洗っている所へ。「あっー!!!痴漢っ!!!」と大騒ぎになる。【マモル】に物が投げられて、その女の子もバスタオル姿で・・・。【マモル】「僕んち・・・」の言葉に女の子は「えっ!僕んちって・・・まさか・・・」と言う。そこへ【桜子】が来て「まあ、感動の再会ねぇ。憶えてないの?マモル、昔お母さんの里に行った時にずっと遊んでいた。山芽ちゃんよ」と言われる。【山芽】は相当なショックを受けてしまった。「うそよ、うそよ、そんなの絶対にうそよ。マモル兄ちゃんに会えるの、ずっとずっと楽しみにしていたのに、なのに・・・なのに・・・こんなダサダサののぞき魔ナンパ男だったなんて・・・そんなのって、ないわっー!!!」と外へ飛び出して行ってしまう。【山芽】のお土産の『いなり寿司』が食べたくてしょうがない【ぶる丸】に【桜子】から「迎えに行って来て」と言われる。もちろん、後で『いなり寿司』を全部、食べて良いと言われて【山芽】のバックをくわえて後を追う。
 夕陽の街の中。電柱の頂で落ち込んでいる【山芽】の姿があった。幼少期の【マモル】と今の【マモル】との差に受け入れる事ができずにいた。そこへ【ぶる丸】がバックをくわえて来る。【山芽】がそのバックを受け取ると『かえるの財布』が出て来た・・・。バックに穴が開いている事に気が付く【山芽】「あっ・・・って事は・・・本当に・・・落し物届けてくれただけだったのか・・・マモル兄ちゃん・・・」と【マモル】の優しさに触れるが、どうしても今のダサい【マモル】に対して「でも、あれじゃ・・・やっぱり田舎に帰ろっ」としたら、2台の車が止まり、黒服の男たちと極悪組の組長【極悪火堂左衛門】がまたもフィギュアの取引きをしていた。その現場を植え込みの影から見ていたが、バックの中の目覚まし時計が鳴り出し見つかってしまい、捕まりそうになるが・・・黒服の男の手には着ていた衣服のみが残っていた。「本当に、都会って危ない所なのね!」と夕陽を背にして、一人のくノ一が立っていた。「こんなか弱い女の子に乱暴しようするなんて!」と・・・【山芽】も女忍者だった。【ぶる丸】が次々と黒服たちを倒して行くが、今まで忍者にことごとくやられていた【極悪火堂左衛門】も対抗策として助っ人『アニマル拳』の【珍・班字】を呼んでいた。チンパンジーではないらしい(笑)。
 【桜子】が「遅いわねぇ」と心配している。【マモル】は「ぶる丸が一緒だから大丈夫」と言うが・・・【桜子】の不安は的中してしまう。そこへ、ボロボロになった【ぶる丸】の姿が・・・。【ぶる丸】を心配し、身体を揺すると様々な忍者道具などが耳から出て来た。その中に『吸いかけの葉巻』があった。「ぅん・・・これってもしかして・・・こいつには、ちょっと心当たりあると・・・」とその葉巻を見つめる【マモル】。
 何度も【マモル】にやられているので、極悪組の事務所の屋根がなくなって、美しい夜空が見える(笑)。【山芽】を撃退した事を喜び高笑いする【極悪火堂左衛門】と【珍】が居た。そこへいつも決めゼリフが響く「おとなりは・・・関係ないけど400年・・・」と忍者装束に身を包んだ【マモル】が現れる。【珍】は「最初は、私の弟子と戦ってもらう・・・出て来るにゃ~私の愛弟子、子猫のミーちゃん」と出て来たのは・・・「山芽・・・?なんだ、その格好は?」とはずかしそうによく見ると『ネコミミ』と『しっぽ』を付けた【山芽】だった。「にゃ~ごろごろにゃ~ん」と【マモル】に攻撃をして来る。【山芽】はどうやら【珍】に暗示を掛けられ操られている。【山芽】のあまりにもはずかしい姿に【マモル】はまともに戦う事ができない。【珍】から「愛弟子よ、服を脱ぐんだにゃ」の指示で「わかったにゃ~ん」と脱ごうとする。【マモル】の動揺は最高潮に達すると、その隙をついて【マモル】のわき腹に操られた【山芽】の攻撃がヒットする。【マモル】が素顔を見せて「山芽!目を覚ませ!」と言い、【マモル】の顔を見た【山芽】は、【マモル】との幼少期の思い出が甦る。初めて出会った時の事、熊に襲われた時の事・・・幼い【山芽】の前に大きな熊が現れて怖がっていると、その前に【マモル】が立っていた。気が付くと【マモル】が優しい笑顔で「もう大丈夫、安心して」と撫でてくれた事を思い出す。そして掛けられていた暗示が解かれた。「ぅん・・・マモル兄ちゃん・・本当にマモル兄ちゃんなの!・・・こっちの方が断然カッコイイのに!どうして、いつもはあんなダサい格好をしているの?」と質問してくるがうまく答えられない【マモル】。すると【珍】は、『カンガルー』の着ぐるみを着て襲って来た。ボクサーグローブをかわそうとするが【山芽】との時に負った傷が痛み出し辛い戦いになってしまう。更に【珍】は『アニマル拳・最強形態』の『熊』の着ぐるみを着る。すると【マモル】が「くまっ・・・くまっ怖い・・・くまっ・・」と頭を抱えてしまう。だが、さすがは忍者と言うべきか、叫んだ大きな声で【珍】を倒してしまう。倒して喜ぶ【山芽】が【マモル】を見ると「くまっ・・・くまっ・・・くまっ・・・」と恐怖に戦いていた。【マモル】の家に何とか帰って来た。【マモル】の手当てをしながら、以前に熊を倒したのが【桜子】だと知り驚く【山芽】。それから『熊』がトラウマとなったと聞かされた。その時のショックで、熊に襲われた事、【山芽】の事も忘れてしまったようだった。だから、財布を拾った時に気が付かなかったのだ・・・。玄関で【山芽】を見送る【マモル】と【桜子】。「色々とお世話になりました。なんかマモル兄ちゃんにはいっぱい迷惑を掛けちゃったし、ごめんねマモル兄ちゃん」と素直に謝る【山芽】。でも【マモル】の方は気にしてない。【山芽】「本当っ・・・」と笑顔でお別れをしたはずだった・・・。
 いつもの朝が訪れる・・・。【ゆうな】が「マ~モ~君、マ~モ~君、早く学校に行こ!遅刻しちゃうよ~」と呼びに来る。【マモル】も眠そうに出て来ると「おはよぉ~マモ君」・・・「おはよう、マモル兄ちゃん」と【ゆうな】の後ろから帰ったはずの【山芽】が出て来た。笑顔で制服姿の【山芽】が立っていた。どうやら1年に転校して来たらしい。【ゆうな】と挨拶を交わす。【ゆうな】も【山芽】から【マモル】の親戚と聞き「お姉ちゃんだと思ってくれっちゃっていいからね~」と言う。【山芽】「お姉ちゃん!」「なあ~に~」とその2人の姿を見て、【マモル】の頭の痛い日々が続くのであった。
 
 【真双津 椿】の道場で庭球の特訓をしている姿が面白かった。【椿】は自分のラケットさばきをデジカメに撮り、撮ったフォームの写真を見て「悪くない・・・」とうっとりした表情が良かった。


舞-乙HiME 第15話「アリカ、泣く。」

2006年01月22日 00時13分21秒 | アニメ・映像全般
 【アリカ・ユメミヤ】の心を痛める展開が待つ第15話のストーリーは「自分の心を確かめるために、夜の街を走る【アリカ】は、路地裏で待ち伏せしていたガラの悪い男たちに捕まってしまった。それを救ってくれたのは【セルゲイ】。安堵のあまり泣き出してしまう【アリカ】を、【セルゲイ】はやさしく抱きとめる。しかし【セルゲイ】は、「どんな手段を用いても本物のヴィントブルームの女王を手に入れろ」という【ナギ・ダイ・アルタイ】の命を受けていた。そして調査の結果、それが【アリカ】であるという情報をつかんでいて・・・。【セルゲイ】は、【アリカ】への想いと【ナギ】への忠誠心に揺れ、自問自答を繰り返していた。【アリカ】への心にもない言葉は、彼女を大いに傷つけたが・・・【アリカ】は【セルゲイ】が忘れらなくて・・・【マシロ・ブラン・ド・ヴィントブルーム】も【鴇羽巧海頭忠頼】への恋心、【アリカ】の恋するお互いの気持ちに触れ合い、泣き合った。そして、もう一つは、今までの【アリカ】に対する嫌がらせの真犯人の判明・・・【ミーヤ・クロシェット】だと・・・」という展開が描かれています。
 今回の見所は、【アリカ】と【セルゲイ】の夜の会話シーンでの【セルゲイ】の心情面の描きですね。【アリカ】も【セルゲイ】も2人の表情だけを見ながらでも、お互いの気持ちや想いが伝わる良い場面でした。それと、【巧海】の一件以来心を閉ざしてしまった【マシロ】と【アリカ】との交わした約束と恋する2人の少女の感情のぶつけ合いが良かった。特に、【アリカ】の笑顔なのに、涙が自然と流れて頬をつたってしまう彼女の姿、その気持ちを考えると心がアツくなりました。後は、もう後戻りができない状態まで来た【トモエ・マルグリット】と【ミーヤ】の会話シーンもメインではないですが注目だと思います。卒業記念舞闘の選抜会での【アリカ】対【トモエ】の一戦も見逃せないです。
 物語は、元宮廷女官「『蒼天の青玉』を持つお方こそ、このヴィントブルームの真の女王なのです・・・」と偽の女王陛下に対する事に黙っていられなかったようだ。【セルゲイ】は「最低の冗談だな・・・」と歩き出す。【アリカ】と『蒼天の青玉』の事を考えながら・・・すると、【セルゲイ】に女性の悲鳴が聴こえて、その現場に向う。【アリカ】「いや、いや、やめてよ・・・」と抵抗を見せる。心の中で「誰か・・・セルゲイ・・・」と呟く。男たちの手が制服にかかり、涙を溜める【アリカ】。【セルゲイ】「そこまでだ、ガキ共」と来ると「うっ・・・」と捕まっている女性が【アリカ】だと気が付き、怒りを感じる。「セル・・ゲイ・・・」と力無く言う。「アリンコッ!貴様ら!」と向って来る男たちに、見事な銃捌きを見せる。「次は当てる・・・」と再び銃口を向け、構え直す。逃げる男たちに立ちふさがったのが、【ジュリエット・ナオ・チャン】率いる「シマシマ団」のメンバーだった。【ナオ】「どうもぉ~しまにうるさいシマシマ団です~この辺でおいたしていたのってあんたたちだよねぇ」と捕まえてしまう。
 【セルゲイ】「大丈夫か?アリンコ・・・」と【セルゲイ】に身体をあずけて倒れる【アリカ】「あっ・・あっ・・はぁっ・・・」と身体が震え出す。【セルゲイ】は優しい顔で「怖かったなぁ・・・もう、大丈夫だ」と言われて、【アリカ】は安堵して「はぁっ・・っ・・うわぁぁ~ん、うわぁぁ~ん」泣き出すのだった。【ナオ】「さぁてと、とっ捕まっていた子からもひと稼ぎ」とさっきの場所に行くと「げぇっ!何でセルゲイおやじが・・・」と影から見ている。その女性が【アリカ】だと知り「アリカッ!・・・ったくバカな上に運悪すぎだよ、あんたも・・・」とサングラスを外して言う。
 【ニナ・ウォン】は眠る為に着替えを終えているが、【アリカ】を寝ないで起きて待っているらしい。ロケットの写真を見ながら嬉しそうな【ニナ】。その姿を複雑そうな表情で【エルスティン・ホー】が見ていた。
 【アリカ】は公園の洗面所にて乱れた制服などの身なりを整えていた。もちろん【セルゲイ】の事を想いながら・・・。一方【セルゲイ】はベンチで【アリカ】を待ち、額に残る傷跡に触れながら様々な事を考えていた。【ナギ】からの信書、軍人として「ノースハウンド」と呼ばれた事。【アリカ】が「セルゲイ・・・」と声を掛けて来る。「あの・・・ありがとう・・・」と「あっ・・・あ・・・」となぜかお互いに顔を背け合ってしまう。【アリカ】はどこか緊張していたのかもしれない。その事を感じ取って「なんだか妙だね。君から憎まれ口以外の言葉を聴くと・・・悪口しか聴いてないぞぉ」と笑顔で【アリカ】に話し掛ける。「う~ん、いじわるぅ~」と何となくいつも【アリカ】に戻った。この時の【セルゲイ】の意を決した表情が印象的だった。2人に夜の冷たい風が吹き抜ける。「冷えるぞ、着てろ」と自分の上着を掛けて上げる【セルゲイ】。2人は見つめ合い良い雰囲気になる。「少し歩くか?」「うん・・・」嬉しそうな【アリカ】だった。
 皆が寝静まるガルデローベ学園では、【ミーヤ】が荷物をまとめていた。かなり急いでいる様子。【ミーヤ】の表情から緊迫感を感じられた。【トモエ】から何を言われたのか?カバンに荷物を押し込めている「はぁっ・・・もう、こんなとこ・・・」と言っていると、【リリエ・アディーン】との同部屋のドアがノックされる。「開けなさい!ミーヤさん!あたしよ!ミーヤさん!ミーヤ・クロシェット!」と『トリアス』の【シホ・ユイット】がドアの向こう側から呼び掛ける声が聴こえた。驚き、恐る恐るドアを開ける【ミーヤ】。トビラの前には『トリアス』の【チエ・ハラード】と【ナオ】の姿もあった。その事が学園内に広まる。寝ていた【ナツキ・クルーガー】も【マリア・グレイスバート】から聞かせれ起きる事になる。【トモエ】は自室で制服を着たまま、外を眺めていた。「『蒼天の青玉』・・・だから【シズル】お姉様は・・・」と考え事をしていたらしい。その窓から『トリアス』の3人に連れて行かれる【ミーヤ】の姿を見る。【チエ】と視線が合いそうになり、身を隠す【トモエ】「ふん・・・使えないわねぇゴミクズが・・・」と言い放つ。
 【アリカ】は見晴らしの良く、街中が一望できる所に【セルゲイ】と来ていた。「うわぁ~きれぇぇぇ!すごいっ!すごいっ!すってきぃぃ」と大はしゃぎだった。「喜んで貰えて嬉しいよ」と2人は再び、視線が合い【アリカ】は赤くなりうつむいてしまう。この場面では【アリカ】の嬉しい気持ちが多く描かれています。ですが、無邪気に話し掛ける【アリカ】とどこか寂しげな【セルゲイ】の横顔などのお互いの描きの対比が良かった。2人の心情面がよく表れていたシーン。【セルゲイ】から最初にこの星に辿り着いた船乗りが残した詩を教えられたりと楽しい時間を過す。「でも何か素敵・・・導きの蒼い・・星・・・」と【アリカ】の見上げるのだった。【セルゲイ】は『蒼天の青玉』を見ていた。その事に気が付いた【アリカ】「あっ・・・『蒼天の青玉』・・・」「気付いてたのか・・・」「うん・・夢も、それに恋も手に入れた人だって・・・」「恋か・・・」一度、目を閉じ「アリカ、俺は・・・」と言葉を続けようとすると【アリカ】が【セルゲイ】の着ている衣服の腕の部分を掴み「あたし・・・」と見上げる。【アリカ】は、瞳を潤ませて次に出す言葉を・・・もしかした【セルゲイ】からの言葉を待っていたのかも・・・お互いに見つめ合うが、下を向いてしまう【アリカ】に【セルゲイ】は頬に手をやる。やっとしぼり出すように「セルゲイ・・・」と【アリカ】は静かに目を閉じて・・・背伸びをするのだった・・・。
 ガルデローベ学園に朝がやって来る。【アリカ】も帰って来た。勢い良くカーテンを開け、鼻歌まじりに「おはよぉ~素敵な朝だよん!ニナちゃん起きて!ニナちゃ~ん」と起す。【ニナ】も【アリカ】を待って夜更かしをしたようで、まだ眠いらしいが、【アリカ】の元気ぶりに呆れてしまうのであった。すると、その部屋をノックする音が。【チエ】だった。「おはよぉ。あぁ・・やっと帰って来たみたいだね。アリカちゃん」と言っているのに、なぜか返事をしない【アリカ】。【アリカ】は立ち尽くしていた。「アリカッ!」とおさげを【ニナ】に引っ張って貰い「えっ・・・?」と気付く【アリカ】「あっ!おはようございま~す!チエ先輩!」と元気な姿を見せる。すると【チエ】「話があるんだ、来てくれないかな」と【ニナ】も【エルス】も呼び出される。『トリアス』3人の部屋で、今までの【アリカ】の周囲で起きた嫌がらせに近い行為、その真犯人が【ミーヤ】である事を聴かされて驚く【アリカ】「うわあぁぁぁビックリですよ!そうだったんですか~」。【ニナ】は「本当に、彼女一人の仕業なんですか?」との質問に【チエ】は「本人は言っている」と告げる。その事を聴いていも納得が行かない【ニナ】だったし、【チエ】も同じ気持ちだと思う。【チエ】は行為が悪質な為に、【アリカ】たちが告発すれば懲罰委員会で処分できると言うが【エルス】「わっ私は、そんなぁ・・・」と【アリカ】は「あっあっあたしですか!?そっそんなっ!めっそうもないですよ、あたし気にしてませんもん、いや~あ、でも、ミーヤちゃんが全然気付かなったよ~こりゃまた、ビックリ仰天って感じだよね~」と笑っていた。【アリカ】のあまりにも、そして、違和感を感じる元気さに【ニナ】と【エルス】も気付き、【ナオ】も気が付くのだった。そこで【シホ】が「あ~ら、せっかくのチャンスなのに甘い事ですの。本気でオトメになる夢を叶えたいのなら・・・」の言葉に【セルゲイ】を思い出し、【アリカ】の表情にも変化が見えた。その【シホ】のからかいにも似た言葉を制するように【アリカ】が机を叩きならが「良いって言ってるんです!」と立ち上がるが「あれっ?」と言ってしまう。今の【アリカ】は【セルゲイ】に言われた言葉が受け入れられずに、迷っている状態で、自分で何を言っているのかも、何をしているのかも、分からないのかもしれないと思われる。そこへ【ナツキ】と【ミス・マリア】が入って来る。【マリア】「ミーヤ・クロシェットの件については、もう議論は無用です。先ほど、退学願いが受理されました」と言われ、【ナツキ】からも「保護者から正式な申し出があった。進級も難しい様だし、この先の情勢も不安なので退学させたいと・・・」その事を聞いた【ニナ】は「見送りに行きたいのですが、構いませんか?」と【ナツキ】と【ミス・マリア】に聞くが・・・間に合わなかった。憶測だが【ニナ】は【ミーヤ】に今までの妨害行為の真相を聞こうと思ったと感じた。
 その頃、学園の校門で【トモエ】と【ミーヤ】の姿があった。【トモエ】が持っていた封書を手から奪い取る様に取り上げて、【ミーヤ】は泣いていた・・・。
 【ニナ】「後味が悪いわね」【エルス】「うん・・・」と2人で話しながら歩いている。「アリカ、あんたの事だから、色々気にするかもしれないけど・・・」と言っていると、後ろの方から何かにぶつかる音が聞こえて来た。【ニナ】と【エルス】が振り返ると【アリカ】が柱に顔面をぶつけていた。【エルス】の心配をよそに「あぁ・・・何が?」と気にしていない【アリカ】。【ニナ】も用事がある様で時計を見ていた。「じゃあ、あたし行くわね。お父様と約束があるから」との言葉に【アリカ】はまた反応してしまう。【アリカ】「あっ・・・」とその後、何を言っていたのか・・・。【アリカ】の様子に【エルス】が近づいて「ねえ、アリカちゃん聞いても良い?昨夜、その・・・ウォン少佐に・・・」と聞こうとすると「ごっごめんっ、あたしも行かなきゃ・・・補習じゃなくて、あの・・・と、とにかく急いでいるから、ごめんね!」と【エルス】から逃げる様に走り去る。
 学園内を用事もなく歩いている【アリカ】に【アオイ・セノー】が話し掛けて来る。「アリカさん」「あっアオイさん」「あの・・・ちょっと良いかしら」と・・・。まだ【マシロ】はベットでの引きこもり状態を続けていた。その部屋がノックされると【アリカ】が「あったしだよ~マシロちゃん!じっと閉じこもりっぱなしなんだってどうしたの~?」とやって来た。【アリカ】が話し掛けても冷たい態度を取る【マシロ】「そなただって・・・本当は思っておるくせに、わらわは王になどふさわしくないと!」と【アリカ】に感情をぶつけるのだった。【アリカ】も「そんな事があったんだ・・・」と【マシロ】が心を閉ざした理由を聞いた様だ。「わらわだって一生懸命にやっておるのじゃ。それをあの無礼者。わらわがちょっと優しくしてやったらつけ上がりおって・・・」と【巧海】の事を想い、顔を赤くする【マシロ】。【アリカ】も気付き「えっと、もしかして、マシロちゃん。巧海頭さんの事・・・」と言われて、更に慌て自分から好きだと態度で示してしまう【マシロ】であった。「よいか!それ以上何か言ったら承知せぬからな!だいたい、そう言う男女の機微など、そなたにはわからぬじゃろう!」と言われると「あはは・・・そうだよね。恋とかそんなの、あたし・・・全然分からないや・・・」と自然と【アリカ】は泣いていた。頬をつたって・・・泣いていた。「ふふ・・・えっ・・あ、あれ?・・・どうしたんだろう・・・あたし・・・こんな・・・」と次々と流れる涙を止められない・・・笑顔なのに笑っているのに・・・止められない。【アリカ】も感情が一気にふき出した。今まで頑張って無理していたと思います。「そなたも、まさか誰か・・・もしや」と【アリカ】もうなずくの精一杯だった。
 その【アリカ】と【セルゲイ】のあの夜がアニメ劇中では描かれる。【セルゲイ】も【アリカ】に口づけを交わそうとしたいが・・・。「お手軽だな・・・」「あっ・・・」「君は、オトメなるのがやっと掴んだ夢だと言うから、どれだけおとすのに手間取るかと思えば、清く、正しく、可憐な乙女、ふん!聞いて呆れるね。これだから君みたいなお子様は困る手ごたえがなくて・・・」2人の間に無言と言う時が流れる。「遊びは終わりだ・・・帰りたまえ」と【アリカ】から上着を取る【セルゲイ】。歩き出す【アリカ】に「そうだ、君は彼女、いやレナが夢も恋も手に入れたとか言っていたがね。それは間違いだ。彼女は恋を取り、子供を産む為にオトメである事を捨て、そのせいで、王も、王妃も、そして自分自身も守れぬまま、惨めな最後をとげたのさ」と言ってしまう。【アリカ】に平手で叩かれてしまう。【アリカ】自身だけではなく、自身の母と思っている【レナ・セイヤーズ】まで侮辱する様な発言は【アリカ】に取っても凄くショックが大きかったと思います。「大っ嫌いっ!」と行ってしまう【アリカ】。【セルゲイ】の本心ではない表情が切なさを感じるシーン。その事を思い出して「あたし、なんで、あんなやつ・・・っ・・っ・・」と感情を抑えきれなくて【マシロ】の前でも泣いてしまう。「ばっばか!なぜ、そなたが泣く。わらわだって、ずっと耐えておったのに・・・そんな風に泣かれたら・・・わらわも・・・」「マシロちゃん・・・」「このっ・・・ばかもん・・・」と2人で寄り添い、泣き合うのだった。
 その部屋の扉の外では、扉越しに【アオイ】が居た。「はぁ~チエちゃん、ありがとう言うとおりだったよぉ」と【チエ】に相談していたのが【アオイ】だった事が分かる。【マシロ】に対して一番近くに居て、一番心配している存在。
 【ニナ】が【セルゲイ】に会いに来たが、急用を理由に会う事ができなかった。しかし、【セルゲイ】本人は屋敷内に居た。今の【セルゲイ】には考える事が多過ぎると思う。【ナギ】からの本物の姫様捜索の趣旨の信書、【ナギ】の夢を叶える為に、【ナギ】への忠誠、憧れの人【レナ】さえも、【アリカ】を悲しませた事に対しても・・・自問自答している【セルゲイ】だった。
 【アリカ】は【マシロ】に元気が出る城の完成予定図を見せて貰っていた。「わらわは、この城と共に生まれ変わりたいのじゃ・・・」と言う。「そっか!じゃあ、頑張ろうよ!・・・競争だよ!あたしがマイスターになるのが早いか!みんなを幸せにできる女王様になれるか、どうか!」「あっ・・・そうか、よし!競争じゃ!」2人は、ベット上で笑顔で約束を交わすのであった。その【アリカ】は、卒業記念舞闘の代表選考会の第1回戦に臨んでいた。【マシロ】も完全復活をし応援している(笑)。
 【ミーヤ】との別れ際。【トモエ】「お餞別よ。受け取って、寂しくなるわね。でも、私、絶対にあなたの事忘れないから・・・」と【ミーヤ】に言う。【ミーヤ】はなぜ?【トモエ】の言う事を聞いていたのか・・・。あの封書の内容で言う事を聞かないといけない立場になったと推測されるが・・・。

月刊チャンピオンRED 舞-乙HiME SUPER H(エッチ)

2006年01月20日 11時29分44秒 | アニメ・漫画書籍
 今回は『舞-乙HiME SUPER H(エッチ)』を読ませて頂きました。特に、付録の描き下ろしクリアファイルが欲しくて購入しました。肝心な漫画の内容ですが、さすがは『SUPER H(エッチ)』がプラスされているので、かなりエロ萌えな感じに描かれています。簡単に言えば、【トモエ】の実家の温泉宿が舞台となっており、【マシロ】君がみんなに迫られるお話です。そして、読み所は【トモエ】【ミーヤ】【ナツキ】【シズル】たちが・・・脱いでいます(萌)。センターカラーのトビラ絵もかなりH(エッチ)なので自主規制しております(笑)。漫画版の『舞-乙HiME』は、アニメ版とかなり違う設定で描かれているので切り離して読んでます。やはり【マシロ】ちゃんは女の子じゃないといけないですよね。また、漫画版には漫画版の面白みと良さがあると思います。

かしまし~ガール・ミーツ・ガール~ 第2話 「彼女は彼女である事を自覚した」

2006年01月19日 21時14分26秒 | アニメ・映像全般
 第2話では【来栖 とまり】の「はずむ女計画」による大奮闘が描かれているストーリー。「【大佛 はずむ】、女の子として初めての登校の朝。迎えにきた【とまり】たちは【はずむ】の女生徒の制服姿に戸惑いを隠せない。本当に【はずむ】は女の子になってしまったのだ。が、殺到するマスコミにそれどころではなくなってしまう。なんとか学校に辿り着くと、クラスメイトはあっさり状況を受け入れ、【はずむ】自身も気に病む様子がない。そんな【はずむ】にいらだちを隠せない【とまり】だったが、【魔利 あゆき】のアドバイスで気持ちを切り替える。こうなったら、私が【はずむ】を完璧な女にしてやる・・・。【はずむ】は女の子になっても【とまり】に対して自然と何も変わらずに接するが、【とまり】は逆に意識し過ぎて、そんな【はずむ】に違和感を覚え受け入れる事ができずに悩むのであった。果たして【とまり】は気付く事ができるのだろうか?【はずむ】は何も変わっていない「泣き虫」の【はずむ】だという事を・・・。そして、最後には宇宙からの使者が現れて・・・。」という感じに展開される。
 見所は、女の子になった【はずむ】に対する【とまり】の戸惑い。【はずむ】がどこか遠くに行ってしまった感覚が表現されている所。気になり意識し過ぎて、肝心の【はずむ】の本心を見失ってしまい、気付けない【とまり】の微妙な心理描写が描かれているのも観て置きたいです。ラストでの【とまり】が報道陣の記者たちに囲まれて恐怖する【はずむ】を助ける場面での2人のやり取りは心がアツくなりました。
 物語は【はずむ】「あれから、一週間が過ぎた・・・」正真正銘の女の子になり、病院にて様々な精密検査を受ける日々の【はずむ】の一言から始まる。テレビなどのニュース番組で連日、報道されている様です。【神泉 やす菜】も街頭で観ていた。【はずむ】本人も信じられず、夢だと感じる日々。一人ベッドの上で今を整理して考えている【はずむ】だった。その病室に【あゆき】と【曽呂 明日太】が見舞いにやって来るが・・・【とまり】の姿はない。【あゆき】「こんにちは」と声を掛けると、自分の女の子になった身体を見ている【はずむ】は慌ててしまう。「どう?具合は?」との問い掛けに「うん、明日には退院だって、身体の具合も良いし、すぐに学校に行けると思う」と答える。親友の【明日太】もそれを聴いて喜んでいるようだ。【はずむ】「あっ・・・とまりちゃんは?」と尋ねると「今日も用事があるって・・・」「そう・・・」と残念そうな表情をする【はずむ】。その頃、街は夜になる。いつものコンビ二で立ち読みをしている【とまり】の姿があった。どうやら【はずむ】に会う事に抵抗感を感じているらしい。読んでいる雑誌のページをめくる【とまり】・・・【はずむ】の記事に「あっ・・・」と女の子になった【はずむ】を思い出し、複雑な表情をする【とまり】だった。翌朝、【はずむ】の自宅前には、報道陣がたくさん居る状況。しかし【はずむ】の両親のお気楽さには面白さを感じる。「お母さん、女の子が欲しかったんよ~」と女の子の洋服をあてたり、父親は「今晩は、お父さんと一緒にお風呂に入ろう~お父さん、娘と一緒にお風呂に入るのが夢だったんだ~」と言うが、母親のキャメルクラッチにより玉砕される(笑)。そうこうしていると【とまり】たちが【はずむ】を迎えてにやって来る。玄関でそっぽを向いている【とまり】に【あゆき】が「不安?」と言う。「うっ・・がっ・・何が?」と図星の様子。「あれから、会うの久しぶりでしょう」と「えっ・・・別に・・」と【とまり】。母親に促されて【はずむ】が自室から下りて来る。【はずむ】の女子生徒用の制服姿に「うぁ!げぇ・・・」と絶句する【とまり】「はずむっ・・・何て!格好してんだよぅ・・・おまえ、はずむだろっっっ」と指差しをして、頭を抱えて壊れ気味の【とまり】。「はずむ君は、もう女性なのよ。学校も許可したんだし、別に変な事はないわ・・・」と冷静な意見の【あゆき】。だが【とまり】は「けどなぁ・・・」納得できずにいた。そんな中でも「あ!もうこんな時間だよ、早く行かないと遅刻しちゃう」と玄関を開けると、外のマスコミに圧倒されてしまう【はずむ】「なっ・・・何?」「マスコミよあなたを待ってたの」と【あゆき】に言われ「えっ!とまりちゃんどうしよう!」と【とまり】の手を取り助けを求める。「どっどおって・・・うっ・・・しょうがないなぁ・・・」と今度は【とまり】から【はずむ】の手を握り、玄関を勢いよく飛び出す2人。さすがは、陸上部の【とまり】だが、ガーデニング部の【はずむ】は「とまりちゃん、速いよ・・・もう・・だめ・・」体力差は歴然としていたが、追いつかれそうになる2人の前に、「ふふふ・・・さあ、ここは私に任せて、先に行きなさい!」と【月 並子】先生が助けてに出て来ますが・・・報道陣に吹き飛ばされて、マンホールの穴にハマっていた(笑)。
 何とか学校にたどり着き、教室で疲れ休んでいる2人の姿。【やす菜】も教室に入って来る。他のクラスの生徒たちも【はずむ】を見に来る。「疲れた・・・」「かえりも注意しろよぉ、門の前で待っているはずだから、とにかくだなぁ~お前は 有名人なんだと・・・」と言い掛けると【はずむ】対する小声の噂話が耳に入る【とまり】が机から立ち上がり教室のドアを閉めて、男子生徒へもにらみを効かしていた。「ったく・・・とにかくだなぁ・・・」と話の続きをしようと【はずむ】を見ると「うぁ・・・!?」と石化した【とまり】。スカートの裾を持ってパタパタしていた(笑)。「涼しい~」「すんなぁー!女の子はそういう事しないんだよぉー」と注意する。すると「そうなんだ」とメモを取り出す「何してんだよ?」「メモしようと思って、ほら、僕、女の子の事よく分からないから」とその姿に戸惑う【とまり】。そんな【とまり】に「あっとまりちゃん、一限目体育だようね。着替えとかどうすれば良いのかな?」と聴いて来る。言葉を失い立ち尽くすのだった。【あゆき】と【はずむ】は女子更衣室に向う。【はずむ】が入って来てもクラスメイトたちは気にしてない様子。「そっそうかぁ・・・」とうな垂れる【とまり】。体操着に着替えている【はずむ】と男性だった時の【はずむ】と姿が重なり、顔が赤くなる【とまり】。その視線に気が付き「何?」と笑顔で聴くと「みっ見るなよぉ」と恥しいようだ。「っうかさぁ・・お前は良いのかよぉ・・先週まで男だったんだろ・・・その・・男のプライドっつうかぁ・・・何っうかぁ・・・」ととても言い難いらしい。しかし【はずむ】は気にならない「それに、姿が違うだけで僕は僕だし」と微笑むのだった。他の女生徒と行ってしまうのを見て、一人取り残される【とまり】と着替え中の【やす菜】を見ている【あゆき】の姿があった。
 【並子】先生の英語の授業も上の空で【はずむ】の事が気になる【とまり】。「姿が違うだけで・・・女の姿・・・」と考えていると「とまりちゃん、あたし、男の子の事が好きになっちゃったみたい・・・あたしの身体魅力的かな・・・」と【とまり】は考えを深くしてしまい「なぁぁぁ!!!」と授業中で叫んでしまう(笑)。
 屋上で寝ている【とまり】。「やっぱり違う・・・はずむは・・・あたしの知っているはずむは・・・」と2人の子供の頃を思い出す。そこへ【あゆき】「受け入れられない・・・?」「うっ・・・あゆき」「でも、はずむ君はそんなに気にしてないみたいよ。男とか・・・女とか・・・」「ぅん・・・」とうつむく【とまり】。その屋上に【はずむ】が【明日太】と【とまり】を捜しにやって来る。【はずむ】「とまりちゃん、怒っちゃったのかな?僕が女の子になっちゃうとそんなに違うのかな明日太はどおぅ?」と【はずむ】も【とまり】の微妙な態度に気が付いて【明日太】に相談する。【はずむ】の女の子としての可愛さにメロメロな【明日太】だった(笑)。「うん、見る?」と【はずむ】が自分の胸を見せようとする所で「てっえぇぇー!」と【明日太】の首筋に蹴りが炸裂した。「な~に!考えてんだぁ!!女はむやみにはだかを見せたりしない」と注意する。「そっ・・そうだね。僕もう女の子だもんねぇ・・気をつけるね」と言う。【とまり】は唇を噛み締め、拳を握り締めた「本気なんだぁ・・本当に女になるつもりなんだぁ・・・だったら完璧な女にしてやるよ!あたしがっ!」と少し怖い感じの【とまり】だった。
 ここから【とまり】の【はずむ】に対するアドバイスと「はずむ女計画」がアニメ劇中では描かれている。【はずむ】の持ち物チェック、階段を上がる時のスカートの下から見られない為の注意、女子用のトイレ、ジュースの飲み方、【明日太】との会話に至るまでが作品内で描かれている。その中で良かったのが『茶室』でのみんなとのシーン。みんなが正座し【あゆき】がお茶を点てている。【とまり】「女の子修行っつうたら、花と茶でしょう。女の子らしく、静かに、礼儀正しく、そそとしてんるのよぉ、足が痺れて、何て問題外なんだかんねぇ・・・うっ・・っぅ・・・」と【とまり】が【明日太】と痺れて動けなくなっていた(笑)。
 靴箱で「はぁ~疲れた・・・」と呟く【はずむ】。視線を感じて振り返ると【やす菜】と顔を合わせる。「あっあの・・・」「大変・・そうっね・・」「うん・・・」「私・・忘れ物が・・・」「あっ・・・やす菜ちゃん・・・」とお互いに気になるが、今はギクシャクした関係なのであった。
 これから、【とまり】たちと駅前に女の子の下着を買いに行く場面。「うわぁ・・・いっぱいあるんだねぇ」と売り場の華やかさに驚き、恥しさを感じる【はずむ】。「男物と違って、細かくサイズがあるからなぁ。ちゃんと測って買うんだぞ」とアドバイスをするが。【はずむ】は【明日太】に手伝って欲しいとお願いするが「ダメに決まってんだろう!!!」と【とまり】の豪快な蹴りが顔面に炸裂した(笑)。試着室にて売り場の店員さんに測って貰う事に。【とまり】は【はずむ】のサイズを聴いて「うぁ・・・あたしよりデカイ・・・」と汗をかいていた。【あゆき】「今頃、気付いたの?」と言われて「うるさい!」と言う。すると、試着室のカーテンから顔を出して「ねぇねぇ、とまりちゃん」と呼ぶ。またも「人前ではだかになるな!」と怒られてしまう。「でぇ?なんだよ」と【はずむ】は下着の試着がしたいとの事で【とまり】が下着を選んで持って来る。「ほらよ、これでイイかぁ?」「うん、それでね・・・」「まだ、なんかあんのかぁ?」「着け方がよく分からないんだけど・・・」「うおぉ・・っ・・ったくしょうがないなぁ」と一緒に試着室に入る【とまり】。「ほらっ向こう向け」とブラジャーの着け方をレクチャーする。試着室から2人の女の子らしい会話がする。黙って待っている【あゆき】。ブラジャーを着けて実感がわき、急に恥しがる【はずむ】に以前の男の子だった時の思い出が甦り「お前・・本当に女になっちまったんだなぁ、ブラ。それでイイだろうっ・・・」と表情が暗くなり試着室を出て行ってしまう。「先に帰るなぁ・・・」と【あゆき】「とまり・・・」に言って行ってしまう。
 河原で、愛犬と散歩している【やす菜】。犬の向いた方向を見ると「あっ・・・来栖さん・・・」。橋の上から川の流れを見ながら【はずむ】の言葉を思い返していた。「そんな訳ないっ!はずむのバカ!あたしの知っているはずむは・・・はずむは・・・」と泣いていた。今まで一緒に過ごした、幼なじみとして、友人として、異性として、そして、泣き虫だった自分だけが知っている【はずむ】を失った焦燥感を感じていた。幼少期の2人の大切な思い出がそこにあった。
そこへ、【あゆき】の「とまりっ!」と呼ぶ声で、現実に引き戻される【とまり】。息を切らせて走って来た「はぁ、はぁ、はずむ君が・・・」と告げる。
 夕方。【はずむ】は報道陣の記者に囲まれて、倒され、恐怖に震えていた。「やめっやめて、僕は・・・やめてっ、やめてっ・・・」と泣き出しそうになっていた。すると「やめろぉぉー!!!」との声がした。気が付くと【はずむ】の目の前に立っていた・・・【とまり】の背中が見えた。「はずむに近づくなぁ!はずむはあたしが守る!指一本触れさせるもんかぁ!!!」「とまりちゃん・・・」「警察、呼ぶぞぉ!はずむを転ばして怪我させたって、大声出して言うぞぉ!これ以上、はずむに近づくなぁぁぁー!!!」と夕陽の空に響くのだった。【とまり】の守りたい気持ちが、凄い迫力となり報道陣の記者たちが後ずさりをして居なくなる。
 【はずむ】に近づく【とまり】。「大丈夫かぁ・・・」「とまりちゃん・・・」「ぼくっ・・こっ・・・怖かったよぉー」と安堵して泣いてしまう。「ごめんねぇ・・迷惑ばかりかけて・・・守ってばっかりで・・・ごめんねぇ・・・ごめんねぇ・・・」と目の前で泣く【はずむ】の姿に、当時の姿が重なり【とまり】も気が付くのだった。よく子供の頃もかばい「お前はあたしが守るから・・・もう泣くなよ」と頭を撫でていた。「そうだぁ・・・あの頃のまま・・・」「ごめんね、とまりちゃん」「いいんだよぉ・・・昔っからお前を守って来たのは、いつもあたしだろ?・・・姿、形が変わっても、声が変わっても、あの頃と少しも変わらないはずむがここにいる、今も目の前に・・・」と【はずむ】を抱き締める。そして、ぎこちなく、不器用な笑顔ではあるが【とまり】は優しく【はずむ】を抱き締めるのだった。
 「だだいま~」と帰宅し、父親のお風呂の誘いを「ごめんねぇ、女の子はそういう事はしないんだってさぁ・・・」と断り自室へ行くと、部屋の中に見知らぬ女の子と変な格好の男性が居た。「あっ・・・あっあの・・・」と【はずむ】が驚いていると女の子が「はぁ~オネニーサマッ!!!」と笑顔で抱き付いて来るのだった。【はずむ】もいきなりのビックリな展開が待っていた。

練馬大根ブラザーズ 第1話+第2話

2006年01月17日 11時44分57秒 | アニメ・映像全般
 このアニメ作品『練馬大根ブラザーズ』は、意外とかなり面白いです。初めは、【ワタナベシンイチ】監督の作品なので観て置くかと思っていたのですが、なかなかどうして、歌と踊りのミュージカルタッチでの物語進行も新鮮で良いです。全体的には、コメディで、お色気にもいかないですが「下ネタ」が笑わせてくれます。『お金と夢の笑顔でキャッシュ』がテーマなアニメ作品で、正義のギャング【ヒデキ】【イチロー】【マコ】と練馬に生息するパンダ【パンダイコン】の愛らしいキャラクターが織り成すドタバタアニメ。でも、私の目当ては、おねだり上手な小悪魔(自称19歳)の【マコ】が可愛いので観ているのが本音です(笑)。
 それと、3人が戦う練馬の悪も凄く豪華です。第1話「俺の練馬大根をおさわりください」では、プロダクション社長に【玄田 哲章】さん、第2話「俺のお玉でサランヘヨ」では、韓流パチンコ屋店長【井上 和彦】さんなどが描かれています。もちろん、【玄田】さんも【井上】さんもアニメ劇中内では歌っています。2人のミュージカルナンバーも聴くと面白いです。このアニメ作品を観ていると「お金って大切」だと改めて実感できますよ(笑)。歌と踊りの魅せるアニメ作品で、放映中のアニメ作品の中では、また違った視点を持ち、娯楽性も高い作品ですね。内容は気にせず気楽に観れる良いアニメ作品です。監督自身として【ナベシン】も出演していますよ(笑)。【ヒデキ】役の【松崎 しげる】さんも結構、ハマっていますね。第2話では、韓流パチンコ屋店長と韓流イケメン軍団を、レンタルした大根・白菜・キュウリの着ぐるみで撃破します!最後は、【ヒデキ】たちが取り上げたお金を取り返しに来たおば様軍団との深夜のご近所バトルで、防衛隊が出動し、練馬の一部地域に日韓問題が勃発します(笑)。