現代視覚文化研究会「げんしけん」

アニメ・ゲーム・漫画の視覚文化が日本を元気する!
コラボカフェ☕大好き❤️で2020年にブログ復帰します‼️

おとぎ銃士 赤ずきん 公式ビジュアルブック

2006年09月30日 14時37分35秒 | オタカルチャー
 『おとぎ銃士 赤ずきん 公式ビジュアルブック』を購入して来ました。物語も三分の一が過ぎました。今後は【ヘンゼル】と【グレーテル】兄妹よりも【トゥルーデ】と【ジェド】が【赤ずきん】たちのライバルになって行きそうです。もしかしたら【グレーテル】が仲間になるかもしれないですね。16話では、自分の魔法の力を恐れて使えない【いばら】が【草太】に励まされて心惹かれたり、【グレーテル】も急接近して来る予感がします。【りんご】も大変そうですね(笑)。【白雪】との女の子バトルも楽しみな所です。強敵ぞろいの今後を見据えて【赤ずきん】も20話で「プリンセスモード」になりパワーアップをします。4つのエレメントの力が炸裂しますよ。
 『赤ずきん』のテーマは「世界平和」です!みんなで【赤ずきん】の笑顔に癒されましょう!1・2・3!じゅ~すぃ~!

舞-乙HiME2じゃなくて、ドイツ語でZweiですね(笑)。 

2006年09月30日 00時22分33秒 | アニメ・映像全般
 【アリカ】と【舞衣】がいつもの喫茶店で話をしている。話題は「燃え」ではなく「萌え」の事らしい。確かに『舞-乙HiME』の終盤では戦いがメインになって「萌」はなかったですね(笑)。その分、物語に厚みが増し、心情面と女の子たちの感情移入は容易だったと思います。この傾向は『舞-HiME』でも同じだと感じております。
 しかも【アリカ】と【舞衣】のメインヒロインとしての座まで危うくなる展開。【エルス】も宣戦布告し、熱気をおびていた。もちろん、主役を狙うのは【トモエ】も一緒です。【ミユ】と【アリッサ】も出て来たのは良かった。『Zwei』への期待感が増しますよね。

舞-乙HiME 9<最終巻> 

2006年09月29日 22時51分19秒 | アニメDVD野郎!
 『舞-乙HiME』DVD第9巻を観させて頂きました。内容は 第24話「あなたのために…。」第25話「蒼天の乙女」第26話(最終話)「Dream☆Wing~夢の在処~」の最終回までの3話が収録されております。
 【アリカ】はあきらめない「夢」の為に。【ニナ】は「愛」する人の為に。【マシロ】は笑顔ある「民」の為に。少女たちのそれぞれの「想い」が心をアツくさせる。各「オトメ」たちが自分の意思で行動する所も描きとしては良かった。
 【エルス】の【アリカ】と【ニナ】へ宛てた手紙。【エルス】は自分の運命を知っていた。だが【アリカ】と【ニナ】に出会って変わった。だからこそ、それが愛おしい。【ニナ】は手紙を読み、その重さを痛感し潰されそうになる。そして【セルゲイ】に「オトメ」の資格を奪うように懇願する・・・。【セルゲイ】は【ニナ】の想いを受け入れるが・・・口づけ。【セルゲイ】は【ニナ】の為に【ナギ】に歯向かい、銃弾に倒れてしまう。愛する人の傷ついた姿は【ニナ】を更に追い込むのだった。【ニナ】の何をしても無理をしている姿には痛々しさを感じてしまう。
 【アリカ】は、笑顔溢れる「みんな」の為に戦います。まだ、覚醒していない力では【マシロ】を守る事もできない。激化する戦いの中で【レナ】との再会が待っている。【ナギ】の野望に・・・苦しむ姿。その中で母と出会う。そして、破壊し、別れがある。【レナ】との心の交流を通して【アリカ】は更なる成長を遂げ「ハルモニウム」と【ニナ】に立ち向かう。【ニナ】の気持ちを少しだけ分かる【アリカ】。それはかつて愛した【セルゲイ】への「想い」だったから・・・。「漆黒のローブ」の最終形態になった【ニナ】と『蒼天の青玉』と成長をした【アリカ】との「愛」と「夢」を賭けた最後の戦い。【アリカ】の方が少しだけ「想い」が強かった。「信じたい」「夢に向って」「もう一度、ここから始めよう」と【アリカ】のメッセージが表現されている。大気圏で抱き合う【アリカ】と【ニナ】が良かった。やっとつかまえる事ができたから・・・。【ニナ】も【セルゲイ】を取り戻す事ができたから・・・。

ちょこっとSister 『どしゃ降り、そして―』

2006年09月28日 22時48分57秒 | アニメ・映像全般
 『ちょこっとSister』第12話を観させて頂きました。雨。まるで【はるま】の心を表しているようにも見えた。【ちょこ】は【はるま】に買って貰った「長ぐつ」がお気に入りな様子らしく絵日記にしていた。【はるま】自身【綾乃】の事で落ち込んでいた。ベランダにある鉢植えは既に枯れていた。そこに電話が入る。相手は【綾乃】。どうやら【一也】とうまくいったようで結婚をするらしい内容。その時の【はるま】の背中が切なかった。一方【ちょこ】は鼻歌まじりに絵日記を描いていた。【はるま】は一人になりたい気分でコンビニに出かける。まだ雨は降り続く・・・。
 翌日。朝は晴れていた。朝食を残す【はるま】。【ちょこ】も一生懸命に作る食事も喉をとおらない。そんな【はるま】の元気のない姿を見て【ちょこ】に心配させてしまう。晴れも束の間、また曇り始める。
 いつもの喫茶店に飲み物を注文する【綾乃】と【千歳】が偶然に出会う。【綾乃】の左手の薬指には光り輝く指輪が、結婚の証。【綾乃】は【千歳】に幸せそうな笑顔を向ける。
 学食。食事に手がつかない【はるま】。つくのはため息ばかり。そこへ【珠美】先輩が危ないアルバイトを持って来る。「新開発の薬」を聞いて逃げ出す【はるま】。
 元気のない【はるま】の事を【千歳】に相談する【ちょこ】。【千歳】は知っている【はるま】の元気がない訳を。答えづらい事であり、ごまかす【千歳】。
 夕方。喫茶店に【真琴】がモーニングセットを頼みに訪れる。モーニングのお代をかけてのコーヒー豆当て勝負をする。確かに、コーヒー豆にはかわりないですが、ほぼ強引にサービスをさせる【真琴】であった。そこで喫茶店のマスターから【綾乃】の結婚を知る。【はるま】の片想い。見れば分かる事。向かいのフラワーショップのシャッターは閉まっていた。
 【真琴】はいつもの朝帰り。彼女の職業は秘密です(笑)。大学に行く【はるま】とバッタリ会う。【真琴】は自室に戻り、お酒でも飲んで寝ようとするが、【ちょこ】に声をかけられる。相談事があるようです。もちろん、元気のない【はるま】の事。【真琴】から聞かされる「失恋」の2文字。結婚する【綾乃】の事で元気のない【はるま】。心配する【ちょこ】だった。【はるま】の為に何かをして上げたいと思っていた。ほっておけない【ちょこ】。「お兄ちゃんが失恋した時」の事を「あんちょこ」で調べるも載っていない。その時、【真琴】が観ていたドラマ。その中に出て来た妹の手紙。【ちょこ】もまねをして手紙を【綾乃】に書く事を思いつく。お兄ちゃんの妹としての想い。元気になって欲しいと願う想いを込めた書いた。
 【はるま】はつばき荘に帰る所だった。そこで呼び止める【綾乃】。手には【ちょこ】の書いた手紙がある。【はるま】の瞳に指輪が目に入る。【ちょこ】の想いは勘違いなのか、それとも余計な事だったのか、【綾乃】の少し上気した表情を見れば、手紙の内容は容易に想像がついた。【はるま】は笑顔でごまかすしかなかった。ますます、空が暗くなって、今にも降りそうだ。
 最低。【ちょこ】に感情をぶつけてしまう【はるま】。もっと他の言い方があったのではないだろうか?怒鳴り、叩きつけた手紙。【はるま】の気持ちも理解できるが・・・【ちょこ】を傷つけるには十分すぎた。【ちょこ】『ごめんなさい・・・』と部屋から出て行く。
 降り出す雨。頭が冷えて来た【はるま】。【ちょこ】を捜しに行く。雨の中で立ち尽くす。まるで自分自身に言っているように呟く。『ちょうどいいか、頭が冷えたら帰って来るだろう・・・』。【はるま】も傷ついていた。そして、泣いていた。【ちょこ】の所へ行かないと追いかけないと・・・。その【はるま】の背中を押したのが【真琴】。【はるま】の目の前に「傘」を投げる。【真琴】の言葉は【はるま】を助け、勇気付けた。
 公園。遊具の中で雨宿りをする【ちょこ】。表情がとても悲しい。『きっと・・・きっと、私の事、キライになっちゃったんだ。もう、私なんか、いない方がいいって思ってるんだ』。【ちょこ】は肩を震わして泣いていた。そこに傘を持った【はるま】が【ちょこ】に声をかけ、2人で寄り添い、先程の事を謝る【はるま】。怒っていない事を知り、抱きつき泣いてしまう。可愛い妹を嫌いになるお兄ちゃんがいる訳ないのだから・・・。【ちょこ】の泣く声だけが響いていた。雨の音と共に。
 部屋。すっかり雨もあがっている。【はるま】がお風呂から出て来ると【ちょこ】は絵日記を描いている途中で寝てしまっていた。その絵日記には【はるま】への想いがたくさん詰まっていた。余談で「ブラジャー」などのバストに関する事も多く描かれていた。その絵日記から知る【ちょこ】の素直な想い。その純粋な気持ちに涙する【はるま】。描かれた絵に落ちる涙。心配する生意気な妹に感謝する【はるま】。
 翌日。大学に行く【はるま】を見送り、昨日の絵日記の続きを描こうとし、ページをめくると、そこには【はるま】の想いがありました。ちょっとした交換日記ですね。
 
 『しんぱいしてくれてありがとう。でも、もう大丈夫だから。お兄ちゃんより』

と書いてあった。何よりも嬉しい【ちょこ】。部屋の窓から【はるま】を呼び止めて

 『お兄ちゃ~ん!大好きっ!いってらっしゃ~い』

お互いに手を振るのだった。【はるま】はフラワーショップを見つめていた。
 

となグラ! 『勇治への手紙と十年前の記憶』

2006年09月27日 09時50分05秒 | アニメ・映像全般
 『となグラ!』KURASHI12を観させて頂きました。幼き思い出。指きりの約束を交わす2人。【勇治】と【香月】の想い出がそこにある。【香月】の理想なのだろうか・・・本当に十年間は長かった。「エッチじゃなくなった勇治」【勇治】自身も【香月】を理解しようと【小五郎】を意識した行動だった。エッチじゃない【勇治】に様々なアクションを起す【ちはや】。だが、全てが空振りに終わってしまう。反応はすれど、エッチな行動を必死に耐えていた。あくまでも紳士的に接する【勇治】。【ちはや】の捨て身の回転パンチラ見せも無視された。【ちはや】に女性の魅力が無い訳ではありません(笑)。【まりえ】も排除できずに欲求不満な様子。
 【香月】の学生生活も好調。学業、部活、得意(?)の料理もうまく行っていた。何かを忘れている【香月】。【初音】は昔の【勇治】に関して違う認識をしていた。『想い出は、いつだって美しいものよ』と【初音】。【勇治】は精一杯に努力をし頑張っていた。エッチな本も捨てていた。でも、【勇治】は無理をしていた。これは【勇治】の本当の姿ではなかった。学業、部活、校内選挙でも、すぐに真っ白に燃え尽きてしまう。【香月】たちとの4人での食卓でも食欲がなく、疲れていた。【香月】が思えば思うほどにおかしくなる【勇治】。【香月】もその姿にだんだんと心配になって行く。
 神楽家の電話が着信を告げる。【勇治】が電話口に出る。相手は父親からだった。その内容は・・・引越し。 
 翌日。やつれた感じの【勇治】。【まりえ】もすっかりと元気がなくなる。【初音】も静観の構えだったが状況は変わりつつあった。
 【勇治】と【まりえ】。暗くなった【香月】の部屋を見て、ため息をつく【勇治】。【まりえ】が声をかける。確実に決まるまでは2人だけの秘密にするようですね。
 【香月】は迷っていた。【初音】に相談する。【勇治】の元気がないのは、私のせいだと責めていた。泣きそうになる・・・【香月】もどこかが違う違和感を感じていた。凄く悩んで、話をして、泣いていた。【初音】は努めて優しく接する。お互いのおでこを合せる。『もう一度、よ~く思い出して、今、お姉ちゃんが言えるのはそれだけ』と言う。今は【香月】を見守る。【香月】自身で答えを出さないといけないと分かっている【初音】お姉様なのです(笑)。
 【香月】は自室に戻り、着替えようとする。ふと「あの時に渡せなかった手紙」を見た。今なら開封する事ができる。そうするしかなかったようにも見えた。その中には昔の【勇治】の姿が居る・・・。
「ゆうじへ わすれないでね。えっちなことしちゃだめ かづき』
【香月】は憶えていない事実がそこにあった。まだ中には3枚の写真。昔から何も変わっていなかった【勇治】。やんちゃで、エッチな【勇治】。大切な事を忘れていた。長すぎた初恋。【香月】はこの手紙を書いた時の事を思い出す。十年前と今と変わらない【香月】と【勇治】の会話。指きりも【勇治】から強引にしようと言ったものだった。スカートめくりでのお別れ・・・。
 隠し事。おやすみ前の歯磨きをしている【まりえ】。背後の殺気に気づき、銃器を持つが手刀で落とされる。【初音】お姉様だった。【初音】は何となく分かっている。神楽家の隠し事。何とかごまかし、ほっとするのも束の間。【初音】の手には「カナブン」がある。【まりえ】は逃げようとするが【初音】からは逃げられない。逃げ道をふさがれ「ブ~ン、ブ~ン」と迫られた。これは尋問だった(笑)。
 【香月】は、自分の記憶と手紙を否定しようとしていたが・・・それは、できない。今のエッチな【勇治】が本当の姿と知ってしまった今ではできない。
『私、勇治の事・・・みんな憶えてたつもりだったのに・・・ずっといたんだ・・・昔のままが勇治で、ずっと目の前に・・・』
そこに【初音】が慌てて入って来る。そして、知る。再び【勇治】たちが引越しをする事を・・・お別れになってしまう事を・・・知るのだった。

げんしけん OVA

2006年09月26日 23時09分59秒 | アニメエキスプレス
 やはり『げんしけん』9巻のドラマCDに登場する【萩上 千佳】(水橋 かおり)でアニメ制作をして来ましたね。動いている【萩上】が観る事ができるのは大歓迎です。それに【水橋】さんも適任者だと思います。しかも『くじアン』DVD-BOXに収録されるとの事。これは『げんしけん』のDVD-BOXと同じで商売がうまいです。OVAの枠内で【笹原】と【萩上】をどのように表現するのかにも期待しております。これは予約するアニメ作品になりますね。
 アフタヌーンと海洋堂。『アフタヌーン』の12月号につく付録の【大野 加奈子】ぷるぷるフィギュアも待ち遠しいです。これは2冊買いが決定。さらに、1月号では【萩上】の入湯フィギュアが・・・。こちらも買い~ですね。

ARIA The NATURAL 『その 白いやさしい街から…』

2006年09月25日 22時55分03秒 | アニメ・映像全般
 『ARIA The NATURAL』第26話を観させて頂きました。今回が最終話。この『ARIA The NATURAL』の全体のテーマが【水無 灯里】の出逢い。この26話では【灯里】の出逢い。それは【アリシア】さんとの出逢いの感謝に全てが描かれていたと思います。水の星「アクア」との出逢い。ネオ・ヴェネツィアでの様々な人たちとの出逢い。もちろん【藍華】と【アリス】との出逢い。色んな出逢いを描きながらも、最後に一番身近な存在の【アリシア】さんへの感謝で終わるのが良かったですね。意外と感謝すべき人って近い所に居るかもしれないって事を表現したかったのかもしれないですね。最終話で「楽しさ」と「優しさ」も旨く描けたと感じております。

 ネオ・ヴェネツィアも冬の季節。広がる銀世界。様々な四季を見せる「アクア」。【アイ】にとっては、まだ遠い存在。真っ白な星を想うのだった。今の【アイ】の気持ちは、以前の【灯里】と同じ気持ち。以前の私。あの頃になりたかった私になれているのか・・・。【灯里】は思い出したかのように【藍華】と【アリス】との合同練習に向います。【アリシア】の笑顔に送られて。
 冬の合同練習。【藍華】も【アリス】も寒そうですね。はく白き息が物語る。途中で【アリス】が温かい肉まんを買います。心も身体もホクホクになります。ゴンドラを止めて【灯里】は【藍華】と【アリス】にハーブティーを魔法瓶から注ぎます。もちろん【アリア社長】も飲んでいます。温かい飲み物はホッとさせる。
 『生まれ変わった。ネオ・ヴェネツィア』。【藍華】のいつものツッコミですが【灯里】の耳には届いていない様子。【灯里】は【藍華】と【アリス】に質問をします。『2人は子どもの頃、どんな大人になりたかった・・・』と【灯里】は何となく、そして唐突に聞くのだった。【アリス】はまだ学生なので、漠然としている。でも「泣き虫さん」は卒業したようですね(笑)。【藍華】は【アリシア】みたいなエレガントな女性を目指す。ウンディーネとしては自分自身だが、それは別で憧れの存在。例え【晃】に怒られても、そこには彼女のこだわりがある。【灯里】も【アリシア】みたいな女性・・・と言いかけた。マネっ子は禁止らしいです。努力と根性が必要だそうです。【灯里】はまた違った事を考えていた。ふと【藍華】に聞く。『アリシアさんは、どんな大人になりたかったのかな・・・』と。
 ARIAカンパニー。【アリシア】とお茶をする【灯里】。改めて見る【アリシア】の女性としての魅力を感じる【灯里】。そんな【灯里】の心を読んでいるのかもしれないですね。本日は積った雪の為に臨時休業にして、【灯里】を街の散歩に誘います。また外は冷えて来たみたいです。そんな【灯里】に【アリシア】からカイロのプレゼント。ヌクヌクな【灯里】です。街を歩いていると誰も通っていない路地を見つけます。『一番乗りね』とはしゃぐ【アリシア】。そんな子どもっぽい所も彼女の魅力なのです。雪が彩る街を散策する【アリシア】と【灯里】。まるで【アリシア】は【灯里】からの質問を待っているようにも見えた。
 【灯里】の質問「どんな大人になりたかったんですか?」。【アリシア】は少し考えると雪玉を丸め始めた。【アリシア】は答えません。【灯里】も手伝います。色んな人たちの助けを借りて、2人の雪玉は歩みを進めます。【アリシア】は笑顔で微笑むだけだった。そこには「楽しさ」と「優しさ」がこぼれていました。「2人だけ」の雪玉から「みんな」の雪玉になって行く。
 行き止まり。そこにも「楽しさ」と「優しさ」が溢れていた。様々な人たちとの出逢い。大きな雪玉に人たちが集まる。【アリシア】と【灯里】の為に温かい飲み物が用意される。ホワイトココアと軽食も出されて、ちょっとしたお茶会になりました。「みんな」の雪玉は人たちの想いで大きな雪だるまになって行きます。飾りつけされ、人たちの心を満たして行く。
 再び雪が降り出します。楽しいひとときは終わります。しかし、人との想いは終わらない。出逢いは温かさ生むのだ。【灯里】はその事を感じ、この街がより好きになる。
 【アリシア】。『子どもの頃ね・・・雪が降ると、いつも雪玉を作って遊んだの・・・雪玉を転がしてるとね。必ず、誰かが、どこからともなく現れて、一緒に大きくしてくれるの。そして、最後は、みんな満足して帰って行くのよ。その時ね、ふと思ったの・・・こんな大人になりたいなぁ・・・ってね』。この時の【アリシア】の笑顔は「水の妖精」そのもの。【灯里】へのまなざし。【灯里】も時を忘れる位に見入ってしまった。
 【灯里】。『アリシアさん、ありがとうございます。えっ・・・と、何て言うか・・・その・・・私と出逢ってくれて・・・』。その言葉に【アリシア】もはっとする。すぐに笑顔になります。
 かけがえのない出逢いをくれる「アクア」。優しく見守ってくれる「ネオ・ヴェネツィア」に『ありがとう』と心の中で言う【灯里】。【アイ】ちゃんが大人になり、一人でネオ・ヴェネツィアを訪れた時には【灯里】も立派な水先案内人(ウンディーネ)になっていると思います。
 夕焼けが、雪が、様々な人たちと行った場所を彩っていた。
姫屋。【晃】さんの奢りでピザを食べに行くようですが、【藍華】が「プリマ」になったら倍返しだそうです。
オレンジぷらねっと。【アテナ】さんが暖かくなったらと【アリス】をピクニックに誘います。場所は内緒だそうです。でも、素敵な所のようですね。
 夜。雪はしんしんと降り積もります。【灯里】と【アリシア】さんは暖炉の前で暖まりながら会話を楽しんでいます。今度は【アリシア】さんから【灯里】と同じ質問をします。
 【灯里】『私は、子どもの頃は妖精になりたいって思ってました・・・はい、色んな所を飛び回って、みんなを幸せにするような・・・』
 【アリシア】さんも笑顔で答えます。『なれるんじゃない・・・灯里ちゃんも、もうすぐ妖精さんに・・・』

 『この街のやさしさがたくさんの人の胸に届きますように・・・』

赤ずきん 『サラマンドラの村』

2006年09月24日 01時03分50秒 | アニメ・映像全般
 『赤ずきん』第13話を観させて頂きました。次々と形態を変える蛾タイプのナイトメアリアン。苦戦する三銃士。さなぎから成虫へ、ナイトメアリアンからの猛攻。【草太】と【りんご】。【ヴァル】と【キュピ】は【赤ずきん】の促しで崖下にとびおりる。【白雪】の浮遊魔法である竜の石像におりたつ。だが、その竜の顔に驚いた【りんご】が【草太】に抱きつき、2人で落ちてしりもちをついてしまう。【赤ずきん】が触角をつかみナイトメアリアンごと村に落ちて来る。逃げる事をこの村人たちに言うが、村人たちは「サラマンドラ」への祈りと踊りをくり返す。逃げる事のない村人たちを守りながらの戦いになる。【赤ずきん】は鱗粉攻撃の中で激しい戦いをする。何とか倒す事ができたが、村人たちは【赤ずきん】にではなく「サラマンドラ」へ感謝をしていた。【赤ずきん】たちは小さな村に踏み入れた。『サラマンドラ様は、この村の守り神です。』と一人の少女が話しかけて来る。この村の村長でもある【カテジナ】。彼女から聞かされる「古き村を救った伝説の竜の物語」。もちろん【草太】は興味津々です。何があっても、ただ信じているだけの・・・それだけだった・・・崇拝するだけ・・・。どこかがずれている。その違和感に納得しない【りんご】。【赤ずきん】自身は、それ程気にしていない。みんなが無事ならばそれで良いのだ・・・顔色が優れない【赤ずきん】。顔が赤い。【赤ずきん】は高熱で倒れてしまう。【いばら】は水汲みに【白雪】はアイス系の魔法と大忙し。【りんご】は【カテジナ】をじっと見ていた。
 夜。熱にうなされる【赤ずきん】。【いばら】と寝言で会話をしています(笑)。鱗粉のダメージは予想以上に大きなものだった。すると【赤ずきん】たちの泊まっている建物の外が明るくなる。外を見ると村人たちが祈りを捧げていた。「サラマンドラ様を信じないから、戒めを受けている」と【カテジナ】。やはり【りんご】は納得がいかない様子。【赤ずきん】は熱にうなされて、一緒に「サラマンドラ」の踊りをしていた。【白雪】が少し強めの回復魔法「メディシーナ」をかける。眠ってしまう【赤ずきん】。【赤ずきん】の体力ならば心配はないが【白雪】たちはある事に気にかけていた。それは敵から襲って来る事。【草太】の居場所。【赤ずきん】の身体の状態を考えるとすぐには動けない。
 同じ頃、偵察のナイトメアリアンが【サンドリヨン】城に戻って来る。その情報を【グレーテル】が知る。【草太】は「サラマンドラ」の石像前にいた。【りんご】が声をかける。【草太】は違う意味で古き竜伝説を信じていた。その時【草太】と【りんご】の前に【グレーテル】が現れた。巨大な剣「ミッシググレイヴ」で襲いかかるが【白雪】が「アクア・フィル」で【草太】と【りんご】を救う。【いばら】と【ヴァル】も駆けつけた。
 またも集まる村人たち、【グレーテル】はそんな村人たちを哀れに思い「サラマンドラ」の石像を破壊し、魔法「ドールオブグラビィティ」を使用し石像を作り変えた。タツノオトシゴの姿になった石像が攻撃を開始する。村は一気に壊され、火の海になった。【白雪】たちは、村への被害を最小限にするべく、撤退しながら森の奥へ向う。目の前で破壊された村を見た村人たちは「サラマンドラ」に対する信じる心は消え去ろうとしていた。【カテジナ】の言葉も耳には届かない。すると【カテジナ】は「伝説のおとぎ話カード」を取り出す。そして語る。魔物の生け贄になりかけた一人の少女を救った赤き炎の竜の物語。【カテジナ】の母から聞かされた想い出は【草太】と重なるのだった。
 村人たちは、そのおとぎ話に対して、今度は「インチキ」だと言い出す。【カテジナ】はその声に心を痛め、一人の少女は責められていた。しかし【草太】はおとぎ話を信じている。「二つの世界の物語」に出逢い、【赤ずきん】たちに出逢って分かったのだ・・・これは嘘ではないのだと。そんな、ただ信じているだけで、何もせず、文句を言うだけの村人たちに【赤ずきん】は言いました。
 『ふ~ん、ナイトメアリアン相手じゃ、ただ助けてくれって祈るだけ、だけど、サラマンドラ様がいなくなっちゃったら、な~んにもできないんだね』
まだ【赤ずきん】はフラフラな身体で本調子ではない。それでも【白雪】たちの所へ向おうとする。【カテジナ】の問いに【草太】は答える。『何かを信じると勇気が出るからです』。【草太】のこの言葉は【カテジナ】を楽にさせて本当の笑顔を見せた気がしました。【赤ずきん】たちは【白雪】たちの所へ向いますが、暗き森の中で迷子になってしまう。その時だった。森の中に炎の道ができる。まるで、それは竜が通った後のようにも見えた。その炎の光は【赤ずきん】たちを導くたいまつの炎。それは村人たちが決めた意思なのだ。もう一度、村の伝説を信じようと、それは以前と違うもの。みんなの意識が変わろうとしていた。ただ信じるだけで、何もしないのではなく、信じて、勇気を持って、そして行動しようとする気持ちになって行く。【赤ずきん】が戻って来た三銃士は【グレーテル】には負けない。【いばら】と【白雪】が「タツノオトシゴ」の動きを止める。【赤ずきん】が第三の武器「アグニパン」と「コメットレイドル」を出し、2つの合せ技を炸裂させます。その燃え盛る炎は、まるで竜のようにも見え、赤々と燃えていた。その炎は「タツノオトシゴ」を焼き尽くす。一番驚いていたのが、技を使った【赤ずきん】だった(笑)。
 人の心が生み出す伝説の竜。これがこのおとぎ話の真の意味なのだ。再び「サラマンドラ」の石像を作るが、それは以前のような飾り物ではない。今度は、何もしないのではなく、勇気を持って、行動する事を、心の中の「サラマンドラ」に誓うのだった。青空には、竜の形をした雲が大きく浮んでいた・・・。

ひぐらしのなく頃に 壱

2006年09月23日 00時03分29秒 | アニメDVD野郎!
 『ひぐらしのなく頃に』DVD第1巻を観させて頂きました。内容は「第1話 鬼隠し編 其の壱 ハジマリ」「第2話 鬼隠し編 其の弐 隠しごと」「第3話 鬼隠し編 其の参 疑心」の3話が収録されております。
 やはり【レナ】【魅音】【沙都子】【梨花】の「部活」メンバーたちの狂気への変貌ぶりが良いですね。そのギャップが物語の怖さを盛り上げて演出をしています。彼女たちの事件を話す時の、何気ない態度と素っ気無さにも恐怖心をあおられます。まだ、3話までなのですが【大石】【富竹】【鷹野】などの脇役もぶきみさがありますね。

 昭和58年夏。

 【前原 圭一】は、全てを見られている。いや、、、監視されている。もう、知ってしまったら逃げられないのか・・・のか・・・。【圭一】はカメラマン【富竹】から連続怪死事件の存在を知る。そして、徐々に周囲に変化が起り出すのだった。オヤシロさまの祟りなのか・・・【レナ】と【魅音】の2人の少女からの警告・・・それとも、それは忠告なのだろうか?大規模なダム工事に関わる謎多き怪死事件と少女たち。バラバラの死体。それは事実だった。そして始まる。「綿流し」。5年目の祭りの夜が今夜なのだ。「綿流し」の夜に死んだ【富竹】。失踪した【鷹野】。【圭一】の日常は消えて行こうとしていた。深追いする【圭一】。彼に似て来ている・・・その彼とは【沙都子】の兄であり、そして一年前に失踪した【悟史】。疑心暗鬼だった。誰も信じられない。その金属バットは【悟史】の物。命を狙われている・・・縫い針入りのおはぎ。ひき逃げのワゴン車。【圭一】の両親は東京へ・・・一人になった【圭一】。そこへ訪ねて来たのは【レナ】だった。

 『明日、学校休んじゃ“イヤ”だよ…?』
『しないよね、圭一くんは…?……転校。』