現代視覚文化研究会「げんしけん」

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あまえないでよっ!!喝!! vol.2

2006年04月29日 12時14分20秒 | アニメDVD野郎!
 『あまえないでよっ!!喝!!』DVDの第2巻を観させて頂きました。内容は、第3話「復活(もど)らないでよっ!!」第4話「ハニワないでよっ!!」第5話「堕ちないでよっ!!」が収録されています。
 その中でも【為我井 陽】に関する放映回が気になりました。特に、4話・5話では、【陽】と姉【為我井 さくら】との姉妹関係にも深く描いていたと感じられる。【陽】の過去も若干なんですが触れられておりますし、【さくら】との幼き思い出も表現されている。やはり、アニメ劇中の古墳の発掘現場で、不安定なまま「地獄道菩薩」の力を発動した【陽】は観て欲しい。いつもお供としている【小鬼】の変貌、【陽】の表情など観ていて、正直な印象は「怖かった」ですね。「地獄道菩薩」の力で、変貌した【小鬼】の古代の邪霊を倒す時が、最もその恐怖感を演出していたと思う。霊を破壊し、その核を喰らう部分がですが・・・。【陽】の女の子としての幼き不安さ、この力に対する不安さ。様々な感情が描かれていた。
 第5話では、その不安定さが【陽】を破壊し兼ねないと賽洞宗門下 賽澄寺の住職【京(みやこ)】の元へと向かわせる。その事を決めた何気ない場面でも【河原 浄徳】の【里中 逸剛】に対する想いもちゃんと描かれている。そして、【千歳】たちの心配する想いもあります。みんなで尾行をしていたし(笑)。その夜に、「地獄菩薩本願経」の行を行なうと2人に告げた【京】は、【逸剛】の前で法衣の帯を解き、【逸剛】の「陰の力」を解き放つのだった。ただのエロリバウンドではない・・・。【陽】は、物理的な力で場を収めようとするが【京】は 「地獄菩薩本願経」の力でさせようとした。荒療治だった。【陽】は感じ取る【逸剛】の普段の優しさを・・・。【陽】は目覚めようとしていた。「陰の力」に支配された【逸剛】を救う為に心に呼びかけていた。しかし、これは序章にすぎず、更なる試練が【陽】と【逸剛】を待っているのだった。