今年一年お世話になりました。

２０１１年、平成２３年、私にとっても皆さんにとっても忘れられない年になったのではないでしょうか。

３月１１日の東日本大震災、商店街を舞台にして行っていた「震災あんぜんパック」の活動から始まった
「赤ちゃん一時避難プロジェクト」では南三陸の皆さんを新潟県湯沢町に避難していただきました。

その延長線上で原発事故の放射能汚染から子供たちを守ろうというプチ避難が始まり、その活動を御評価
いただき７月１日から内閣府所管の財団法人「日本広報センター」の参与・東日本大震災復興支援実行委員長を拝命しました。

来年も現場の意見、意向をバックに活動を続けていきます、お力添えの程、よろしくお願いいたします。

震災あんぜんパック　　http://www.m-shoutengai.com/shinsai/
平成１４年に防災功労者内閣総理大臣表彰をうけたまち場の震災対策
です、どうぞ御加入下さい。

赤ちゃん一時避難プロジェクト　http://baby.wiez.net/
地震、津波で太鼓を壊されたり流されたりした学校やチームに太鼓を
寄付する活動として１２月２３日に愛知県豊橋市で開催された「しお
かぜ太鼓チャリティコンサート」の模様がアップされています。

日本広報センター　http://www.info.or.jp/
皆さんの御寄附で被災地の復興支援を行う実行委員会の支援内容を
御覧下さい。

政治資金管理団体　興風会　ブログ　http://blog2.yasuinet.jp
安井潤一郎の後援会「興風会」のブログです。個人マニフェスト
「安井の覚悟」をアップしました。只今平成２４年度会員を募集中です。

社会保障・税の一体改革

野田政権は増税方針を柱とする社会保障・税の一体改革の原案を「素案のたたき台」という
「最初の入口」とでもいうような言葉で民主党議員を懐柔して、税制調査会決定を得ました。

総理は民主党を割らずに原案を決定出来たと自画自賛されているのでしょうが、この改革が
本当に国民に向けてのものなのか、退職時に６０ヶ月分、年俸５年分を退職金として受け取る
ための国家公務員対策のものなのか、本当に分かって決められたのでしょうか。

テレビカメラを正面に見て歯切れの良い言葉で分かり易く話をする、さすが街頭演説だけで
国会議員になった方だと感心しますが、所詮言葉だけというのも透けて見えてきました。財務
官僚に洗脳された、自分自身の思いとか、信念の無い空虚な言葉は鳩山さんの「腹案」や
菅さんの異常な思い込みにも通じる迷惑なリーダーです。

財務官僚が現場の状況に精通して、将来の日本の方向性を冷静に考えているとは思えません。
現場の状況に疎い財務官僚に洗脳され、自分の言葉に縛られている総理大臣をどのように
目覚めさせるのか、大変困難な局面だと言わざるをえません。

毎年四十兆円も国債を出している国です。

 

「財政再建は待ったなしだ」という意見には賛成します。しかし歳入不足を増税だけで
対応する姿勢にはまったく賛成できません。企業の再生では「入るを増やし出（いずる）
を減らす」が常に基本です。国家経営という立場で考えれば国も同じです。

「出（いずる）を減らす」の第一歩は小さな額からです。１０００兆円になる国の借金を
考えると歳出の額も何兆、何十兆という単位で減らしたくなりますが再生の第一歩は
議員歳費の減額、公務員給与の減額等、間違いなく小額からです。

入るを増やすのは雇用の場の創設です。世界的な人口の増大と水不足を考えれば
耕作放棄地の有る農業に企業の参入を認める所からスタートです。日本で作った高い
農作物が世界で売れるのか、とい議論はここに雇用の場を作り生活保護を減らせる事が
出来れば十分の一の価格にしても国家財政にはプラスが出るはずです。ここからです、
増税をスタートさせるのは。

やれることはいっぱい有ります。一番大きいのは「日本」というブランドの強さと金融機関が
国に対して持つ信用の高さです。知恵と勇気を持ってデフレ脱却をテーマに期間を決めた
政策インフレに舵をきり、明確な成長戦略を国の内外に提示する事が重要です。

テレビで橋下大阪市長の話を聞きました。好き嫌いは別にして実に分かりやすく、魅力
さえ感じました。話を聞いた有権者はこの人に自分の思いを託すだろうなと感じました。

民主党議員が離党

少々ブログから離れていました。具合が悪かったり東京を留守にしていたの

ではなく、年末で来客が多くパソコンの前に座っている時間がとれませんでした。

それも一応昨日で終わり大晦日までは自分の時間で動けそうです。年が明け

ればいつもの生活になリますのでこの３日間大事に過ごさせていただきます。

 

昨日（１２月２８日）、複数の民主党衆議院議員が離党届を出しました。比例候補

として議席を得た議員は選挙時に存在していた政党には移れません。新党を

立ち上げるか無所属になるしかありませんが、現在のシステムでは国会議員の

活動に必要な政党助成金は国会議員が５人以上いないと受けられません。

 

議員という立場が無くなり、歳費というお給料を貰わないと生活が困窮する議員が

いる今こそ政界再編の大チャンスのように思えます。まして「維新の会」の集票力

を見せつけられた既成政党や次回の選挙で勝つ事がおぼつかない現職議員の

気持を橋元大阪市長は手に取るように分かっているのではないでしょうか。

 

もうそろそろ実績、経験どころか、思いも使命感も持ち合わせていない人を選ぶ

のはやめた方が良いと思います。

 

成長戦略を明示せずに増税だけを言うのは財政再建を放り出したのと同じだと

思います。「税収」、経営者としていえば「売上」を上げる方針方策を示さずに売価

だけを上げたらお客さんは来ません。税金を払う法人が海外に出て産業の空洞化

を招く事が理解できない議員は退場させるべきだと思います。

 

お客様に還元することを考えない、そして決断の遅い店が他社の餌食にされるの

をずいぶん見てきました。国も同じだと強く感じています。

しおかぜ太鼓と計測自動制御学会

一昨日（１２月２３日）東京駅１２時３３分発の新幹線で愛知県の豊橋市に向かいました。
１７時からライフポート豊橋で開催される「東日本震災支援チャリティー　しおかぜ太鼓」
コンサートへの出席です。

コンサートの前に、豊橋市、田原市、渥美郡で構成されている愛知１５区の自民党選挙区
支部長根本幸典さんにお力添えいただき豊橋駅前の商店街の皆さんに「アトム通貨」「震災
あんぜんパック」のお話をさせていただきました。

今回のコンサートは地震、津波で太鼓を流されたり壊されたチームや学校に太鼓を寄付
することを目的にし、福島県いわき市の皆さんを御招待して開催されました。

しおかぜ太鼓の皆さんの演奏は８月６日に聞かせていただいた以上に素晴らしいのですが、
いわきの皆さんを指導されている吉田先生の御挨拶をお聞きした後のいわき市の皆さんの
演奏は涙が出て来ました。初めてです、太鼓を聞いて涙が出たのは。

演奏会後の懇親会で、コンサート開催の協力団体「赤ちゃん一時避難プロジェクト」の代表
として御挨拶させていただきました。

昨日（１２月２４日）、豊橋市立栄小学校で開かれた福島県いわき市の皆さんを御招待
しての門松つくりと餅つき大会を見学させていただきました。

栄小学校から根本さんに案内していただき田原市に伺い、珈琲本舗いとう屋さんで御地元の
商工会、商店街、市議会の皆さんにお話しさせていただきました。

豊橋駅から名古屋、名古屋駅から京都駅に向かい京都大学吉田キャンパスの百周年時計台
記念館で開催された第１２回公益社団法人　計測自動制御学会システムインテグレーション
部門の講演会パネルディスカッションにパネラーとして参加しました。写真は会場の時計台
記念館です。
ロボット研究の皆さんの学会で、まったくの門外漢の私が何の役に立つのか不安だったのですが、
どうにか無事に終了しました。私よりもスタッフ役の皆さんの方が心配だったかもしれません。
私は最先端の先生方のお話を伺い、間違いなく少し賢くなったと思います。

会場を変えての懇談会にも出席しました。写真は懇談会の開会式で御挨拶される実行委員長の
京都大学教授　松野文俊先生です。

２０時３０分京都駅発の新幹線で東京に戻りました。愛知県豊橋市、田原市、京都市を廻った
一泊二日の旅、皆さんのお世話をいただき楽しく過ごさせていただきました、ありがとうございます。

愛知県豊橋市に伺います。

「地震、津波で太鼓を壊されたり流されたりした学校やチームに太鼓を寄付しよう」という
呼びかけに大勢の皆さんが賛同され、太鼓が寄付出来ることになったそうです。愛知県の
豊橋市の皆さんの活動です。

太鼓をお渡しする時に一緒に演奏会をしようという企画が出て本日午後５時から「しおかぜ
太鼓チャリティコンサート」が開催されることになり、福島県いわき市の子供達が呼ばれて
一緒に演奏をします。

「この活動のきっかけは安井さん達の『赤ちゃん一時避難プロジェクト』に協力していただいた
８月６日から９日までの催しです。今回も御協力いただけませんか」というお声をかけていた
だき行き帰りの交通費と看護師さんの同行のお世話をさせていただきました。

皆さんからの御寄附を被災地の子供達が喜ぶような使い方が出来て、御寄附をいただいた
皆さんにも喜んでいただけると思っています、とここで終わる予定だったのですが「前回も
豊橋に来たのだから今度もおいでよ」と言われ、「それならちょっと早めに東京を出て豊橋の
商店街の皆さんとお話を」ということになり、本日（１２月２３日）豊橋に伺います。

今晩豊橋に泊まり、明日は京都に移動し、明日の夜東京に戻ります。

久し振りの役所廻り

衆議院議員現職の時に「商店街の活性化」をテーマに立ち上げた議員連盟「あきんど議連」
の初代会長を務められた中野きよし先生、中野先生の息子さんで現在埼玉県議会で大活躍
されている秀幸先生と一緒に昨日（１２月２１日）午前中からお昼にかけて霞が関を廻りました。

午前１０時３０分に経済産業省の中小企業庁商業課さんを訪ね、課長さんから商店街の現状
とその問題点、課題と解決の方向性等のお話をお聞きし、こちらが持っている具体的な案件に
ついて聞いていただきました。

中小企業庁商業課さんの後に農林水産省食品小売サービス課さんにお邪魔をして農水省の
持っている小売対策についてのお話をお聞きしました。久し振りの役所廻り、バッチを付けて
いなくても、前議員としてやれることはいっぱい有る事を実感しました。

２３日の天皇誕生日

今年は２３日の金曜日が天皇誕生日、２４日のクリスマスが土曜日で、当然２５日は日曜日。
今年の暮れの忘年会と二次会の賑やかさは実質２２日の木曜日で終わりになるのでしょう。

天皇陛下がお元気で、お誕生日をお迎えになる事を全国民が心から喜び、祝う事は当然ですが、
中小零細商業者だった我が身を振り返り考えると、つらい歳末商戦というの思いが強いのです。

このブログで何度も書いてきましたが、私は決して中小零細事業者が小さいから、弱いから、
かわいそうだから活性化をテーマにして動いているのでは有りません。この小さいけれど数の
多い、ここが元気にならないとこの国に景況感が生まれて来ないのです。

宮城県の南三陸町では町内の商業者の施設の８５％が津波で流されたそうです。ここでの雇用の
場がどんなに多かったのか、重要だったのか思い知らされていると佐藤町長がおっしゃっていました。

来年こそは大きい所と小さい所にハンデを付け、雇用の場を増やし、生活保護を減らし、財政の
健全化を進める一年にしたいものです。今年を振り返り、来年の展望を語るにはちょっと早いように
思いますが、まあ感じたのですからしょがない。

仙台で本格的に打ち合わせ

本日（１２月９日）午前８時１２分東京駅発の新幹線「はやぶさ１号」で

仙台に向かいました。この新幹線、東京を出たら途中大宮にしか停まりません。

 

上野も福島も吹っ飛ばして１時間３６分で仙台に着くという凄いスピード、

初めて乗りました。

 

本日の要件はアーカイブ・ライブ・ビューイングシアターの１号館開設を

予定している石巻のまちづくり会社の尾形副社長と物件の大家さんである

みやぎ生活協同組合の小澤部長さんとのたぷっり２時間の打ち合わせ会でした。

 

風邪の具合はここ２、３日安静にしていたのと、女房にうつした（空気感染です、接触感染

ではありません）のでずいぶん良くなっています。

一度失った信用は・・・

震災直後、枝野官房長官は「メルトダウン、炉心溶融などという状況は起こっていないと
思われる」と記者発表をしました。国民に無用な心配やパニック発生を恐れるというよりも、
その場を繕っただけのように聞こえる発言でした。案の定、現在ではメルトダウンどころか
メルトスルーが起こっていることが確実と言われています。

前回の衆議院選挙では「コンクリートから人へ」という耳ざわりの良い言葉でダム建設中止を
公約にして選挙に勝ちました。同じく野田総理も安住財務大臣も選挙前のマスコミアンケート
に「4年間の任期中に消費税増税の手続きをすることに反対」と書かれています。

「自民党はダムを建設する事も消費税率をアップすることに賛成なんだから協力しろ」と言われ
ても、先ずは有権者との契約である公約を破った事を認め、それに対する謝罪が無いのでは
詐欺犯と一緒に働く事になってしまいます。こんな事だから「冷温停止」を宣言されても国民は
心から喜べないのだと思います。

ＴＰＰの問題も沖縄の基地問題で冷え切った日米関係のために交渉参加を表明したと言われて
います。一番大事な時期に一番居てはいけないリーダーを我が国は選んだことになります。
次の選挙の時は候補者の公約をじっくり見て下さい。