なんて穏やかな大晦日なんだ～

自分で現場に立っていた時に見る天気、感じる天候は、雨が降るか降らないか、
寒くなるかならないか、だけでした。それによって売れる品と売上金額が大きく
違うからです。「穏（おだ）やかな・・」なんて感覚はまったく有りませんでした。

クリスマス前から大晦日までは、常に戦闘態勢でテンションは上がりっぱなし
だったと思います。何故なら、楽しいからなんです。

物がいっぱい売れるのは楽しいものなのです。この楽しさを知った商人は、もっと
売ろう、もっと売ろうとしていくのです。

あんな小さな店でそんなに売れるの！と驚かれるのが無上の喜びだったように
思います。もちろん経営者だけでなく店の従業員、バイト、パートさんまで全員が
酔いしれていた小売り商売の良い時代の思い出です。そうです、これが商売の麻薬
みたいなものだったのかもしれません。

その事の反省も含め、今年一年を振り返ってのコメントは今晩書かせていただきます。

東京セレソンデラックス、女房と一緒に行きました。

ここ数日、朝のウォーキングに励んでいます。１月４日に人間ドックに（半日の
簡易ドックですが）入りますので、少しでも体重を落として「去年と比べると良く
なっていますね」と言って欲しいための付け焼き刃ウォーキングです。

少々乱暴なダイエットも併せてやっていましたのでここ１週間で３㌔は減ったので
すが、昨日の忘年会で挫折して今朝は前日比１㌔ちょっと増えていました。

今朝のウォーキングで今季初めての寒さ、冷たさを感じました。西日本は大荒れで
明日の大晦日から元日にかけて天気は崩れるという予報がテレビから流れて来ま
した。最後の最後になって風邪を引かないように注意したいと思います。

なにしろ明後日、元日には孫二人が揃いますので元気なジージーでいなければ
なりません。世の中の爺さんが孫にメロメロなのを見て「馬鹿じゃないか」と
思っていた自分が、まさかこんなに孫に弱くなるとは思いませんでした。

今日は午後、東京セレソンデラックスの「宅間孝行のごきげんパラダイス」を観に
新宿のシアターモリエールに行って来ました。１０月１０日に名古屋まで行って
観て来た劇団東京セレソンデラックスの主宰者、宅間孝行さんのワンマンショー
です。あっという間の楽しい２時間、やっぱり彼は天才です。

迷走と混迷から、今年の漢字は「迷」だそうです。

ＮＨＫのニュース番組を見ていたらキャスターが今年を振り返って漢字１字で
表わすと「迷」だと言っていました。政治の迷走、混迷からだそうです。

鳩山さんの沖縄の米軍基地についての「最低でも県外」発言とそれを破棄した
時の「沖縄の皆さんの熱い思いが有ったから」というはコメント、菅総理の
唐突ともいえる消費税発言とそれを全く消してしまったような２３年度予算、
官房長官、法務大臣の失言等々、酷いもんだと思わざるをえません。

前回のブログに衆議院の任期は４年なのだからそれを全うして評価を選挙で
求めるべきだと書きましたが、地に落とされた後の国家経営を考えるなら
少しでも早い政権交代は必要なのかと思えて来ました。

石破 茂さんの発言、河野太郎さんの発言に考えさせる、うなずく事は多い
のですが、もう少し元気になれるような事も言っていただきたいと思う、
年の瀬、今日は最後の忘年会です。

自民党に変革が求められている。

昨日報道された日経新聞、テレビ東京の世論調査の中で「現在、支持する
政党は？」という設問に対しての回答数字に政党政治への不安感、不信感が
如実に表れているように思えます。（）内は前回調査の数字です。

「民主党」２９％（３０％）
「自民党」２８％（３０％）
「みんなの党」８％（１０％）
「公明党」３％（３％）
「共産党」３％（２％）　
「社民党」２％（１％）
「たちあがれ日本」１％（１％）
「支持・好意政党なし」２２％（１６％）

いくら茨城の県議選で勝ったと言っても、２６日の西東京市議会議員選挙で
民主党を打ち破ったと言っても自民党は現有議席を確保しただけです。

参議院の数を頼っての首相の問責決議も、小沢問題を理由にした審議拒否も
やるという意見が党内にあるようですが、私は反対です。野党だから与党に
対して「解散総選挙」を求めて出来うる限りのことをやるのは国会対策の
常道のようですが、そんな事をやっている状況ではない、国のためにはなら
ない、と思います。

財政の健全化を図りながら社会保障を充実させ、景気を良くして雇用の確保を
目指しながら世界を相手にしても勝っていける強い企業をつくる、という矛盾
するような、二律背反の施策を実行するのは難しい事、無理な事のように言われ
ますが、「考え」れば答えは間違いなく見つけられます。

正確な情報を目の前に揃え「考え」れば答えやアイデアは３分で出て来ます。
しかし「考え」ずに「悩んで」いるだけなら一生かかっても答えは出ません。

最初は辛い思いをする所が有っても、スケジュール立てて説明することが
出来れば国民の総意を得ることは可能だと思います。その為にも今は政局に
振り回されることなく、民主党に助け船を出すように見えても、日本を救う
ための行動を起こす事が健全保守の自民党がやらなければならない事なのです。

もっと自信をもって

今から３２年前、独立系食料品スーパーの業界であるボランタリーチェーンに
加盟した時に、地域の支部長さんから「危機感のある所には危機は来ない」と
言われました。その言葉の前後が記憶にないのですが、業界を取り巻くいろ
いろな問題点を私が発言したのだと思います。

今から考えれば、ミニスーパーの業界は、コンビニエンスチェーンの台頭も起こ
らない、大手量販店の出店もまばらだった時期で、地域の評価と期待を集めた、
いわば一番強い時期でした。でも、不安感はいっぱいだったのでしょう。

まさに今も同じではないでしょうか。「雇用の不安」「老後の不安」、ただ
いたずらに不安感を煽り、うろうろさせるようなマスコミの報道姿勢にも問題が
有りますが、昨年８月に「民意」で政権を交代させたのですから、これからは
自分達自身、我々が主体となって国家経営に向かう時代のように思えます。

何が問題なのかを考え、突き詰めていけば対処の方法は出て来るのです。
家族という最小単位から地域になり、国家にも通じます。年末の特別番組を
見るとそう思えてなりません。

日本のように、日本人のように、勤勉で、教育レベルの高い国は世界には有り
ません。１億２千数約万人のこの集団を無視して世界の経済は動けません。
もっと日本人は自信を持って良いのだと思います。

いよいよ押し詰まって来ました。

昨日のクリスマスイブ、私の所にサンタさんは来なかったようです。
来たのは印刷の終わった年賀状でした。久し振りの年賀状なので、１枚づつに
短いコメントを入れて出そうと思っていましたが、それ以上に印刷屋さんに出
したデータのミスと、同じ方に事務所と御自宅両方に届くのが見つかり、
その原簿を訂正しているうちにエネルギーが切れてしまいました。

まあ、そんな訳で皆さんへの熱い思いは有ったのですが、結果的には愛想の
無いものになってしまったのかもしれません。次回は「しつっこい」と言われる
ような郵便物にしたいと思っています。

今晩はお通夜に伺います。大学は違うのですが、私と同学年で、卒業後プロ
ボーラーになった保倉義孝が亡くなったという知らせがＯＢ会のメーリング
リストで流れて来ました。

社会人になった後４０年近く会っていませんが、間違いなく我々の年代の学生
ボーラーの頂点に立つ存在でした。それも手が届くようには思えない存在でした。
プロになって２２勝をあげて永久シードもとった選手ですから、学生時代に同じ
レーンで投げていても勝てるような気がまったくしなかった事を思い出します。

特段仲が良かった訳ではありませんし、４０年近くも会っていない人のお通夜に
何故こんなに行きたくなるのか、年の瀬と同じ齢の死が重なって若干ナイーブに
なっているのかもしれません。

祝日が多すぎませんか

今日は天皇誕生日でした。天皇陛下のお誕生日をお祝いする気持ちは人様に
負けないほど持っているつもりですが、景気が悪く、雇用が不安なこの国で
こんなに祝日が多くていいのか、少々疑問です。

イギリスでは国王陛下の日というのが有って、国王の実際の誕生日とは関係
無く祝日になっていると聞かされた事が有ります。日本も考えた方が良いと
私は思います。道徳心が高く、恥を知り、勤勉であることが日本人の美徳
だったことは間違いないと思います。

３人での忘年会

今日は天皇誕生日、穏やかな、青空の東京です。

昨晩（１２月２２日）は高田馬場で忘年会でした。忘年会と言っても食肉
組合のお仲間だった方２名と私の３人での忘年会です。

全員が肉屋の息子で同じ支部、年齢も近いこの３人にもう一人、４０代後半で
亡くなった私と同じ齢の方との４人で食肉勉強会を始めたのがお付き合いの
きっかけでした。今から３０年以上前になります。

これからの食肉小売りの業界を考え、熱く議論したのを思い出します。一人は
亡くなり、お二人は店を閉じ、食肉組合に携わっているのは私だけになりまし
たが生まれ育った業界に対しての愛情は変わっていませんでした。

楽しい時間でしたが、ただ楽しいだけの会話のやり取りではなく今後を真摯に
そして堅苦しくなく考えさせる貴重な時間だったと思います。特に組合活動
については経験した人が現在は違う視点、立場からの発言、提案ですから、
考えることがいっぱいでした。

内外情勢調査会

時事通信社さんが主宰されている社団法人内外情勢調査会さんから講師の
御依頼を受けました。来年の２月２３日と２４日です。苫小牧支部さんと室蘭
支部さんの講演会でお話しします。

現在進行中の「地域活性化交流機構」は２月２６日にオープニングセレモニー
を企画していますので、２月になれば、より具体的な展望、目標をお話し出来る
と思います。

２月１日が帯広市の商店街連合会、２日が札幌、３日が江別市の同じく商店街
連合会さんの講演講師をお引き受けさせていただいておりますので、２月は
北海道内５ヶ所でお話を聞いていただく事になります、光栄です。

静岡SBSラジオ「中村こずえの興味津津」

昨日のブログでもお知らせしましたが、本日（１２月２２日）午前９時２０分
からの９分間、静岡SBSラジオ放送の情報番組「中村こずえのsmil for you」の
中のコーナー「中村こずえの興味津津」に電話インタビューで出演しました。

「静岡県内だけに流れる放送で、安井の知り合いに聞いている人はいるのか？」
と思われるでしょうが、過去の経験から言わせてもらえば、いらっしゃるんです。
マスコミ、放送の凄さはこれから感じて来るはずです。

そう思っていながらずいぶん好き勝手な事を喋ってしまったようで、反省して
います。まあ、次に繋がらない反省は毎度のことですが・・・。