今日の商店会長 (早稲田商店会相談役 安井潤一郎)

日本でただ一人、商店会の会長現職で衆議院議員になった、早稲田商店会前会長日記。公式ホームページは左下ブックマークから。

あまり誉められたことがないもので・・、湯沢の報告。

2011-03-31 20:05:35 | 商店会長のコメント
本日午後1時過ぎにアップした「南三陸に行って来ます」というブログにお誉めのコメントを
いただきました。普段誉められた事が無い奴が誉められるとどうなるか御存知ですか?
うろたえるんです、情けない。でも嬉しいお言葉、ありがとうございます。

南三陸から湯沢に向かうバスの中でコンコン咳をしていたお子さんがまったく咳が出なくなった
そうです。湿疹が出ていた赤ちゃんが、なんと一晩で湿疹が消えたそうです。スタッフさんが
「子供の回復力って凄いですねえ」と言ったら保田ドクターが「環境です。良好な環境が子供を
元気にしたのです」とおっしゃったそうです。

取材していたテレビ局のヂレクターさんから「カサカサの肌で、赤茶けた顔をしていた子供が
一晩たったら本当にきれいになった、大変だったのですねえ」というお電話をいただきましたし、
お母さんから「避難所で自衛隊の方が設置してくれたお風呂に入れても泣いてばかりだった子が
温泉が気に入ったようで出てこない、来て良かった~」と言っていただきました。

赤ちゃん一時避難プロジェクト」本当に始めて良かった活動だと思っていますので、この
情報が多くの避難所に届くように皆さんのお力添えを切に期待しています。

テレビの放送以降多かった質問は
「受け入れてもらえる赤ちゃんは何歳まで?」
「赤ちゃんとお母さんだけが受け入れ対象?」
「費用はかかりますか?」
「避難所ですか?」等々でした。

赤ちゃんと言っていますがとくに年齢制限はしていません。今、湯沢には9歳のお子さんも
御一緒です。もちろんお母さんだけでなく、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃんも歓迎です。
費用は無料、一泊3食出ます、旅館もしくはホテル、いわゆる宿泊施設です。

「なんでそこまでするのか?」

湯沢町の上村町長さんは一言、「新潟中越地震では世話になったから」。
まだこの国は捨てたものではありません。日本万歳!です。
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南三陸町に行って来ます。

2011-03-31 13:46:52 | 商店会長のコメント
赤ちゃん一時避難プロジェクトも一昨日(3月29日)に第一陣が宮城県南三陸町
から新潟県湯沢町に無事に移動し、今朝(3月31日)のNHK総合放送の番組
「あさイチ」で取り上げていただいた後の、嵐のような時間もどうにか平常に
戻ってきました。

この活動の次のステップを考える時期になりましたが、昨日、南三陸町の佐藤
町長さんから「なるべく早くこっちに来て、この惨状を目に焼き付けてくれ」
というお電話をいただきました。

ついては4月2日の夜に山形空港に飛び、3日いっぱい南三陸地域と近辺を
廻らせていただき、4日の午後の便で東京に戻るスケジュールで行って来ます。

東京大田区の大岡山北口商店街振興組合さんと愛知県春日井市の勝川駅前
通り商店街振興組合さんから託された義援金を町長にお渡しする役目も受け
ました。
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「赤ちゃん一時避難プロジェクト」第一陣、無事到着

2011-03-29 20:02:27 | 商店会長のコメント
お陰さまで「赤ちゃん一時避難プロジェクト」の第1陣は本日(3月29日)の午前9時に
宮城県南三陸町を出て新潟県湯沢町に無事到着しました。

本日湯沢町に着かれたのは南三陸町から2組7人、福島県二本松市から1組4人の11名、
御自分で車を運転して見えた方が4組ですから全部で7組の御家族が揃われたようです。
正確な詳細は追って報告をさせていただきます。

湯沢町さんでは持ちつき大会なども考えていると聞いています。この活動がきっかけに
なって、地域間交流が進めば副次的な効果も多く出てくると確信しています。

被災地に入っていただいた保田先生、三好さんはもちろん、遠くから駆け付けてくれた
山形の菅野さん、宮城ICから道を選びながら走ってくれたアトム通貨事業の五十嵐さん、
南三陸で貴重なガソリンを避難所廻りにつかっていただいた高橋さん、その他、大勢の
皆さんに心から感謝申し上げます。

「赤ちゃん一時避難プロジェクト」の記事が明日(3月30日)の毎日新聞朝刊に掲載される
予定です。同じく「赤ちゃん一時避難プロジェクト」が明後日(3月31日)の朝8時15分
から放送されるNHK情報番組「あさイチ」で取り上げられます。

どちらもどのぐらいの記事なのか、どの程度の時間がこの活動の説明に使われるのかは、
いつものように分かりませんが、どのような活動を進めているのかは皆さんに分かって
いただけると思います。


赤ちゃん一時避難プロジェクト」ではクレジットカードでの寄付が出来るように設定しま
した。当然、私の力ではありません。
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赤ちゃん一時避難プロジェクト本格始動

2011-03-29 07:29:59 | 商店会長のコメント
一昨日(3月27日)、小児科医の保田典子先生と「赤ちゃん一時避難
プロジェクト」の中心メンバー三好洋子さんに宮城県南三陸町に入って
いただきました。

現在東北新幹線は那須塩原止まりなので山形県長井市の菅野靖彦さんに
那須塩原駅まで迎えに行っていただき、お二人を宮城インターチェンジまで
お連れしてアトム通貨実行委員会仙台支部の五十嵐さんにバトンタッチ。
五十嵐さんの運転する車で被災地、南三陸町に入ることが出来ました。

27、28日の二日間、多くの避難所や御自宅を廻り診察と湯沢町への
一時避難の説明をし、お母さん方の話を聞かせていただきました。
保田先生の足になってくれたのは小野寺五典代議士事務所の高橋秘書さん
でした。一連の皆さんの行動に心より敬服し、感謝と御礼を申し上げます。

本日(3月29日)、午前中に保田先生も同乗して一時避難を望まれる
3組の御家族の皆さんと一緒にバスで新潟県湯沢町に向かいます。

皆さんの御協力、御支援を期待します。
詳細は「赤ちゃん一時避難プロジェクト」を御覧下さい。
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なぜ南三陸町なのか

2011-03-27 05:33:21 | 商店会長のコメント
赤ちゃん一時避難プロジェクト」も着々と進み、本日(3月27日)被災地の
宮城県南三陸町に小児科の先生に入っていただき、今日、明日の二日間、
避難所で子供達の診察、チェックをした後、29日(火)の午前中に先生にも
同乗していただき、新潟県の湯沢町に向けて一時避難のバスを走らせます。

「何故、南三陸町なのか?」という質問をよく受けます。

我々早稲田の商店会は1996年から「環境」を商店街活性化対策の柱として
活動を始めて来ました。空き店舗対策にもつながると言われた空き缶回収機、
ペットボトル回収機を設置したエコステーション事業は1998年9月から始め、
一番ピークの頃は全国で95ヶ所を数えるまでに広がりました。

「環境を切り口に商店街の活性化」を標榜した全国の商店街のお仲間が
集まる「全国リサイクル商店街サミット」も1999年から始まり、早稲田、
新宿の都庁ホール、熊本市、神戸市と続き第8回大会は2005年9月に
合併前の宮城県志津川町、現在の南三陸町で開催されました。

過去、県庁所在地もしくは地方の大きな都市での開催は有りましたが「町」
での開催は初めてで、皆さん「志津川で出来るのか」と心配をしていましたが、
それ以上に開催地の実行委員会の皆さんの御苦労は大変だったと思います。

第8回全国リサイクル商店街サミット志津川大会は大成功でした。跡形も
無くなってしまった港の市場での海鮮バーベキューパーティーは、いまだに
参加したメンバーが集まると楽しい昔話として出て来ます。

その第8回志津川大会の実行委員長だった昆野慶弥さんが津波の被害を受け
家を流され、御家族とともに行方不明なのです。

「南三陸をあんなに大事にして頑張っていた昆野さんが」と思うと悔しく、商店街
メンバーを主体にした我々のNPO、全国商店街まちづくり実行委員会の活動は
当然のように南三陸町支援として動き始めました。

「赤ちゃん一時避難」の活動は南三陸町だけが対象ではありませんし、赤ちゃんと
お母さんだけを一時避難の対象にしてはいません。余震も続きお母さんの精神面も
厳しい状況になっている現地から一刻も早く避難していただきたいと考えています。
その時に無理やり御家族を引き離す事など考えていません。

そんな事は昆野が望みません。
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新潟県湯沢町、魚沼市訪問

2011-03-26 02:56:26 | 商店会長のコメント
昨日(3月25日)午前8時24分東京駅発の上越新幹線で越後湯沢駅に向い
ました。駅には湯沢町の上村町長とビジネススクール「みんな大学」を主宰
されている小出正三さんが出迎えてくれました。

震災被災者対策で今一番注目されている「赤ちゃん一時避難プロジェクト」の
医療系部門を担当しているNPO法人日本ファーストエイドソサェティの岡野谷
理事長と御一緒に湯沢町と魚沼市を訪問しました。

震災被災地の皆さんの受け入れにいち早く名乗りを上げていただいた湯沢町
上村町長、魚沼市の大平市長に御挨拶です。写真は魚沼市役所で大平市長と面談している所、左側から上村湯沢町長、
岡野谷さん、私、その右側が大平魚沼市長さんです。

魚沼市役所に伺う前にお邪魔した湯沢町役場では受け入れ先の医療ベースの
部屋の位置までの詳細な話が出来たと思います。

魚沼から長岡に移動して市の危機管理を担当されている笠原理事にお会いした後、
ながおか市民防災センターに伺いボランティアバックアップセンターの佐竹さん、
中越防災安全推進機構の山口さんに御挨拶させていただきました。

忙しい最中に伺うのは迷惑になるのでは思いましたが、役所の施策を受けて
民間が動くのではなく、民間の動きに行政が協力するという新しいケースでは
何度も話し合う事の大切さを実感しました。駆け足の新潟訪問でしたが大きな
実りが有ったと思います。
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上越新幹線車内から

2011-03-25 09:19:12 | 商店会長のコメント
午前8時24分東京駅発の上越新幹線車内からブログを書いています。

「赤ちゃん一時避難プロジェクト」に対して早々に名乗りを上げていた
だいた新潟県湯沢町さんへのお礼と、お隣の魚沼市さん、長岡市さんには
今後の対応についてのお願いで訪問させていただきます。

忙しい時にお邪魔にならないか心配だったのですが、一応民間サイドの
代表になっている私が各首長さんと連携の話が出来ると現場が動き
やすいと言われたましたので新幹線に乗りました。

また日帰りです。せっかくの温泉地なのに残念だ~と言ったら「不謹慎」と
冷たい目で見られました。

全然平気、女房の冷たい目は慣れてますから。
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社会保険の自動引き落としが止められる。

2011-03-23 16:53:31 | 商店会長のコメント
「社会保険の自動引き落としを止めて欲しい」という被災地のお仲間からの声を
ブログに書かせていただきましたところ、即座に
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3月29日までに年金事務所に連絡すれば、止められます。
止めないと、納期限が延長になったのに、自動引き落としされて
しまいますので、お急ぎください。日本年金機構3月14日付通知
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というコメントを社会保険労務士の小野さんからいただきましたので、被災地の
お仲間に電話をしました。大変喜んでくれたのですが、「知ってる奴が少ない、
大臣にテレビで大きな声で言うように言ってくれ」と次のリクエストが来ました。

しかし、持つべきものは優秀な友人、使うべきものはインターネットです。

まあ、こう書くと「お前は使っているとはいえない」というコメントがすぐに
来るところも匿名性のインターネットなんでしょうが・・・。
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社会保険料の自動引き落としを止めてくれ!

2011-03-23 14:49:47 | 商店会長のコメント
被災地のお仲間から悲鳴が上がっています。

「安井さん、社会保険料の自動引き落としを止めてくれるように大臣に言ってくれ!」
「運転資金が枯渇してくる前に従業員の首を切ることになる」
「必ず再建するから、それまで待ってもらえるようにしてくれ」という現場の声です。

地域経済のリーダー役を務めて来た被災地域の商店街、商工会、商工会議所の
役員の皆さんは避難所でも地域のリーダーとして寝る間も惜しんで動かれて
います。その方達に安心して地域再生、復興の先頭で動いていただくためにも、
金融と労務対策は最重要課題です。
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南三陸町、山内さんのブログ

2011-03-23 08:09:29 | 商店会長のコメント
早稲田のアンテナショップ「こだわり商店・稲毛屋」の鮮魚、加工品部門で
お世話になっている南三陸町、山内水産の息子さんのブログが更新されました。

危機一髪だった状況と大津波の写真がアップされています。私の大事な仲間を
奪っていった大惨事、決して忘れません。「山内鮮魚店・店長日記」

「赤ちゃん一時避難プロジェクト」も小児科の先生が1ヶ月間海外赴任予定を
伸ばして被災母子を受け入れる新潟県湯沢町に一緒に居住していただく事が
決まりました。保健師さん5名も御一緒だそうです。

後は募金活動、どうか大きく広げていただけますよう、お力添えの程、お願い
申し上げます。詳細は震災疎開広報用ブログにアップしています、御覧下さい。 
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