今日の商店会長 (早稲田商店会相談役 安井潤一郎)

日本でただ一人、商店会の会長現職で衆議院議員になった、早稲田商店会前会長日記。公式ホームページは左下ブックマークから。

追加景気対策が発表されました。

2008-10-31 11:03:18 | 商店会長のコメント
今日(10月31日)で10月も最後、明日からは11月です。朝、外を歩いていても指先に冷たさを感じるようになりました。

昨日午後6時に麻生総理が追加景気対策を発表しました。「定額給付」や「土日祝日の高速道路料金大幅値下げ」等、あまりにも短絡的な施策が目に付き、今朝のテレビ、新聞等を見ても政府が期待した反応には程遠い、冷めた論調が目立ちます。

「利益の出ない中小企業に減税といっても意味が無い」とのコメントに、その通りだなあとも思いますが、「都道府県に『安心こども基金』の設置」や「子育て応援特別手当支給」、「非正規労働者の雇用安定対策の強化」、「親切でわかりやすい農林水産行政の展開」、「地域力再生機構の早期設立と第3セクター改革」、「過疎地域への定住促進」など、各方面に配慮した盛り沢山の、この追加対策を上手に使い「合わせ技1本!」にするのが「あきんど議連」のお役目です。

さっそく各方面で活躍中の皆さんとお話をさせていただき「まち場の知恵」を発揮していただけるような舞台作りに入りたいと思います。「うちのまちで舞台を作るから来てくれ!」という声を募集します。
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商店街活性化を実践している地域が紹介されています。

2008-10-30 17:48:40 | 商店会長のコメント
【「私たち元気です!」商店街】の第2号が発行されました。追々日本各地の商工会、商工会議所、各行政の商店街担当部局に配布されると思います。

第1号は「農商工連携と空き店舗対策」でしたが今回は「高齢者や社会的弱者のための取組み編」です。興味有る事例がいっぱい載っていました。

あきんど議連のホームページ
http://www.m-shoutengai.com/akindo
を立ち上げていただきトップに有る「事務局便り」コーナーの
【『私たち元気です!』商店街の第2号が発行されました・安井】
をクリックして下さい。
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追加の緊急経済対策

2008-10-30 08:07:08 | 商店会長のコメント
不況業種指定が170から185になり10月21日に545にまで拡大されましたが185業種までは原油高、原材料高騰で経営にダメージを受けている業種が指定され、その後の545業種は金融機関からの「貸し渋り、貸しはがし」に影響を受けている業種を指定しました。

信用保証協会が行う、100%国が保証する無担保融資8千万円は今までの融資金額とは別枠と説明されていましたが、前に「原油高、原材料高騰で経営にダメージを受けている業種」として借入を受けている所には8千万の枠が有る、という説明を日本各地の信用保証協会はされているようです。

「借りる」という事は「返す」事が大前提ですから、何度も書かせていただいたように「貸さない親切」というのが有る事は現場上がりの私には痛いほど分かるのですが、返せる能力を持った企業に対して資本に税金を投入してもらえる金融機関が自己資本比率4%のハードルを考えて融資に消極的になる事は許せない事だと思っています。

金融機関が困っている「4%の自己資本比率」というのは、金融機関が持っている資産(現金だったり株、国債、仕組債等の有価証券の事ですが)の総額の25倍までしか人に貸せない、という基準です。ですから手持ち資産の大部分を占める株が暴落すると融資総額を減らさなければ金融機関としての存続条件に赤信号が点灯して他行との合併や業務停止になる可能性が有るのです。ですから国が金融機関の資本に税金を注入して「手持ち資金」を増やし安心して融資を続ける事が出来るようにして、株が実体経済に見合った額に戻ったら国から借りた資本注入額を返済するというのが今回の仕組みです。

政府は本日(10月30日)閣議を行い今晩、麻生総理御自身が追加の経済対策の発表をされます。どのような内容になるのか注意深く御覧いただきたいと思いますし、各地方自治体でも同じような年末に向けての緊急融資の体制を取り始めると思いますので商工会、商工会議所の経営指導員の皆さんに御相談下さい。中小企業基盤整備機構に連絡をしていただければ中小企業診断士の先生にも繋いでいただけます。

「ピンチはチャンス」、今ま「商売」は出来ても「経営」に疎かった我々まち場の中小零細事業者が本格的な経営者になれるチャンスとして、この金融システム崩壊をとらえたいと思っています。

相談に行って親身にならない経営指導員の居る商工会や商工会議所、連絡をしてもスピード感に欠ける対応をした中小企業基盤整備機構や、世界恐慌の入口とまで言われているこの時期に的確な対応をしない基礎的自治体がもし有ったら、整理の対象にするべきだと私は思います。
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10月29日・京都から帰って来ました

2008-10-29 15:18:09 | 商店会長のコメント
京都3区(京都市伏見区、向日・長岡京市、乙訓郡)が御地元の清水鴻一郎先生が主催の昨晩(10月28日)の講演会、医学博士で病院の理事長もお務めの清水先生らしく医療関係の皆さんが大勢お集まりの会合でした。

商店街の話にお医者様が興味を示してくれるのか少々不安でしたが病院経営をされている皆さんにとって零細小売業の話も同じ経営者として御興味をいただけたようです。特に昨年10月から障害を持った皆さんの就労の場としているアンテナショップ事業については講演後、「もっと詳細を聞かせて欲しい」というリクエストをいただきました。11月中にもう一度、お邪魔をする事になりそうです。

今朝8時23分京都駅発の東海道新幹線のぞみ72号で東京に戻り、その足で永田町議員会館に入り12時からの政策フォーラム「新しい風」の在京者連絡会に出席、席上、武部会長から「選挙は遠のいたように思えるがこの機会に選挙区を廻って有権者の皆さんの話を聞きなさい」という指示がありました。
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10月28日・いのポタ理事会と京都での講演のお手伝い

2008-10-28 12:55:08 | 商店会長のコメント
昨晩、高田馬場の新宿区消費生活センターで、震災対策、防災活動をメインに活動を続けているNPO法人「東京いのちのポータルサイト」の理事会が開催され、11月16日にNPO法人全国商店街まちづくり実行委員会が行う「桧原村視察ツアー」を後援する事が決まりました。詳細についてはホームページにアップされると思いますので、アップされたら本欄でお知らせします。

今晩は京都3区が御地元の同期の衆議院議員、清水鴻一郎さんのセミナーのお手伝いで京都に行って来ます。参加者の中に中小企業の経営者の方も多く、「緊急総合経済対策の詳細内容と商店街の活性化についての話を希望された」というので「あきんど議連」の幹事長として行って来ます。
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10月27日・要望書を持ってグルッと廻って来ました

2008-10-27 23:58:24 | 商店会長のコメント
緊急経済対策に追加していただいきた要望2点を文書にして、関係省庁と自民党政調会長を訪問しました。

文章はホームページ「あきんど議連」のトップページ「事務局便り」の中に「10月27日、緊急経済対策への追加要望書を提出・安井」と書いてありますのでクリックして下さい。

あきんど議連ホームページ http://www.m-shoutengai.com/akindo/
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私の公約

2008-10-27 07:51:47 | 商店会長のコメント
近頃はどこに行っても「選挙はいつですか?」とか「来期も頑張って下さい」と言われます。選挙区も無い比例候補ですし、その順位も聞かされていませんが、どんな立場でも有権者に選んでいただく選挙ですから所属政党のマニフェストとは別に「私はこれを目指します」という事を明確にするべきだと思います。

今日は次期選挙に向けての私の公約の一部、「国会の枠組みと選挙制度」「無駄の排除とその内容」を書かせていただきます。次期選挙がいつになるかは分かりませんが・・・。

【国会の枠組みと選挙制度】
・現状の衆議院と参議院を合体させ、議員数を400に。
 同じような選ばれ方の議員による国会が二つもいりません。
・二院制は維持し、47都道府県の全国知事会を参議院にする。
 違った見方は必要ですが権限が拮抗する必要は感じません。
・全国を11のブロックに分けた大選挙区制。
・選挙区から300人、比例区から100人の議員を選出。
 誰でもが出られる大選挙区制と、昨日まで仕事をしていた人が
 出られる単独比例を組み合わせ、単独比例議員の任期は2期、
 その候補の選定と順位決めが政党の見識になる。

【無駄の排除とその内容】
・現在の衆議院、参議院の職員数は4040人、これを1000人にします。
・議員宿舎は売却
・宿舎は国会会期中のみ家賃の3分の2、上限20万円の家賃を補助。

「何も出来ないペーペーの1年生議員が好き勝手に寝ぼけたことを言って」と思われても、言い続けていると形になるという事がこの3年間で実感しました。

「何も出来ない1年生議員」の発想じゃないんです、このアイデアは間違いなく有権者の思い、これが合わせ、力になって国を変えていくのだと思っています。
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10月26日・産直事業30周年祝賀会

2008-10-26 23:42:40 | 商店会長のコメント
17時より目黒雅叙園で開催された食肉組合目黒支部の産直事業30周年記念祝賀会に出席しました。来賓として御挨拶する場をいただいたので昨日福島県飯舘村に伺った事、そこの牛の飼育施設で参加者の皆さんから受けた質問とお答、今後は産直事業が我々零細小売業での重要な経営戦略の柱の一つになる事、等をお話しさせていただきました。

明日は午前中に「あきんど議連」の最高顧問、常任顧問の先生方の部屋を廻って、午後から財務大臣、財政担当大臣、政調会長にお渡しする議連としての「申し入れ書」の説明と報告をさせていただき、午後1時からは商店街の皆さんを対象にした「自由新報・号外」についての第2回目の打ち合わせ会を行う予定です。
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10月25日・福島県飯舘村に行って来ました。

2008-10-25 23:55:42 | 商店会長のコメント
今朝8時に新宿西口を出発して途中2回の休憩を入れて13時に福島県飯舘(いいたて)村に到着。約5時間のバスの旅ですが、昔に比べると余裕の有る座席なのでそれ程疲れません。

今日は東京都食肉事業協同組合中野支部と杉並支部が主催の「飯舘牛&飯舘シシ肉・鶏卵産地見学バスツアー」、消費者の皆さんに産地を見ていただく事で消費の拡大を図るという「国産食肉等消費拡大総合対策事業」です。

写真は飯舘村振興公社の飯舘牛飼育施設の前で飯舘村商業観光課長さんからの説明をお聞きしている所です。夕食の交流会では村長、村議会議長さんをはじめ、飯舘村お歴々の皆さんがお揃いになり美味しい飯舘牛のすき焼きで大歓迎していただきました。

本当は一泊するところでしたが、27日の月曜日に中川財務、金融担当大臣、与謝野財政担当大臣、堀自民党政調会長に提出する「あきんど議連・要望書」の打ち合わせのため、スタッフ役の皆さんには御迷惑だったと思いますが、21時23分福島駅発の新幹線で戻って来ました。
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全日食チェーン本部を訪問

2008-10-25 05:28:38 | 商店会長のコメント
昨日(10月24日)あきんど議連会長、中野 清先生の事務所での打ち合わせの後、足立区竹ノ塚に在る全日食チェーン本部にお邪魔しました。

10月22日に行われたチェーン大会にお招きを受けていたのですが、同日に福島で開催された「全国まちづくり商店街サミットふくしま大会」への出席が先約だったために伺えず、そのお詫びに伺いました。

お詫びの他に、チェーン加盟の皆さんに本部から「緊急総合経済対策」の詳細をお知らせして欲しいことと、近々に発行予定の商店街を対象にした「自由新報・号外」に掲載予定の提案事項「大手量販店の理不尽な撤退のために、歩いて通える所に物の無くなった地域に公設民営の食料品店舗の創設」についてボランタリーチェーンとしての協力依頼です。

協同組合全日食チェーンの渡辺理事長、株式会社全日本食品の田中会長、斉藤社長も大変好意的に協力依頼に御快諾いただき、「日本ボランタリーチェーン協会の皆さんにもお話し出来る場を設定しましょう」というお言葉もいただきました、感謝申し上げます。
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