９月３０日・麻生総理の所信表明

昨日（９月２９日）の東京の最高気温は２０℃を切って１８℃、ついこの間までは夜中でも３０度近かった事を考えると冬に向かっての一歩、一歩は私が考えるよりも遙に大きな歩幅のようです。

今朝のニュースで飛び込んで来たのはアメリカ議会が公的資金を銀行に注入する法案を否決して株価が前日比７７７㌦安だったという報道でした。

日本もこれにつられ証券取引所は大幅安からスタートしました。今週木曜日にアメリカ下院本会議が開かれますので、ここで再提出された法案は可決されると思いますが、ここ数日間は慌ただしい動きが続くと思います。

果たしてこの様な時期に衆議院を解散する意味が有るのか、私は段々懐疑的な思いが強くなってきました。「民意を問う」という耳当たりの良い言葉に振り回され本来スピードが一番重要な経済対策に穴を開けるような気がしてなりません。

昨日の麻生新総理の所信表明演説を聞き、福田総理との戦略の違い、分かりやすさに驚きました。「政権奪取だけを考え、国家国民を置き去りにしている組織とは話し合いの場には着けない。対案を明確にして来い！」というように聞こえました。議長裁定までを反故にしてきた組織とでも「話し合いましょう」と言い続けてきた前総理とはまったく違う対応の麻生新総理に大いに期待します。

９月２９日・緊急総合対策

本日（９月２９日）午前１０時３０分から代議士会の始まる１１時４５分ぎりぎりまで、衆議院第２議員会館第３会議室を会場に「あきんど議連」の打ち合わせ会を開催しました。８月２２日に首相官邸に持参した政策提案各項目についての進捗状況報告と新たな提案要望についての打ち合わせです。

参加された各団体の皆さんから強く言われたのが現況の金融情勢の厳しさでした。その発言に合わせるかのように、８月２９日に政府与党が決定し明日、１０月１日から始まる「安心実現のための緊急総合対策」のチラシが中小企業庁金融課さんから配布されましたが、その内容は「セーフティーネットの業種指定を外して欲しい」「従来の借入とは別枠での融資指定が必要だ」等々の、本議連が強く申し入れして来た事が形になっていました。

さっそくこのチラシを９月１３日に開いた勉強会「小規模事業者の未来を考える会」や「安井潤一郎ファンクラブ」等々に御参加いただいていた各地の商工会、商工会議所の経営指導員の方や現場の第一線に立たれている方に郵送しようと思っています。

中小零細事業者にとって、今年の暮れの資金繰りの厳しさは容易に想像出来ます。まさに明日、１０月１日から受け付けの始まる「緊急総合対策」は時期を得たものです。正確な情報を多くのお仲間に届けていただき、十分御活用願いたいと思っています。

９月２８日・国土交通大臣が辞任

本日（９月２８日）午前、中山成彬国土交通大臣が辞任されました。一連の問題発言に対しての引責辞任と言われていますが、この方にとっては「問題の有る発言」という認識は無かったと思えます。

成田空港の拡張反対を「ごね得」という一言で片付けたり、日教組を癌細胞と同一視したり、日本を単一民族国家だと決めつけた様な発言は、日本の教育を本当に変えようと思って動いている人達や成田空港開設時のボタンの掛け違いを修復してきた担当者、過去の歴史に類を見ない急激な人口減社会に向って動き出しているこの国の構造を真摯に研究し、実験的な移民対策を考えている人達に多大な迷惑をかけています。また、先の国会でアイヌの方達に謝罪決議をしたのは何だったのでしょうか。

これで自民党に対しての批判が増え選挙が難しくなる、という報道が多いようですが、何にでも選挙に結びつけるのには違和感を感じます。どのような時でも首相が「民意を問いたい」と思えば解散権を行使されるべきです。

ただ、昨年の衆議院決算行政監視委員会で視察させていただいたスエーデンもハンガリーも任期いっぱい議員に仕事をさせ、その評価で選挙をされていました。私にとってこれからの１年間は思っている事を形にする大事な時間、任期いっぱい仕事をさせていただきたいと思っています。

明日、２９日は新総理に政策提案を届けることについての「あきんど議連・打ち合わせ会」ですし、来週中には「地震対策議員連盟」の勉強会も開きたいと思っています。「こめ粉」の利用促進や「子育て支援」と空き店舗対策のコラボレーションも動き始めそうなこの時に選挙で時間をとられるのは「もったいない！」と思っています。

９月２７日・「ファンクラブ」への質問とリクエスト

９月２５日に書いた「安井潤一郎ファンクラブへのお誘い」を読んだ方から「住所が東京以外でも入れるのか？」という質問をいただきました。御住所が東京都内でなくてもファンクラブの会員、自民党の党員になっていただけます。

「今の自民党の党員にはなりたくないが、安井さんの応援はしたい。自動的に自民党員になるのではなく、希望者だけ入党手続きを行うようにして欲しい」という、悲しくて情けない話も聞かされました。

小泉元総理引退

昨晩、マスコミの方から第１報を受けました。その後、各社から「コメントを」という電話をいただき丁寧に答えたつもりですが電話取材の新聞社で私のコメントを掲載された社は無かったようです。いいんです、所詮影の薄い、存在感の希薄な「その他大勢」のチルドレンですから・・・。

どんなコメントをしゃべったのか？

「一国のトップ、総理総裁として舵取りをされていた方が任期を終え、次の選挙には出馬しない方が普通ではないでしょうか。中曽根さんを筆頭に野中さん、塩爺こと塩川元財務大臣だって国会議員を辞めても国政に対して重い発言をしていますし、その場も用意されています。総理経験者の福田さん、安倍さん、森さん、羽田さん、海部さんがまだ現役議員として次の選挙後にも議場に居る方が普通ではないように思えます。『サプライズの小泉』だったならこの辺りも引き連れて世代交代を行う、という『サプライズ』を見せて欲しかった。」と申し上げました。

家族と秘書さんを心配させるので、記事にならなくて良かったのかもしれません。

「安井潤一郎ファンクラブ」へのお誘い

新総理、総裁も決まり、来週からは本格的な国会論戦も始まりますが、永田町は解散、総選挙に向けて走り出した感があります。選挙区をお持ちの先生方は、どうにも腰が落ち着かない御様子です。そんな永田町に図らずも席をいただいた私は、まち場のおやじの「生の感覚」を国政に訴え、行動したいと思っています。

今までの政治姿勢、信条、活動に御評価と、今後の活動に御期待を賜れるようでしたら「安井潤一郎ファンクラブ」に御入会をお願いする次第です。

入会を希望される方は議員会館アドレス　h08501@shugiin.go.jp　宛てに下記要項をお知らせ下さい。

・お名前（ふりがな）、
・ご住所、
・生年月日、
・性別、
・電話番号、
・ＦＡＸ番号、
・メールアドレス

お申し込みいただいた方へ郵便振替票と支部規約を郵送させていただきます。尚、ファンクラブ年会費はお一人様５千円です。着金確認後、ファンクラブ会員証と自民党員証を郵送させていただきます。何卒、お力添えいただけますよう、お願い申し上げます。

次の選挙はどこから、どのような立場で？

本日（９月２５日）午前１０時から自民党本部８階に於いて緊急・都連衆議院議員会議が開催されました。各小選挙区の情勢報告からスタートしましたが小選挙区選出の先生方と私のような選挙区を持たない純粋比例候補者が同席していましたので比例順位に話が移り、それぞれの思いが交錯し若干言葉が荒くなったように思えました。

自分自身が純粋比例の立場ですので、選挙区で負けた候補者が惜敗率で復活する重複立候補という制度について、考えは有りますが、発言は控えました。

前回、２００５年の衆議院選挙では選挙区の無い、純粋比例候補者として比例順位２７位で選挙に出させていただきました。次も純粋比例として東京中、日本中の中小零細企業のお仲間に正確な情報の受発信をせよ、という党本部の意向であるなら、比例順位は私の３年間の衆議院議員としての活動評価だと思っています。

評価を受ける方が「こう評価して欲しい」とか「この評価を希望する」と言うのもおかしいと思い発言は控えました。ただ、早く自民党本部としての御評価をいただきたいと思っています。ただ、前回は記録的な大勝利で、純粋比例選出議員が東京ブロックだけで５名と言う過去に例の無い事態ですから執行部は大変です。

こんな他人事のような書き方をすると顰蹙（ひんしゅく）をかうかもしれません。でも評価は「自民党員をこれだけ増やした」というような誰でもが分かるような活動以外の評価基準は難しいかもしれません。この３年間、ずいぶん仕事をしてきたという自負はありますが、はたしてそれが評価につながるか、まさにまな板の鯉の心境です。

臨時国会召集＆昨日（９月２３日）の写真

本日（９月２４日）１３時、第１７０回国会（臨時会）が召集されます。今朝はそれに先立ち９時４０分から国会対策委員会が第２４控室で開催され、今後のスケジュールについてのレクチャーを受けました。

本日は１２時３０分から両院議員総会と代議士会、１３時から３回の本会議を経て新内閣総理大臣が選出。明日午後、新総理と外務大臣はニューヨークの国連本会議に出発。９月２９日（月）に所信表明演説、１０月１、２日が衆議院本会議、２、３日が参議院本会議だそうです。

衆議院議員全員が知りたい「総選挙はいつ？」については皆目見当がつかないようです。なにしろ補正予算を早急に組まないと全国の自治体が予算不足に陥りますし、インド洋の給油、消費者庁の設置と、与党としては作り上げなければいけない法案を人質に取られた上に、「こうやったら参議院民主党は賛成する」とか「協力する」と、民主党の甘言に振り回されています。

写真は昨日の「早稲田地球感謝祭２００８」で元気いっぱい踊ってくれた早稲田大学の学生諸君の雄姿です。「雄姿」と書きましたが商店会メンバー達は異口同音に「こんな事をしてもらいたくて親は大学に入れたんじゃないよな」と言っておりました。私はどう思ったか？「ノーコメント」です。でも、皆んな本当に楽しそうでした。

９月２３日・地球感謝祭２００８

早稲田のまちの７つの商店会の連合体、早稲田大学周辺商店連合会（通称：Ｗ商連）主催のイベント「早稲田・地球感謝祭２００８」が早稲田大学構内、周辺をお借りして、本日素晴らしい青空の下、開催されました。

本年が第１３回、私が第１回目から５回目まで実行委員長として関わっていた時は毎回雨にたたられていましたので、スタッフ役の商店会メンバーから「実行委員長が違うと天気も違うねぇ～」とからかわれます。

地元の小学校、中学校、町会からの参加も有り、華やかで、賑やかで、本当に手作りの立派なイベントだと思いました。外部への委託は一切なく、全て商店会のメンバーさんと学生の皆さんで作り上げた催しです。

９月２２日・麻生太郎自由民主党新総裁誕生

決選投票をすることもなく第１回目の投票で過半数以上の票を獲得した麻生太郎氏が自由民主党の総裁に就任されました。明後日に臨時国会が召集され総理大臣に選ばれ組閣が始まり、２４日の夕方過ぎには新閣僚が決まる予定です。

総選挙に向けて、全ての歯車が音をたてて動き出したような気がするほど腰が落ち着かなくなった永田町です。私自身も自民党都連事務局から「党本部の決める、比例順位に影響が大きく出ますので、今以上に党員増強活動を頑張って下さい」と言われました。

写真は麻生新総裁が御挨拶されているところです。私が推薦人をさせていただいた小池百合子さんは一般党員の得票では２位だったのですが総合では惜しくも３位、しかし４６票は立派だったと思います。日本で最初の女性総理大臣誕生は次回以降に持ち越しです。