こんにちは 「つどい」スタッフ鞠ちゃんです。
2月です。朝はまだ寒い朝ですが、はもう春の日差しです。
今回は、ちょっと遠出。堺市まで行ってまいりました。
JR百舌鳥駅から歩いて10分。堺市の大仙公園の横、
堺市都市緑化センター多目的室で開催されました。
つどいのスタッフでもあり、108奏の代表でもある鄭氏が関わっている
堺市で行われた「第1回みどりのマルシェ」につどい登録団体である工房夢祭が出展されました。
八尾の市民活動団体が他市に出展されるということで、取材に行きました。
「工房夢祭」は、常磐会短期大学で社会的養護や保育実習を教えられている
飯尾講師が代表をされています。
物作りの体験を通して子どもの製作意欲を養い、親子や地域での絆を深めて
もらおうと、竹・木などの自然の素材や身近にあるものを中心に使っての工
作を各地域に出張して指導しておられる団体です。
当日は、幼児教育科1回生の学生さん12名がボランティアで参加しました。
「ワークショップを通じての親と子、といった世代間交流を目的としながら、
地域の中で子育てを支援していく。」
飯尾先生の言葉です。
学生さんも工作の技術を身に付けることで、社会に出て幼稚園や保育園に
就職したときに子どもたちとのコミュニケーションの一つのツールとして
活用しています。
木の柔らかい音のでるシロホン、桜の枝で作った小枝ボールペン、
ペットボトルのキャップを利用したクルクル、紙コプターなど身近な
材料を利用した工作です。
上の写真は、風船に目鼻をつけ、中に小麦粉や片栗粉をいれたものです。
同じ粉なのに小麦とカタクリでは、手触りが違います。
カタクリ粉がプニュプニュで気持ちがいい
会場には、他にも似顔絵や、手作り雑貨、東北の大船渡に毎年支援を続け
られている地元堺の団体さんのお店、飲食店の出展もありました。
私も、こだわりのコーヒーをいただきました。美味しい~
堺市都市緑化センターは、大仙公園に面しています。
帰りは、ちょっと大仙公園を訪問しました。
堺市の丘陵地帯になるのでしょうか。
梅の咲く散歩道があったり、広ーい芝生の場所があったり。
年配のご夫婦が仲良く散歩されている姿をあちこちで見かけました。
大仙公園の向いには、エジプトのクフ王、秦の始皇帝と共に世界三大墳墓として
有名な大仙陵古墳があります。
「日本書紀」には、陵を初めて築く日に鹿が走ってきて人々の目の前で倒れ、鹿の耳を食い破って
モズが出で来たという記載があり、「百舌鳥耳原中陵」とも呼ばれているそうです。
10年くらい前までは、仁徳天皇陵と言われていましたが、根拠に疑問がでたため
今は「大仙陵古墳」と呼ばれています。
ご陵には、黄色いジャンバーを着た堺市観光ボランティア協会の方が常註して、
ご陵の説明や堺市観光のアドバイスをしておられました。
あなご寿司の「深清」、くるみもちの「かん袋」を求めてちんちん電車の走る阪堺線まで
ぽかぽか陽気の中、、堺のまち歩きを楽しみました。
お昼代の足しにと頑張って小枝ボールペンなどを販売されていた常磐会短大の皆さん!
大宴会 ができたでしょうか?
人と触れ合うって楽しい!と思ってもらえたでしょうか。
八尾の市民活動団体が他都市で開催されるイベントにも出展する機会を「つどい」がつくっていく。
私たち「つどい」のこれからの課題の一つだと思います。