草履で歩きながら考える

笑う門には福来たるで、マイペースでやりたいこと やってみよう♪基本PTAブログですが、日常やがんのことも綴ります。

東京都某区小学校PTAの「PTA定期総会 態度表明及び委任状」。これ、無関心層をへらす手立てにきっとなる!!

2017年06月01日 | PTA資料

昨日、娘の通う高校PTAで総会がありました。委任状のあり方について意見をしたとブログに綴ったところ、タイムリーにも同じ日に、自分が提案したかったタイプの委任状が、Twitterにアップされていました!

Tweet主から転載許可をいただきましたので、こちらでご紹介します。画像をクリックすると、書類が拡大表示されます。

この「PTA定期総会 態度表明及び委任状」がいいなと思った点は、下記の通りです。

  1. 委任状なのに、書面で議決に参加できる点
  2. 議案が分類され、議案ごとに【賛成】か【反対】の意見を表明できる点
  3. 議案に対する意見が書ける点
  4. 子どもの名前ではなく、会員自身の氏名を記入する点

この委任状から、風通しをよくしよう・会員の意見を吸い上げようという、PTA運営側の意気込みを感じます。

1.と2.って、似ているようで違います。

1.は、 委任状の根本的なありかたが、従来のものと異なります。従来の委任状は、「私は総会に行けないから、よろしく。会長(または議長)に一切を任せたよ」という主旨のものです。

PTA運営にどんなに興味や意見があっても、総会に欠席すれば、それは【ないもの】として処理されてしまいます。どんなに反対意見を持っていても、委任状を提出すれば、あなたの一票はないも同然、PTA運営側にとって【都合のいいもの】として処理されてしまいます。

もしかしたら従来の委任状の仕組みは、無関心層を作り出すもの、と言えるかもしれません。

いっぽうで、紹介している「PTA定期総会 態度表明及び委任状」は、会員の、意見や気持ちを吸い上げてくれ、議決に参加できるのです。PTAに関心はあっても諸般の事情で総会に行けない会員は、この「態度表明及び委任状」をつかうことで、総会つまりPTA全体の意思決定に自分の意見を反映させることができます。従来よりアクティブになれる!

2.について。議案が分類されることで、欠席者でも、より総会の承認手順に近づけます。私が経験した範囲の総会では、出席すると下記の議案それぞれに承認の手順があります。

 

  • 昨年度活動報告
  • 昨年度会計報告(監査含む)
  • 今年度活動計画案
  • 今年度予算案

 

場合によっては、下記の議案承認が追加されます。

  • 新年度役員
  • PTA会則・規約・細則の改正案

もちろん、議決前には説明や必要に応じて質疑応答が行われます。

従来型の委任状では、自分の意見もへったくれもなく、委任相手(会長や議長)に丸投げです。これでは、「総会には行っても行かなくても同じよね」となっても仕方がありません。

たとえば「活動計画案はいいけれど、予算案が不満」というケースを考えてみてください。欠席の場合でも、書面で該当箇所の【反対】に〇をつければいいのです。もしかしたら、総会で異をとなえるより本音を示しやすいかもしれません。

もっとも、この仕組みを機能させるには、議案をあらかじめ、しっかりと説明しておく必要があります。やりかたはなんでもいいのですけれど、議案を書面にして、委任状や総会の案内とともに会員へ配るのが合理的だと思います。(紹介した小学校PTAは、きっとここをクリアしていることでしょう。)

3.について。議案に対する意見が書ける点も、よいと思います。アンケートを嫌うPTAにいた私にとっては、意見を書けるだけでもうらやましい。会員の意見を聴くことは、民主的運営の基本といってもいいです。そのうえ、PTA本部は、意見を予め把握することができます。準備ができるので、総会本番の時間を短縮することが可能です。

欠席者に対する意見のフィードバックを、ぜひお願いしたいところです。総会報告書の末尾に、資料として「議案に対する意見と、その回答」を載せるのがよさそうです。

4.について。会議出席の際、子どもの氏名を書くのはPTAあるあるです。でも、子どもは会員ではありませんから、会員自身の氏名を書くのが基本です。

よく、子どもの氏名を併記させるパターンがあるのですが、こちらは子ども名もなし。いさぎよいです!きっと、改正個人情報保護法を考慮して、学校から児童生徒名簿をもらわない前提でのやり方だと思われます。会員数さえわかっていれば、総会成立の定足数をわりだすことは可能ですもの。

  ***

以上、この「PTA定期総会 態度表明及び委任状」から読み取れる、学べることをまとめてみました。

このタイプの委任状を導入したら、きっと、無関心層が減ると思うのです。従来の委任状より手間はかかると思いますが、それを補うだけの効果が得られると思います。

  ***

追記します。このエントリを書きあげたら、ひとつ前のエントリに常連のminminさまからコメントを頂いていました。マンションの管理組合での話ですが、議長へ一任から議案ごとの委任状(紹介したタイプの委任状)に変わったとのこと。

貴重な実例が読めて、大変参考になります。下記のリンクからどうぞ。

http://blog.goo.ne.jp/yamyam00/e/ea4369ea5e0b750d55d7fa0a5c3bbcf5?st=0#comment-list


【朗報】世田谷区で、PTA会員の個人情報取得は本人からおこなうよう、校園長に依頼がありました!

2017年05月08日 | PTA資料

朗報です!

大分県杵築市滋賀県大津市につづき、世田谷区でも、PTA会員の個人情報は本人から取得をおこなうよう各PTAと調整をはかってくださいと、区立学校長に対して文書ベースで依頼がなされました。

つまり、各PTAは入会届をつくりなさい、と言っているようなものだと思います。

***

私はひょんなことからこのことを知り、情報公開請求をしました。すると、なんと情報提供にしていただけたのです。区としても、PTAの健全化には力をいれているのでしょうか。

ただ、残念ながら文書をスキャンしてここに載せることは許可していただけませんでした。なので、私の言葉となりますが、以下に文書の概要を記したいと思います。

***

この文書は、平成29年4月14日、区立の各幼稚園長・各小学校長・各中学校長あてに、区の生涯学習・地域学校連携課長が、「PTAにおける個人情報の取り扱いについて(依頼)」というタイトルで発行されました。合同校長会での資料です。

文書の内容は、下記の通りです。

  • 改正個人情報保護法が、平成29年5月30日に全面施行されること
  • PTAにも個人情報保護法が適用されること
  • PTAが個人情報をあつかう上で必要なこととして
    1. 利用目的の特定と明示
    2. 適正管理
    3. 第三者提供の場合の本人同意
    4. 個人情報の開示請求への対応 など

***

世田谷区のこの文書では、あくまでもPTAの個人情報の適正な扱いについてのみが、言及されています。

個人としては、PTAのあり方について一歩踏み込んで言及してほしい思いは、正直言ってあります。たとえば…

  1. PTAと学校は別の団体であること
  2. PTAは任意団体だから、会員の加入に際しては入会の意思を問うこと
  3. PTA会費は、給食費等と抱き合わせではなく、PTAが単独で集金するのが本来であること

です。けれど、行政としてどこまで言えるのかな?自治体によって判断がわかれるのではないかな?と考えてしまいます。

2.3.はともかく、1.は改正個人情報保護法の理解の助けに、PTA関係者にたいして行政がいえることだと、私は思います。だって、たんなる事実ですし、「PTAと学校は同じ」と誤解している保護者が少なくないのですから。

個人情報の扱いについては、世小Pと世教委連名発行のPTAのしおり「みんなで学ぶPTA」に、わかりやすく載せていただくことを、願ってやみません。


兵庫県のP連が、PTA調査をはじめるらしい!

2017年01月12日 | PTA資料

Twitterで、知ったニュースです。資料をアップした方の許可を得て、転載します。

今年(平成29年)の1/8(土)に、兵庫県PTA連合の席上で、PTA・育友会用の調査票が配られたそうです。

あいさつ文は、こちらの通り。

PTA会長と、校長用に、2通ずつ配布された模様です。

提出期限は配布から20日足らずの1/26(木)です。回答は兵庫県P連がまとめて、後日、結果を(おそらくP連参加団体に)送付するそうです。

アンケートの一部です。

設問に、下記の2点があります。

  • Q8 入退会の意思確認をしていますか
  • Q9 入退会について規約等に記載していますか

これは、回答結果が楽しみです!


「PTA組織に対する学校園の基本的な関わり方について」:160524大津市教育委員会

2016年07月13日 | PTA資料

滋賀県大津市で、教育委員会が学校園長に対して、PTAに対する基本的な関わり方を、校園長会で説明した模様です。

同地でPTA問題にかんして活動なさる方が、公文書公開で、資料を手にされましたので、ご紹介します。(元資料はこちら) 以降、この文書を「2016年5月の大津文書」と呼びたいと思います。

大津文書で一番画期的なのは、PTA会費を集金する方法とタイミングについて、指導がなされたことです。

入会の意思確認をする前に、一律に会費集金してはアカン!ということ。下記の 4. に、そのことが明記されています。

***

以下、画像とともに、ポイントを紹介していきます。画像はクリックすると拡大できます。

  • PTAは、公的機関から独立した任意の団体であること
  1. PTA事務の委任について
    • PTA会費の集金や預金通帳等の保管など、PTAの事務を学校園が行う場合は、委任契約を結ぶこと
    • 委任契約では、学校園はPTAの代理人となる
    • 代理人として付与される権限と、その範囲を、契約書で明確にすること
    • 下記画像は、契約書のひながた
 
2. PTA会費を給食費(学校徴収金)等との抱き合わせ徴収について
    • 事務の効率化や経費節減の観点から、PTA会費を学校徴収金と合わせて徴収してもよい
    • PTA会費を学校が徴収する際は、保護者に対して、代理行為であることを明確にする

※これら1.2での学校の役割は、学校園長の責任において行われるもの、だそうです。

3. 保有個人情報の扱いについて

    • PTAに対して児童生徒名簿等の保有個人情報を提供することは、条例違反となる可能性がある
      • 大津市個人情報保護条例第12条1項により、教育委員会(学校)は利用目的以外の目的のために保有個人情報を利用及び提供してはならない
      • 同条例第12条第2項では例外規定として本人の同意がある場合は提供が認められている

4. PTA加入の任意性について

    • PTAは児童生徒の健全な育成を図ることを目的に自主的に活動する任意団体
    • PTA会費の徴収の前提としてPTAへの入会が必要
    • 入会の意思を確認したうえで会費が徴収されるよう、PTAに対して助言するべき

以上は、文書のポイントを、一部私の言葉になおして紹介しました。

情報公開手続きは、下記のようになされました。


京都府長岡京市の某小学校PTAの、入会申込書、規約、年間事業結果をご紹介します

2016年04月17日 | PTA資料

この春、知り合いのPTAでも、入会届ができました!
ご本人の許可を得て掲載します。

なんと!立派なことには、入会届・退会届の整備にともない、規約改正も同時に行ったとのことです。

お知らせくださったIさん、本当にありがとうございます。努力が実って、すばらしいです!!下記に、ご紹介します。

  • 入会届「PTA入会同意書 兼 連絡先登録用紙」

ここのPTAは、名簿を作成して、会員に配るそうです。学年単位です。個人情報の扱いをきちんと明示してあるあたり、とても良心的だと思います。

また、PTAへの連絡先メール(本部代表アドレス)を設定して明示してある点が、とてもよいと思います。QRコードが添えてあるのも、親切です。

  • 規約 「第二章 会員」 第5条

一部を抜粋します。

1.この会の入会資格を得るものは、〇〇小学校に在籍する児童の保護者及び同校に勤務する教職員とする

2.本会の入退会については以下内容に規定する。
 イ. 本会の入会は任意である。
 ロ. 入会・退会は所定の届出書を提出する。

下記が、特筆すべき点です。すばらしい!

  1. 入会資格の概念を導入したこと
  2. 任意入会の方針を明示したこと
  3. 入会届・退会届があることを明示したこと

初めてこの規約を見たとき、任意入会を明示しなくてもいいんじゃないかなと、正直思いました。けれど、どんな人にも任意入会の方針がわかりやすく書いてあることは、親切であり、画期的であると考えなおしました。

ほかの部分にはちょっときついかな~という文言が見受けられます。転出による退会者の氏名・学年・クラスはどうやって把握するの?という疑問も残ります。
けれど、自由意思による退会のことが規約にあります。これも画期的ではないでしょうか。

  • 年間事業結果(委員)の一覧表

PTA活動の「見える化」の資料です!

各委員会の、昨年度の年間の活動結果が一覧表になっています。とってもわかりやすい!
横軸が委員会、縦軸が月日となっており、PTA活動がいつどんなことが行われたか、一目で把握できます。

こういうの、自分のPTAに欲しかったな~

似たような表は自分のPTAにもあるのですが、この表はとっても見やすいのですもの。

この書類をまとめた方の努力をたたえます!(≧∇≦)すばらしい!
お疲れ様でした。
より楽しいPTAになることを祈っています。 


PTAやお仕事につかえそうなLINEスタンプ

2016年03月02日 | PTA資料

PTAの資料、とは違うと思うんだけど、PTA活動やお仕事に使えそうなLINEスタンプを見つけました。LINE、私はやらないんだけど。てへっ。

お仕事・PTAに使える野菜室【敬語】

ほっこりしたお野菜たちが、実用的なメッセージを発しています。気持ちのスタンプもあります。

  • 報告です
  • データでください
  • 今週中にお願いします
  • うれしいです
  • お茶しましょう

こういう、人間関係を円滑にするアイテムを使っていくのもいいんじゃないかと思います。

ただし、大人数でLINEくんじゃうと、日本人はまじめだから、一言のメッセージに対して「ありがとう」のスタンプがだーーーーーっと並んで、前の意見に戻るためにスクロールするのがめんどくさい、と友達が言っていました。どんなシステムも、良し悪しです、ね。


iPhone版のアプリ『ここが変だよPTAクイズ!』

2016年01月12日 | PTA資料

去年、2015年の11月に『ここが変だよPTAクイズ!』というアンドロイドアプリがリリースされました。

今度は、iPhone版がリリースされました。利用料は、もちろんフリーです。監修された上田隆樹さんの「やっと iPhone版の審査をクリアしました!」

ここが変だよPTA!
By TAKAKI UEDA

リンク先のiTunesストア(?)を見ると、英語がたくさんあって、なんだかアップルっぽい。PCやMac向けの方へは、

iTunes 11 For Mac+PC

というソフトが、上記iPhoneアプリの配布先からダウンロードできるようになっています。リンクは、画面の右上です。

ただ、私、この間このソフトを別件で入れようとしたところ、上手くいかなかった覚えがあります。なので、今回はアプリを試さない状態でご紹介しますこと、どうぞお許しください。


アンドロイドアプリ『ここが変だよPTAクイズ!』

2015年11月23日 | PTA資料

きいてきいて!
楽しみながらPTAについて学べる無料のクイズアプリが登場しました!!

タイトルは、ずばり

あるべき姿を求めて『ここが変だよPTAクイズ!』

あの有名な札幌市立札苗小PTAの、元会長でいらっしゃる上田隆樹さんが監修なさっています。

クイズは、

  • 「PTA組織編」
  • 「PTA入退会編」
  • 「PTA運営編」
  • 「PTAと裁判編」

に分かれています。それぞれ5問ずつですので、短時間で挑戦できます。

このアプリ、できたてほやほやで、ダウンロード数が10です。これからぐんと伸びるでしょう。現在アンドロイド版だけだそうです。

でもご安心あれ。
ガラケーユーザーの私でも、 PCで遊べちゃいました。(そんなわけで、画像はPC版です。)

上田さんから、PCで携帯アプリが使える無料ソフトBlue Stacksを教えていただきました。ここからファイルをダウンロードして、インストールして、アプリ配布元のGoogle Playと連携させる設定をすればよいです。

さて、あなたは何問正解できるでしょうか?


うちの小学校で毎年配布している『なるほどPTA』

2015年04月24日 | PTA資料

娘は卒業しましたが、うちの小学校PTAでは『なるほどPTA』という、全部で32ページにわたるオリジナルの冊子を毎年配布しています。

地域バレしないようにモザイク掛けて、PDF化しました。
ご興味ある方は、ご覧くださると幸いです。

『なるP』は、Yahoo!ボックスで公開中です。

 

 

これ、公開に踏み切ったきっかけは、ふたつあります。

ひとつ目は、 

「“春の憂うつ”PTAどう関わる?」NHKおはよう日本:150414(感想あり)

で、「仕事の見える化」で改革に成功した小学校PTAの内容にびっくりしたこと。事前説明はまったくなかったのかなぁと、疑問に思ったのです。うち、これと、世田谷区等発行の冊子『みんなで学ぶPTA』が配られてましたから。

ふたつ目は、PTAブログ仲間のガーラさんから「見たい!」とリクエストを受けたことです。

ご参考になるといいなぁ~ 

 

追記です:
過去に、『なるP』改訂をしていたときのエントリを発見しました。

マニュアル『なるほどPTA』の改訂

お時間のある方はどうぞ。

 


『PTA実践例ガイド』発行:日P、150502よりFAXで申し込み

2015年04月23日 | PTA資料

150413朝日新聞デジタルに「PTA実践例ガイド発行」の記事が載りました。

発行元は、日P(日本PTA全国協議会)。

調査研究出版等【PTA実践事例ガイド】

内容は

  • 『健やかな成長のためのPTAと地域の役割』
  • 『おやじ力の活用と、地域との連携』
  • 『ネット社会を生き抜くための知恵』

の三本柱で、税抜1,000円。
申し込みはFAXまたは郵送で。

  • FAX:03-5545-7152

申込用紙は、上記リンク先からダウンロードできます。

朝日新聞の記事によると、
全国から51校のPTA会長が執筆していて、
これまでは寄せられた事例から選んでいたけれど、
今回は全事例を掲載、フルカラーにしたとのことです。

気合入ってるな、日P。
内容が気になるところです。任意についての見解とかどうかなぁ。


ブログでものすごいPTAまとめエントリがでた!!「初心者でも分かるPTA ~マクロ編」斗比主さん、150419

2015年04月20日 | PTA資料

これは報道ではないんだけれど、とてもよくまとまっていて、めちゃくちゃ感心したPTAまとめブログエントリです。川端さんFBから教えていただいたので、ご紹介します。データ、引用画像豊富です。

初心者でも分かるPTA ~マクロ編(全国組織、歴史、議論になる背景、地域差)~

斗比主閲子の姑日記」より

***

川端さん曰く、

トメトメしいヒトによるPTAの入門編。
これは、今この時点で見渡した、大づかみなPTA像が、今ぽく配されているエントリ。たった十年でも、歴史の一部を共有していると、逆にこういうのは書けないです。

とのこと。

私としては、こういう方に、wiki のPTAを編集してほしいです(切実)


再発見!!世田谷区発行『PTAのしおり―みんなで学ぶPTA―』に、「自由加入が原則です」の記述が!追記有

2013年01月22日 | PTA資料

なんだか、今頃発見したので、半ば脱力しつつのご紹介です。

先日、自宅にあった平成22年度の
世田谷区立小学校PTA連合協議会+世田谷区教育委員会
連名発行の

  『PTAのしおり―みんなで学ぶPTA―』(リンク先は平成27年度版、ページ下部にPDFがあります。)
http://www.city.setagaya.lg.jp/kurashi/103/133/523/d00005861.html

に、しっかりと

 

  「PTAは自主的な任意団体」

  「会員は―― 自由加入が原則です。」

 

と書いてあるではありませんか!
詳しくは、アップした画像の該当ページをご覧くださいませ。

(なぜかサムネイルしかアップできないので、
 上記リンクから、PDFをダウンロードしてご覧くださいませ)
 


 

うかつでした。

この文書、平成22年2月11日(木・祝)に開催された

教育支援協会主催、
2011年度文部科学省委託事業
シンポジウム「これからのPTAのあり方について」 
を受けて編集されたと想像しています。
タイミングから言っても。

この当時、検索しても、世田谷区の「 みんなで学ぶPTA」は
ヒットしなかったように記憶しております。

この冊子、本来なら、子どもの入学時のみに
配布されるものです。 

そして、いま、私の手元に ある平成22年版の緑の表紙の
「みんなで学ぶPTA」は、
去年役員になった時、用済みで捨てられそうに なっていたのを
頂いてきたものです。

なんで見なかったんだろう~・・。

 

ついでに、組織図もアップします。

ね?

横型の、フラットな組織図でしょう?

だたし、ここに、各種委員会がたくさん載っているのが
具だくさんPTAの源でもあると思います。

それぞれ、必要があってできた委員会だとは思いますが
世相に合わせて組織刷新する際の妨げにも、なると思います。

あともうひとつ、これに注文つけたいのは、 
世田谷区立小学校PTA連合協議会は、
一般社団法人 東京都小学校PTA協議会(都小P)に、
都小Pは、日本PTA全国協議会に加盟しており、
会費を納入している事実を書いて欲しいこと、です。 

 

*** 130421 追記・訂正 ***

まず、上記で

>この文書、平成22年2月11日(木・祝)に開催された

>教育支援協会主催、
>2011年度文部科学省委託事業
>シンポジウム「これからのPTAのあり方について」 
>を受けて編集されたと想像しています。
>タイミングから言っても。

と書いたこと、間違いである可能性が高くなってきました。
というより、ほぼ間違いかと。

というのも、

「まるおの雑記帳」というブログに
2009-11-10 11:46:38
世田谷区教委からのうれしい報せ (アンケートと冊子の文言の件)

文言変更の件が載っているのです。

 

もうひとつ、Think!PTA!リンク集72番にも
同内容が紹介されています。 

 

…このこと、友人に教えていただきました。

そして、わたしのムスメが入学した年の冊子を
送ってくださいました。

 

(H20表紙


(H20 3頁



変更点は、3頁の「会員は――」の項目です。

H20年度版
PTAの趣旨に賛同し、全員が会員になることが望ましいあり方です。
 

H21年度版~
PTAの趣旨に賛同し、会員になることが望ましいあり方です。


自分の記憶をたどると、平成21年度12月に、友人に
この文言がとれたこと、 説明しています。
そして、「すごいね」と言ってもらったのでした。 


学校徴収金の使途規範関連

2012年06月11日 | PTA資料

ググって見たら、学校徴収金の使途規範関係書類、
いろいろヒットしましたよ~!

 

義務教育における私費負担の解消について
昭和42年03月13日 教総庶発第148号

 

学校教育における公費、私費の負担区分に関する取扱基準
昭和51年01月26日 教育委員会訓令第4号

 

学校徴収金の基本的な考え方について
長野県教育委員会

 

私費・公費の負担区分
仙台市? 

 

2000.1.16毎日新聞トップ
学校徴収金 倹約を都教委指示
家計圧迫不正も マニュアル作成へ

 

文教委員会速記録第十号
平成十二年七月七日(金曜日)
東京都議会議事録

  ・「徴収金」で内部を検索してみてください 

 

学校徴収金等取扱マニュアル
平 成16年 5 月
岡 山 県 教 育 委 員 会

 

学校徴収金に関する監査結果報告書
実施年月日 平成20年5月8日(木)
板橋区 

 

 

ぼろぼろとヒットしますので、この辺で。

PTA会費の流用などは、今に始まったことではないようです。
古くは、昭和23年8月刊行の『PTA読本』にも
指摘されています。

とまてさんのブログ
とまて日記 ミラー 

 『PTA読本』(文部省内PTA研究会、時事通信社共編1948)

にも紹介されています。


PTAや学校関連法案の備忘録

2012年06月10日 | PTA資料

PTA関連法案に、ざざざっと目を通しております。

備忘録として、下記4法を貼付。

 

学校教育法

   第四章 小学校

第二十九条  小学校は、心身の発達に応じて、義務教育として行われる普通教育のうち基礎的なものを施すことを目的とする。


第三十条  小学校における教育は、前条に規定する目的を実現するために必要な程度において第二十一条各号に掲げる目標を達成するよう行われるものとする。
○2  前項の場合においては、生涯にわたり学習する基盤が培われるよう、基礎的な知識及び技能を習得させるとともに、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力その他の能力をはぐくみ、主体的に学習に取り組む態度を養うことに、特に意を用いなければならない。


第三十一条  小学校においては、前条第一項の規定による目標の達成に資するよう、教育指導を行うに当たり、児童の体験的な学習活動、特にボランティア活動など社会奉仕体験活動、自然体験活動その他の体験活動の充実に努めるものとする。この場合において、社会教育関係団体その他の関係団体及び関係機関との連携に十分配慮しなければならない。

 

義務教育国庫負担法

  拙ブログ過去記事
   120226朝日新聞【PTA反響編:下〈どうする?〉】会費が学校の「第二の財布」?

  ◆地方財政法改正(1960年)
   校舎の修繕費を住民に負担させることなどが禁止された。

のしっかりとしたエビデンスとはなりませんが

(国がその全部又は一部を負担する法令に基づいて実施しなければならない事務に要する経費)
第十条  地方公共団体が法令に基づいて実施しなければならない事務であつて、国と地方公共団体相互の利害に関係がある事務のうち、その円滑な運営を期するためには、なお、国が進んで経費を負担する必要がある次に掲げるものについては、国が、その経費の全部又は一部を負担する。
一  義務教育職員の給与(退職手当、退職年金及び退職一時金並びに旅費を除く。)に要する経費
二  削除
三  義務教育諸学校の建物の建築に要する経費

  (四項~二十九項まで省略)

…とあります。

 

地方財政法

 

地方公務員法

 

***

個人的に、上記、学校教育法の赤字部分に要注目です。

具体的にはどういうこと?

PTA室が(今は公的には「地域連携室」等の名称だそうです )
無償で学校から貸与され、電気代さえも払わなくて良い、
という 、PTAが学校から特に優遇されている
根拠になるのかしら?? 


【教育支援協会】PTA任意加入について文科省の方の意見が聞けるシンポジウム

2011年06月20日 | PTA資料

お待たせ致しました。
PTA任意加入について文科省の方の意見が聞けるシンポジウムの
資料をご紹介します。

教育支援協会主催、
2011年度文部科学省委託事業
『保護者を中心とした学校・家庭・地域連携強化及び活性化推進事業』
の一環として

平成22年2月11日(木・祝)に開催された

シンポジウム「これからのPTAのあり方について」の発言・進行を含む

正式な報告書が、最近、webにアップされました!

このシンポジウムは、朝日新聞「PTA実は入退会自由」
2010.02.21に報道された、元のものなのです。

***

教育支援協会
2011年度文部科学省委託事業
『保護者を中心とした学校・家庭・地域連携強化及び活性化推進事業』

1) PTAを活性化するための調査報告書
http://www.kyoikushien.org/pdf/2010PTA/PTA_Doc1.pdf

※ PTAに関するアンケート集計結果とシンポジウムの様子、参考資料

2) 特徴あるPTA活動事例集 ~大人の連携からできることへ~
http://www.kyoikushien.org/pdf/2010PTA/PTA_Doc2.pdf

※ 各PTAの活動報告、改革を成し遂げたPTAのレポートもあります。

***

シンポジウム当日のパネラーを紹介します。

コーディネーター:
 吉田博彦(NPO法人教育支援協会代表理事)

パネラー:
 寺脇研(京都造形芸術大学教授)、(元文科省官僚)
 鈴木由香(神奈川県立光陵高校PTA会長)
 小正和彦(横浜市立つつじが丘小学校校長)
 神代浩(文部科学省生涯学習政策局社会教育課長)

*** (元文科省、現文科省官僚のPTA任意加入についての発言) 資料pp.40~41 ***

吉田◆さて来ました。実はこの話はしなければいけないんです。今日、実は順番としては各校の取り組みの中で、根底のところで一番の問題は強制参加みたいなイメージになっていたらなかなかできないよねというここのところをちゃんとしないと、今言われるようなやるのが当たり前みたいな形になってきて、そのことがある種の悲劇を生んでいるということは実は今回の調査の中でもいろんな形で出てきました。
寺脇◆10 年くらい前までだったら、文部省に問い合わせがあったら、任意であるとは言わない。私が初めてそれを言った。文部省に名古屋のおかあさんから電話がいきなりかかってきて「なんでPTA って義務なんですか、私は納得がいきません」と言うから私は「義務じゃあないんですよ」と。誰もそんなこと言わないですよ。それは生涯学習振興課長の時で10 年くらい前ですね。文部省は言わない。日本PTA 全国協議会ももちろん言わない。だって会費収入で成り立っているのだから、できるだけ入ってもらおうと思っている。当事者ができるだけ入って欲しいと思うのは当然だと思いますよ。
それは文部省が一番客観的にそれが言える立場なんだからそこが言わなきゃ誰も言わないじゃないですか。
吉田◆神代さん、現在官僚のご意見をどうぞ。
神代◆お気持ちはすごくよく分かるんです。ある意味言っちゃうのは簡単なことで、たとえば今までの文部省のやり方であれば、大臣名で都道府県教育委員会に通知を出して、PTA は任意参加の団体であることをちゃんと周知徹底するように伝えるのも一つかもしれない。逆に皆さんにお聞きしたいのですが、そういう形でPTA の組織のあり方が変わることを本当に望んでおられるかどうかですね。
吉田◆全員の方にご意見をお聞きします。任意参加なんだということをちゃんとはっきり通知して、そこからそれによってものすごく組織率が下がったりいろいろな問題が起ころうが、まずはそのことをやった方がいいと思う方は黄色、そうじゃない方は緑を上げてください。
(会場、緑と黄色のカードをあげる)
ありがとうございます。およそ見てる限りちょっと黄色が多いけれど、緑も半分くらいですね。どうですか?神代さん。
神代◆やっぱり迷うところですね。皆さんの意見も分かれる。私としても迷うところですね。

寺脇◆迷うもなにもないところ。任意か任意でないかといえば任意だという事実があるわけだから、地球が回っているとか1+1が2だと同じことなんだから、そこで迷うってことはおかしい。だけど発表することに迷うってことはよく分かります。当然、そんなことを言ったらうるさい人たちがいるわけだよ。うるさい人たちっていうのは政治家とか保守的な人たちが、そんなこというからPTA にみんな行かなくなるんだ、つまり任意だってことはPTA に入らなくてもいいと文科省が言ったという話になることが辛い。しかし事実は事実なんだから、それは「なんとか通知」とか出したらそれはおかしいけれど、キャンペーンをはるってことはできるはず。文科省ができないのであれば、私がはってもいいですけどね。(笑)
吉田◆そういう方が文科省を追い出されているという事実がある、なかなか難しいですよね。
寺脇◆文科省に頼るっていうのは「新しい公共」の発想ではない。みんなに知らせるというのは公共のことですよね。文科省がやるべきだという考え方は従来の考え方なので、たとえばツイッターで私がPTA は任意と毎朝書くとかね、そういうようなこともできるし、PTA はPTA 活動国民運動とか勝手に起こしても構わないし。今カードあげられた方だって、ご心配の向きは、任意加入が間違っているとは誰も思ってないと思うけれど、任意加入であることがあまり明らかになると誰も入ってこないで困るなという。でも賛成された方は本気でやろうって人だけがやれば、今までのように足ひっぱられることもなくやれるんじゃないかという思いもあるわけですよ。一般的なNPO活動というのは、やりたい人がいる。やりたくない人が入っているNPO 活動というのは大体においてうまくいかないっていうことがあるわけですよ
吉田◆校長先生、どうですか?PTA は任意だということを明確にするということについて。
小正◆任意であるということを全体に向けて言ったことはないですね。
吉田◆でも、皆さん任意だと分かってて入っているのでしょうか。
小正◆どうでしょう、それの認識もおそらくないと思います。ただ、基本的には任意にして参加率が減ってPTA の活動が止まるのだったら一度止めたほうがいいのではという気がします。それによってどういうことが起こるかだと思うのですけど。

*** (元文科省、PTA組織と保護者会の分離についての発言) 資料p.41***

寺脇◆校長の立場としては、全員が加入している親の団体があるのはいろんな意味で便利ですよね。いろんなことがあった時に、インフルエンザどうしましょうかなんていう時だって相談できる。それはそれで別に作りゃあいいんですよ。
吉田◆保護者会
寺脇◆それは保護者会。それこそ保護者にはいろんな諸連絡があるじゃないですか、今年の遠足はこうしますとか。いろんなことについて保護者の意見を聞くっていう意味での保護者会はあるわけですよ。今まであいまいに包括的にPTA 活動って言ってきたものの中に、保護者会的部分とその学校を良くするための社会運動的部分があるわけだからそこを整理しなければいけないんで、その保護者会的部分に参加すると困るとかそこが問題ってことはないわけでしょ。結局、社会活動的部分についてやりたくないとか、大変だとかいろんな要素が出てくるから問題なんじゃないの。

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以上、コピペでご紹介しました。
太字、着色は、引用者によります。

ご紹介したのはほんの一部で、他にも見所がありますので
是非、教育支援協会のサイトからPDFファイルをご覧になって下さい。

PTA役員でも、PTAが任意加入の団体だと言うことを知らないひとが
50%いる、というアンケート結果も紹介されています。