草履で歩きながら考える

笑う門には福来たるで、マイペースでやりたいこと やってみよう♪基本PTAブログですが、日常やがんのことも綴ります。

埋めた穴の上を 歩く遊び♪

2010年03月31日 | プレーパーク(冒険遊び場)と冒険キャンプ
大丈夫そうに見える、埋め戻した落とし穴。
まだまだゆるいのだけど
子供たちが試しに来ます。


そして何人も はまる!

我がムスメもはまりました(-.-;)

やがて 落とし穴も 大分埋め戻されると

穴の上をいかに走り抜けるか、という遊びに発展しました。



最終的には 穴には
板が差し渡されて養生完了です。

文科省からご意見募集!【意見募集】今後の学級編制及び教職員定数の在り方に関する意見募集について

2010年03月29日 | 雲の上 - 否!主婦でも物が申せる世に
お子さんの教育に関心のある方へ:

文科省初等中等教育局財務課から、

広く一般に、ご意見募集中です!!


子どもの未来、明るく、教育が変わるきっかけになるかも!?

以下、貼り付けします。


      



□【意見募集】今後の学級編制及び教職員定数の在り方に関する意見募集について
                        〔初等中等教育局財務課〕

 学級編制及び教職員定数の充実は、学校教育の環境整備を進める上で重要です。
教員が子どもたちと向き合う時間を確保するとともに新しい学習指導要領を円滑
に実施しながら、確かな学力の確立や豊かな心の育成を初めとした様々な教育課
題に適切に対応するため、文部科学省では、今後の学級編制及び教職員定数の在
り方について検討を進めております。
 このため、2月18日及び3月2日には教育関係21団体からの意見聴取を行い、様
々な御意見を頂いたところです。また、文部科学省では学級編制及び教職員定数
についてポータルサイトを開設し、上記意見聴取の配付資料や議事録のほか、基
礎資料集の提供を行っております。

ポータルサイト「学級編制・教職員定数」
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/hensei/1291348.htm

(※文部科学省ホームページへリンク)

 今回は、今後の検討の参考にさせていただくため、下記の通り国民の皆様から
幅広く御意見を募集させていただきます。
 詳しくは、下記にアクセスしてください。


「今後の学級編制及び教職員定数の在り方に関する意見募集について」
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/22/03/1291790.htm

(※文部科学省ホームページへリンク)

      


以上、速報です。

家族支援士のスクーリング

2010年03月28日 | 子育て親育ち いい話♪- 講演会等の記録
昨日は一日、家族支援士のスクーリングでした。


佐々木正美先生のお話が伺えるとあって
スケジュールを入れた日から楽しみにしていたのですが
先生ご自身のご都合が悪くなり
急遽、子育て協会の杉浦正明先生が講師をお勤めになりました。

(佐々木先生のご都合は、体調とは関係ないそうなのでご安心ください)

杉浦先生はお話が上手でいらっしゃいます。
午前中は佐々木先生風に話され、午後は ご自身風に、笑いを取り入れながらの講義でした。

内容は

健康家族のパワーバランス
エリクソンの発達課題
ボーダーラインパーソナリティ
広汎性発達障害
いじめの原理
子供が問題行動を起こしたときは、発達課題の足りないところからやり直せばいい話

そして、家族支援士には、「こんな人になって欲しい」と、林檎の樹と少年の絵本を見せながらお話になりました。

笑って聴いていたけれど、密度の濃いお話でした。


子育て協会、ブログを開設なさったそうなので、後日紹介いたします。

『ドキュメント ゆとり教育崩壊』小松夏樹:著

2010年03月26日 | 本棚
知人に教わったので読んでみました。


  『ドキュメント ゆとり教育崩壊
  著:小松夏樹
  中公新書ラクレ、2002年2月


ちょっと前の本なので、最新動向は
踏まえていないことに注意。

著者の小松氏は、読売新聞の記者でいらっしゃいます。

氏が、埼玉県の業者テスト偏差値問題を報道後、
教育とはしばらく遠ざかったセクションにいて、
ふたたび教育部門に戻ったら、
「ゆとり教育」が推進され、しかも揺り戻しが来ていたとのこと。

その有様を、つぶさに取材して
外部の目線で「なにがおこったか」を
描いておられます。

寺脇研氏がおっしゃっていた
ゆとり教育の本質、を示す言葉は一切出てきません。
(追記:わたし個人としては、この理念に共感しています)

目次を紹介します。

******

序章 「よい」学校、「わるい」学校チェックリスト
第1章 「ゆとり教育」をめぐる戦後教育小史
第2章 一・五ショック—2001年1月、「ゆとり教育」の転換点
第3章 教科書検定の攻防—学習内容削減の経緯
第4章 学力って何だ—データが語る事実
第5章 そしてエリートの養成へ
第6章 教育の再生はあるのか
終章 学校が変わってきた

******

どちらかというと、
ゆとり教育に伴って授業の時間数が減るために
授業内容(教科書内容)まで変な風に削ってしまった
文科省と世間の心配をめぐるドタバタ劇のレポート
と読めました。

公立校を週休5日制にして授業のコマが減る、
総合的な学習の時間が出来ることで教科学習のコマが減る、
それに併せて
学習指導要領の内容を3割削ったそうなのですが、

教科書に載せる内容を、その少ない指導要領に合わせて
教科書執筆者のわかりやすく理解を促す記述や
地域差に配慮した記述を、
四角四面に機械的にバッサリ切ってしまった時期があったそうです。

そして、学習指導要領に載っている内容についての
解釈は、ここまで教えれば充分という「上限基準」から
発展的な内容を教えても良いという「最低基準」に
ころっと変わったのでした。

これって、教科書をもとに教える先生の力量で
授業の質がものすごく変わること、示唆しています。

教える内容を理解して、話をきく子どもの状況を把握して
臨機応変に、子ども達が理解できるように教えられる
先生でしたらいいのですけれど、

教科書をただ読んで済ませるタイプの先生でしたら
ちょっとね・・。心配です。

あ、でも、今春から、また指導要領が変わるのでしたっけ。


      



pp.91-133「学力」と「生きる力」
の考察は必見。適宜まとめながら引用します。


狭義の学力を仮に 学力A とする。

学力Aとは、主に座学で身につける知識・技能が含まれるだろう。

Aのうち「読み書き計算」は、子ども時代に身につけるべき
「狭義の基礎学力」といえそうなので 学力a とする。

「大学生の学力低下」と言われる場合は、主にAまたはaの低下を指す。

学力Aに対し、学力Bを定義する。

問題解決能力や理解力、思考力、創造性、意欲、関心、
時にはコミュニケーション能力を付け加えたものを、学力Bとする。

学力A+学力Bを、総合的に考えたものを、本当の学力、
つまり「生きる力」と考える。

以前の文科省の場合、都合により学力AとBを切り分けて
考えていたとのこと。


さて、ペーパーテストで測れるものは、学力Aだけではなく
最近では学力Bも測れるタイプのものもある。

IEAの学力調査:A
PISA調査:A+B

・・という具合。
さらに著者は、種々の学力調査のデータを挙げて、
日本の子どもの学力傾向や、保護者の意識に迫っています。

PISA調査では、日本の子ども、めんどくさそーな
長文の記述式問題に、手を付けずにスルーする率が
他国に比べて高いんだそうです。

  思考力を鍛えず、悪い意味での要領を覚えるという
  傾向にあるのかしら??
  わたしには、危険信号に思えます。


      



そして、本の最後を、当時の文科省事務次官でおられる
小野元之氏のインタビューで締めくくられています。

出来る子への対応が心配された「ゆとり教育」。
特に理科数学では、理解に必要なステップをひとつ
抜いたりしたそうです。

舵を切った「ゆとり教育」ではありますが
それをもっと超えた視点で
より重要な問題点を正視され、思い切った提言を
なさったご様子が感じられます。


      



偉そうに書いてしまって、申し訳ないです。

・・・なんだか、役所って、大変なところだなあ、と
思いました。

全国規模のことをを考えて、矛盾が出ないよう緻密な体系を
作り上げるっていうのは、ものすごくエネルギーが
いるんじゃないかしら・・?

でもって、皆さん優秀で、もちろん国全体のことを
お考えになって それぞれがベストを尽くして
最適解を求めていらっしゃるはず。

しかし、時代の変化は早すぎて、10年前のベストは
今では通用しないかもしれません。

「間違えました」とは口が裂けても言えないのが
役所のメンツらしいのですが
自分で自分を縛っているようにしか思えないなぁ・・。

大鑑巨砲主義で進路を変えにくくするより
意志決定を任せた小型艦の遊撃隊を、
しっかりとした情報伝達のしくみで支える方が
効率がいいような気がするのですが。

養老孟司さんのことばから

2010年03月25日 | 世相に疑問

先日『オバサンとサムライ』を読んで
感想を書いたのですが、

その中にあった養老孟司さんの
ことばが、忘れられません。

*******

今時はね、口先でしゃべっている奴が多いんだ。

だから、今の学生は、ひとが本気でしゃべっている、
ということがわからない。

*******

記憶から再生して書きますので、若干
言葉やニュアンスが異なっていると思います。
養老さん、失礼して申し訳ございません。


養老さんより少しだけ上の世代の
じじばばと暮らしていると、おっしゃってることが
肌身に迫る感覚として、伝わってきます。


「心の相談窓口」急減 全国ハローワーク、旗振り役不在:asahi.comより

2010年03月24日 | 世相に疑問
気になるニュースを拾いました。


「心の相談窓口」急減 全国ハローワーク、旗振り役不在

新たに張られた社会のセーフティネットが
早くもほころび始めていることを
報じる記事。

縦割り行政の3者「譲り合い」で
ハローワークに置かれた「心の相談窓口」が
減少しているとのこと。


背景には、財政負担の押し付け合いが透けて見えます。

行政であるハローワークは、雇用保険を基盤として
行われている事業・・のはず。

そして、ハローワークを舞台とする相談には
「受益者負担」の原則は持ち込めないはずだし、
持ち込んでもいけないもののはず。

また、カウンセリングは、
人の心を解きほぐし、解決の道を探り、示唆するもので
直接、何かを生み出すものではない仕事。
でも、とても大事な仕事。

すなわち、おカネを生み出す仕組みには
なりにくいと思います。

はっきりいうと、医療・福祉分野の仕事ではないかと
思うのです。

カウンセラーになるには、勉強も大変だし
臨床心理士の資格を取るには、心理学の大学院を卒業、
その後10年は、経験を積みつつ勉強をしていかないと
一人前になれない仕事、らしいです。

そんな方々を雇うには、それなりの報酬、必要ですよね。


近頃の労働条件の低下を見ていると、
鬱にならない方がおかしい、と思うくらいの
働き方を特に若い世代はさせられているようなので

ハローワークの「心の相談窓口」は
有効なセーフティネットだと、思うのですが。

「明日の学校」は、経済危機によって生まれた:日経ビジネスオンライン

2010年03月24日 | PTAについて考えてみる
日経ビジネスオンラインで連載中の
川端裕人さんの

川端裕人のゆるゆるで回す「明日の学校」体験記
(ゆるゆるNZ)

連載5回目がアップされました。

「明日の学校」は、経済危機によって生まれた

ニュージーランドで、大胆な教育改革が行われ
保護者立校ともいうべき制度が導入されたのが
約20年前。

そのきっかけは、未曾有の経済危機だったそうです。

NZ当時のことがさらっと述べられています。

・・・なんだか、今の日本の状況と
かぶるかも・・??
なんて感じてしまいました。

      


日本は、来年度の国家予算92兆円。
そのうち国債で調達したのが 44兆円。

国債及び借入金並びに政府保証債務現在高
(平成21年12月末現在)
http://www.mof.go.jp/gbb/2112.htm

政府の借金全体は900兆円とも1000兆円とも
いわれます。(地方の借金も併せた数字)

素人の主婦のわたしでさえ
「どーすりゃいいんだい!?」と困り果てる
台所事情、火の車。

そのうえ、企業の人件費抑制で
非正規雇用が増え、
大学で教鞭を執ってもワーキングプアになる
世の中の現実。

加えて、法人税まで減税。

今後ますます税収減になるのは必至。

      


ニュージーランドの財政が、どこまで大変だったかは
下記の引用をお読みください。

******

 1989年、奇しくも日本の平成元年に、ニュージーランド教育法が大改訂された背景には、1970年代から80年代のニュージーランドの経済状態がある。

 73年に、英国がECに加入したことにより、ニュージーランドはこれまで農産物などの最大の輸出先だった英国の特恵関税待遇を失った。また70年代の2度のオイルショックの痛手もあって、80年代には膨大な財政赤字を抱えるようになった。

 84年に発足した労働党のロンギ政権は、経済活動を徹底的に規制する従来の方法をあらため、自由主義経済の方向へと舵を切った。世界的に台頭しつつあった規制緩和の波とあいまって、政府各部門の企業化・民営化が徹底的に推し進められた。郵便事業、電気通信事業、航空事業といったものがそれぞれ企業化・民営化された経緯は、日本でもしばしば紹介された。

(中略)

「小さな政府」をめざし、行政の諸事業の「民営化」を推し進める中で、ついに教育まで保護者に丸投げした、というのが当時の批判的な声だ。

******

直截な表現になるけれど、「保護者に丸投げ」
とてもわかりやすいと思いました。

それによって、どんなシステムができあがり、
どんなメリットが出たか、は本文をご覧いただくとして・・。

芯を変えないで20年間、システムが続いてきて、
保護者が学校を経営しやすいように
改良が加えられている、という事実には、
驚くと共に感心してしまいます。

発想が、違うんだよな~・・。

たぶん、改革をしてから、
NZ政府はちょこちょこと情報収集をし
現実に併せた対策をちょこちょこ出していったのではないか
と推測します。

小走りしながら考える、みたいな感じかなぁ。

ひとつ、疑問。
NZの学校を支える財政基盤は、どうなっているのかしら。
学校が資金集めを結構しているとのことだけど。

お!成長した - 子離れの準備かな?

2010年03月23日 | 足元記 - 子育て等のじたばた と 楽しみ
学校で、読み聞かせボランティアの
打ち合わせの後、
ついつい気になってムスメの教室をのぞきに行きました。

給食のお片づけをしている最中、
先生やムスメから見つからないように
そ~っと 入り口引き戸の窓から覗いたのですが・・・

クラスの子どもに、見つかってしまいました(汗)

ムスメにもすぐ
「お母さん来てるよ」と話が伝わったようです。

教室から出てきたムスメ、
わたしの胸をぐいぐい押してきて

「今、給食の後かたづけでいそがしいから
 あっちに行って!」

と言われてしまいました。

謝って、すぐにその場を退散しました。


・・・これが、1年前だったら

 「ママァ~♪」と

甘えた声を出して、抱きつきに来たことを思うと・・

ムスメ、成長したなぁー・・。



もうすぐ小学校3年生。

  「子育て10年、子離れ10年」

かつての学校便りに書いてあって、
ほほー・・、と読んでいた覚えがあります。

子離れの準備、そろそろしなくちゃ、かも。


一般的には、2つ、6つ、9つなどのように
「つ」を付けて数える年齢の子どもは
「神様の子」で、特別なものだ、と聞いております。

それには科学的根拠があって、大脳生理学的には
10歳で、ヒトの脳は完成するそうです。

それまでは母子のコミュニケーションも特別。
家族支援士のスクーリングで伺ったところ
だっこは10歳までOKだそうです。

今のうちに、いっぱい子どもをかわいがって
おこうっと♪