草履で歩きながら考える

笑う門には福来たるで、マイペースでやりたいこと やってみよう♪基本PTAブログですが、日常やがんのことも綴ります。

130809NBO「いじめ?どこまで出世してもある 生き抜くために大事なのは、まず体力だ」遙 洋子

2013年08月09日 | 世相に疑問

今朝読んだ中に、そうだよね!とひざを打つものがあったので
ご紹介します。

いじめ?どこまで出世してもある
生き抜くために大事なのは、まず体力だ

2013年8月9日(金) 

 

*** 一部転写貼り付け ***

あさましい奴には勝てない

 かつて、その社長に問いかけたことがある。生き難さについてだ。

 「あさましい奴には勝てない。卑しい奴にも勝てない。ちゃんと生きていたらそこには“負け”しかない。こんな社会をどう納得すればいいのか」

 社長は言った。

 「確かに。あさましい奴には勝てない。でも、我々も知恵を合わせれば、そんな奴らとそこそこ戦える。負けないで戦えるもんですよ」

--------

 負けないで生き抜く技術とは、「まず体力」。

 名言だ。それくらい社会は厳しい。

 人はあさましい。負けない体づくりをし、頭と口、頭と身体、頭と生き方、すべてに頭と回線を繋ぐのだ。

 その回路が多いほど、選択肢も増える。結果、負けない。

 いじめ? どこまで出世してもある。大事なのは、まず、体力だ。

*** 以上 ***


121108こどもの城、外壁改装ほぼ完了。老朽化閉館反対署名にご協力を!【裏の敷地写真追記】

2012年11月14日 | 世相に疑問

今日、こどもの城に行って来ました。
厚労省が閉館を一方的に決めたのが9月26日。
理由は「老朽化」。

でも、しっかり予算措置されて、
いまもなおメンテナンスされています。

今日は、外壁の補修がほぼ終わったようで、
足場ネットが殆ど外されていました。

…状況、訳がわかりません。

こどもの城 ほか の存続署名を
なさっている方々がいらっしゃります、
のちほどリンクしますので、ご協力よろしくお願いいたしますm(__)m

*** 121113 追記 ***

署名の出来るブログのリンクです。 

こどもの城、青山劇場、青山円形劇場、残して!

署名の進捗状況や、呼びかけ人がわかります。

 国会請願署名(直筆):PDFかワードを上記ブログからダウンロードしてください。

 政府宛ネット署名 :下記リンクからどうぞ!
 http://www.change.org/kodomo-aogeki 

 

*** 閑話休題 ***

先日、こどもの城に用があって行ったとき、
4階屋上の扉があいていました。

屋上工事はどうなってるの?と、ちょっとお邪魔虫~。
工事の内容はよくわかりませんでしたが、床に
たくさん線が引いてありました。 

そして、この夏にこどもの城に行ったときと、同じ場所から見た
絶景を激写してまいりました。

広い敷地に池があって、池を囲んで木が立っています。

「おぉ!都心にこんなにのどかな風景があるのね~!貴重なり。
あそこでお昼寝したら気持ちいいだろうなぁ」

と、夏はのんきにただ感激していたのですが…
 

これが、くだんの、商業施設用地だったのですね…

たしかにフェンスで囲まれています。

この日は、なにをやっていたのかは知る由もありませんが、
こどもの城裏手の敷地内にヘルメットをかぶった人がいて
「キュイーン」と、何やら機械音が聞こえてきました。 

草刈り音ではなさそう、と思いました。


教育に公的支援を 子どもの貧困シンポ:沖縄タイムス

2010年11月12日 | 世相に疑問
去る11月9日、沖縄における子どもの貧困問題を
扱うシンポジウムが行われたそうです。

沖縄タイムス
教育に公的支援を 子どもの貧困シンポ
関係者、必要性訴え


以下、全文転写貼り付けします。
ニュースサイトのニュースは、
ときたま消えることがありますので。

      


 「子どもの貧困」について考えるシンポジウムが9日、那覇市おもろまちの同市職員厚生ホールであり、子育てや若者の支援にかかわる関係者が、学童保育や一人親世帯、奨学金の返済に困っている若者らの現状を紹介し、公的な経済支援の必要性を訴えた。主催は、沖縄子どもの貧困解消ネットワークと沖縄子どもを守る女性ネットワーク。

 基調報告では、貧困解消ネットの共同代表で、沖縄大学非常勤講師の山内優子さんが、沖縄戦による荒廃と、米軍統治下の本土との制度格差の拡大が、現在の貧困の背景と原因だと指摘。基地問題優先で、子どもの教育と福祉が放置されてきたとして、子どもに特化した沖縄振興計画の必要性を強調した。

 県学童保育連絡協議会の知花聡会長は、学童に対する行政の取り組みが圧倒的に遅れ、全国的にも保育料が高い県内の現状を紹介し、「全国一所得が低く、一人親世帯の多い沖縄で、どれだけ家庭が保育料を払えるのか」と提起。一人で放課後を過ごす子どもたちが、非行に走る可能性に警鐘を鳴らした。

 また、「しんぐるまざあず・ふぉーらむ沖縄」の秋吉晴子代表は、母親一人の収入では経済的に苦しい世帯が多く、子どもの学習・教育環境に制約がかかってしまう現状がある一方で、生活の困窮を個人の責任と考える世相が強いと指摘。「次世代を担う子どもの教育に、国はもっとお金をかけるべきだ」と提起した。

 「沖縄なかまユニオン」の比嘉勝子代表は、奨学金の返済に困っている人から相談を受け、返済猶予の手続きを支援している取り組みを紹介。労働環境が不安定で、保証人の親も経済状況は厳しいとして、幼稚園から大学まで不自由なく学べる環境が必要と訴えた。

 コーディネーターは、うまんちゅ子育て支援ネットワークの糸数未希さんが務めた。

      


さる筋からの情報では、沖縄では、小学校の
負担金額が、年間10万円にも及ぶとか!!
義務教育なのに、おかしいと思いませんか?

PTAからの半強制的な寄付金要請があり、それで
学校の備品を購入したりするのだとか。

学校の備品購入は、本来であれば、
地方の財政と国からの補助金でまかなうものなのです。
これらの項目は、事細かに決められているらしいです。
このことの概要については、拙ブログの過去記事


  PTA、学校への金品の寄付という問題


をご覧下さい。


地方格差が、教育格差、ひいてはPTA格差に及ぶと
わたしは考えております。

日本の教育予算GDP比は、OECD先進諸国28ヶ国、
ワースト2位という結果が出ています。
教育予算はとても貧しいのです。

わたしは、教育予算の負担割合を、現状の
国庫と地方財政の 1対1から、

国庫負担を
地方の実情に合わせた係数を掛けた割合に変化させ、
豊かな地域の国庫負担は薄く、
そうでない地域の負担を厚くすればよいと考えます。

係数の出し方は議論が必要でしょうが

例えば、

  総税額
  貧困家庭の割合
  一人親家庭の割合(経済的に困窮しているケースが多い)
  ジニ係数
  就学援助家庭の割合

等がヒントになるのではないでしょうか。

総税額のみでの検討は、砂防等の地域特性で必要な、教育以外の必須予算の考慮が必要です。
就学援助家庭割合のみでの検討は、援助を受ける年収の基準額が自治体により違うので一概には比較できませんし、そもそも困窮者の中には学力がつかないまま親になり、学校の書類の意味や書き方が理解できない人もいるそうです。調整を要します。

沖縄の窮状、待ったなしのようです。
他の地域ではどうなのでしょうか。

養老孟司さんのことばから

2010年03月25日 | 世相に疑問

先日『オバサンとサムライ』を読んで
感想を書いたのですが、

その中にあった養老孟司さんの
ことばが、忘れられません。

*******

今時はね、口先でしゃべっている奴が多いんだ。

だから、今の学生は、ひとが本気でしゃべっている、
ということがわからない。

*******

記憶から再生して書きますので、若干
言葉やニュアンスが異なっていると思います。
養老さん、失礼して申し訳ございません。


養老さんより少しだけ上の世代の
じじばばと暮らしていると、おっしゃってることが
肌身に迫る感覚として、伝わってきます。


「心の相談窓口」急減 全国ハローワーク、旗振り役不在:asahi.comより

2010年03月24日 | 世相に疑問
気になるニュースを拾いました。


「心の相談窓口」急減 全国ハローワーク、旗振り役不在

新たに張られた社会のセーフティネットが
早くもほころび始めていることを
報じる記事。

縦割り行政の3者「譲り合い」で
ハローワークに置かれた「心の相談窓口」が
減少しているとのこと。


背景には、財政負担の押し付け合いが透けて見えます。

行政であるハローワークは、雇用保険を基盤として
行われている事業・・のはず。

そして、ハローワークを舞台とする相談には
「受益者負担」の原則は持ち込めないはずだし、
持ち込んでもいけないもののはず。

また、カウンセリングは、
人の心を解きほぐし、解決の道を探り、示唆するもので
直接、何かを生み出すものではない仕事。
でも、とても大事な仕事。

すなわち、おカネを生み出す仕組みには
なりにくいと思います。

はっきりいうと、医療・福祉分野の仕事ではないかと
思うのです。

カウンセラーになるには、勉強も大変だし
臨床心理士の資格を取るには、心理学の大学院を卒業、
その後10年は、経験を積みつつ勉強をしていかないと
一人前になれない仕事、らしいです。

そんな方々を雇うには、それなりの報酬、必要ですよね。


近頃の労働条件の低下を見ていると、
鬱にならない方がおかしい、と思うくらいの
働き方を特に若い世代はさせられているようなので

ハローワークの「心の相談窓口」は
有効なセーフティネットだと、思うのですが。

非実在青少年問題について、あれこれ

2010年03月18日 | 世相に疑問
わたしは思春期、
竹宮恵子氏の『風と木の詩』を愛読していました。
人間の姿に迫る、素晴らしい作品だと思います。

でも、「非実在青年」の規制にひっかかるのでしょうか。

(追記:いや、もろ、ひっかかること、思い出しました。
主人公の一人ジルベールの過酷な生い立ちがありましたっけ・・。)


      



世界中に存在する「あなた」たちへ
という、ブログ記事を発見しました。

拙ブログでも取り上げた
みうらじゅん『正しい保健体育』に匹敵する、
素敵な記事だと思います。

人間は、清いだけの存在ではありません。
それは大人のほうが重々わかっているのでは
ありませんか?


対して、都小Pが出した緊急要望書を読みました。

青少年健全育成条例改正案の成立に関する緊急要望書を提出

これも、ムスメを持つ親としては、よくわかります。

児童ポルノは許せない!実際に被害者もいる!
架空とはいえ目を覆うような作品が
簡単に手に入る状況を憂慮、という内容です。

単純明快。でも、それだけ。

ところで、青少年の定義が明確でないのですが
だいたい
小学校~18歳~20歳の年齢の者を指すようです。

http://www.h6.dion.ne.jp/~gakuhoku/seishonen.htm


      


「第三十号議案
東京都青少年の健全な育成に関する条例の一部を改正する条例」
をがっつり読みました。

総論賛成、各論反対。

児童ポルノの規制には賛成。
たとえ架空キャラが相手でも、明らかな幼児・児童が
対象になった性的描写をもし見たら、嫌悪すると思います。

自分の子どもからも、遠ざけたいと思います。
(いくつになるまで遠ざけるかは、いまは
考慮できません)


引っかかっているのは、「非実在青年」表現規制のあいまいさ。

「東京都細則で定める基準」
というものが、「第三十号議案」の文中にあるのですが
ここは、これから決まるのでしょうか。

いったい、何を「健全」とし
何を「有害」とするのでしょうか。


そして、表現の自由を規制すること自体が、
思想統制につながりそうで、嫌悪。

思春期の「春」は、ずばり「セックス」の意味ですから
アンナコトやコンナコトを悶々と
妄想して、大人になっていくものではありませんか?

みうらじゅん氏のいう「自分塾」、開催しませんでしたか?

妄想を、紙に表現するのは、いけませんか?
それによって抑圧されたエネルギーを解放でき
かえって犯罪への抑止につながるかも知れません。

まあ、そういうものを発表するか否かは
個人の良識が問われるわけですが。


「第三十号議案」には
何人も、児童ポルノをみだりに所持しない義務を有する
とあります。
それは、いったいどういうかたち?

もしも、モンモンをぶつけて
表現したものが規制に引っかかるとすると
どうなるのでしょうか?

憲法にある「表現の自由」との整合性は?

それに、単純に考えても
民法で、女性は16歳から、男性は18歳から
結婚できますから、「非実在青年」を規制するといっても
そのへんはどう整合性をとっていくのでしょうか?

非実在青年問題、紹介記事3連発と当該文書

2010年03月18日 | 世相に疑問
いま、東京都で、児童ポルノの表現を規制しようと
条例改正が、急ピッチで進んでいます。

「非実在青年」問題

都のPTA連合は、これを押しているとか。
えっ!?
わたし、PTA会員だけど、そんな話聞いてないよ~!!

P連の意見は、保護者を代表するではない
と、わかって欲しいです。

      



PC Online's Weekly
緊急!東京都が児童ポルノ規制の美名の下、思想統制への道を開こうとしている
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20100317/1023686/

松浦晋也氏

一番、問題点がすっきりまとまっている印象。
キモの部分を引用します。

 「何を考えるかという内心の自由」ひいては「思想の自由」に、権力が踏み込もうとしているのである。すなわち「児童ポルノの規制」という美名の下に、実際に行われようとしているのは「思想統制」の第一歩なのである。


      



日経ビジネスオンライン
「非実在青年」都条例案:「机上空論」の穴だらけ
――「ロリコン」と「いじめ」から考える<ネット実名性>
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20100315/213387/

伊東 乾 氏

「被害者感情」の観点が欠如した「強者の条例案」

と主張しておられます。

そして、以下の事例と対比させていらっしゃる点が
興味深いです。
以下引用、太字部分は、わたしの手によります。

* * * * * *


いじめ動画と実名漏出

 2月25日、イタリア・ミラノでこんな報道がありました。

 【2月25日 AFP】イタリア・ミラノ(Milan)の裁判所は24日、米インターネット検索大手グーグル(Google)の動画サイトに投稿されたダウン症の10代少年がいじめを受けている動画を放置したとして、プライバシー侵害と名誉毀損の罪で起訴されていた同社幹部と元幹部の3人に、執行猶予付き禁固6月の有罪判決を言い渡した。

* * * * * *


最後に、こう締めくくっていらっしゃいます。

* * * * * *


つまり今回の条例案は、素人の僕が読む限りですが「実在する被害者青年の傷ついた心」などはマトモに考えておらず、業者を丸ごと規制しやすい「非実在青年」などをめぐって、机上の空論で考えられた作文で、今目の前で起こっているネットいじめなど、本当に青少年の健全な育成を阻んでいる問題に、ほとんど実効力ある対策を持っていないもの、と映りました。私の誤読でありましたら、どうかご教示いただきたいと思います。

 「非実在青年」については、小田嶋さんが「被害者いないんだし」と記された通りでしょう。都が本当に真面目に、青少年の健全な育成を考えるのであれば、被害者がいない「非実在青年」なぞというシロモノ以前に、まず、現実に被害者が出ている「実在青年」を守ることから、具体的な施策を、もっとキチンと十全に立てるのが順番ではないのか? 担当者を一喝してやりたい気持ちになりました。

* * * * * *


      


日経ビジネスオンライン
「非実在青少年」という概念は、アダルトっぽくないよね。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20100311/213285/

小田嶋 隆 氏

こちらは軽妙な筆致で、非実在青年問題の
解説をなさっています。

* * * * * *


 つまり彼らは、萌えイラストを法の網にかけるために、新しい概念を発明したのだね。
 非実在青少年。なんというバーチャルリアリティな情熱。

(中略)


「別にオッケーなんじゃない? 被害者いないんだし」
「いいえ。問題は被害者の有無ではありません。児童を性的に扱うという趣味性のおぞましさそのものが問題なのです。絵であれCGであれ音声であれ、子供を性的な関心の対象とするということ自体が規制されなければ、問題は解決しません」

 と、議論は、おおよそ二つの方向で闘わされている。

* * * * * *


ということなのですが、妄想児童ポルノの作品、
現物をもし、目の前に見せられたら、どう思うでしょうか。

専門委員が、作品を見ながら我を失っていった様子が
下記の議事録を読むと、つぶさにわかるそうです。

 第28期東京都青少年問題協議会議事録
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/09_28ki_menu.html


ですが、問題は、違うところにあるとのこと。


      


当の、

「第三十号議案
東京都青少年の健全な育成に関する条例の一部を改正する条例」


という、文書でしか回っていないという資料を
冒頭の松浦晋也氏が、公開なさっていたので
DLして拝借いたしました。

ファイル名を右クリックして、
対象をファイルに保存、でダウンロード
してみてください。

カタリバ大学より、いい言葉を拾いました

2010年03月17日 | 世相に疑問
カタリバ大学、というものがあるそうです。
Twitterで時折見かけるので、知りました。


カタリバ大学第14講 
「復習ゼミ:ぼくたちの<新しい公共>」より
2010/2/22(月) 19:00- @中野商工会館 by NPOカタリバ
ゲスト:寺脇研(京都造形芸術大学・映画評論家)

ゼミの内容が、ネット中継されまして
どなたかがまとめて頂いたのをどこかで
拝見しました。

その中で、ぐっときた言葉をご紹介します。


福嶋氏:権力は危険物。首長は危険物を扱っている意識を持つべき。


・・・権力は、首長でなくても
さまざまなレベルの人でも
それなりのものを持っているはずです。

PTA会長、社長、校長、自治会長・・・

「長」のつく方の言葉、たとえ何気なく発されても
あるいは文書にされたとしても
それなりの拘束力・強制力を、受け手である
わたしたちは感じるものです。

リーダーとなる方には、やはり、それなりの
芯を持っていていただきたい。

保身など考えて玉虫色の答弁をしたり、
視野狭窄に陥ることのないよう
フェアに物事をみて、判断してほしいものです。

旧日本軍が、中国に遺棄してきた毒ガス弾の問題

2010年02月08日 | 世相に疑問
昨日、ご紹介した記事のサイトをチェックしたら

旧日本軍が、中国に遺棄してきた毒ガス弾
および毒ガス弾の材料(ドラム缶で遺棄)の問題を
紹介している記事に出会いました。


「戦争が終わって60年
今もなお傷つけられる人々と出会って」


第3回集会 2005年7月9日
海南友子(ドキュメンタリー作家)
http://comcom.jca.apc.org/heikenkon/20th/kainan/kainan_1.html


旧日本軍の悪事として、

  従軍慰安婦 (婦女子をかどわかして旧日本軍兵士の伽の相手をさせた) や

  731石井部隊 (中国人を牢に閉じこめ病原菌の人体実験をした)

のことは知っていましたが、
こんな恐ろしいことがまだあったとは
知りませんでした。

65年前の戦争の不法廃棄物で
新たに苦しみに遭われる
中国のかたが、いらっしゃるなんて。

いえ、実は日本にも、旧日本軍の
ガス弾の材料が小規模単位で
散在しているとのことで、けして
対岸の火事ではありません。

そして、レポートの中にあった
自覚なく化学兵器を作らされた青少年の方々の話。

彼らは、中国側からみたら加害者なのですけれど
ある意味では被害者とも言えます。


どんな兵器か詳しく知らせないで
毒ガスのことを「人道兵器」と説明した
管理側の、おためごかしの論法には

あきれるやら、今に通じるものを感じるやら・・・。

第1次離婚危機! 我が子の誕生でうつになる夫たち - コラム - ビジネスEX

2010年01月24日 | 世相に疑問
ネットで偶然見つけた記事。

第1次離婚危機! 我が子の誕生でうつになる夫たち - コラム - ビジネスEX

男性視点からの論理が、新鮮。


      



男性から見た育児不安!?
というより、家庭危機??

育児は大変なのよ!・・・と、筆者に言いたい。

第一、出産直後は「産褥期」といって
身体の回復のために
1ヶ月は外出禁止、布団は敷きっぱなしにしておいて
疲れたら横になって、と病院からも
指導されます。

「床上げ」という言葉が古来から
あるくらいです。

原則3時間おきの授乳で
慢性的な寝不足になるし、
休日はないし、赤ちゃんの都合は待ったなし。
一日、振り回されてしまう。

それに、女性は、家庭に入ると
とたんに「認めてくれる人のいない世界」に
入ってしまう。

くわえて、同じ事の繰り返しの毎日に
社会から置いてきぼりになった
孤独感は、相当なものなのです。


何もかも初めてで
慣れない育児でへとへとな上に

ご主人からねぎらいの言葉もなく
「メシ、風呂、寝る」の感覚でいられたら
たまったものではない。

・・・世の男性には、そこんとこ、
子育て女性の実情という物、理解して欲しい。


      



もっとも、男女ともに大変なのは確実。

男性だって、競争企業社会で、
毎日戦っているはず。

大変合戦をいいあっていたら、
一生、歩み寄れっこないもの。

だから、あえて、お互いに

 「おつかれさま。毎日、ありがとう。」

と声を掛け合ってはいかがでしょう?

自分が言って欲しい言葉を、
相手に、かけてあげるの。

これで、大分、精神的な大変さが
楽になると思うのだけど。


      



とはいえ、一番の犯人は、

スレッカラシになるまで、人をこき使う

企業社会にあると、わたしは思います。


子どもが日々成長するのは、喜びですから
これを見守れない毎日って
寂しいと思います。

それよりも何よりも、子を産み、育てることは
生きとし生ける物すべての
一番の存在意義であるはず。

子育てに希望が持てない社会なんて、
悲しすぎます。

『人生の1割だけ、超マジでやりぬく!』:河合薫:日経ビジネスオンライン

2010年01月21日 | 世相に疑問
前記事で紹介した
日経ビジネスオンラインの河合薫氏の文、
こちらもおもしろかったので紹介します。

「人生の1割だけ、超マジでやりぬく!
 -「9対1の法則」が若手社員を動かす」

Author:河合薫


      


胸の空くような思いがしました♪


自主性が乏しいといわれる若手社員に
どのように教育すればよいか、というお話です。


品川女子学院校長の、漆 紫穂子氏
おっしゃるところの
やる気のスイッチが入る」お話に通じるな、と。

『“誰”のための仕事なのか?-リストラで“人”が失うもの』:河合 薫:日経ビジネスオンライン

2010年01月21日 | 世相に疑問
日経ビジネスオンラインで、また気になる
記事を見つけました。

  『“誰”のための仕事なのか?
   -リストラで“人”が失うもの』

  Author:河合 薫


共感した部分を、つまみぐい的に引用します。

      



仕事に伴う「潜在的影響」が全く無視され、経済的困窮ばかりが注目されている今の世の中、本当にこれでいいのか。人を企業の単なる“道具”として扱っていていいのか、真剣に考えるべきじゃないのか。会社が生き残っていくには、そこにいる社員一人ひとりを、金儲けの道具としてではなく、大切な人、として扱うべきじゃないだろうか。

(中略)


 「仕事=金儲け」という発想がいつからか当たり前になったことで、日本人の幸福感が変わってしまったように思う。給料が上がらなかろうが、無駄な仕事が多かろうが、一緒に働くことで派生する人とのつながりがもたらす幸福感について、仕事は誰のためのものなのかについて、経営者だけでなく、「自分は能力がある」と自負している人も、今一度考えてみるべきじゃないだろうか。

      


本論は、もっと深く、人の生きる意味について
迫っています。

考えさせられることが多いです。

生きづらさの時代 「家庭教育」を問い直す 備忘録:気になるブログ記事を記録

2010年01月11日 | 世相に疑問
ネットサーフィンをしていて
気になるブログ記事を見つけたので
ブックマーク代わりにリンクします。


ブログ:土佐のまつりごと
「生きづらさの時代 「家庭教育」を問い直す 備忘録」

わたし自身の興味あるテーマと
かぶります。
でも夜遅いので、リンク先は
ゆっくり読み直します。



「皆で決めたことは間違っているに決まっている」:宮台真司氏

2010年01月09日 | 世相に疑問
PTA問題を一緒に整理している仲間から、
教わった概念です。

TBSのラジオ番組
宮台真司さんがラジオでしばしば口にされている
言葉だそうで

その真意は

議決する皆が賢ければいいけれど
もしも皆が「バカ」だったら・・・?
間違った方向に進んでしまわない??

そして、歴史的にもそれが証明されているケースがある、と。
ヒットラーに全権を委任した
議決があり、それは民主主義のルールに則って
決められた事項である代表的な失敗例だ、と。

民主主義の先進地域、ヨーロッパやアメリカは
その思想をもっているがために
議決事項を再検証する仕組みを
あらかじめ持っている、とのことです。


とってもエキサイティングな話なので
ラジオの受け売りですが、
ご紹介しました。

      


そして思考は飛びます・・。

市民裁判員制度に於いて、
判決には1人以上の本職の裁判官の同意がないと
決定には至れない規定があるそうです。

わたしの友人が、その理由は何だろう?と
かねてから疑問に思っていまして
自分自身も、引っかかっていました。

もしかしたら、通じる話かも知れません。

      


日本にも、賢いリーダーが必要じゃないの?

金持ちになれないと政治の世界では
成功しないニッポン。
どんなお金の使い方をするんだろね??

そして、彼らは、しれっとして
金持ち優遇策、つまり、自分たちに有利な
社会政策ばかり採用するもんだから

  今の貧困問題、
  教育費が高い問題、
  癒着問題、

  いまはお店がなくなったけど
  ノーパンしゃぶしゃぶで
  高級官僚が打ち合わせをする問題

ひずみだらけで 閉塞感漂うニッポン。

いまの、与党党首がそのまま日本の首相となる制度、
問題だらけじゃありませんか。
就任後1ヶ月で辞めちゃったひともいますし。

由来がどこからきたのかは
解りませんが
戦後、アメリカが、日本の国力を削ぐために
決めた制度なんじゃないの?と
うがった憶測をしたくもなります。


首相直接選挙制、憧れるなあ。